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ラジオ英会話 Lesson 188 / 主語位置の空所
Grammar and Vocabulary L188 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L188 / 主語位置の空所
Grammar in Action L188 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceThat’s the painting that impressed me the most.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
それは、私に最も強い印象を残した絵です。
That’s the moment that changed my life forever.
日本語訳: それは、私の人生を永遠に変えた瞬間です。
解説: 「changed」の主語位置が空所です。「that」を用いることで、「the moment」と「changed my life forever」が修飾関係にあることが明確になります。
NoeLia Original Dialog
オリビアはおじいちゃんが若い頃にどんな夢を抱いていたのか気になり、何気なく質問をします。そこから始まったのは、人生の選択がどんな形で未来を作っていくのかを感じさせる、シンプルだけど心に響く思い出話でした。
Olivia: Grandpa, can I ask you something?
Henry: Of course, Olivia. What’s on your mind?
Olivia: Did you always want to be a farmer?
Henry: Not exactly. When I was your age, I wanted to be an inventor.
Olivia: Really? What happened?
Henry: Well, life had other plans for me. But I don’t regret it one bit.
Olivia: Why not?
Henry: Because I met your grandma on my first day working at the farm.
Olivia: No way! That’s so cool.
Henry: That’s the moment that changed my life forever.
Olivia: Wow. So, if you hadn’t worked there, I wouldn’t even exist.
Henry: Exactly, kiddo. Life is funny like that. Every choice leads to something amazing.
オリビア: おじいちゃん、ちょっと聞いていい?
ヘンリー: もちろんだよ、オリビア。何だい?
オリビア: おじいちゃんは最初から農家になりたかったの?
ヘンリー: そうでもないな。君くらいの年の頃は、発明家になりたかったんだよ。
オリビア: 本当に?それでどうして?
ヘンリー: 人生は計画通りにいかないものさ。でも、全く後悔してないよ。
オリビア: どうして?
ヘンリー: 農場で働き始めた初日に、君のおばあちゃんに出会ったからさ。
オリビア: うそ!すごい話だね。
ヘンリー: それが、私の人生を永遠に変えた瞬間なんだ。
オリビア: すごい。もし働いてなかったら、私は存在しなかったってことだよね。
ヘンリー: その通りだ、お嬢さん。人生ってそういうもんだ。どんな選択も素晴らしいものにつながるんだよ。
- on your mind: 気になっていること(「何を考えているの?」というニュアンスで、カジュアルな日常会話で頻出の表現です。)
- not exactly: そうとは限らない/ちょっと違う(相手の質問に対して「完全にはそうではない」というニュアンスを伝える柔らかい表現です。)
- life had other plans for me: 人生は別の道を用意していた(比喩的な表現で、「思い通りにいかなかったけど、結果として別の人生を歩んだ」というポジティブな意味合いを持ちます。)
- not one bit: 全く~ない(「全然後悔していない」のように、完全否定を強調するフレーズとして使用されます。)
- That’s the moment that changed my life forever: それが私の人生を永遠に変えた瞬間だ(「moment」と「forever」を組み合わせることで、その瞬間の重要性を強調しています。)
- I wouldn’t even exist: 私は存在すらしなかった(「wouldn’t」を使うことで、仮定の話を表現しています。ここでは「if」が明示されていなくても、文脈から仮定法であることが伝わる形になっています。)
- kiddo: 坊や/お嬢ちゃん(親しい間柄で使われる呼びかけの表現で、特に祖父母や親が子どもや孫に向けて使うことが多いです。カジュアルで温かみのあるニュアンスがあります。)
- life is funny like that: 人生ってそういうものだ(「funny」は「おかしい」という意味ですが、ここでは「予測できない」というニュアンスで使われています。)
- every choice leads to something amazing: すべての選択が何か素晴らしいものにつながる(「lead to」は「~につながる」を意味し、ポジティブな結果を表すときによく使います。)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
Is there any one painting that stands out to you?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
あなたにとって、際立った絵はありますか?
