NoeLia Original Dialog 〜 Lesson 155 – Say lt in English 〜

GiA / SliE 2024

ラジオ英会話の『Say it in English』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

Say lt in Engish(ノエリア オリジナル スクリプト)

NoeLia Original Dialog – 問題1

問題1:ボーイフレンドと初めて食事に行くと、彼は接客係の人にたいへんぞんざいな言葉遣いで注文をします。彼をたしなめてください。例えば「ねえ、失礼よ。接客係の人にそんなふうに話しかけてはいけないわ。あなたは私に恥ずかしい思いをさせているわ。もし続けるなら、私は出ていかなくてはならなくなるわよ」など。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Answer – Question 1

問題1:ねえ、失礼よ。接客係の人にそんなふうに話しかけてはいけないわ。あなたは私に恥ずかしい思いをさせているわ。もし続けるなら、私は出ていかなくてはならなくなるわよ
Hey, that’s not polite. You can’t talk to the server like that.
You’re embarrassing me. If you don’t stop, I’ll have to leave.

解説: この文は模範解答に非常に近いですが、少し異なるニュアンスを持っています。冷静さを保ちながらも、相手に不快感を伝える構造です。

  • “Hey, that’s not polite.” は、”Hey, you’re being rude.” に比べてやや控えめな表現で、礼儀を重視するニュアンスが加わります。
  • “If you don’t stop, I’ll have to leave.” は、”If you keep that up, I’ll have to leave.” と同様ですが、”don’t stop” を使うことで、行動をやめることをより直接的に求めています。

NoeLia Original Dialog

アレックスとエマはレストランで夕食を楽しむ予定ですが、注文を取ってもらえず、アレックスが少しイライラしています。接客係への態度をめぐって、エマがアレックスをたしなめます。二人はこの場面をどう切り抜けるのでしょうか?

Alex: This is taking way too long. I’m starving here.
Emma: I get it, but let’s just wait a little longer. They’re clearly busy tonight.
Alex: Yeah, but how hard is it to just take an order? (to the server) Are you gonna take our order or what?
Emma: Hey, that’s not polite. You can’t talk to the server like that. You’re embarrassing me. If you don’t stop, I’ll have to leave.
Alex: Fine, I’m sorry. I shouldn’t have snapped.
Emma: Thank you. Let’s just be patient, okay? Complaining won’t get our food any faster.
Alex: I know, I know. I’ll keep it together. So, what are you ordering?
Emma: Probably the pasta. It’s supposed to be their specialty. What about you?
Alex: Definitely the burger. I’ve heard it’s amazing here.
Emma: Perfect. Let’s order and enjoy the evening, okay?
Alex: Deal. I’ll behave—promise.

アレックス: これは待ちすぎだよ。お腹ペコペコだ。
エマ: 分かるけど、もう少し待とうよ。今夜は明らかに忙しそうだし。
アレックス: でも、注文を取るのにどれだけ時間がかかるんだよ。(接客係に向かって)注文取る気あるのか、それともどうなんだ?
エマ: ねえ、それは失礼よ。接客係の人にそんなふうに話しちゃだめ。恥ずかしい思いをさせてるわよ。やめないなら、私出ていくわよ。
アレックス: 分かったよ、ごめん。イライラしてたんだ。
エマ: ありがとう。ちょっと我慢しよう?文句を言ったって料理は早く出てこないよ。
アレックス: 分かってる。冷静になるよ。で、何頼むの?
エマ: 多分パスタ。ここの名物みたいだし。君は?
アレックス: 俺はバーガー一択。ここで一番美味しいって聞いたよ。
エマ: いいね。注文して、楽しい夜にしよう?
アレックス: 了解。ちゃんとするよ—約束。

Grammar and Vocabulary

way: 非常に/かなり(強調の副詞)

This is taking way too long.
日本語訳: これは時間がかかりすぎだよ。

“way” は元々「道」や「方法」を意味する名詞ですが、副詞として使われる場合、「非常に」「かなり」といった強調の意味になります。この使い方は、「距離」や「方向」を表すイメージから派生しています。具体的には、「とても遠く」「はるかに」という感覚が抽象化されて、「程度が大きい」ことを表現するようになったものです。”way too ~” の形で使うと、「~すぎる」という意味をさらに強調し、不満や驚きを込めたニュアンスを伝えることができます。カジュアルな日常会話で頻繁に使われます。

I’ve heard ~: ~だと聞いたことがある

I’ve heard it’s amazing here.
日本語訳: ここは素晴らしいって聞いたよ。

“I’ve heard” は、他人から得た情報や評判を伝える表現です。”heard” は「聞く」という意味ですが、ラジオ英会話でも紹介されているように「知る」というニュアンスも含みます。このフレーズは、過去に得た情報が現在も関係しているときに使い、会話でとても自然に使いやすい表現です。

  • I’m starving: お腹が空いてたまらない/死にそうなくらい空腹だ
  • I get it: 分かるよ/理解してるよ(共感を表すカジュアルな表現)
  • not polite: 失礼/礼儀正しくない
  • snap: かっとなる/感情的に怒る(ここでは「怒りを爆発させる」のニュアンス)
  • keep it together: 冷静でいる/感情をコントロールする
  • deal: よし、決まりだ(相手の提案や計画を受け入れるカジュアルな表現)
  • behave: ちゃんと振る舞う/礼儀正しくする

