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ラジオ英会話 Lesson 196 / 高度な関係代名詞節修飾
Grammar and Vocabulary L196 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L196 / 高度な関係代名詞節修飾 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L196 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceThis is the part that I think is strange.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
これは、私が奇妙だと思う箇所です。
This is the moment that I feel has been worth all the effort.
日本語訳: これが、私がすべての努力が報われたと感じる瞬間です。
解説: 「the moment」が「that I feel has been worth all the effort」で修飾されています。関係代名詞節内で「主語」が空所となる位置を意識して構成されており、複雑な感情表現を可能にしています。
NoeLia Original Dialog
幼馴染のイーサンとミアは、高校最後の夏休みに一緒に登山を計画。険しい山道に何度も挫けそうになりながらも、ついに山頂に到達しました。二人は絶景を前に、その努力が報われた瞬間をかみしめています。
Ethan: I can’t believe we finally reached the top of the mountain, Mia. The view is incredible!
Mia: I know, right? This is the moment that I feel has been worth all the effort. Every step was so challenging, but look at this!
Ethan: Totally. Remember that steep section we almost gave up on? I thought we’d never make it past that.
Mia: Same here, but we did it. And honestly, this view makes everything feel so rewarding.
Ethan: It’s like a dream. Let’s take a picture to capture this.
Mia: Great idea! Here, hold the camera steady, and I’ll make sure we both fit in the shot.
Ethan: Perfect. Say cheese!
Mia: Cheese! And now, let’s just sit here for a while. I want to soak it all in before we head back.
Ethan: Agreed. We earned this break.
イーサン: ついに山頂に着いたなんて信じられないよ、ミア。景色が最高!
ミア: ほんとだよね。ここまで頑張って登ってきて本当によかったって、今この瞬間、心からそう思う。一歩一歩が大変だったけど、この景色を見て!
イーサン: まさに。あの急な斜面で諦めそうになったの、覚えてる? あそこを乗り越えられるなんて思わなかったよ。
ミア: 私も。でも私たちはやり遂げた。この景色を見たら、全部が報われる気がするよね。
イーサン: まるで夢みたいだ。写真を撮ってこの瞬間を残そうよ。
ミア: いいね!はい、カメラをしっかり持って。二人ともちゃんとフレームに入るようにするね。
イーサン: 完璧。はい、チーズ!
ミア: チーズ!さあ、しばらくここに座ってよう。帰る前に、この景色を目に焼き付けたいな。
イーサン: そうだね。ゆっくり休むのも、僕たちがここまで頑張ったご褒美だね。
- incredible: 信じられないほど素晴らしい(形容詞で、ポジティブな驚きを伴う感情を表現します。日常会話で「amazing」に近い意味で使われることが多いです。)
- worth all the effort: すべての努力の価値がある(「努力が報われる」といった感情を表現するフレーズで、達成感を伝えるのに便利です。)
- every step: 一歩一歩(文字通り「すべての歩み」を意味しますが、ここでは比喩的に、過程全体を指す表現として使われています。)
- challenging: 難しい/大変な(「困難な」という意味の形容詞で、ポジティブに受け取られることが多い単語です。)
- totally: 本当に/完全に(相手の意見に強く賛成するときに使われるカジュアルな表現。)
- steep section: 急な斜面(具体的な登山用語ですが、他の状況でも「困難な部分」を比喩的に表現できます。)
- rewarding: やりがいのある(努力や仕事の成果が満足感をもたらすことを意味します。)
- capture this: この瞬間を残す(写真や記録を取る際に「capture」を使い、感動的な瞬間を保存するニュアンスがあります。)
- hold the camera steady: カメラをしっかり持つ(具体的な行動を指しつつ、慎重さを表現するフレーズです。)
- say cheese: はい、チーズ!(写真を撮るときの決まり文句で、子どもから大人まで使えるフレーズ。)
- soak it all in: すべてをじっくり味わう(「soak」は本来「浸す」「染み込ませる」という意味がありますが、ここでは比喩的に、景色や雰囲気を心に染み込ませるように楽しむニュアンスを表現しています。風景や体験を深く感じ取りたいときに使えるカジュアルなイディオムです。)
- earned this break: この休憩を得るに値する(「earn」は本来「努力して得る」「報酬を受け取る」という意味があり、ここでは努力の結果としての正当な休憩を表しています。このフレーズは、頑張ったことに対する達成感や自己肯定感を表現する際に使えます。)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
This is an outcome I didn’t think was possible.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
これは、私が可能だと思っていなかった結果です。
This is a memory I never thought would resurface.
