ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)
NoeLia Original Dialog – 問題1
問題1:私は何も約束しているわけではありません。私の計画がうまくいくという保証はありません。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I’m not promising anything. There’s no guarantee my plan will work.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!
問題1:私は何も約束しているわけではありません。私の計画がうまくいくという保証はありません。
I’m not making any promises. There’s no assurance that my plan will succeed.
解説: 「I’m not making any promises」は「何も約束していません」という意味で、「make a promise(約束する)」を使った表現です。「assurance」は「guarantee(保証)」のフォーマルな言い方です。「succeed」は「成功する」で、計画がうまくいくことを表しています。
I’m not promising anything. There’s no guarantee my plan will work.
この文はカジュアルなニュアンスで、「私は何も約束していない」という意味をストレートに伝えています。「guarantee」は日常的な「保証」の表現で、「work」は「うまくいく」を柔らかく表しています。
I’m not making any promises. There’s no assurance that my plan will succeed.
この文は少しフォーマルな印象で、「make a promise」や「assurance」のような丁寧な表現を使っています。「succeed」は「成功する」というフォーマルで力強い言い回しです。ビジネスや公式な場面に適しています。
NoeLia Original Dialog
近所の清掃プロジェクトの準備を進めているオリバーと、彼を応援するエミリーの会話です。雨が降る可能性や人が集まるかどうかの不安を抱えるオリバーですが、エミリーがポジティブなアドバイスを送りながら、プロジェクトをサポートしようとします。
Emily: So, how’s everything going with the weekend project? You’re organizing that community clean-up, right?
Oliver: Yeah, that’s it. I’ve been busy coordinating everything, but it’s mostly coming together.
Emily: That’s so great, Oliver. I really admire what you’re doing for the neighborhood.
Oliver: Thanks, Emily. But honestly, I’m not making any promises. There’s no assurance that my plan will succeed. I mean, what if it rains or only a few people show up?
Emily: That’s understandable, but even if it doesn’t go perfectly, you’ll still be making a difference. Plus, I heard there’s a barbecue after the clean-up. That’s a pretty good incentive!
Oliver: Ha, yeah! I figured a little food and fun might keep everyone motivated. We’re grilling burgers and hot dogs—classic picnic vibes.
Emily: I love that! You know, I can bring my famous potato salad. Everyone always asks for seconds.
Oliver: Really? That would be amazing. Thanks, Emily.
Emily: No problem! And hey, even if it rains, I’ll still be there—with my salad and a raincoat.
Oliver: You’re the best. I don’t know how this project would happen without you.
エミリー: それで、週末のプロジェクトはどう?地域の清掃活動を企画してるんだよね?
オリバー: うん、それそれ。準備の調整で忙しかったけど、だいたい形になってきたよ。
エミリー: それは素晴らしいね、オリバー。君が地域のためにやってること、本当に尊敬するよ。
オリバー: ありがとう、エミリー。でも正直、何も約束はできないんだ。計画がうまくいく保証もないし、雨が降ったり、参加者が少なかったりしたらどうしようって思うんだよね。
エミリー: それは分かるよ。でも、たとえ完璧じゃなくても、十分に意義があることだよ。それに、清掃の後にバーベキューがあるって聞いたよ。それって最高のご褒美じゃない?
オリバー: そうなんだよ!ちょっとした食事と楽しい時間があれば、みんなのやる気も続くかなと思ってさ。ハンバーガーとホットドッグを焼く予定なんだ。ピクニックの定番って感じだよね。
エミリー: いいね!私、得意のポテトサラダを持っていこうか?いつもおかわりをお願いされるくらい評判いいんだよ。
オリバー: 本当?それはすごく助かるよ。ありがとう、エミリー。
エミリー: どういたしまして!それにね、たとえ雨が降っても、ポテトサラダとレインコート持参で参加するから。
オリバー: 君は本当に最高だよ。君がいなかったら、このプロジェクトなんて成り立たないよ。
Grammar and Vocabulary
busy ~ing: ~することで忙しい
I’ve been busy coordinating everything.
日本語訳:私は全ての調整で忙しくしています。
ラジオ英会話で学習した「説明ルール」を使った表現です。”busy ~ing” は「~することで忙しい」という形で、”busy” の後に動詞の現在分詞 “~ing” を続けることで、忙しさの理由を説明します。”coordinating everything” が「全ての調整をすること」という具体的な内容を示しています。短く簡潔に状況を伝える自然なフレーズです。
keep O + C: OをCの状態に保つ
I figured a little food and fun might keep everyone motivated.
日本語訳:ちょっとした食べ物と楽しみがみんなのやる気を保てるんじゃないかと思ったんだ。
ラジオ英会話で学習した「目的語説明型」の文型です。”keep O C” は「目的語 (O) を補語 (C) の状態に維持する」という意味を持ちます。この文では、”everyone” が目的語、”motivated” が補語となり、「みんなをやる気のある状態に保つ」という意味を表しています。簡潔で日常会話に使いやすい表現です。
- how’s everything going: 調子はどう?
