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ラジオ英会話 Lesson 216 / 否定③「not+強い表現」のコンビネーション
Grammar and Vocabulary L216 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L216 / 否定③「not+強い表現」のコンビネーション ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L216 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceNot many people would say that book is their favorite.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あまり多くの人々は、その本がお気に入りだとは言わないでしょう。
Not all of my jokes would make people laugh.
日本語訳: 私のジョークがすべての人を笑わせるわけではないでしょう。
解説: 「not all」は「すべてが~というわけではない」という部分否定で、「私のジョークの中には面白いものもあるが、すべてがウケるとは限らない」ことを表している。
NoeLia Original Dialog
リリーは、おじいちゃんのベンジャミンがジョーク好きだったという話を聞いて、興味津々です。ベンジャミンは、孫を笑わせるために、昔から得意のジョークを披露しますが、果たしてリリーは笑ってくれるのでしょうか?
Benjamin: You know, Lily, when I was your age, I used to tell jokes all the time to make my friends laugh.
Lily: Really? Grandpa, tell me one of your best jokes!
Benjamin: Alright, here’s a classic. Why don’t skeletons fight each other?
Lily: Hmm… I don’t know. Why?
Benjamin: Because they don’t have the guts! Hahaha!
Lily: …Grandpa, that’s so bad!
Benjamin: Hey! Not all of my jokes would make people laugh, but that one’s a classic!
Lily: Maybe it’s classic because it’s old, Grandpa.
Benjamin: Oh, come on! I bet your grandma would laugh at that one.
Lily: I don’t think so. But okay, I’ll give you one more chance. Make me laugh!
Benjamin: Challenge accepted! Okay, why did the tomato turn red?
Lily: Why?
Benjamin: Because it saw the salad dressing! Hahaha!
Lily: …Grandpa, no. Just no.
ベンジャミン: いいかい、リリー。おじいちゃんが君くらいの頃、よく友達を笑わせるためにジョークを言ってたんだよ。
リリー: 本当?じゃあ、おじいちゃんの最高のジョークを聞かせて!
ベンジャミン: よし、じゃあ定番のやつを。骸骨はなぜ戦わないか知ってるかい?
リリー: うーん…わかんない。なんで?
ベンジャミン: だって、ガッツ(根性・内臓)がないからさ! ハハハ!
リリー: …おじいちゃん、それダサいよ!
ベンジャミン: おいおい! そりゃ、僕のジョークがすべての人を笑わせるわけではないけど、これは定番のやつだぞ!
リリー: それ、定番じゃなくて古いだけじゃない?
ベンジャミン: そんなことないさ!きっとおばあちゃんは笑ってくれるよ。
リリー: いや、どうだろう。でもまあ、もう一回チャンスあげる!笑わせて!
ベンジャミン: よし、受けて立とう!じゃあ、トマトはなぜ赤くなったでしょう?
リリー: なんで?
ベンジャミン: サラダのドレッシングを見ちゃったからさ!(※dressing=服を着る、のダブルミーニング) ハハハ!
リリー: …おじいちゃん、もういいよ。
- You know,: ねえ(会話を始めるときの自然なつなぎ言葉。相手の注意を引くために使われる。)
- Here’s a classic.: これは定番のやつだよ。(「classic」は「定番」や「昔からあるもの」という意味で、ジョークや映画、曲などに使われる。)
- They don’t have the guts!: 彼らにはガッツ(内臓・根性)がないからさ!(「guts」は「内臓」と「勇気・度胸」のダブルミーニングで、ジョークによく使われる。)
- That’s so bad!: それ、ダサい!(ジョークが面白くなかったときに言うカジュアルなリアクション。)
- Maybe it’s classic because it’s old.: たぶん定番っていうか、ただ古いだけじゃない?(直訳: 「たぶん、それが定番なのは古いからだ。」→ 「classic(定番)」は本来ポジティブな意味だが、「because it’s old(古いから)」と結びつけることで、「本当に価値があるのではなく、ただ古いだけでは?」という皮肉や疑問のニュアンスが生まれているため。)
- I bet ~.: きっと~だよ。(「bet」は「賭ける」という意味だが、カジュアルな会話では「たぶん~だと思う」の意味で使われる。)
- Challenge accepted!: その挑戦、受けて立とう!(カジュアルなノリで、相手の提案や挑戦を受け入れるときに使う。)
- Because it saw the salad dressing!: サラダのドレッシング(服を着るの意)を見ちゃったから!(「dressing」は「ドレッシング」と「服を着る」という意味のダブルミーニング。)
- Just no.: いや、もういい。(ジョークやアイデアがイマイチだったときに使う、カジュアルな拒絶表現。)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
Life is not always easy.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
人生はいつも簡単というわけではない。
People are not always what they seem.
