ラジオ英会話の『Say it in English』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
Say lt in Engish(ノエリア オリジナル スクリプト)
NoeLia Original Dialog – 問題1
問題1:うん。実は、友人のひとりがすすめてくれた室戸岬に行くことにしたの。そこには行ったことがなくて。息をのむような景色に囲まれてゆったりと過ごせたらいいなと思っています
Friend: Have you made any plans for your vacation yet?
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Yeah. Actually, I decided to go to Cape Muroto, which a friend of mine recommended. I’ve never been there.
I hope to have a relaxing time surrounded by breathtaking scenery.
問題1:うん。実は、友人のひとりがすすめてくれた室戸岬に行くことにしたの。そこには行ったことがなくて。息をのむような景色に囲まれてゆったりと過ごせたらいいなと思っています
Yes, I’ve decided to visit Cape Muroto. A friend of mine recommended it, and I’ve never been there before.
I’m hoping to unwind and enjoy the breathtaking scenery while I’m there.
解説: こちらの表現も非常に自然で、模範解答よりも少しシンプルな語彙を使っています。「unwind(くつろぐ)」が文脈に合っており、リラックスしたい気持ちをよく表現しています。
Yeah. Actually, I decided to go to Cape Muroto, which a friend of mine recommended. I’ve never been there. I hope to have a relaxing time surrounded by breathtaking scenery.
この文では「Yeah. Actually, I decided to go to Cape Muroto」というフレーズがカジュアルで親しい間柄に適しています。「I hope to have a relaxing time surrounded by breathtaking scenery」の部分は、感情を率直に表現しており、親しみやすさを感じさせます。この表現は、少しリラックスした会話やカジュアルなメッセージにぴったりです。
Yes, I’ve decided to visit Cape Muroto. A friend of mine recommended it, and I’ve never been there before. I’m hoping to unwind and enjoy the breathtaking scenery while I’m there.
こちらは「Yes, I’ve decided to visit Cape Muroto」という表現がややフォーマルな響きを持っています。「I’m hoping to unwind and enjoy the breathtaking scenery while I’m there」は、詳細に状況を描写しており、全体的に落ち着いたトーンの文章です。少し公式な文脈や、丁寧な印象を与えたい場合に適しています。
NoeLia Original Dialog
ソフィアが旅行の準備をしていると、弟のリアムがリビングにやってきました。スーツケースの量に驚くリアムですが、ソフィアには準備万端にしたい理由があるようです。
Liam: What are you doing with all these bags? Are you moving out or something?
Sophia: Ha! No, I’m packing for my trip.
Liam: Oh, right. Where are you going this time? Paris? Hawaii?
Sophia: Nope. I’ve decided to visit Cape Muroto. A friend of mine recommended it, and I’ve never been there before. I’m hoping to unwind and enjoy the breathtaking scenery while I’m there.
Liam: Sounds cool. But, uh… do you really need three suitcases for that?
Sophia: Of course! What if it rains? What if it’s sunny? What if I decide to go hiking?
Liam: Or what if you stay there and open a boutique with all these clothes?
Sophia: Oh, stop it! I just like to be prepared.
Liam: Fair enough. By the way, don’t forget to bring me back something nice!
Sophia: I’ll think about it… if you help me zip this suitcase.
リアム: この大量のバッグ、一体何してるの?引っ越すの?
ソフィア: はは!違うよ、旅行の荷造りしてるの。
リアム: ああ、そうだったね。今度はどこに行くの?パリ?ハワイ?
ソフィア: いいえ、室戸岬に行くことにしたの。友達が勧めてくれて、行ったことがないからね。
リラックスして、息をのむような景色を楽しめたらいいなと思ってるのよ。
リアム: いいね。でもさ…その旅行に本当にスーツケース3つも必要なの?
ソフィア: 必要に決まってるでしょ!雨が降ったら?晴れたら?ハイキングしたくなったら?
リアム: それか、そのままそこに住みついて、この大量の服でブティックを開くのかもね。
ソフィア: もう、やめてよ!私は準備万端でいたいだけ。
リアム: まあ、いいけどさ。ところで、俺に何かいいお土産買ってきてね!
ソフィア: 考えておくわ…このスーツケースを閉めるの手伝ってくれたらね。
Grammar and Vocabulary
what if ~: ~したらどうなる?
What if it rains? What if it’s sunny? What if I decide to go hiking?
日本語訳: 雨が降ったらどうするの?晴れたら?ハイキングしたくなったら?