- organizing: 企画する、準備する
- community clean-up: 地域清掃活動
- mostly coming together: だいたいまとまってきている
- admire: 賞賛する、感心する
- what if ~: ~したらどうしよう
- make a difference: 変化をもたらす、役に立つ
- incentive: 動機、誘因
- figured: 考えた、思った
- classic picnic vibes: 定番のピクニックの雰囲気
- asks for seconds: おかわりを求める
NoeLia Original Dialog – 問題2
問題2:なぜ私を許すことができないのでしょうか?聞いて、私は謝っているでしょう。あなたは、私が何を言う必要があると思っているのですか?
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Why can’t you forgive me? Listen to me, I’m apologizing. What do you need me to say?
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズを実際の会話の中でどのように使うかがわかるオリジナルダイアログも用意しました!模範解答と違った視点から新しい表現を学びつつ、音声を活用してディクテーションや多聴多読にチャレンジしてみてください。英語をもっと楽しく学べるはずです!
問題2:なぜ私を許すことができないのでしょうか?聞いて、私は謝っているでしょう。あなたは、私が何を言う必要があると思っているのですか?
Why won’t you forgive me? Please listen, I’m saying sorry. What exactly do you want me to say?
解説: 「Why won’t you ~」は「なぜ~しようとしないのか」を少し感情的に尋ねる表現です。「I’m saying sorry」は、進行形で謝罪を行っている状況を表しています。「What exactly do you want me to say?」は「What do you need me to say?」より口語的でカジュアルなニュアンスです。
Why can’t you forgive me? Listen to me, I’m apologizing. What do you need me to say?
この文は、少し感情的な響きがあります。「なぜ許してくれないんだ?」と、相手への不満や苛立ちが感じられます。”Listen to me” も、少し命令的な印象を与えます。
Why won’t you forgive me? Please listen, I’m saying sorry. What exactly do you want me to say?
この文は、より丁寧で冷静な印象です。”Please listen” と “saying sorry” を使うことで、相手への配慮が感じられます。”What exactly do you want me to say?” は、具体的に何を言えば許してもらえるのかを知りたいという気持ちが強く表れています。
NoeLia Original Dialog
ミアはジェイクに謝り、仲直りをしたいと願っています。しかし、ジェイクはまだ気持ちが整理できていない様子。ミアの持ってきたクッキーが、少しだけ二人の距離を縮めるきっかけになるでしょうか?
Mia: I can’t believe you’re still upset about this.
Jake: Well, it’s not something I can just brush off, Mia.
Mia: Why won’t you forgive me? Please listen, I’m saying sorry. What exactly do you want me to say?
Jake: It’s not about what you say. I need to feel like you’re genuinely sorry and won’t do it again.
Mia: I am genuinely sorry, Jake. I didn’t mean to hurt you. I just want us to go back to normal.
Jake: I know you do, but it’s hard for me to just forget.
Mia: I understand. I’ll give you time… Hey, you didn’t eat the cookies I brought earlier, did you?
Jake: No, I didn’t. I wasn’t really in the mood.
Mia: Well, they’re your favorite—chocolate chip. Maybe a cookie will help?
Jake: Ha, nice try. Okay, maybe one. Thanks, Mia.
Mia: You’re welcome. And seriously, I’ll do whatever it takes to make this right.
ミア: まだこれで怒ってるなんて信じられない。
ジェイク: いや、簡単に流せる話じゃないんだよ、ミア。
ミア: なんで許してくれないの?お願い、聞いて。謝ってるでしょ?一体なんて言えばいいの?
ジェイク: 言葉だけじゃなくて、君が本当に心から悪いと思ってるって感じさせてほしいんだ。
ミア: 本当に心から謝ってるよ、ジェイク。君を傷つけるつもりなんてなかった。ただ普通の関係に戻りたいだけなの。
ジェイク: それは分かってるけど、簡単に忘れられないんだよね。
ミア: 分かるよ。時間をあげるから…あ、さっき持ってきたクッキー食べなかったよね?
ジェイク: ああ、食べてない。そんな気分じゃなくてさ。
ミア: 君の好きなやつだよ、チョコチップ。クッキーで気分が良くなるかも?
ジェイク: はは、うまい手だね。じゃあ、1個だけ。ありがとう、ミア。
ミア: どういたしまして。本当に、ちゃんと仲直りするために何でもするから。
Grammar and Vocabulary
無生物主語: 物や概念を主語に使う
Maybe a cookie will help?
日本語訳:クッキーで気分がよくなるかも?
無生物主語を使った表現です。クッキー(無生物)が「助ける」という役割を果たすように言っています。簡潔で日常的なフレーズです。
whatever it takes: 必要なことは何でも
I’ll do whatever it takes to make this right.