日本語訳: これは、私がもう思い出すことはないと思っていた記憶です。
解説: 「a memory」を「I never thought would resurface」で修飾しています。関係代名詞節内で「resurface(再び浮かび上がる)」の主語が空所になっており、忘れられた記憶が戻る驚きを伝える表現です。
A: Look what I found in the attic, Ella—a box full of old photos! I didn’t even know we kept these.
B: No way! This is a memory I never thought would resurface. Here’s a picture of us at that carnival in Brighton!
A: Oh, wow! I completely forgot about that day. We spent all our money trying to win that giant teddy bear at the ring toss game.
B: And we didn’t even win it! But we ended up sharing that ridiculous cotton candy that was bigger than your head. That was still one of the best days ever.
A: 見てよ、エラ。屋根裏でこんなの見つけたんだ!昔の写真がいっぱい入った箱だよ。これ、まだ取ってあったなんて知らなかったよ。
B: うそでしょ!こんな記憶、もう二度と思い出さないと思ってたよ。これ、ブライトンの遊園地で撮った写真じゃない?
A: 本当だ!あの日のことすっかり忘れてたよ。輪投げであの巨大なテディベアを取ろうとして、全部お金使っちゃったよね。
B: 結局取れなかったけどね! でも、あなたの頭より大きかった、あのバカでかい綿あめを分け合って食べたよね。あれは今でも最高の一日だった。
- look what I found: 見てよ、これを見つけたんだ(カジュアルな感動表現で、”look” を強調することで注目を引く言い方)
- attic: 屋根裏(家の構造で頻出する単語で、特に収納や古い物の発見に関連して使われる)
- I didn’t even know: ~なんて知らなかった(驚きや意外性を表現するフレーズで、”even” がニュアンスを強調)
- resurface: 再び浮かび上がる(ここでは「記憶が蘇る」という比喩的な使い方)
- Here’s a picture of: ~の写真がここにあるよ(カジュアルな話し方で、物を紹介するときによく使われる)
- carnival: 遊園地(特に屋外で開催される移動式の遊園地やお祭りを指す)
- I completely forgot about: ~のことをすっかり忘れてた(「すっかり忘れる」を自然に表すフレーズ)
- trying to win: 勝とうとして/取ろうとして(”try to” + 動詞は「~しようとする」という日常的な表現)
- ring toss game: 輪投げゲーム(遊園地やカーニバルの具体的なゲームの名前)
- ridiculous: 馬鹿げた/信じられないくらいの(ここでは「馬鹿でかい」というニュアンスで使われている)
- cotton candy: 綿あめ(遊園地やお祭りの定番のお菓子)
- bigger than your head: 頭より大きい(比喩的にサイズ感を強調する自然な言い方)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
This is the dish that we found too spicy.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
これが、私たちがスパイシーすぎると思った料理です。
This is the project that they evaluated as too risky.
日本語訳: これが、彼らがリスクが高すぎると評価したプロジェクトです。
解説: 「the project」を「that they evaluated as too risky」で修飾しています。関係代名詞節内で「evaluated O as too risky(Oをリスクが高すぎると評価した)」の目的語が空所となり、「the project」に結びついています。この文は、プロジェクトについての評価を述べる際に自然です。
A: I heard your proposed project got rejected. Show me the proposal—I might be able to give you some advice. You know I’ve dealt with situations like this before.
B: Thanks, Emma. This is the project that they evaluated as too risky. It’s the one I pitched to the team for our expansion into the Asian market.
A: Hmm, I see what they mean. The budget might look too aggressive at first glance, especially for such a competitive market. Did you include any contingency plans?
B: I did, but maybe they weren’t detailed enough. If I tweak those and adjust the budget slightly, I think I can make a stronger case.
A: 君が提案したプロジェクト、却下されたって聞いたよ。企画書見せてみて。こういう状況、何度も乗り越えてきたし、何かアドバイスできるかも。
B: ありがとう、エマ。これが、リスクが高すぎると判断されたプロジェクトなんだ。アジア市場への進出を提案したやつなんだよね。
A: うーん、なるほどね。パッと見、特に競争が激しい市場に対して予算がちょっと攻めすぎに見えるかも。予備プランは入れてある?