日本語訳: 人は必ずしも見た目通りとは限らない。
解説: 「not always」は「いつも~とは限らない」という部分否定で、外見や第一印象が必ずしもその人の本質を表すとは限らないことを示している。
A: I don’t get why Mia is still dating Jake. He seems so boring. I swear, every time I see him, he’s either reading some dense philosophy book or just staring out the window like he’s in a movie.
B: Yeah, but I heard he’s actually really thoughtful and funny when they’re together. Like, last week, Mia was super stressed about her exams, and guess what? Jake showed up at her place with a box of homemade cookies. Apparently, he bakes when he’s worried about her.
A: Really? I guess people are not always what they seem. I thought he was just some introverted bookworm.
B: Exactly! Who knew the serious philosopher was actually a secret baker? Honestly, kind of impressive.
A: ミアがなんでまだジェイクと付き合ってるのか理解できないんだよね。なんか退屈そうに見えない?だって、いつ見ても分厚い哲学書読んでるか、映画のワンシーンみたいに窓の外をぼーっと眺めてるかじゃん。
B: うん、でも二人きりだと、意外と気が利いてて面白いらしいよ。先週、ミアが試験前でめっちゃストレス溜まってたんだけど、ジェイクが自家製クッキーの箱持って家に来たんだって。ミアのこと心配すると、お菓子作りするらしいよ。
A: え、マジで?人は必ずしも見た目通りとは限らないんだな。ただの内向的な読書オタクかと思ってた。
B: でしょ?まさか哲学オタクが隠れパティシエだったとはね。普通にすごくない?
- I don’t get why ~: なんで~なのか理解できない(「I don’t get it.」は「よくわからない」の意味で、疑問や困惑を表すカジュアルな表現。)
- I swear: 本当に/マジで(強調表現。「本当にそうなんだよ」と相手に信じさせたいときに使う。)
- dense: 難解な/分厚い(ここでは「dense philosophy book」で「難しい哲学書」を意味する。)
- like he’s in a movie: 映画のワンシーンみたいに(比喩表現で、ロマンチックな雰囲気を醸し出している様子を表している。)
- funny: 面白い(「笑わせる」という意味での「面白い」。英語の「funny」は「楽しい」より「笑える」に近いニュアンス。)
- and guess what?: で、なんだと思う?(相手の興味を引きつけるためのフレーズ。)
- showed up: 現れた(「どこからともなく出てきた」というニュアンスがあり、意外性を伴うことが多い。)
- Apparently, ~: どうやら~らしい(「確証はないが、聞いた話や見た限りでは~のようだ」と伝えるときに使う。)
- I guess: たぶん~かな(推測をやわらかく伝える表現。「I suppose」よりカジュアル。)
- introverted: 内向的な(社交的ではなく、一人でいるのが好きな性格を表す。)
- bookworm: 本の虫/読書オタク(「worm(虫)」と組み合わせることで、「本を読むことに没頭している人」という意味になる。)
- Who knew ~?: 誰が~だと思った?(意外な事実に対して驚きを表す表現。)
- serious philosopher: 真面目な哲学者(「serious」をつけることで、「真剣に考えてばかりいる人」というニュアンスを強調している。)
- secret baker: 隠れパティシエ(「secret」をつけることで、「見た目からは想像できない意外な一面」を強調している。)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
That’s not necessarily true.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
それは必ずしも本当ではない。
Being rich doesn’t necessarily mean being happy.