日本語訳:これを正すために必要なことは何でもやるよ。
“whatever it takes” は「必要なことは何でも」という意味です。”take” は「必要とする」「要求する」という意味があり、目標を達成するために何でもやるという決意を表しています。ここでは、問題を解決するためにどんな方法でも試す覚悟を示しています。”make this right” は「状況を正す」という意味です。
- brush off: ~を軽くあしらう、無視する
- genuinely sorry: 本当に申し訳なく思っている
- go back to normal: 普通に戻る
- in the mood: 気分が乗っている、したい気分
NoeLia Original Dialog – 問題3
問題3:救急車が来ました。彼らはあなたにきちんと対処してくれますよ、いいですね?
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Here comes the ambulance. They’re going to take good care of you, all right?
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
そのフレーズを会話の中でどう使うかを確認できるオリジナルダイアログも含まれています!模範解答とは違うアプローチで英語表現を吸収しながら、音声を使ったディクテーションや多聴多読に取り組んでみましょう。楽しみながら英語を身につけていきましょう!
問題3:救急車が来ました。彼らはあなたにきちんと対処してくれますよ、いいですね?
The ambulance is arriving. They’ll take good care of you, okay?
解説: 「is arriving」は救急車が現在進行形で到着中であることを示します。「They’ll take good care of you」は「They’re going to take good care of you」の代わりに未来の行為を簡潔に述べています。「okay?」は「all right?」と同じニュアンスですが、よりカジュアルな表現です。
Here comes the ambulance.
これは「ほら、救急車が来たよ!」というように、目の前で救急車が到着する瞬間を描写する、生き生きとした表現です。緊急性を少し強調するため、状況に動きがある感じが伝わります。
The ambulance is arriving.
こちらは「救急車が近づいている(もうすぐ来る)」という冷静で事実を述べるような表現です。話し手が状況を落ち着いて説明したい場合に適しています。
NoeLia Original Dialog
リリーとライアンは公園にいます。ライアンはジョギング中に転んで足をけがしてしまい、動けなくなっています。リリーが救急車を呼び、到着を待ちながらサポートしています。2人の会話を聞いてみましょう。
Lily: Are you sure you don’t need me to drive you to the hospital?
Ryan: No, I think I should wait here. My leg is hurting too much to move.
Lily: The ambulance is arriving. They’ll take good care of you, okay?
Ryan: Thanks, Lily. I’m just frustrated—I had such a busy day planned.
Lily: I get that, but your health comes first. Let’s focus on getting you checked out.
Ryan: You’re right. I just hope this doesn’t mess up my work deadlines.
Lily: Don’t worry. I can call your boss and explain if you need me to.
Ryan: That would help. Wait, do you have my phone? I think I dropped it.
Lily: Oh, I see it! It’s under the bench. Let me grab it.
Ryan: Thanks, Lily. You’re really saving the day here.
Lily: No problem. And hey, look—the ambulance is here! Let’s get you some help.
リリー: 本当に病院まで送らなくて大丈夫?
ライアン: うん、ここで待ってた方がいいと思う。足が痛すぎて動けないんだ。
リリー: 救急車がもうすぐ着くよ。ちゃんと診てくれるから、大丈夫だよ。
ライアン: ありがとう、リリー。ただ、今日は忙しい予定を組んでたから、本当にイライラするよ。
リリー: それはわかるけど、健康が一番だよ。まずは検査を受けよう。
ライアン: 君の言うとおりだね。仕事の締め切りに影響が出ないといいんだけど。
リリー: 心配しないで。必要なら、私が上司に電話して説明するよ。
ライアン: 助かるよ。あ、僕のスマホ持ってる? 落としたみたいなんだ。
リリー: あ、あった!ベンチの下にある。取ってあげるね。
ライアン: ありがとう、リリー。本当に助かるよ。
リリー: どういたしまして。あ、見て!救急車が来たよ!さあ、治療を受けよう。
Grammar and Vocabulary
Are you sure: 本当に~なの?
Are you sure you don’t need me to drive you to the hospital?
日本語訳:本当に病院に連れて行ってあげなくても大丈夫なの?
“Are you sure” は相手の確信や意志を確認するためのフレーズです。「本当に~なの?」という意味で、相手が何かを確信しているかどうかを尋ねる時に使います。例えば、「Are you sure you don’t need me to drive you to the hospital?」では、「病院に連れて行ってあげなくても大丈夫?」と、相手の意思を再確認している場面です。
save the day: 危機を救う、事態を解決する
You’re really saving the day here.
日本語訳:あなたが本当にここで助けてくれているよ。
“save the day” は直訳すると「その日を救う」という意味ですが、実際には「危機を救う」「事態を解決する」という意味で使われます。何か困難な状況で、誰かが重要な役割を果たして問題を解決したり、状況を良くしたりする時に使う表現です。
- mess up: 台無しにする、めちゃくちゃにする
- deadline: 締め切り
- grab: つかむ、取る
- save the day: 危機を救う、窮地を脱する