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ラジオ英会話 Lesson 206 / 副詞による修飾① 程度を表す副詞
Grammar and Vocabulary L206 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L206 / 副詞による修飾① 程度を表す副詞 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L206 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceIt’s surprisingly good.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
それは驚くほどいいです。
Their pasta was exceptionally good.
日本語訳: そこのパスタがとびきり美味しかったよ。
解説: 「exceptionally」は「例外的に」「とびきり」という意味の副詞で、「good(美味しい)」のレベルを強調しています。「程度を表す副詞」は形容詞の前に置かれ、その強さや度合いを指定します。「exceptionally」は特に「他と比べても際立っている」ことを強調したいときに適した表現です。
NoeLia Original Dialog
エマは最近イタリア旅行から帰ってきたばかり。ルーカスは彼女の体験談を聞くのを楽しみにしているようです。特にフィレンツェで食べたパスタが忘れられないというエマ。ルーカスも話を聞くうちに、すっかりイタリア旅行に行きたくなってしまったようですね。
Lucas: Emma, how was your trip to Italy? Did you try any amazing food?
Emma: Oh, it was incredible! The food there was on another level.
Lucas: I can imagine! Italian food in Italy must be way better than what we get here.
Emma: Absolutely! Every meal felt like a masterpiece. The flavors were so rich and fresh.
Lucas: That sounds amazing. So, what was the best thing you ate?
Emma: It’s hard to choose, but if I had to pick one, I’d say the handmade pasta I had in Florence.
Lucas: Oh wow, that must’ve been incredible. Now I really want to go to Italy.
Emma: You totally should! And when you do, make sure to try the local restaurants. I went to Trattoria Firenze, and their pasta was exceptionally good, way beyond anything I expected.
Lucas: Okay, that’s it. I’m officially adding Italy to my travel list!
ルーカス: エマ、イタリア旅行どうだった? 何かすごく美味しいもの食べた?
エマ: もう、本当に最高だったよ! 向こうの料理はレベルが違った。
ルーカス: だろうね! 本場のイタリア料理って、こっちで食べるのとは全然違うんだろうな。
エマ: ほんとに! どの料理も芸術作品みたいだったし、味がすごく濃厚で新鮮だったよ。
ルーカス: めっちゃ美味しそう! で、一番美味しかったのは?
エマ: どれも美味しかったけど、フィレンツェで食べた手打ちパスタは格別だったな。
ルーカス: うわ、それ絶対美味しいやつじゃん。もうイタリアに行きたくなってきた。
エマ: 絶対行くべき! で、行ったらぜひ地元のレストランで食べてみて。私、Trattoria Firenzeってお店に行ったんだけど、そこのパスタがとびきり美味しかったよ。想像以上だった!
ルーカス: よし、決めた! イタリア旅行、計画するわ!
- incredible: 信じられないほどすごい(「amazing」と似ているが、より驚きや感動を強調)
- on another level: 別次元(比喩表現で、何かが飛び抜けて優れていることを示す)
- I can imagine!: 想像できるよ!(相手の話に共感するときの自然なリアクション)
- way better: ずっと良い(「much better」よりもカジュアルで強調された言い方)
- masterpiece: 傑作(ここでは料理を芸術作品のように表現)
- flavor: 風味/味(「taste」と似ているが、「風味」や「香り」のニュアンスも含む)
- must’ve been ~.: ~だったに違いない(「must be」の過去形で、過去の出来事に対する確信を示す)
- make sure to ~: 必ず~する(忘れずにやるように念を押す表現)
- way beyond ~: ~をはるかに超えて(「expectation(期待)」などと組み合わせてよく使われる)
- That’s it!: よし、決まり!(何かを決断したときのフレーズ)
- officially: 正式に(ここでは「本気で決めた」という意味でカジュアルに使われている)
- add ~ to my list: ~をリストに加える(「to-doリスト」や「行きたい場所リスト」など、何かの計画を決めたときによく使う)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
His presentation was very good.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
彼のプレゼンテーションはとてもよかったです。
This book is fairly straightforward and easy to follow.
日本語訳: この本はかなりわかりやすくて、読み進めやすいです。
解説: 「fairly」は「かなり」「まあまあ」の意味で、「straightforward(わかりやすい)」と「easy to follow(読み進めやすい)」を強調します。「straightforward」はシンプルで理解しやすい内容に使われ、説明が明確な本や文章について話すときに便利です。
A: I don’t get why this textbook is so complicated. It’s like they’re trying to confuse us on purpose.
B: Yeah, some books make things harder than they need to be.
A: I wish we had something clearer, like the one I used last semester.
B: That one was way better. Unlike this mess, that book was fairly straightforward and easy to follow.