Is there any place that makes you feel truly at peace?
日本語訳: あなたが本当に安らげる場所はありますか?
解説: 主語位置に空所があり、「any place」を先行詞として「that makes you feel truly at peace」で修飾しています。「that」を使うことで、具体的な場所を特定する質問になっています。感情や場所の話題に適した自然な表現です。
A: You seem really stressed lately. Is everything okay?
B: Yeah, I’ve just been feeling overwhelmed with everything. Work has been crazy, and I barely have time to relax. How about you? Do you ever feel that way?
A: Sometimes. But I have a little coffee shop downtown where I like to go and unwind. It’s quiet, and the staff are really friendly, so it’s kind of my escape.
B: That sounds nice. Is there any place that makes you feel truly at peace? Maybe somewhere that gives you that same cozy feeling?
A: 最近すごく疲れてるみたいだけど、大丈夫?
B: うん、ちょっといろいろなことに圧倒されてて。仕事が忙しすぎて、リラックスする時間がほとんどないんだ。あなたはどう?そんなふうに感じることある?
A: たまにあるよ。でも、街の中心部にある小さなカフェでリラックスするのが好きなんだ。静かだし、店員さんもすごく親切だから、ちょっとした逃げ場所みたいな感じなんだよね。
B: 素敵だね。あなたが本当に安らげる場所って他にもある?そのカフェみたいに居心地がいい感じの場所とか。
- overwhelmed: 圧倒された/手に負えない(「精神的・物理的に多すぎて対応できない」というニュアンスで、ストレスを表現する際に使われます。)
- barely: ほとんど~ない(「ギリギリで」や「かろうじて」という意味で、ネガティブな状況を強調するのに使われます。)
- unwind: リラックスする/気分をほぐす(「リラックスする」の意味ですが、「緊張を解きほぐす」というニュアンスがあり、カジュアルな会話でよく使われます。)
- escape: 逃げ場/逃れる(ここでは比喩的に「現実のストレスやプレッシャーから逃れる場所」を指します。)
- cozy: 居心地の良い(「暖かくて安心できる」ニュアンスがあり、場所や雰囲気を表現するのに使います。)
- feel truly at peace: 本当に安らげると感じる(「feel at peace」で「心が穏やかで平和な状態」を意味し、「truly」を加えることでその感覚を強調しています。)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
I’m a guy who prefers simple things.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
私はシンプルなものが好きな男です。
He’s a friend who gives great advice.
日本語訳: 彼は素晴らしいアドバイスをくれる友達です。
解説: この文では、先行詞「a friend」を「who gives great advice」で修飾しています。友人についての具体的な特徴を述べるときに自然に使えるフレーズです。「who」を用いることで、その友人の特徴を強調しています。
A: I was so confused about which college to apply to. It felt like every option had its pros and cons, and I couldn’t decide what was best for me.
B: Oh, I remember. You were really stressed about it back then. What did you end up deciding?
A: I got some great advice from Josh. He’s a friend who gives great advice, and he helped me figure out which program suited me best. He even helped me narrow it down by looking at the course details together.
B: That’s awesome. Having someone like that must make a big difference. I wish I had someone like Josh when I was deciding on my college.
A: どの大学に出願するか、すごく迷ってたんだよね。それぞれに良いところと悪いところがあって、自分にとって何がベストかわからなかったんだ。
B: ああ、覚えてる。あのとき本当に悩んでたよね。それで、最終的にどうしたの?
