ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)
NoeLia Original Dialog – 問題1
問題1:私は10年間フィオナを知っています。私たちは同時に雇用されたのです。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I’ve known Fiona for a decade. We got hired at the same time.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!
問題1:私は10年間フィオナを知っています。私たちは同時に雇用されたのです。
I’ve known Fiona for ten years. We were hired at the same time.
解説: “We were hired” を使うことで、”We got hired” と同じ意味を持ちながら、ややフォーマルな表現になっています。この違いは、文脈に応じて自然に使い分け可能です。
I’ve known Fiona for a decade. We got hired at the same time.
この文では「for a decade」という表現を使うことで、「10年間」という期間がよりまとまった感覚で伝えられます。また、「got hired」というフレーズには、過去の出来事をややカジュアルに述べるニュアンスがあります。話し手がその出来事を自然な会話の一部として軽く触れている印象を与えます。
I’ve known Fiona for ten years. We were hired at the same time.
こちらの文では「for ten years」を使うことで、具体的な数字を強調した印象を受けます。また、「were hired」という表現は、「同時に雇用された」という事実をやや正式に伝えるニュアンスがあり、少しフォーマルな場でも使いやすいです。
NoeLia Original Dialog
ソフィーとライアンは、実践的な研修の中でスキルを学ぶ重要性を再確認。特にフィオナのプレゼンが印象的だったようで、彼女の努力と準備の裏側にも話が及びます。
Sophie: This training is so intense. I didn’t expect it to be so hands-on.
Ryan: I know, right? I thought it’d just be a long lecture, but they’re really making us work.
Sophie: Well, I guess it’s more engaging this way. At least I feel like I’m actually learning something useful.
Ryan: True. The group activity this morning was interesting. Fiona’s presentation really stood out, didn’t it?
Sophie: Yeah, she’s such a natural speaker. It’s like she knows exactly how to get everyone’s attention.
Ryan: She’s had years of practice. I’ve known Fiona for ten years. We were hired at the same time, and even back then, she had this knack for presenting ideas clearly.
Sophie: That makes sense. She makes it look so easy, but I’m sure it takes a lot of preparation.
Ryan: Definitely. She spends a lot of time fine-tuning everything, but she also knows how to adapt on the spot.
ソフィー: この研修、すごくハードだね。こんなに実践的だとは思わなかったよ。
ライアン: 本当だよね。ただの長い講義かと思ってたけど、実際に作業させられるとは思わなかった。
ソフィー: まあ、こういうほうが集中できるよね。少なくとも、実際に役立つことを学んでる気がするよ。
ライアン: 確かにね。今朝のグループ活動も面白かったし、フィオナのプレゼン、すごく目立ってたよね。
ソフィー: 本当にそう。彼女って、自然体の話し方が魅力的だよね。どうすればみんなの注目を集められるかを知ってる感じ。
ライアン: 経験が豊富なんだよ。フィオナとは10年間の付き合いで、同時に雇用されたんだけど、あの頃からアイデアを分かりやすく伝える才能があったんだよね。
ソフィー: なるほどね。あれだけ自然にやってるように見えるけど、きっと準備もたくさんしてるんだろうね。
ライアン: 間違いないよ。でも彼女はその場の状況に合わせて柔軟に対応するのも得意なんだ。
Grammar and Vocabulary
expectation vs. reality: 期待と現実のギャップ
I thought it’d just be a long lecture, but they’re really making us work.
日本語訳: 長い講義だけだと思ってたけど、実際は本当に作業をさせられてるよ。
このフレーズでは「I thought it’d ~」を使い、「~だと思っていたけど実際は違った」という期待と現実のギャップを表現しています。”a long lecture” は「長い講義」、”making us work” は「作業をさせられる」という状況を指しています。この対比により、驚きや戸惑いが伝わります。また、”but” で前後の内容を比較し、予想外の展開を強調しています。カジュアルな会話でよく使われる表現です。
付加疑問文
Fiona’s presentation really stood out, didn’t it?
日本語訳: フィオナのプレゼン、本当に目立ってたよね?
お馴染みの付加疑問です!肯定文の後に「didn’t it?」を付けて、「そうだよね?」と相手の同意を軽く求める表現になっています。肯定文には否定形の付加疑問を、否定文には肯定形を付けるのが基本ルールです。カジュアルで親しみやすい会話には欠かせません!
- intense: 激しい/ハードな
- I know, right?: だよね!(カジュアルな同意の表現)
- I thought it’d ~: ~だと思っていた(期待や予想を表す過去の表現)
- just a long lecture: ただの長い講義(”just” を使って「単なる~」というニュアンスを加える)
- more engaging: より集中できる/引き込まれる(”engaging” は興味を引くという意味の形容詞)
- had years of practice: 長年の練習をしてきた(経験の積み重ねを表すフレーズ)
- knack for ~: ~の才能/コツ(「~が得意」というニュアンスの表現)
- fine-tuning: 微調整(細かい修正を加えることを指す)
- adapt on the spot: その場で対応する(臨機応変に対応する能力を表すフレーズ)
NoeLia Original Dialog – 問題2
問題2:私たちがここに引っ越してから3年たちました。今はほかの場所に住むことは考えられません。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Three years have passed since we moved here. Now I can’t imagine living anywhere else.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズを実際の会話の中でどのように使うかがわかるオリジナルダイアログも用意しました!模範解答と違った視点から新しい表現を学びつつ、音声を活用してディクテーションや多聴多読にチャレンジしてみてください。英語をもっと楽しく学べるはずです!
