ラジオ英会話の『Target Forms』で学んだテーマを実践的に活かせるノエリアオリジナル会話例を作成しました!実際の会話で使える自然な英語表現を盛り込み、学習の定着を助ける内容です。ディクテーション練習やスピーキング力アップに最適な素材として、ラジオ英会話の復習や日常英会話のトレーニングにぜひお役立てください!
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
Target Forms Key Sentence – NoeLia Extra Examples
She called very early, but the tickets had already sold out.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
彼女はとても早く電話をしましたが、チケットはもう売り切れていました。
下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
When she called me, I had already gone to bed.
日本語訳: 彼女が電話してきた時には、私はすでに寝ていました。
解説: 「had already gone」で「電話があった時点」より前に寝てしまったことを示します。
NoeLia Original Dialog
リアムは、ソフィーからの電話に気づかずに寝てしまいました。友人のミアにそのことを指摘され、リアムは慌てて弁解します。
Mia: Hey, did you hear from Sophie yesterday? She said she tried calling you.
Liam: Oh, yeah, about that…
Mia: What happened? Did you ignore her call again?
Liam: No! When she called me, I had already gone to bed.
Mia: (laughing) Liam, it wasn’t even that late. She said it was like 9:15.
Liam: Hey, don’t judge me. I had a long day, alright?
Mia: Sure, sure. “Grandpa Liam strikes again!”
Liam: Very funny. Anyway, I texted her this morning to apologize.
Mia: Good. She probably thought you were avoiding her.
Liam: Avoiding her? No way. Sophie’s great… but I really needed sleep more than a chat last night.
Mia: Fair enough. But next time, try to stay awake at least until 10, okay?
ミア: ねえ、昨日ソフィーと連絡取った?彼女、君に電話したって言ってたけど。
リアム: ああ、それなんだけど…
ミア: どうしたの?また電話無視したの?
リアム: 違うよ!彼女が電話してきた時には、もう寝てたんだ。
ミア: (笑いながら)リアム、そんなに遅くなかったって言ってたよ。確か9時15分くらいだって。
リアム: いや、そんな目で見るなよ。長い一日だったんだって!
ミア: 分かった、分かった。「リアムおじいちゃん、またやらかした!」って感じね。
リアム: 面白いね。でも今朝、彼女に謝りのメッセージ送ったよ。
ミア: よかった。たぶん彼女、無視されたって思ったかもね。
リアム: 無視?そんなわけないよ。ソフィーは大好きだけど…昨日の夜はおしゃべりより睡眠が必要だったんだ。
ミア: それなら仕方ないね。でも次回はせめて10時までは起きててね!
Grammar and Vocabulary
~ strikes again!: ~がまたやった!
Grandpa Liam strikes again!
日本語訳: リアムおじいちゃん、また寝ちゃった!
“~ strikes again!” は、誰かが何かを「またやった」という意味で、通常、その人の典型的な行動や、予想通りのことを繰り返したときに使います。 “strike” は「打つ」「攻撃する」という意味の動詞ですが、ここでは「(悪いことや予想外のことを)する」「(再び)起こる」という意味で使われています。
例題では、Liam がまた早く寝てしまったという状況で使われています。 このように、誰かが同じような失敗を繰り返したり、予想通りの行動をとったりしたときに、”~ strikes again!” と言うことができます。
少し茶化したり、皮肉っぽく言うことが多いですが、状況によっては感嘆や賞賛の意味で使うこともあります。
- , about that… : えーっと、そのことなんだけど… (会話の始まりで、話題を切り出すときや、少し言いづらいことを切り出すときなどによく使われる)
- ignore : 無視する (意図的に無視する、気づかないふりをする)
- like 9:15 : 9時15分ごろ (about 9:15とほぼ同じ意味)
- don’t judge me : 私を責めないで (judgeは「判断する」「評価する」という意味。Don’t judge a book by its cover.で「外見で判断するな」ということわざもある)
- Sure, sure. : はいはい。/ わかった、わかった。 (少し皮肉っぽく、あるいは面倒くさそうに言うこともある)
- “Grandpa Liam strikes again!” : 「おじいちゃんリアム」の再来だね! (strike againで「再び襲う」「またやる」という意味。ここではLiamがまた早く寝てしまったことを面白おかしく表現している)
- Fair enough. : なるほどね。/ もっともだ。 (相手の意見に納得したときに使われる)
Target Forms ① – NoeLia Extra Examples
When we finally got home, the sun had already set.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
私たちがようやく家に着いたときには、太陽はすでに沈んでいました。
下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
When I got to the station, the train had already left.
