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ラジオ英会話 Lesson 208 / 副詞による修飾③ 頻度を表す副詞
Grammar and Vocabulary L208 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L208 / 副詞による修飾③ 頻度を表す副詞 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L208 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar and Vocabulary(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples – 現在完了形
現在完了形
You haven’t lost that much weight.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは、そんなに体重が減っていません。
You haven’t changed a bit since high school.
日本語訳: 君、高校のときから全然変わってないね。
解説: 現在完了形を使うことで、「高校時代から今までずっと変わっていない状態が続いている」ことを表しています。「a bit」を否定することで、「まったく変わっていない」という強調のニュアンスを作っています。
A: Excuse me… wait, is that you, Jake?
B: Oh wow! Emma?! No way! I haven’t seen you in forever! What’s it been, ten years?
A: Yeah! You haven’t changed a bit since high school. Still rocking the same old haircut, huh? Even your jacket looks familiar—don’t tell me that’s the one you used to wear back in the day!
B: Haha, and you still have that dramatic way of talking. Some things never change! But hey, at least I don’t take a hundred selfies before eating like you always did.
A: すみません… え、ちょっと待って、ジェイク!?
B: えっ!?エマ!?マジで!? うわー、めっちゃ久しぶりじゃん!もう10年ぶりとかじゃない?
A: うん! 君、高校のときから全然変わってないね。 相変わらず同じ髪型してるし(笑)。てか、そのジャケット見覚えあるんだけど…まさか高校の時のやつじゃないよね!?
B: ははっ、そっちこそ、相変わらずオーバーリアクションだね!ほんと、変わらないな〜。でもまあ、俺はいいでしょ?君みたいに食べる前に100枚も写真撮ったりしてないしさ(笑)。
- I haven’t seen you in forever!: ほんとに久しぶりだね!(”forever” を使うことで、「ずっと会ってなかった」というニュアンスを強調。)
- What’s it been, ten years?: もう10年ぶりとかじゃない?(時間の長さを推測して言うときによく使うカジュアルな言い方。”What’s it been” のあとにカンマを入れることで、話し手が一瞬考えて「えっと…たぶん10年?」と推測している感じを出している。会話の自然なリズムを表すためのカンマの使い方。)
- Still rocking ~?: まだ~を愛用してるの?(“rock” は本来「岩」「揺れ動く」という意味だが、スラングでは「堂々と身に着ける」「自信を持って使いこなす」という意味で使われる。これは、ロックミュージック(rock music)と関連しており、ロックスターがステージで派手に演奏しながら服装やスタイルを「かっこよく見せる」ことが語源とされる。 そこから、「服や髪型などを自信を持ってキメている」ことを表す表現になった。)
- Same old ~: 相変わらずの~(「昔と全く変わらない」ものを指すカジュアルな表現。)
- Back in the day: 昔はね(「あの頃」「昔」という意味で、懐かしい思い出話をするときによく使われる。)
- Dramatic: 大げさな(感情表現がオーバーなことを指す。冗談めかして「相変わらずオーバーリアクションだね」と言うときに使える。)
- Some things never change.: 変わらないものもあるね。(昔と変わらないことを話すときに使う定番フレーズ。)
- Take a hundred selfies before eating: 食べる前に100枚セルフィー撮る(「めっちゃ写真撮る」ことを誇張して言っている。カジュアルな冗談表現。)
He hasn’t made that much progress on his research.
日本語訳: 彼の研究、そんなに進んでいないね。
解説: 「hasn’t made」により、「過去から現在までの間に大きな進展がない」ことを表し、「that much progress」を使うことで「思ったより進んでいない」ことを強調しています。
A: I ran into Alex today. He was working on his thesis at the café, buried in his laptop as usual.
B: Oh yeah? How’s it going? Is he finally making progress?
A: He hasn’t made that much progress on his research. He said he’s been struggling with the data analysis, and apparently, the software he’s using keeps crashing.
B: That sounds rough. Maybe he should ask for some help instead of trying to do everything alone. I know Jake is good with that kind of stuff—he might be able to help him out.
A: 今日アレックスにばったり会ったよ。カフェで論文の研究してたんだけど、いつものごとくノートパソコンにかじりついてたよ。
B: へぇ、順調なのかな?そろそろ進んでる感じ?
A: いや、あんまり進んでないみたい。データ分析で苦戦してるって言ってたし、使ってるソフトが何回も落ちるらしくてかなりイライラしてたよ。
B: それは大変そうだね。全部一人でやろうとせずに、誰かに相談すればいいのに。ジェイクとかその辺得意そうだから、聞いてみたら助けてもらえるかもね。
- run into: 偶然会う(「ぶつかる」という意味もあるが、ここでは「偶然人に会う」というカジュアルな表現として使われている)
- work on: 取り組む(「何かを進める」「作業する」という意味で、特に研究やプロジェクトなどに対してよく使われる)
- buried in: 〜に没頭している(bury は「埋める」という意味。物理的に地面に埋めるイメージから、何かに深く入り込み抜け出せない状態を表し、「〜にどっぷり浸かる」「没頭する」という意味に派生した。)
- as usual: いつも通り(「普段と変わらない様子」を表す表現で、日常会話でよく使われる)
- struggle with: 〜に苦戦する(「〜に苦労する」「難しいと感じる」という意味で、何かの課題や困難に直面しているときに使われる)
- apparently: どうやら(「聞いた話では」「見たところ」など、確証はないがそうらしいと伝えるときの表現)
- keep crashing: (ソフトが)何度もクラッシュする(「keep + ~ing」で「継続して〜する」。「クラッシュすることが続いている」ニュアンス)
- That sounds rough.: それは大変そう(「rough」は「荒い」「厳しい」という意味で、困難な状況に対して共感を示すフレーズ)
- good with: 〜が得意(「人や物を扱うのが上手」という意味で、人のスキルや対人能力について話すときによく使う。good at は「特定のスキルや分野に秀でている」というニュアンスで、スポーツや学問などの技術的な能力を指すことが多い。)
- help out: 手伝う、助ける(”help” に “out” を加えることで、「困難な状況から抜け出せるように手助けする」「問題を解決するためにサポートする」というニュアンスが生まれる。”out” は「外へ」「解決する」という意味を持ち、ここでは「助けることで相手を問題や困難から抜け出させる」イメージを強調している。)
NoeLia Extra Examples – 目的語説明型
目的語説明型
I take it easy.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は気楽にやっています。
He keeps it real.