問題2:私たちがここに引っ越してから3年たちました。今はほかの場所に住むことは考えられません。
It has been three years since we moved to this place. Now I can’t imagine living anywhere else.
解説: “It has been three years since” は、”Three years have passed since” の自然な代替表現です。”to this place” とすることで、「ここに引っ越してきた」という動きをやや具体的に表現しています。
Three years have passed since we moved here. Now I can’t imagine living anywhere else.
この文では「Three years have passed」という表現を使うことで、3年間が過ぎたという事実をやや叙情的に述べています。時間の経過を強調しており、引っ越してからの出来事や感情の積み重ねが強く感じられます。「here」という言葉を使うことで、現在の場所に対する親近感や愛着が明確に伝わります。
It has been three years since we moved to this place. Now I can’t imagine living anywhere else.
こちらは「It has been three years」というシンプルな進行形を使っており、より事実を淡々と述べるニュアンスがあります。「to this place」という表現は、やや説明的でフォーマルな響きがあり、話し手が引っ越し先を特定する必要がある場面や、少し距離を置いて話している印象を与えることがあります。
NoeLia Original Dialog
ガーデニングに理想的な天気の中、ソフィアとオリバーは庭の状態を振り返りつつ、フェンス付近をもっとカラフルにするアイデアを話し合います。
Sophia: This weather has been perfect for gardening. I feel like the plants are loving it.
Oliver: Totally. The tomatoes are finally starting to ripen, and the roses are blooming like crazy.
Sophia: I’ve been thinking we should add some new flowers. Maybe something colorful near the fence.
Oliver: That’s a good idea. Something bright would really stand out there.
Sophia: You know, it’s hard to believe how much we’ve done with this garden. Remember how plain it was when we first moved in?
Oliver: Oh, absolutely. It has been three years since we moved to this place. Now I can’t imagine living anywhere else.
Sophia: Same here. This garden really feels like our own little paradise.
Oliver: It does. And honestly, working on it together has been one of the best parts.
ソフィア: 最近の天気、ガーデニングに最高だよね。植物たちもきっと喜んでるよ。
オリバー: 本当だよ。トマトもやっと熟してきたし、バラもすごく綺麗に咲いてるね。
ソフィア: フェンスの近くに新しい花を植えたほうがいいかなって思ってたんだ。もっとカラフルなのをね。
オリバー: いい考えだね。明るい色があそこには映えると思うよ。
ソフィア: それにしても、この庭がここまで変わるなんてね。引っ越してきた頃は本当に何もなかったよね。
オリバー: 確かにね。ここに引っ越してからもう3年だよね。今では他の場所に住むなんて考えられないよ。
ソフィア: 私もそう思う。この庭はまるで私たちの小さな楽園みたいだね。
オリバー: 本当だよ。それに、一緒に作業してきたことが一番楽しかった部分かもしれないね。
Grammar and Vocabulary
it … to ~ 構文
It’s hard to believe how much we’ve done with this garden.
日本語訳: この庭にどれだけ手をかけたか、信じられないくらいだね。
「it … to ~」構文は、感想や評価を簡潔に表現する便利な形です。この文では「It’s hard to believe」で「信じるのが難しい」と感情を伝えています。また、「how much we’ve done」という部分が具体的な内容を強調しており、「私たちがどれだけやったか」という驚きや達成感がよく伝わります。「how」の節を加えることで、ただの評価がより具体的で鮮明なイメージを相手に伝える表現になっています。この組み合わせは、何かを振り返るときや成果を共有するときに非常に効果的です。
動名詞を主語として使う表現
Working on it together has been one of the best parts.
日本語訳: 一緒に作業することが、この中で一番楽しい部分のひとつだよ。
動名詞(~ing)を主語にすることで、「~すること」という行為自体を話題にできます。この文では「working on it together(一緒にそれに取り組むこと)」が主語となり、具体的な行動を強調しています。日常の会話や文章で「Doing this is ~」の形はよく使われるので、覚えておくと便利です。
- perfect for ~: ~に最適な(”perfect for gardening” のように使い、何かに理想的であることを表します)
- blooming like crazy: めちゃくちゃ咲いている(”like crazy” は強調のカジュアルな表現)
- plain: 質素な/何もない
NoeLia Original Dialog – 問題3
問題3:あなたがランチに行ってから、5人の人々から電話がありました。あなたはおそらく折り返し電話をかけるべきです。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Five people have called since you went to lunch. You should probably call them back.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
そのフレーズを会話の中でどう使うかを確認できるオリジナルダイアログも含まれています!模範解答とは違うアプローチで英語表現を吸収しながら、音声を使ったディクテーションや多聴多読に取り組んでみましょう。楽しみながら英語を身につけていきましょう!