日本語訳: 駅に着いた時には、電車はすでに出発していました。
解説: 「駅に着いた時点」に基準を置き、電車がそれ以前に出発していたことを示しています。
NoeLia Original Dialog
イーサンは、ミアとのランチの約束に現れませんでした。ミアは、イーサンに何かあったのかと心配しています。
Mia: So, what happened today? You didn’t show up for lunch.
Ethan: Ugh, I know. I feel really bad about that.
Mia: Did something come up? You should’ve at least texted me.
Ethan: I tried, but my morning was a total mess. When I got to the station, the train had already left.
Mia: Oh no. Did that make you late for work?
Ethan: Yeah. By the time I got to the office, I was already late for my first meeting. That meeting ran long, and I couldn’t catch up on everything before lunch.
Mia: Ah, so everything just got delayed. That makes sense now.
Ethan: Exactly. I really wanted to make it to lunch, though.
Mia: It’s fine. I grabbed something quick anyway. Just let me know next time, okay?
Ethan: I will. Thanks for understanding, Mia.
ミア: それで、今日どうしたの?ランチ来なかったよね。
イーサン: ああ、分かってる。本当に申し訳ないと思ってるよ。
ミア: 何かあったの?せめてメッセージくらい送ってくれればよかったのに。
イーサン: 送ろうとしたんだけど、朝が本当にめちゃくちゃでさ。駅に着いた時には、電車はすでに出発してたんだ。
ミア: あら、それで仕事に遅刻しちゃったの?
イーサン: そうなんだ。オフィスに着いた時点で最初の会議に遅刻しててさ。その会議が長引いて、午前中の仕事が押してランチに行けなくなっちゃった。
ミア: ああ、そういうことね。全部後ろにズレちゃったわけだね。
イーサン: その通り。でも本当にランチには行きたかったんだよ。
ミア: 大丈夫だよ。結局私も簡単に済ませちゃったから。次はちゃんと知らせてね?
イーサン: そうするよ。分かってくれてありがとう、ミア。
Grammar and Vocabulary
up のコアイメージ:発生/出現
You didn’t show up for lunch.
日本語訳: ランチ来なかったよね。
Did something come up?
日本語訳: 何かあったの?
“up” は「発生する」「出現する」というコアイメージを持つ単語で、何かが突然現れたり、目に見える形で動き出したりする感覚を表します。”show up” は「姿を現す」という意味で、”up” によって「現れる」というニュアンスが強調されています。例えば、期待された場面や場所に来る場合によく使われます。”come up” は「(問題や出来事が)発生する」や「(話題が)持ち上がる」という意味で、”up” の「突然現れる」というイメージが適用されています。このように、”up” を使うことで「現れる」「発生する」といった動きや変化を自然に表現できます。
- should’ve + 過去分詞 : ~すべきだったのに (should haveの短縮形。過去のことを後悔したり、非難したりするときに使う。You should’ve called me. で「あなたは私に電話すべきだったのに」のように使える)
- a total mess : 全くめちゃくちゃ (「完全に混乱している」「散らかっている」という意味で、ここではEthanの朝の状況を表している)
- ran long : 長引く (「時間よりも長く続く」という意味。会議やイベントなどが予定より長引いたときに使う)
- couldn’t catch up on everything : 全てに追いつけなかった (catch up onで「~に追いつく」。ここでは、仕事や予定に追いつけなかった、という意味)
- Ah, so everything just got delayed. : ああ、それで全部遅れてしまったのね。 (「遅れた」という意味のdelay。ここでは受動態で「遅らされた」という意味合い)
- make it to : ~に間に合う/~に行くことができる (「到着する」「間に合う」という意味。I couldn’t make it to the meeting. で「会議に間に合わなかった」のように使える)
Target Forms ② – NoeLia Extra Examples
He moved there because he had dreamed about it all his life.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
彼は生涯を通じて憧れを抱いていたため、そこに移住しました。
下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
She became a teacher because she had always loved working with children.
日本語訳: 彼女は子どもと関わるのがずっと好きだったので、教師になりました。
解説: 「became a teacher」に「ピン」を打ち、その前から続いていた「子どもと関わることが好きだった」という気持ちを過去完了形で表現しています。
NoeLia Original Dialog
クララのいとこのリリーは、念願の教師になったばかり。クララは、イーサンにリリーの仕事について話します。
Clara: Did I tell you? My cousin Lily just started her new job as a teacher.
Ethan: Really? That’s amazing! What grade is she teaching?
Clara: She’s teaching first grade. She became a teacher because she had always loved working with children.
Ethan: That makes sense. First graders can be a handful, though. How’s she handling it?
Clara: She said it’s been challenging, but she loves it. Yesterday, one of her students made her a little card that said, “Best teacher ever.”
Ethan: That’s so sweet. I bet that made her day.
Clara: It did. She said moments like that remind her why she chose this career.
Ethan: That’s inspiring. It takes a lot of patience and dedication to be a teacher.