日本語訳: 彼は自然体でいるよ。
解説: 「it = real」の関係があり、「自分を偽らず、ありのままでいる」という意味になります。「keep」は「その状態を保つ」ことを示し、「real」を加えることで「誇張せず、自然に振る舞う」ことを表します。特にカジュアルな会話や、ストリートカルチャーの文脈でよく使われる表現です。
A: I don’t get it. How does Matt always stay so calm, no matter what? Even when the boss is freaking out, he just sits there like it’s no big deal.
B: Yeah, he’s like that. He never gets caught up in drama. I swear, you could tell him the company is shutting down, and he’d just be like, “Oh, okay.”
A: He keeps it real, huh? I wish I could be more like that. I overthink everything, and it’s exhausting.
B: You totally can! Just take a deep breath and let things go. Not everything needs to be a big deal.
A: ほんと不思議なんだけど、マットって何があってもどうしてあんなに冷静でいられるの?上司がパニクってても、普通に座ってて平気な顔してるし。
B: そうなんだよね。どんなゴタゴタにも巻き込まれない。会社が潰れるって言われても、「ああ、そうなんだ」って言いそうじゃない?
A: 彼は自然体でいるよね。私もあんな風になれたらなぁ。私なんていちいち考えすぎて疲れるよ。
B: なれるって!深呼吸して、いちいち気にしないこと。なんでも大ごとにする必要ないよ。
- I don’t get it: よく分からない(「理解できない」という意味で、会話の冒頭で疑問を呈するときによく使うフレーズ。)
- no matter what: 何があっても(「どんな状況でも変わらずに」という強調表現。)
- freak out: パニックになる/取り乱す(”freak” は元々「異常なもの」「奇人」を意味し、そこから「極端な反応をする」「取り乱す」というスラング的な使い方に派生した。特に「感情的になりすぎる」「コントロールを失う」といったニュアンスを持つ。)
- sit there like it’s no big deal: 何事もなかったかのように座っている(「特に気にせず平然としている」様子を表すフレーズ。)
- get caught up in ~: 〜に巻き込まれる(「トラブルや感情的な状況に巻き込まれて影響を受ける」ことを意味する。)
- drama: ゴタゴタ/揉め事(ここでは「大げさな出来事」や「人間関係のトラブル」を指すスラング的な使い方。)
- I swear: 本当に/マジで(「本当にそうなんだ」と強調したいときに使うカジュアルな表現。)
- be like: 〜って感じ/〜と言う(「〜という反応をする」という口語表現で、会話の中でよく使われる。)
- He keeps it real: 彼は自然体でいる(「飾らずに本当の自分でいる」「偽らずに率直に振る舞う」という意味のスラング。)
- exhausting: 疲れる/消耗する(「精神的・肉体的にエネルギーを使い果たす」ような状況を表す。)
- take a deep breath: 深呼吸する(「リラックスする」「落ち着くために息を深く吸う」という意味のフレーズ。)
- let things go: 気にしない(「こだわりすぎず、物事を流れに任せる」という意味の表現。)
- Not everything needs to be a big deal: 何でも大ごとにする必要はない(「全部を深刻に受け止めなくてもいいよ」という意味のアドバイス的な表現。)
We left it open.
日本語訳: それは未定のままにしておいた。
解説: 「it = open」の関係があり、「(予定や選択肢を)決めずに開かれた状態にしておく」という意味になります。「leave」は「その状態のままにする」ことを表し、「open(開かれた)」を加えることで「締め切りや予定を確定せず、柔軟にしておく」というニュアンスを持たせます。予定調整や会議の場面で使われます。
A: Are we still having dinner with Ryan this weekend? I wasn’t sure if the plan was still on.
B: Yeah, but we haven’t set the time yet. He said he’s flexible, so we can decide based on when we’re free.
A: Oh, so we left it open? That works. I’ll check what time I’m free after I get my shift schedule tomorrow.
B: Cool. Just let me know by Friday so I can make a reservation—maybe at that Italian place Ryan mentioned last time.
A: 今週末、ライアンとご飯行くんだよね?
B: うん、でも時間はまだ決めてないよ。ライアンはいつでも大丈夫って言ってたから、私たちの予定に合わせて決めようってことになってるよ。
A: あ、じゃあ未定のままにしてる感じ?それなら助かる。明日シフトが出るから、それ見て空いてる時間確認するね。
B: 了解。金曜までに教えてくれたら予約するよ。ライアンが前に言ってたイタリアンとかどう?
- still on: まだ予定通り(「計画がまだ有効かどうか」を確認するフレーズ。イベントや約束が予定通りかどうかを聞く際によく使われる。)
- set the time: 時間を決める(「set」は「決める」「設定する」という意味。「set a date(日時を決める)」のように他のスケジュール調整にも使える。)
- flexible: 融通が利く(予定やスケジュールに関して、状況に応じて調整できることを表す。)
- that Italian place: 例のイタリアンのお店(「that」を使うことで、以前話題にしたお店であることを示す。カジュアルな会話でよく使われる表現。)