Target Forms L203 / 形容詞による修飾③ 形容詞を重ねる ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms 2024-25

👇こちらはLesson 203のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 203 / 形容詞による修飾③ 形容詞を重ねる
Grammar and Vocabulary L203 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L203 / 形容詞による修飾③ 形容詞を重ねる ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L203 ーNoeLia Original Dialogー

Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence

Key Sentence

l’ll paint a big old house right here.
私はここに大きな古い家を描きます。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

He inherited this valuable antique pocket watch from his grandfather.
日本語訳: 彼は祖父から貴重なアンティークの懐中時計を受け継いだ。
解説: 「valuable antique pocket watch」は、「貴重な」+「アンティークの」+「懐中時計」の順番になっています。「antique(アンティークの)」は時計の時代的な特性であり、「valuable(貴重な)」は主観的な評価のため、一番前に配置されます。

NoeLia Original Dialog

イーサンとレナは、放課後にカフェでおしゃべりをしています。イーサンは、今日父親からとても特別なものをもらったと興奮気味に話し始めます。それは、彼の家族にとって代々受け継がれてきた大切なものでした。

Ethan: Guess what? My dad just gave me something really special today.
Lena: Oh? What is it?
Ethan: It’s his pocket watch. He’s been wearing it every day for as long as I can remember.
Lena: Wow, that’s a big deal. I know how much he values that watch.
Ethan: Yeah, he told me he’s had it for decades. He inherited this valuable antique pocket watch from his grandfather, and now he’s passing it down to me.
Lena: That’s amazing. So it’s been in your family for generations?
Ethan: Exactly. I had no idea until today. It makes me appreciate it even more.
Lena: That’s such a meaningful gift. Are you going to wear it every day too?
Ethan: I think so. It feels like carrying a piece of my family’s history with me.
Lena: That’s really special. Your grandfather would be proud to know it’s staying in the family.

イーサン: ねえ、聞いてよ!今日、父さんからすごいものをもらったんだ。
レナ: え、なになに?
イーサン: 懐中時計だよ。物心ついたときから、父さんが毎日つけてたやつ。
レナ: え、それってすごいことじゃない?お父さん、その時計をすごく大事にしてたでしょ。
イーサン: うん、父さん、もう何十年も持ってたんだって。彼は祖父からこの貴重なアンティークの懐中時計を受け継いで、それを今度は僕に託してくれたんだ。
レナ: すごいね。じゃあ、それって代々受け継がれてきたものなんだ?
イーサン: そうみたい。今日初めて知ったんだけど、それを聞いたらますます大切にしなきゃって思ったよ。
レナ: すごく意味のあるプレゼントだね。イーサンも毎日つけるの?
イーサン: そうしようかなって思ってる。家族の歴史を身につけてるみたいで、なんかいいよね。
レナ: それって素敵だね。きっとおじいさんも、この時計が家族に受け継がれていくのを誇りに思ってるよ。

  • Guess what?: ねえ、聞いてよ!(相手の興味を引くためのカジュアルなフレーズ。話の切り出しに使われることが多い。)
  • for as long as I can remember: 物心ついたときから(「自分が覚えている限りずっと」という意味で、長い時間を強調する表現。)
  • a big deal: 重要なこと、大したこと(”deal” のコアイメージは「取引、交渉」。ビジネスの場面で「重要な契約」=「大きな取引」が意味を持つことから、「重大なこと」「重要な出来事」へと派生した。カジュアルな会話では「それってすごいことだね!」のように相手の話に共感するときにも使われる。)
  • value: 大切にする(動詞として「価値を見出す、大事にする」という意味。)
  • for decades: 何十年もの間(「decade」は「10年」という意味で、複数形にすることで長い年月を表す。)
  • inherit: 受け継ぐ(家族などから物や性質を引き継ぐことを表す。)
  • pass down: 代々受け継ぐ(「inherit」と似ているが、「誰かが意図的に受け継がせる」ニュアンスがある。)
  • for generations: 何世代にもわたって(「家族の伝統」などの文脈でよく使われる。)
  • appreciate: 価値を理解する、大切に思う(「感謝する」の意味もあるが、ここでは「価値を認識して大事にする」の意味で使われている。)
  • meaningful: 意味のある(「emotionally important(感情的に重要な)」というニュアンスを含む形容詞。)
  • carry a piece of ~ with me: ~の一部を持ち歩く(ここでは「家族の歴史を身につけているような感覚」を表現している。)
  • stay in the family: 家族に受け継がれる(「この家族の中に留まり続ける」という意味で、伝統や物が代々続くことを表す。)