A: なんでこの教科書、こんなにややこしいんだろう?わざと混乱させようとしてるみたい。
B: ほんとだよね。わざわざ難しく書いてる本ってあるよね。
A: もっとわかりやすい本がよかったな。前学期使ったやつみたいにさ。
B: あっちの方がずっとよかったよね。このグチャグチャな本と違って、あの本はかなりわかりやすくて、読み進めやすかった。
- I don’t get why ~: なんで~なのか理解できない(カジュアルな疑問表現。「I don’t understand why ~」よりも口語的)
- complicated: 複雑な(シンプルではなく、理解しにくいものを指す)
- on purpose: わざと(意図的に何かをすることを表す)
- make things harder than they need to be: 余計に難しくする(「本来そこまで難しくないものを、無駄にややこしくする」というニュアンス)
- clearer: よりわかりやすい(「clear(明確な)」の比較級)
- way better: ずっと良い(「better」を強調するカジュアルな言い方)
- unlike ~: ~とは違って(対比を強調するときに使う)
- mess: めちゃくちゃなもの(整理されていない状態を指し、ここでは「ひどい教科書」の意味)
- fairly: かなり(「very」より控えめだが、「a little」より強い程度を表す)
- straightforward: わかりやすい(シンプルで理解しやすいことを指す。余計な回りくどさがなく、説明の流れが整理されていてスムーズに理解できるのが特徴です。clear は「情報がはっきりしている」ことを強調し、simple は「内容自体が複雑でない」ことを示します。concise は「無駄を省いて端的にまとめる」ことに重点を置きますが、straightforward は流れが自然で、迷わず理解できる点が異なります。easy to understand は「広く理解しやすい」ことを指しますが、straightforward は特に説明が明快で、直接的な表現に適しています。)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
His speech was so interesting.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
彼のスピーチはすごく興味深いものでした。
He was enormously successful in his career.
日本語訳: 彼はキャリアで大成功を収めた。
解説: 「enormously」は「桁外れに・ものすごく」という意味で、「successful(成功している)」のレベルを引き上げます。ビジネスや成績などの話題で強調したいときに使えます。
A: So, what do you think of my grandpa? He was really excited to meet you.
B: Uh… no offense, but he was way more playful than I expected. He even joked about challenging me to an arm-wrestling match. I thought he’d be a serious engineer type.
A: Haha, yeah, he does that with everyone. But don’t let that fool you—he was enormously successful in his career.
B: Really? What exactly did he do? I mean, from the way he was joking around, I wouldn’t have guessed he worked on something serious.
A: で、うちのおじいちゃん、どうだった?会うのすごく楽しみにしてたみたいだけど。
B: えっと…悪く言うつもりはないけど、思ったよりずっとおちゃめな人だったよ。腕相撲で勝負しようかって冗談言ってたし(笑)。もっと真面目なエンジニアって感じかと思ってたよ。
A: ふふ、あれいつものやつ。でもね、冗談ばっかり言ってるけど、実はキャリアですごく成功したんだよ。
B: ほんとに?具体的にどんな仕事をしてたの?あの感じからは想像つかないけど、実はすごい研究とかしてたのかな?
- No offense, but ~: 悪く思わないでほしいけど〜(「No offense is meant, but ~」の略。「悪気はないけど〜」と前置きし、失礼にならないように配慮するフレーズ)
- Way more ~ than I expected: 思ってたよりずっと〜(「way more」は「ずっと〜」という意味で、強調するときによく使う)
- Playful: おちゃめな(「冗談好き」「いたずら好き」など、人の性格を表すときに使う)
- Engineer type: エンジニアっぽい人(「〜 type」で「〜なタイプの人」という意味)
- He does that with everyone: 彼は誰にでもああいう感じだよ(「do that with everyone」は「誰に対しても同じようにふるまう」ことを表す)
- Don’t let that fool you: それに騙されないで(「見た目や第一印象と実際のギャップがある」ときによく使う表現)
- What exactly did he do?: 具体的にどんな仕事をしてたの?(「exactly」を入れることで、「具体的に・正確に」というニュアンスを強める)
- Wouldn’t have guessed: 予想もしなかった(「wouldn’t have guessed that ~」で「〜だなんて思いもしなかった」という驚きを表す)
- Work on something serious: 何かすごいことに取り組む(「work on ~」は「〜に取り組む」という意味で、プロジェクトや研究などに使える)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
The test was a little [a bit / a little bit] difficult.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
そのテストはちょっと難しかったです。
The shirt is slightly too big for me.
日本語訳: このシャツ、私には少し大きすぎる。
解説: 「slightly」は「わずかに」という意味で、サイズの違いを控えめに伝える表現。「a little too big / a bit too big」は「ちょっと大きすぎる」と主観的で、不満のニュアンスを含むことが多い。「slightly」は客観的な評価として使いやすい。
A: What do you think of this shirt? I kind of like the design, but I’m not sure if it suits me.
B: Hmm, it looks nice, but does it fit well? The sleeves seem a little long.