A: ジョシュからいいアドバイスをもらったの。彼は素晴らしいアドバイスをくれる友達で、自分に合ったプログラムが何かを一緒に考えてくれたんだ。それに、コースの詳細を一緒に見ながら候補を絞るのも手伝ってくれたよ。
B: それはすごいね。そういう人がいると本当に助かるよね。僕も大学を決めるときにジョシュみたいな人がいてほしかったな。
- apply to: ~に出願する(大学や学校などに願書を出すときに使う表現で、「apply for」は特定のもの(奨学金や職)を申請する際に使います。)
- pros and cons: 長所と短所(ラテン語の pro et contra(賛成と反対)に由来するフレーズです。物事の良い面(pros)と悪い面(cons)を比較する際に使われます。特に選択や決断をする時に便利な表現で、カジュアルな日常会話からフォーマルな場面まで幅広く使用されます。)
- end up: 最終的に~する(行動や結果が最終的にどうなるかを表すフレーズで、カジュアルな日常会話で頻出します。)
- advice: アドバイス(不可算名詞で、「an advice」とは言わない点に注意が必要です。)
- figure out: 理解する/解決する(問題や悩みを「解明する」「答えを見つける」というニュアンスで使われます。)
- suit: 合う/適している(特定の人や状況に「ぴったり合う」という意味で、フォーマル・カジュアルの両方で使用可能です。)
- narrow down: 絞り込む(「narrow」のコアイメージは「幅を狭くする」で、広がっている選択肢や可能性を減らしていくプロセスを表します。「down」を加えることで「範囲を下に狭める」というニュアンスが強調され、具体的な選択肢を絞るという意味になります。日常会話や仕事の場面で頻繁に使われます。)
- look at: 見る/調べる(具体的な情報や詳細を確認する際に使われます。ここでは「コース詳細を一緒に確認する」という意味。)
- make a big difference: 大きな違いを生む(行動や助言が結果に大きな影響を与えるときに使います。)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
My sister has a kid who is in high school.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
私の妹には、高校に通う子どもがいます。
My brother often talks about a colleague who’s really into photography.
日本語訳: 私の兄は写真が大好きな同僚の話をよくします。
解説: 「who’s really into photography」が「a colleague」を説明しています。「colleague」は職場の同僚を指し、仕事関連の関係性を示しています。
A: I’m looking for someone to take pictures for our project. We need someone who’s great at capturing candid moments.
B: How about hiring a professional photographer? Though, it might be a little over our budget.
A: My brother often talks about a colleague who’s really into photography. I’ve seen some of his work, and it’s pretty awesome.
B: That sounds perfect! I hope he’s interested. It would be great if he enjoyed being part of the project.
A: プロジェクトの写真を撮ってくれる人を探しているんだ。自然な瞬間をうまく切り取れる人がいいんだよね。
B: プロの写真家を雇うのはどう?でも、ちょっと予算オーバーかもね。
A: 兄貴が、同僚で写真にめっちゃハマってる人がいるってよく話してるんだよね。その人の作品を見たことがあるけど、めちゃくちゃ良かったよ。
B: それ、めっちゃ良さそうじゃん!興味持ってくれるといいね。プロジェクトに参加してくれると嬉しいなぁ。
- project: プロジェクト(「計画」や「企画」を指す基本単語。学校や仕事の共同作業に関連する場面でよく使われる。)
- great at: ~が得意である(「great」はここで能力やスキルが高いことを意味し、「at」と組み合わせて「~に優れている」ニュアンスを作る。)
- capture: 捉える(ここでは「カメラで瞬間を捉える」という意味で使用。抽象的な概念にも使える汎用性の高い単語。)
- candid moments: 自然な瞬間(「candid」は「率直な」や「自然な」を意味し、写真では「ポーズを取らない自然な瞬間」を指す。)
- hire: 雇う(「仕事やサービスのために人を雇う」という基本動詞。簡潔ながら日常でよく使われる。)
- budget: 予算(「費用」を指す単語。個人の計画や大規模なプロジェクトまで幅広く使える。)
- be over one’s budget: 予算オーバーである(「over」を「~を超える」という意味で使い、日常的なフレーズとして頻出する。)
- into: ~に熱中している(「be into ~」で「~に夢中である」「熱心に取り組んでいる」というカジュアルな表現。)
- work: 作品(ここでは「彼の仕事」という具体的な意味で「作品」を指している。「work」は文脈によって異なる意味を持つ多義語。)
- be part of: ~の一部になる/~に参加する(「part」を使い、「一員として関わる」ニュアンスを表現するフレーズ。)