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ラジオ英会話 Lesson 222 / 主語一助動詞倒置 – 一般
Grammar and Vocabulary L222 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L222/ 主語一助動詞倒置 – 一般 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L222 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Target Forms」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
NoeLia Extra Examples – Target Forms Key Sentence
Key SentenceSo do I.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私もです。
So am I.
日本語訳: 私もだよ。
解説: 「So + 助動詞(be) + 主語」の形で、「私も~だよ」と勢いよく同意する表現。「So do I.」は一般動詞を受けるが、「So am I.」はbe動詞を受けるため、例えば「I’m excited.(ワクワクする)」に対して使える。
NoeLia Original Dialog
長い1週間を乗り越えたライアンとハンナ。仕事帰りに軽く話しながら、待ちに待った週末の予定について話しています。二人とも疲れがたまっていて、リフレッシュが必要そうですね。
Ryan: I feel like this week just dragged on forever. I’m so ready for the weekend.
Hannah: So am I. I swear I started counting down from Monday morning. The second I sat at my desk, I knew it was going to be a long week.
Ryan: Haha, yeah, I had that feeling too. Somehow, Monday already felt like a Thursday.
Hannah: Exactly! And every day after that just got worse.
Ryan: We seriously need a break. Do you have any plans yet?
Hannah: Not really. I was thinking of just sleeping in and taking it easy.
Ryan: That sounds nice. I was thinking of going for a drive somewhere. Maybe the beach?
Hannah: Oh, that actually sounds fun. I haven’t been to the beach in ages.
Ryan: Wanna come? It’ll be nice to just relax and not think about work for a bit.
Hannah: You know what? Yeah, let’s do it. I could definitely use some fresh air.
ライアン: 今週めっちゃ長く感じたわ。もう週末が待ちきれない。
ハンナ: 私もだよ。月曜の朝からもうカウントダウン始めてた。デスクに座った瞬間、「あ、今週長くなるな」って思ったもん。
ライアン: はは、俺もそんな感じだったわ。なんか月曜なのにもう木曜ぐらいの疲労感あったし。
ハンナ: そうそう!しかも、日に日にしんどくなってったよね。
ライアン: ほんと、一回ちゃんとリフレッシュしないとな。もう何か予定立ててる?
ハンナ: 特にないかな。ゆっくり寝て、だらだら過ごそうかなって思ってる。
ライアン: それもいいね。俺はちょっとドライブでもしようかなって思ってた。海とかどう?
ハンナ: え、それいいじゃん。もうずっと海行ってないし。
ライアン: じゃあ、一緒に行く?ちょっと現実逃避するのもアリでしょ。
ハンナ: うん、行こっか!外の空気吸いたいし。
- drag on: 長引く(”drag” は本来「引きずる」という意味だが、ここでは時間がなかなか進まない感じを表現している。)
- swear: 誓う(ここでは「本当に」「マジで」と強調する意味で使われている。)
- the second ~: ~した瞬間(”as soon as” と同じ意味で、何かが起こるタイミングを強調する表現。ただし、”the second” のほうがより口語的でカジュアルなニュアンスがあり、特に会話でよく使われる。)
- have a feeling: そんな気がする(直感的に何かを感じるときに使う。)
- somehow: なんとなく/なぜか(理由ははっきりしないが、そう感じるときに使う。)
- need a break: 休憩が必要(ここでは「リフレッシュが必要」という意味。)
- not really: そうでもない/特にない(”No” ほど強く否定しない、やんわりとした否定表現。)
- sleep in: 寝坊する(意図的に普段より遅くまで寝ることを指す。”in” のコアイメージは「内側・中にいる状態」で、ここでは「ベッドの中にいる時間を長くする」→「ゆっくり寝る」という意味につながっている。)
- go for a drive: ドライブに行く(”go for a walk” や “go for a run” のように、移動を伴うアクティビティに使われる。)
- you know what?: そうだ!(急にアイデアを思いついたときや、決断したときに使うカジュアルな表現。)
- could definitely use ~: ~が絶対に必要(”use” を「利用する」ではなく、「~があると助かる・必要だ」という意味で使っている。”use” は本来「使う」「利用する」という意味だが、「何かを使う=それが役に立つ/有益である」という考え方がある。そこから、「今それがあれば助かる」「~を必要としている」という意味合いに派生し、カジュアルな会話でよく使われる。)
NoeLia Extra Examples – Practice ①
Is it hot!