“what if ~” は、「~したらどうなるの?」という仮定や可能性を尋ねる表現です。このフレーズは、未来の出来事や状況を想像しながら、軽い提案や懸念を伝えるときに使われます。たとえば、「What if it rains?(雨が降ったらどうするの?)」では、旅行中の天候への準備を指摘しています。日常会話では、真剣な質問というより、軽い冗談や考えを共有する場面でよく使われます。
like to be ~: ~であることが好き/~を好む
I just like to be prepared.
日本語訳: ただ準備万端でいたいだけよ。
“I just like to be prepared” と “I would like to be prepared” にはニュアンスの違いがあります。”like to be ~” は「普段からその状態であるのが好き」という習慣や性格を表すのに対し、”would like to ~” は特定の状況での願望や希望を表します。今回のフレーズでは、ソフィアが「準備万端でいることが自分の性格として好き」ということを伝えているため、”like to be” が適切です。学校で習う “would like to ~” は「~したい」という希望を表すもので、「今こうしたい」というニュアンスが強いですが、今回の文脈では普段から備えたいという恒常的な性格を表しているため、”like to” を使っています。日本語訳では一見どちらも「~したい」と訳せそうですが、文脈によって微妙な違いがあり、ここでは性格を示す “like to” が最適です。
- or something: ~とか、何かそんな感じ(曖昧に提案や推測を述べるカジュアルな表現)
- unwind: リラックスする(巻かれたものをほどくイメージ)
- breathtaking scenery: 息をのむような景色(”breathtaking” は「息を止めるほど素晴らしい」)
- open a boutique: ブティックを開く(”boutique” は小さな高級店を指す)
- Fair enough: まあ、それもそうだね(相手の意見を認めるフレーズ)
- I’ll think about it: 考えておくよ(即答を避ける柔らかい表現)
- zip this suitcase: このスーツケースを閉める(”zip” はファスナーを閉める動作)
NoeLia Original Dialog – 問題2
問題2:私はフィオナを推薦します。彼女のことは長年知っていますよ。彼女は信頼ができ、すばらしいプロジェクトリーダーに間違いなくなります。彼女がこのプロジェクトを成功させてくれることを、私は確信していますよ
Coworker: Who do you recommend?
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2024年11月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I recommend Fiona. I’ve known her for many years. She’s reliable and is certain to be a great project leader.
I am confident that she’ll make this project a success.
問題2:私はフィオナを推薦します。彼女のことは長年知っていますよ。彼女は信頼ができ、すばらしいプロジェクトリーダーに間違いなくなります。彼女がこのプロジェクトを成功させてくれることを、私は確信していますよ
I’d suggest Fiona. I’ve worked with her for a long time, and she’s incredibly dependable.
I have no doubt she’ll excel as a project leader and deliver excellent results on this project.
解説: この表現は「suggest」を使い、「dependable」「excel」などの異なる語彙を活用して自然な英語に仕上げています。特に「I have no doubt」というフレーズは信頼感を強調するのに効果的です。
I recommend Fiona. I’ve known her for many years. She’s reliable and is certain to be a great project leader. I am confident that she’ll make this project a success.
この文では「I recommend Fiona」という直接的な推薦の表現が使われています。「I’ve known her for many years」は長い信頼関係を示し、「She’s reliable and is certain to be a great project leader」と続けることで、彼女の能力に確信があることを強調しています。「I am confident that she’ll make this project a success」は、話し手の確信とポジティブな期待を表す自然なフレーズです。この表現は、フォーマルな場面や公式な推薦文で特に適しています。
I’d suggest Fiona. I’ve worked with her for a long time, and she’s incredibly dependable. I have no doubt she’ll excel as a project leader and deliver excellent results on this project.
こちらは「I’d suggest Fiona」という柔らかい提案の表現が特徴です。「I’ve worked with her for a long time」は、実際の職場での経験を基にした評価を伝えており、「she’s incredibly dependable」は感情を込めた強調表現になっています。「I have no doubt she’ll excel as a project leader and deliver excellent results on this project」は、より成果重視の視点から彼女を推薦していることを伝えています。この表現は、カジュアルな会話や少し柔らかいトーンでの推薦に適しています。
NoeLia Original Dialog
会議室で軽いディスカッションが始まりました。限られたスケジュールの中で、どのように最適なリーダーを選ぶべきか。同僚同士が気軽な口調で議論を進めます。
Rachel: So, we’re all in agreement that this project needs a strong leader, right?
Michael: Absolutely. With the timeline we have, we can’t afford any delays.
Rachel: Exactly. Have you thought about who might be the best fit?
Michael: Well, I’ve considered a few options, but I keep coming back to one person.
Rachel: Go on. Who do you have in mind?
Michael: I’d suggest Fiona. I’ve worked with her for a long time, and she’s incredibly dependable. I have no doubt she’ll excel as a project leader and deliver excellent results on this project.