日本語訳: お金持ちだからといって、必ずしも幸せとは限らない。
解説: 「not necessarily」は「必ずしも~とは限らない」という意味で、一般的に「お金=幸せ」と思われがちだが、そうとは限らないことを伝えている。
A: I just bought a lottery ticket. If I win, I’m quitting my job, buying a beachfront house in Hawaii, and living off coconut drinks and sunsets.
B: Sounds like a dream, but you know, being rich doesn’t necessarily mean being happy. Look at all those rich celebrities who end up miserable.
A: Yeah, yeah, I get it. But I’d rather be rich and figuring out happiness than broke and stressing over rent every month.
B: Fair point. Just don’t forget about your best friend when you’re sipping margaritas on your private yacht, okay?
A: 宝くじ買っちゃった!当たったら仕事辞めて、ハワイのビーチ沿いの家買って、毎日ココナッツジュース飲みながら夕日眺めて生きるわ。
B: 夢みたいな話だけどさ、お金持ちだからといって、必ずしも幸せとは限らないんだよ?セレブが結局不幸になる話、よく聞くじゃん。
A: はいはい、わかってるよ。でもさ、貧乏で毎月家賃に悩むより、お金持ちになって幸せの見つけ方を考える方がよくない?
B: それも一理あるな。でも、プライベートヨットでマルガリータ飲んでるときに、親友のことを忘れないでよ?
- lottery ticket: 宝くじの券(「lottery」は「宝くじ」、「ticket」は「券・チケット」を意味するので、「lottery ticket」で「宝くじの券」になる。)
- If I win: もし当たったら(「win」は「勝つ」だけでなく、「宝くじが当たる」という意味でも使われる。)
- beachfront house: ビーチ沿いの家(「beachfront」は「ビーチの正面」「海沿いの」という意味で、海の近くの豪華な家を指すことが多い。)
- live off ~: ~で生活する(「live off」は「~を頼りに生活する」という意味で、金銭や食料などに依存して生きることを表す。「off」は「~から供給を受ける」「~の支えで生きる」という意味を持ち、もともと「~から切り離されている」というコアイメージがあるが、ここでは「~を資源として利用する」という派生的な意味で使われている。「live off coconut drinks and sunsets」は誇張表現として「南国の楽園でのんびり暮らす」ことを示している。)
- but you know,: でもさ(「you know」はカジュアルな会話でよく使われる相手への呼びかけ。)
- end up ~: 結局~になる(「end up」は「最終的に~の状態になる」という意味で、予想とは違う結果になったときによく使われる。)
- miserable: みじめな、不幸な(「miserable」は「すごく不幸」「悲惨」という意味を持ち、ここでは「セレブが結局不幸になる」ことを表している。)
- I’d rather ~ than ~: ~するよりも、むしろ~したい(「I’d rather be rich and figuring out happiness than broke and struggling.」は「貧乏で苦しむより、お金持ちになって幸せを探す方がいい」という比較の表現。)
- broke: お金がない、金欠(「broke」は「破産した」という意味ではなく、カジュアルに「金欠」の意味で使われる。)
- stressing over ~: ~にストレスを感じる(「stress over ~」は「~についてストレスを抱える」というカジュアルな表現。)
- Fair point.: 一理あるね。(「Fair point.」は「それもそうだね」「納得できる意見だね」という意味。)
- sipping margaritas: マルガリータを飲みながら(「sip」は「ちびちび飲む」という意味。「sipping margaritas」は「マルガリータをのんびり飲む」イメージ。)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
He doesn’t talk very much.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
彼はそれほど話しません。
He’s not so talkative.
彼はそれほどおしゃべりではありません。
This coffee isn’t very strong.
日本語訳: このコーヒーはそれほど濃くない。
解説: 「not very strong」は「それほど強くない」という部分否定で、「薄いわけではないが、期待していたほど濃くない」ことを示している。
A: This coffee isn’t very strong. I asked for an extra shot, but I’m pretty sure they forgot to add it.