B: 入れたけど、たぶん細かさが足りなかったかも。そこをもう少し具体的に詰めて、予算も少し見直せば、もっと説得力のある提案ができそうだと思うんだよね。
- proposed project: 提案されたプロジェクト(”proposed” は「提案された」という意味の形容詞で、計画段階のプロジェクトを表現)
- get rejected: 却下される(”get” は受け身の表現にカジュアルさを加える)
- I might be able to: ~できるかもしれない(控えめに提案や可能性を示す表現)
- dealt with: 対処した/取り組んだ(”deal with” の過去形で、問題や状況への対応を表現)
- pitched: 提案した(”pitch” はもともと「投げる」という意味の動詞。そこから転じて、特にビジネスやアイデアを売り込む際に使われる表現。例えば「企画を投げかける」「プレゼンを行う」というニュアンスを含む)
- expansion: 拡大/進出(ビジネスや活動の範囲を広げる意味)
- I see what they mean: 彼らの言いたいことがわかる(”I see” によって理解を示すカジュアルな表現)
- at first glance: 一見したところでは(”glance” は「ちらっと見る」という意味で、短時間の印象を表すフレーズ)
- competitive market: 競争が激しい市場(”competitive” は「競争的な」という意味で、マーケティングで頻出)
- contingency plans: 予備プラン(”contingency” は「緊急時」や「予期せぬ事態」を意味し、計画のリスク対策としてよく使われる)
- tweak: 微調整する(細かい変更を加えるというニュアンスの動詞)
- adjust: 調整する(”adjust” は具体的に数字や計画を修正するときに使うフォーマルな表現)
- make a stronger case: より説得力のある提案をする(”case” は「主張」や「論点」を指し、説得力を高めることを表現)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
She is the woman I asked to give a speech.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年1月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
彼女が、私がスピーチをするように頼んだ女性です。
She is the student I advised to apply for the scholarship.
日本語訳: 彼女が、私が奨学金に申し込むようにアドバイスした学生です。
解説: 「the student」を「I advised to apply for the scholarship」で修飾しています。関係代名詞節内で「advised O to apply for the scholarship(Oに奨学金に申し込むようにアドバイスした)」の目的語が空所となり、「the student」に対応しています。この構造は、助言や提案を表現する際に適しています。
A: I saw you talking to a student after the career seminar. Who was that? She seemed really engaged in the conversation.
B: She is the student I advised to apply for the scholarship. Her name is Sophia. She’s been seriously considering studying abroad, and I thought the scholarship would be a great fit for her.
A: Oh, I see! No wonder she looked so focused during the seminar. That kind of enthusiasm can really take her far.
B: Absolutely. I think the seminar helped her realize how valuable this opportunity is. Plus, she’s already planning her essay topics for the application, so she’s really taking this seriously!
A: キャリアセミナーの後で、生徒と話してるのを見かけたよ。あの子誰?話にすごく夢中になってる感じだったけど。
B: 奨学金に申し込むように私がアドバイスした生徒だよ。ソフィアっていうんだけど、留学を真剣に考えていて、この奨学金がまさに彼女にふさわしいと思ったんだ。
A: そうなんだ!セミナー中もすごく集中している様子だったし、その熱意があれば、きっといい結果が出ると思うよ
B: うん、そうだと思うよ。セミナーで、この機会の重要性に気づいたみたいだし、もう申請用のエッセイのテーマも考え始めてるみたいだから、本気で取り組んでるよ!
- engaged: 没頭している/熱心に取り組んでいる(”engage” は「従事する」「関与する」という意味の動詞で、例えば「活動や会話に参加する」や「注意を引きつける」といった状況で使われる。”engaged” はその形容詞形で、特にポジティブな意味で「夢中になっている」「心を奪われている」といった状態を表す)
- scholarship: 奨学金(進学や留学に関連した費用援助を指す)
- studying abroad: 留学すること(”study abroad” は「海外で学ぶ」という意味で、進学の話題でよく使われる)
- a great fit: ぴったり(”fit” は「合う」という意味で、”a great fit” は「非常に適している」「ぴったり」という意味でカジュアルな表現)
- No wonder: 道理で~だ(”no wonder” は「~なのも当然だ」というニュアンスを含むフレーズ)
- enthusiasm: やる気/熱意(ポジティブな気持ちや意欲を指す単語で、特にビジネスや学業の文脈で頻出)
- take her far: 彼女を成功に導く/遠くへ連れていく(”take ~ far” は「成功する」や「成長する」という比喩的な表現)
- Absolutely.: その通り。(強い同意を示すシンプルな表現)
- valuable: 価値がある(”value” に由来し、「重要な」「有益な」という意味)
- take this seriously: 本気で取り組む(”take ~ seriously” は「真剣に受け止める」という意味で、重要性を強調する表現)