NoeLia Original Dialog – 問題2

問題2:誕生日を土曜日に控えた友人からパーティーに参加できるかどうかを尋ねられます。応答してください。例えば「え、本当?誕生日おめでとう!ぜひ行きたいんだけど、次の月曜日までに読書感想文を書かなくちゃいけないんだよ。行くためにできるかぎりのことはするけど、何も約束できないよ」など。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
NoeLia Answer – Question 2

問題2:え、本当?誕生日おめでとう!ぜひ行きたいんだけど、次の月曜日までに読書感想文を書かなくちゃいけないんだよ。行くためにできるかぎりのことはするけど、何も約束できないよ
Wow, really? Happy early birthday! I’d love to come, but I’ve got a book report due next Monday.
I’ll try my best to make it, but I can’t guarantee anything.

解説: 全体的に、この回答は親しみのある感情を込めた印象で、ネイティブが日常会話で自然に使う表現を取り入れています。

  • “Happy early birthday!” は、”Happy birthday!” をアレンジしたフレーズで、「少し早いけど誕生日おめでとう」を伝える親しい雰囲気が特徴です。
  • “I’ve got a book report due next Monday.” は、”I have to write a book report by next Monday.” をより短く、会話的に表現したものです。”due” の使用が締め切りをスムーズに伝えます。
  • “I’ll try my best to make it.” は、”I’ll do my best to go.” の代替表現です。”make it” は「参加する、間に合う」の意味で日常会話でよく使われます。
  • “I can’t guarantee anything.” は、”I’m not promising anything.” の言い換えで、「確約はできない」というニュアンスをやや控えめに表現します。

NoeLia Original Dialog

ルーカスが土曜日の誕生日パーティーにハンナを誘いますが、ハンナは宿題の締切を理由に迷っています。ルーカスのタコスバーやゲーム大会の話に、ハンナも心が揺れています。

Lucas: My birthday party’s on Saturday. Can you come?
Hannah: Wow, really? Happy early birthday! I’d love to come, but I’ve got a book report due next Monday. I’ll try my best to make it, but I can’t guarantee anything.
Lucas: That’s okay. I totally understand. But it’d be great if you could make it.
Hannah: What time is it starting?
Lucas: Around 6 p.m. at my house. We’re doing a taco bar and some party games.
Hannah: A taco bar? Okay, now I really want to come!
Lucas: (laughing) That was the idea. And don’t worry if you’re late—we’ll be partying all night.
Hannah: Sounds perfect. I’ll let you know by Friday if I can make it.
Lucas: Thanks, Hannah. Hope you can come—it wouldn’t be the same without you!
Hannah: Aww, thanks. I’ll do my best to finish my report early.

ルーカス: 僕の誕生日パーティー、土曜日なんだけど来られる?
ハンナ: わあ、本当?少し早いけど誕生日おめでとう!行きたいんだけど、来週の月曜日までに読書感想文を仕上げないといけなくて。できるだけ頑張って行こうと思うけど、確約はできないよ。
ルーカス: 大丈夫だよ、分かる。でも、来てくれたら嬉しいな。
ハンナ: 何時から始まるの?
ルーカス: 夜6時から家でやるよ。タコスバーとパーティーゲームを用意してる。
ハンナ: タコスバー?それなら絶対行きたくなってきた!
ルーカス: (笑いながら)そのつもりで用意したんだ。それに、遅れても気にしないでね。夜遅くまでやってるから。
ハンナ: それは完璧だね。金曜日までに行けるかどうか連絡するよ。
ルーカス: ありがとう、ハンナ。君が来ないと物足りないからね!
ハンナ: あら、ありがとう。レポートを早く終わらせられるよう頑張るよ。

Grammar and Vocabulary

idea: 発想/考え/意図

That was the idea.
日本語訳: それが狙いだったんだ。

“idea” は「発想」「考え」だけでなく、「意図」や「目的」といったニュアンスも含む柔軟な単語です。会話では、提案や計画の背後にある目的や意図を表すときによく使われます。
この例文の “That was the idea” では、「それが目的だった」「そのためにやった」という意味で、状況に応じて軽いユーモアや満足感を表します。また、相手の気づきやリアクションが自分の意図通りだった場合に使い、会話をなごませたり親近感を与えます。

wouldn’t be: (仮定法)~ではないだろう

It wouldn’t be the same without you!
日本語訳: 君がいないと物足りないよ!

“wouldn’t be” は仮定法過去で、現実とは異なる仮の状況を想定して使う表現です。”without you”(君がいなかったら)という条件を提示し、「君がいなければこの場はいつもと同じではないだろう」と相手の重要性を伝えます。
英語の過去形は「現実との距離」を表し、仮定法では現実ではない仮の状態を柔らかく表現するために使われます。これは時間的な「過去」ではなく、「現実とは異なる」という心理的な距離を示しています。

  • Happy early birthday!: 少し早いけど誕生日おめでとう!
  • I can’t guarantee anything.: 確約はできないけどね
  • Around ~: ~くらい
  • Taco bar: 自分でタコスを作れるコーナー

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