B: Wait, seriously? You paid extra for that!
A: Yeah, I should probably go ask them, but I don’t wanna be that guy.
B: Just go. You paid for it, and you need your caffeine.
A: このコーヒー、それほど濃くないな。エスプレッソショット追加したのに、たぶん入れ忘れられてるわ。
B: え、マジで?それ追加料金払ったんでしょ!?
A: うん。でも、店に文句言うような客にはなりたくないんだよな…。
B: いや、行ってきなよ。お金払ったんだし、カフェイン補給は必要でしょ!
- extra shot: エスプレッソの追加ショット(コーヒーを濃くするために追加するエスプレッソの分量。)
- pretty sure: たぶん~だと思う(「確信はないけど、かなりの確率でそうだと思う」というニュアンス。)
- Wait, seriously?: え、マジで?(「Wait」は驚きのリアクションを強調し、「Seriously?」で「本当に?」という意味になる。)
- pay extra for ~: ~に追加料金を払う(「You paid extra for that!」は「それのために追加料金払ったんでしょ!」という強調表現。)
- should probably ~: たぶん~したほうがいい(「I should probably go ask them.」は「聞きに行ったほうがいいかな。」という控えめな表現。)
- go ask ~: ~に聞きに行く(「go」+動詞の形で、「~しに行く」という意味。)
- that guy: そういう客(「I don’t wanna be that guy.」は「店で文句を言うような面倒な客にはなりたくない」の意味。)
- Just go.: いや、行ってきなよ。(「Just」を加えることで、ためらっている相手を軽く押すニュアンスが出る。)
NoeLia Extra Examples – Practice ④
I don’t really like that.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年2月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は、それがそれほど好きではありません。
I really don’t like that.
私は、それが本当に好きではありません。
I don’t really like seafood, and I really don’t like oysters.
日本語訳: 私はシーフードはそれほど好きじゃないし、カキは本当に無理。
解説: 「not really like」は「それほど好きではない(完全否定ではない)」を表し、「really not like」は「本当に嫌い(完全否定)」を強調している。シーフード全体はそこまで好きではないが、カキに関しては大嫌いというニュアンスを作っている。
A: This place is famous for its seafood. We should try their oyster platter.
B: Mmm… I don’t really like seafood, and I really don’t like oysters. But if they have a seafood pasta, I might be okay with that.
A: Oh, they do! Their seafood linguine is supposed to be really good.
B: Perfect. As long as there are no oysters in it, I’m good.
A: ここってシーフードで有名なんだって。カキの盛り合わせ、頼んでみない?
B: んー…俺、シーフードはそれほど好きじゃないし、カキは本当に無理。でも、シーフードパスタがあるなら、それならアリかも。
A: あ、それあるよ!ここのシーフードリングイネ、めっちゃ美味しいって評判らしいよ。
B: じゃあ、それにしよう。カキが入ってなければ全然OK!
- should try ~: ~を試してみるべき(「We should try their oyster platter.」は「カキの盛り合わせを頼んでみよう。」という提案。)
- platter: 大皿料理(「oyster platter」は「カキの盛り合わせ」の意味で、複数のカキが大皿で提供されることを示す。)
- be okay with ~: ~なら大丈夫(「I might be okay with that.」は「それならアリかも。」というニュアンス。)
- Oh, they do!: あ、それあるよ!(「do」を使うことで、前の文に対する肯定の強調。)
- be supposed to ~: ~だとされている/~のはず(「Their seafood linguine is supposed to be really good.」は「ここのシーフードリングイネは美味しいって評判。」という意味。)
- Perfect.: じゃあ、それにしよう。(「ちょうどいい」「完璧」という意味だが、ここでは「ちょうどよかった!」というカジュアルな反応として使われる。)
- as long as ~: ~である限り(「As long as there are no oysters in it, I’m good.」は「カキが入ってなければ大丈夫。」という条件付きの表現。)
- I’m good.: 私は大丈夫(ここでは「問題ないよ」「それでOK」のカジュアルな表現として使われている。)