A: The shirt is slightly too big for me. The shoulders feel a bit wide, and the fit around the waist is kind of loose.
B: Yeah, I see what you mean. In that case, maybe try the next size down? I think a slimmer fit would look better on you.
A: このシャツどう思う?デザインは結構気に入ってるんだけど、似合ってるかどうか微妙なんだよね。
B: うーん、いい感じだけど、サイズは大丈夫?袖がちょっと長い気がする。
A: ちょっと大きすぎる気がする。肩の部分が少し広いし、ウエスト周りもなんかゆるい感じがするんだよね。
B: あー、確かにそうかも。それならワンサイズ下を試してみたら?もうちょっと細身のほうがしっくりくると思うよ。
- kind of: ちょっと・まあまあ(曖昧な表現で、「完全にそうではないけど、そういう感じもある」というニュアンス)
- Fit well: ぴったり合う(特に服のサイズや形が体に合っているかどうかを確認するときに使う)
- A little: 少し(ここでは「ちょっと長い」など、控えめに表現するときに使う)
- The shirt is slightly too big for me.: このシャツ、私には少し大きすぎる。(「slightly」は「わずかに・ちょっと」という控えめな表現で、客観的な評価を伝えるのに適している。「a little」や「a bit」は主観的で、不満のニュアンスを含むことが多いため、ここでは「slightly」の方が適切。)
- A bit: 少し(「a little」と似ているが、よりカジュアルな表現)
- Loose: ゆるい(服のフィット感が緩いときに使う)
- I see what you mean.: 言いたいことはわかるよ。(相手の意見に共感したり、納得したときに使うフレーズ)
- In that case: その場合は(状況を考慮して次の提案をするときのフレーズ)
- Try the next size down: ワンサイズ小さいのを試す(「try + サイズ」を使って試着を勧めるときの自然な表現)
- Might fit better: もっとフィットするかも(「might」は確信がないときに使う表現で、「より合うかもしれない」という柔らかい提案)
NoeLia Extra Examples – Practice ④
The stars were hardly [barely] visible due to the city lights
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
街の明かりのため、星はほとんど見えませんでした。
Her voice was barely audible over the loud crowd during the last song.
日本語訳: 最後の曲のとき、観客の歓声にかき消されて彼女の声はほとんど聞こえなかった。
解説: 「barely」は「ほとんど~ない」という程度を表す副詞で、形容詞「audible(聞こえる)」の前に置かれることで、「かろうじて聞こえる」または「ほとんど聞こえない」状態を強調しています。
A: This concert is insane! The crowd is so loud! I can barely hear the music!
B: I know, right? Her voice was barely audible over the loud crowd during the last song. I could see her singing, but I couldn’t hear a thing.
A: Yeah, I could only hear the bass. Good thing I know all the lyrics already! I was basically screaming them the whole time.
B: Same! We basically performed the song for ourselves. Honestly, we should be the ones on stage next time!
A: このライブ、やばいね!観客の声がデカすぎて音楽がほとんど聞こえない!
B: ほんとだよね。最後の曲なんて、彼女の声が歓声にかき消されて、ほとんど聞こえなかったよ。口は動いてるのに、全然聞こえなくてさ。
A: うん、ほぼベースの音しか聞こえなかった。でも歌詞は全部覚えてるから問題なし!ずっと全力で歌ってたよ。
B: それな!ほぼ自分たちでライブしてるみたいだったね。正直、次回のライブは僕たちがステージに立つべきじゃない?
- insane: すごい、やばい(ここでは「最高に盛り上がっている」「めちゃくちゃすごい」という意味で使われている。カジュアルなスラングで、ポジティブにもネガティブにも使える。)
- crowd: 群衆、人混み(ライブやコンサートなどのシチュエーションでは「観客」という意味でよく使われる。)
- I know, right?: ほんとそれ!(「共感」を示すフレーズ。特にカジュアルな会話で、相手の意見に完全に同意するときに使う。)
- I could see her singing, but I couldn’t hear a thing.: 彼女が歌ってるのは見えたけど、全然聞こえなかった。(「hear a thing」は「何も聞こえない」という強調表現。)
- Good thing ~: ~でよかった(「It’s a good thing ~」の省略形で、「~だったから助かった」というニュアンス。)
- basically: ほぼ、実質的に(ここでは「ほぼ自分が歌ってたようなもの」という意味で使われている。)
- Same!: それな!(「Me too.」よりカジュアルな言い方で、相手の発言に対して「私もそう!」と共感を示すフレーズ。)
- We basically performed the song for ourselves.: ほぼ自分たちでライブしてた感じ。(「for ourselves」は「自分たちのために」という意味だが、ここでは「自分たちだけが歌っていた」というニュアンス。)
- We should be the ones on stage next time!: 次回のライブは私たちがステージに立つべき!(「should be the ones ~」は「~をやるべきなのは私たちだ」という強調表現。)