NoeLia Extra Examples – Practice ①

Look at that beautiful silk dress.
あの美しい絹のドレスを見て。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

This shop sells delicate porcelain teacups.
日本語訳: このお店は繊細な磁器のティーカップを売っています。
解説: 「delicate porcelain teacups」は、「繊細な」+「磁器の」+「ティーカップ」 の順番になっています。「porcelain(磁器の)」はティーカップの材質であり、本質的な特性なので名詞のすぐ前に配置され、「delicate(繊細な)」は主観的な評価なので前に置かれています。

Conversation Examples

A: This shop sells delicate porcelain teacups. Look at this one—so detailed and elegant. The hand-painted patterns are amazing.
B: Wow, it’s beautiful! But it looks so fragile… I’d be afraid to use it. Imagine dropping it while washing.
A: Yeah, I know what you mean. But I think it would be perfect for special occasions. Maybe for afternoon tea or when guests come over.
B: True. Maybe I should get one for my mom. She loves collecting teacups, and I bet she’d appreciate something this unique.

A: このお店、繊細な磁器のティーカップを売ってるんだよ。見て、これなんてすごく精巧で上品じゃない?手描きの模様がすごく素敵だよね。
B: うわ、ホントに綺麗!でもすごく壊れやすそう…洗ってるときに落としちゃいそうで怖いな。
A: そうだよね。でも特別な日のために持っておくのもいいかなって思うんだ。アフタヌーンティーとか、お客さんが来たときに使ったらいい感じじゃない?
B: 確かに。お母さんに買ってあげようかな。ティーカップ集めるの好きだから、こういう特別なデザインのものなら絶対喜ぶと思う!

  • delicate: 繊細な(「壊れやすい」「細かい作りで美しい」など、慎重に扱う必要があるものを形容する単語)
  • porcelain: 磁器(「陶器(ceramic)」よりも高級感があり、白く滑らかな質感が特徴の素材)
  • detailed: 精巧な(「細かい部分まで丁寧に作られた」「細部までこだわっている」という意味で使われる形容詞)
  • hand-painted: 手描きの(機械で作られたのではなく、職人の手で描かれたことを強調する表現)
  • fragile: 壊れやすい(「繊細で割れやすい」「慎重に扱わないと壊れる」という意味を持つ形容詞)
  • I’d be afraid to ~: ~するのが怖い(「~したらどうなるか分からないから不安」「~するのをためらう」というカジュアルな言い回し。”I’d” は “I would” の短縮形で、仮定的なニュアンスを持ち、「もしそういう状況になったら怖い」という意味を含む。一方で “I’m afraid to ~” だと、すでに怖さを感じていて、実際に行動するのをためらっているニュアンスになる。)
  • special occasions: 特別な日(「誕生日や記念日、特別なイベントなど、日常とは違う特別なシチュエーション」を指す表現。”occasion” のコアイメージは「ある特定の出来事や状況が生じる時」で、比較的一時的なものを指すことが多い。同じ「機会」を表す “opportunity” は「チャンス」や「良いタイミング」という意味で使われ、”event” は「行事」や「出来事」といったよりフォーマルな印象を持つ。)
  • afternoon tea: アフタヌーンティー(軽食やお菓子と一緒に紅茶を楽しむイギリスの伝統的な習慣)
  • come over: 訪ねてくる(友人や家族などが「遊びに来る」「訪問する」という意味のカジュアルな表現)
  • I bet ~: きっと~だと思う(「確信はないけど、ほぼ間違いない」「~だと確信している」というニュアンスで、カジュアルな会話でよく使われる)
  • unique: 特別な、ユニークな(「他にはない」「特別な特徴がある」という意味で、肯定的なニュアンスを持つ形容詞)