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
すごく暑いねぇ!
Was he angry!
彼はすごく怒っていたよ!
Did I mess up!
大失敗した!
Is this line long!
日本語訳: うわ、この行列、めっちゃ長いね!
解説: 「Is this line long?」は「この行列長い?」と単なる質問だが、「Is this line long!」にすることで、「長すぎでしょ!」という驚きやうんざりした感情を強調できる。
A: Is this line long! I knew this place was popular, but I didn’t think we’d be waiting outside for this long.
B: No kidding. I didn’t expect this many people today, especially before noon.
A: Right? We should have either come earlier or picked a different spot.
B: Well, we’re here now. Might as well stick it out—those soufflé pancakes better be worth it.
A: うわ、この行列、めっちゃ長いね!人気店なのは知ってたけど、こんなに外で待つことになるとは思わなかったよ。
B: ほんとだよ。しかも、まだお昼前なのにこんなに混んでるとは…。
A: だよね?もっと早く来るか、別の店にしとけばよかったな。
B: まあ、せっかく来たし、並ぶしかないね。あのスフレパンケーキが絶品って言われてるし、待つ価値あるでしょ。
- I knew ~, but I didn’t think ~: ~だとは知ってたけど、~だとは思わなかった(「知識として知っていたが、実際には予想以上だった」というニュアンスを伝える定番のフレーズ。)
- for this long: こんなに長い間(”for a long time” よりも「思った以上に長く」という驚きのニュアンスを含む。)
- No kidding.: ほんとだよ。(「冗談でしょ?」の意味もあるが、ここでは「まったくその通り!」と強く同意するカジュアルな返答として使われている。)
- either A or B: AかBのどちらか(選択肢を並べるときに使う表現。「どっちかを選ぶべきだった」という後悔の気持ちが入っている。)
- pick a spot: 場所を選ぶ(”pick” は「拾う」だけでなく「選ぶ」という意味もあり、ここでは「別の店を選ぶべきだった」という意味で使われている。)
- might as well ~: せっかくだし~しよう(「他にいい選択肢がないから、~したほうがいいかもね」というニュアンス。”as” のコアイメージは「同等・比較」、”well” は「十分に・満たされた状態」で、「どうせならやったほうがマシ」という意味につながる。”as well” は「~もまた」という意味で使われるが、”might as well” は「~したほうがよさそう」という判断を示す表現。)
- stick it out: 最後までやり抜く/耐え抜く(ここでは「並ぶしかないね」という意味で、「我慢して続ける」というニュアンスがあるカジュアルな表現。)
- better be worth it: それだけの価値があってくれよ!(「期待値が高まってるから、それなりの価値がないと困る」というカジュアルな表現。”better” は「~したほうがいい」の意味で、強い期待や願望を表す。)
NoeLia Extra Examples – Practice ②
Never have I seen such a strange bright object like that.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あのような不思議な光を放つ物体を、私はこれまで一度も見たことがありません。
Under no circumstances should you share your password with anyone.
日本語訳: どんなことがあっても、パスワードを誰にも教えちゃダメだよ。
解説: この文は、「否定的語句+倒置」のパターンで、強い禁止を表しています。「Under no circumstances」は「いかなる状況下でも~ない」という意味で、文頭に置かれることで「決して~してはいけない」という強い否定を強調しています。ここではshould youと倒置が起こっており、この形の持ち味は「感情の高揚」。パスワードを共有することの危険性を強く訴えかける、厳格な警告として使われます。
A: I got this weird email saying my bank account was compromised. It asked me to enter my password to verify my identity.
B: That sounds like a phishing scam. Did you click the link?
A: No, I wasn’t sure if it was legit.
B: Good. Under no circumstances should you share your password with anyone, especially through emails like that.