問題3:あなたがランチに行ってから、5人の人々から電話がありました。あなたはおそらく折り返し電話をかけるべきです。
Since you left for lunch, five people have called. You should probably return their calls.
解説: “Since you left for lunch” は “since you went to lunch” の自然な代替表現です。また、”return their calls” は “call them back” と同じ意味を持つ言い回しで、バリエーションとして使えます。
Five people have called since you went to lunch. You should probably call them back.
この文では「since you went to lunch」と述べることで、「ランチに行った後」から現在までの時間を指しています。「You should probably call them back」は「おそらく折り返し電話をかけるべき」という提案で、話し手の意見を丁寧に伝えるニュアンスがあります。全体的にカジュアルかつ直接的なトーンです。
Since you left for lunch, five people have called. You should probably return their calls.
こちらは「since you left for lunch」を使って、ランチに向けて「出発したタイミング」を強調しています。また、「return their calls」という表現は「call them back」と同じ意味ですが、ややフォーマルな響きがあります。そのため、よりビジネスライクな場面でも適しています。
NoeLia Original Dialog
新しいサラダバーの話題から始まった会話が、マーケティングレポートの進捗確認、そしてリサが対応すべき電話の内容に移ります。忙しい月曜日らしいやりとりです。
Mark: Hey Lisa, welcome back! How was your lunch?
Lisa: It was nice. I went to that new salad bar. It’s pretty good, but the portions are tiny.
Mark: Oh, good to know. I’ve been meaning to try that place. By the way, how’s the report for the marketing team coming along?
Lisa: I’m nearly done, but I’ll need another hour or so to finalize everything. How’s your part?
Mark: Going well, but I might need your input on the last section. Oh, since you left for lunch, five people have called. You should probably return their calls.
Lisa: Five calls? What is it, a Monday crisis?
Mark: (laughs) Feels like it. Most of them weren’t urgent, but the sales manager called twice, so that might be important.
Lisa: Got it. I’ll call her first. Thanks for keeping track, Mark.
Mark: No problem. Let me know if you need help juggling everything.
マーク: やあ、リサ、おかえり!ランチはどうだった?
リサ: よかったよ。あの新しいサラダバーに行ってきたんだ。なかなかいいんだけど、量が少なくて。
マーク: へえ、そうなんだ。あそこ、行ってみようと思ってたんだ。ところで、マーケティングチーム向けのレポートはどうなってる?
リサ: もう少しで終わるよ。全部仕上げるのにあと1時間くらいかな。マークの担当分はどう?
マーク: うまく進んでるよ。でも最後のセクションは、リサに意見を聞きたいかも。あ、リサがランチに行ってる間に5件電話来たよ。折り返し電話した方がいいかもね。
リサ: 5件も?今日は何かあったの?月曜日はいつも大変だけど。
マーク: (笑)そんな感じだね。ほとんどは緊急じゃなかったけど、営業部長が2回電話してきたから、それは重要かも。
リサ: わかった。じゃあ最初に部長に電話するね。メモしてくれてありがとう、マーク。
マーク: どういたしまして。何か手伝いが必要だったら言ってね。
Grammar and Vocabulary
mean: 意図する/意味する
I’ve been meaning to try that place.
日本語訳: 前からずっとあそこに行ってみたいと思ってたんだ。
“mean” のコアイメージは「意図」や「心の中で考えていることを表す」という意味です。この例文では「~しようと思っていた」というニュアンスを表現しています。基本的な使い方として「That means ~(それは~を意味する)」のように「意味する」場合にも使えますが、ここでは「意図する」という使い方に注目します。「I didn’t mean to ~(~するつもりじゃなかった)」のように謝罪や説明でもよく使われる便利な表現です。
another ~ or so: あと~くらい
I’ll need another hour or so to finalize everything.
日本語訳: 全てを仕上げるのに、あと1時間くらい必要です。
“another ~ or so” は「あと~くらい」という柔らかい表現で、時間や数量をおおよそで伝える際に便利です。この例文では “another hour or so” として使われており、「正確ではないけれど、だいたい1時間くらい」というニュアンスを含みます。”finalize everything” は「全てを仕上げる」「最終調整をする」という意味で、ビジネスやプロジェクトの進捗を伝える場面で頻繁に使います。このフレーズ全体は、仕事や作業のスケジュールについて説明する際にとても自然です。
- how’s ~ coming along?: ~の進捗はどう?(進行状況を尋ねる自然な表現)
- finalize everything: 全てを仕上げる/最終調整する(プロジェクトや作業の締めくくりを指す)
- Monday crisis: 月曜日の危機(ユーモラスに忙しい状況を表現する)
- keeping track: 把握しておく/記録しておく
- juggling everything: 全てをうまくこなす(複数の仕事やタスクを同時にこなすことを表現)