NoeLia Extra Examples – Practice ②

How do you like my new black leather jacket?
私の新しい黒い革のジャケットをどう思いますか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

If you take the wrong turn, you might end up on a narrow winding mountain road.
日本語訳: 曲がる場所を間違えると、狭くて曲がりくねった山道に迷い込むかもよ。
解説: 「narrow winding mountain road」は、「狭い」+「曲がりくねった」+「山の」+「道」の順番になっています。「mountain(山の)」は道の種類を示し、最も本質的な特性なので名詞に近く配置され、「winding(曲がりくねった)」は形状を示し、「narrow(狭い)」は主観的な評価のため一番前に置かれます。

Conversation Examples

A: The navigation app says to take the next exit, but that doesn’t seem right. We’re supposed to be heading toward Maplewood, but I don’t see any signs for it.
B: Yeah, this area looks completely different from what I remember. Maybe we should ask someone for directions before we end up in the middle of nowhere.
A: If you take the wrong turn, you might end up on a narrow winding mountain road. I don’t think we want that, especially at night. I heard some of these roads don’t even have streetlights.
B: True. Okay, let’s stop at that gas station up ahead and confirm the route. And maybe grab some snacks while we’re there—I’m starving.

A: ナビのアプリだと次の交差点を右に曲がれって言ってるけど、なんか違う気がする。メープルウッド方面に向かってるはずなのに、それっぽい標識が全然見当たらないんだけど。
B: だよね。この辺、前に来たときと全然雰囲気が違うな。下手したらどこか全然違う場所に行っちゃうかもだし、誰かに道を聞いたほうがいいかもな。
A: 曲がる場所を間違えると、狭くて曲がりくねった山道に迷い込むかもよ。特に夜はそんなとこ絶対行きたくないし。街灯すらない道もあるって聞いたことあるよ。
B: それはヤバいな。じゃあ、ちょうど先にガソリンスタンドがあるし、そこでルート確認しよう。ついでに何か軽く買ってこない?めっちゃ腹減った。

  • signs: 標識(道路標識のこと。複数形なので、目的地を示すさまざまな看板を指している)
  • ask for directions: 道を尋ねる(「ask for ~」は「~を求める」という意味で、「directions(道順)」を尋ねるという表現)
  • end up: 結局~になる(意図せずある状況に至ることを表す)
  • middle of nowhere: 何もない場所/どこか分からない場所(「middle」は「中央・真ん中」という意味だが、「nowhere(どこでもない場所)」と組み合わせることで、「ど真ん中に何もない場所」「辺鄙な場所」というニュアンスになる。田舎や周囲に目印がない場所を指すカジュアルな表現)
  • If you take the wrong turn: 曲がる場所を間違えると(「take a wrong turn」は「間違った方向に進む」という意味の定番表現)
  • streetlights: 街灯(道路を照らす照明。複数形で使用されており、「街灯がまったくない」という意味合いが出ている)
  • confirm the route: ルートを確認する(「confirm」は「確認する」「確定する」という意味で、コアイメージは「何かを確実にする」「正しいことを裏付ける」。例えば、予定や予約、情報が正しいかどうかを再確認する際によく使われる。会話でもフォーマルすぎず自然に使われる表現)
  • grab some snacks: 軽くスナックを買う(「grab」は「手に取る」「さっと買う」というカジュアルな動詞で、食べ物や飲み物とよく組み合わせて使われる)
  • I’m starving: お腹がペコペコ(「starve」は「飢える」という意味で、「I’m starving」は「めっちゃお腹が空いた」というカジュアルな表現)

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