A: 変なメールが来たんだよね。「あなたの銀行口座が危険にさらされています」って。で、本人確認のためにパスワードを入力しろって書いてあった。
B: それ、フィッシング詐欺っぽいね。リンククリックしちゃった?
A: いや、本物かどうか怪しかったからやめた。
B: よかった。どんなことがあっても、パスワードを誰にも教えちゃダメだよ。特に、ああいうメール経由では絶対にね。
- weird: 変な/おかしな(「普通ではない」「妙な」といった意味で、日常会話でよく使われる形容詞。)
- compromised: (セキュリティなどが)侵害された/危険にさらされた(”compromise” は「妥協する」の意味が一般的だが、ここでは「セキュリティが破られた」「情報が漏れた」といった意味で使われている。)
- verify one’s identity: 本人確認をする(”verify” は「確認する」「証明する」、”identity” は「身元」「本人情報」を意味する。)
- That sounds like ~: ~っぽいね(「聞いた感じ、それは~みたいだね」と推測するときによく使うフレーズ。)
- phishing scam: フィッシング詐欺(”phishing” は偽のメールやサイトを使った個人情報詐欺、”scam” は詐欺全般を指す。)
- legit: 本物の/正当な(”legitimate” の略で、スラング的に「偽物じゃない」「信用できる」という意味で使われる。)
- especially through emails like that: 特にああいうメール経由では(”especially” は「特に」、”through emails” は「メールを通じて」という意味で、フィッシング詐欺のリスクを強調している。)
NoeLia Extra Examples – Practice ③
Little did I know that it was already too late.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年3月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
もう手遅れだったとはまったく知りませんでした。
Not until I saw the price did I realize how expensive it was.
日本語訳: 値段を見るまで、それがこんなに高いとは気づかなかった。
解説: この文は、「否定的語句+倒置」のパターンで、驚きや強調を表しています。「Not until ~」は「~するまで…なかった」という意味で、文頭に置かれることで「~して初めて…した」という強い否定を強調しています。ここではdid I realizeと倒置が起こっており、この形の持ち味は「感情の高揚」。値段を見るまで気づかなかった高額さに驚く様子を表し、強調することで聞き手に強い印象を与えます。
A: Oh wow, this bag is nice! I love the design. It looks really practical too. I might actually get it.
B: Let me see… Wait, what?! Not until I saw the price did I realize how expensive it was. Eight hundred dollars for a bag?!
A: Eight hundred?! No way, I could get a decent watch and still have money left over.
B: Right? Let’s just put it back before you start telling yourself it’s a “once-in-a-lifetime purchase.”
A: お、このバッグめっちゃいいじゃん!デザインもいいし、実用的だし。本気で買おうかな。
B: どれどれ…え、待って?!値段を見るまで、こんなに高いとは思わなかったよ。バッグが800ドル?!
A: 800ドル?!ありえない、それならそこそこいい時計買えるし、それでもお釣りくるな。
B: だよね。変に気に入る前に戻しとこ。「一生モノだから」とか言い出しそうだし。
- practical: 実用的な(見た目だけでなく、使い勝手が良いことを意味する。)
- I might actually ~: もしかしたら本気で~するかも(”might” で「かもしれない」、”actually” を入れることで「本当に買うかも」というニュアンスを強調している。)
- Let me see: どれどれ(何かを確認するときのカジュアルな表現。)
- Eight hundred dollars for a bag?!: バッグが800ドル?! (「価格+for + 商品名」の形で「~が〇〇ドルもするのか!」という驚きを表す。)
- decent: そこそこの/ちゃんとした(「めちゃくちゃ良い」ではなく、「まあまあ良い」というニュアンスで使われる。)
- and still have money left over: それでもお釣りがくる(”have money left over” で「余ったお金がある」という意味。)
- put it back: 元に戻す(買うのをやめるときなどに、商品を棚に戻すという意味で使われる。)
- before you start telling yourself ~: 「~って言い聞かせる前に」(”before + S + V” で「~する前に」、”start telling yourself” は「自分に言い聞かせる」という意味。)
- once-in-a-lifetime purchase: 一生に一度の買い物(「めったにしない大きな買い物」という意味で、高額な買い物を正当化する際によく使われる。)