Rachel: That’s a strong endorsement. What makes her stand out for you?
Michael: She’s a natural problem-solver. Whenever there’s an issue, she doesn’t panic—she finds a solution.
Rachel: That’s exactly what we need for this project. I’ll present her name to the board this afternoon.
Michael: Great. I’m confident she’ll exceed expectations.
Rachel: Thanks for your input, Michael. By the way, are you coming to the team lunch today?
Michael: Of course. I wouldn’t miss a chance to hear the latest gossip about who’s getting promoted next!
レイチェル: それで、このプロジェクトには強いリーダーが必要だってことで一致してるわよね?
マイケル: もちろんだよ。このスケジュールじゃ、遅れは許されないからね。
レイチェル: そうよね。誰が一番適任か考えてみた?
マイケル: まあ、何人か候補は考えたけど、結局一人に絞り込んだんだ。
レイチェル: それで?誰を考えてるの?
マイケル: フィオナを推薦するよ。彼女とは長年一緒に仕事をしてきたけど、とても信頼できるんだ。
間違いなくプロジェクトリーダーとして優れた成果を出し、このプロジェクトを成功させてくれると思うよ。
レイチェル: それは説得力のある推薦ね。彼女の何がそんなに際立ってるの?
マイケル: 問題解決能力が天才的なんだ。何か問題が起きても、慌てずに必ず解決策を見つけるんだよ。
レイチェル: それこそ、このプロジェクトに必要な資質ね。午後の取締役会で彼女の名前を出すわ。
マイケル: 素晴らしい。彼女なら期待を上回る結果を出してくれると思うよ。
レイチェル: 意見をありがとう、マイケル。ところで、今日のチームランチには来るの?
マイケル: もちろん。次の昇進の噂を聞き逃すわけにはいかないからね!
Grammar and Vocabulary
be in agreement that ~: ~について意見が一致している
We’re all in agreement that this project needs a strong leader, right?
日本語訳: このプロジェクトには強いリーダーが必要だってことで、みんな意見が一致しているわよね?
“be in agreement” は、「意見が一致している」という意味を表す表現です。”We’re all in agreement” とすることで、「私たち全員が同じ意見である」というニュアンスを強調しています。”that this project needs a strong leader” は、意見が一致している具体的な内容を説明しています。このフレーズは、特に会議や職場で、話し合いの基盤を確認したり、共通理解を得る際に便利です。
afford: (金銭的・時間的に)~する余裕がある/許容できる
With the timeline we have, we can’t afford any delays.
日本語訳: このスケジュールでは、一切の遅れが許されない。
“afford” のコアイメージは「持っているリソース(時間やお金など)が使える状態かどうか」です。この文脈では、プロジェクトのスケジュールが厳しいため、遅れという「リソースの無駄」を許容する余裕がないことを表しています。”afford” は、リソース(お金、時間、エネルギー)を使う・失うことを許容できるかどうかを判断する言葉で、この例では「時間的なリソース」を守る必要があるという意味で使われています。
- we’re all in agreement that ~: ~について私たちは皆同じ意見だ(フォーマルな会話や会議で使える表現)
- timeline: スケジュール/時間枠(プロジェクトや計画における時間管理を指す言葉)
- can’t afford to ~: ~する余裕がない(時間的・金銭的な制約を表す)
- any delays: 一切の遅れ(「少しの~も」というニュアンスを強調する “any” の使い方)
- best fit: 最適な人(「最適な適合」を意味し、人やものに使える表現)
- keep coming back to ~: 結局は~に戻る/結論として~に行き着く(何度考えても同じ答えに至ることを表す表現)
- go on: 続けて(話を促すカジュアルなフレーズ)
- dependable: 信頼できる(人物評価でよく使われるポジティブな形容詞)
- I have no doubt ~: ~を確信している(自信を持って言えることを強調するフォーマルな表現)
- excel as ~: ~として優れる(”excel” は「優れる」「秀でる」の意味を持つフォーマルな動詞)
- deliver results: 結果を出す(仕事やプロジェクトでの成果を強調する表現)
- strong endorsement: 強い推薦(”endorsement” は公式な推薦を表す)
- stand out: 際立つ/目立つ(他と比較して優れていることを表すカジュアルなフレーズ)
- natural problem-solver: 生まれながらの問題解決者(「問題解決能力に優れた人」を指す)
- present her name to the board: 取締役会で彼女の名前を挙げる(”board” は「取締役会」や「理事会」を指す)
- Thanks for your input: ご意見ありがとう(相手の意見を感謝するフォーマルな表現)