Clara: Definitely. I’m so proud of her.
クララ: 言ったっけ?うちのいとこのリリー、最近教師になったんだよ。
イーサン: 本当に?すごいね!何年生を教えてるの?
クララ: 一年生だよ。彼女は子どもと関わるのがずっと好きだったので、教師になったんだ。
イーサン: なるほどね。でも一年生って結構大変そうだよね。うまくやれてるのかな?
クララ: 大変だって言ってたけど、それ以上にやりがいがあるみたい。昨日なんて、生徒の一人が「ベストティーチャー」って書かれたカードをくれたんだって。
イーサン: それは可愛いね!きっとすごく嬉しかっただろうね。
クララ: うん。そういう瞬間があると、この仕事を選んで良かったって思えるみたい。
イーサン: 本当にそうだね。教師ってすごく忍耐力と情熱が必要な仕事だよね。
クララ: うん、私も彼女のこと本当に誇りに思うよ。
Grammar and Vocabulary
remind ~ of …: ~に…を思い出させる
She said moments like that remind her why she chose this career.
日本語訳: 彼女は、そういう瞬間があると、なぜこの仕事を選んだのかを思い出すと言っていました。
“remind ~ of …” は、「~に…を思い出させる」という意味です。「人」+ “remind” +「人」+ “of” +「物事」の形で、「(人)は(人)に(物事)を思い出させる」という意味になります。この例題では、「そういう瞬間」が「彼女」に「なぜこの仕事を選んだのか」を思い出させている、という意味を表しています。
- What grade : 何年生 (学年。What grade are you in? で「何年生ですか?」と尋ねることができる)
- first grade : 1年生 (アメリカでは小学校1年生)
- she had always loved : ずっと大好きだった (過去完了形。過去の時点ですでに大好きだった、ということを表す)
- a handful : 手に負えない (「扱いにくい」「面倒を見るのが大変」という意味。a handful of childrenで「手に負えない子供たち」)
- handling it : それを対処している (handleは「扱う」「処理する」という意味)
- challenging : やりがいのある/難しい (「困難だが、やりがいがある」という意味)
- I bet that made her day. : きっと彼女にとって最高の一日になっただろうね。 (make someone’s dayで「(人)を幸せにする」「(人)にとって最高の一日になる」)
- moments like that : あのような瞬間 (「そのような瞬間」という意味)
- It takes a lot of patience and dedication to be a teacher. : 先生になるには、多くの忍耐と献身が必要だ。 (It takes + 名詞 + to不定詞で「~するには…が必要だ」)
Target Forms ③ – NoeLia Extra Examples
Why did Melissa go home? – Because she had finished her work already.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
なぜメリッサは家に帰ったの?一もう仕事が終わったからだよ。
下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
Why was Emma upset? – Because she had lost her phone on the way to school.
日本語訳: なぜエマは怒っていたの?-学校に行く途中で携帯をなくしていたからだよ。
解説: 「was upset」という過去の状態に対し、その原因となる出来事を過去完了形で説明しています。
NoeLia Original Dialog
エマは、学校へ行く途中でスマートフォンをなくしてしまいました。オリバーとソフィアは、エマの落胆ぶりを見て、心配しています。
Oliver: Hey, did you notice Emma seemed upset this morning?
Sophia: Yeah, I did. Do you know why?
Oliver: Because she had lost her phone on the way to school.
Sophia: Oh no! That’s terrible. Did she find it?
Oliver: Not yet. She retraced her steps, but no luck so far.
Sophia: That’s rough. Losing a phone is the worst. I mean, everything’s on there!
Oliver: I know. She was mostly worried about her class notes and the group project files.
Sophia: Wait, was she using the blue phone case?
Oliver: Yeah, why?
Sophia: I think I saw it in the cafeteria this morning!
Oliver: Are you serious? Let’s go check right now!
オリバー: ねえ、今朝エマが怒ってたみたいだったけど気づいた?
ソフィア: うん、気づいたよ。どうしてか知ってる?
オリバー: 学校に来る途中で携帯をなくしてたからだよ。
ソフィア: えっ、それは大変!見つかったのかな?
オリバー: まだみたいだよ。歩いた道を戻って探したけど、今のところ成果はないって。
ソフィア: それは辛いね。携帯なくすのって最悪だよね。だって、いろいろな情報が全部入ってるし!
オリバー: そうだよ。特に授業のノートとグループ課題のデータを気にしてたみたい。
ソフィア: ちょっと待って、彼女って青い携帯ケース使ってた?
オリバー: うん、そうだけど、なんで?
ソフィア: 今朝カフェテリアで見た気がする!
オリバー: 本当?今すぐ確認しに行こう!
Grammar and Vocabulary
進行形:動作の進行や一時的な状況を描写する
Wait, was she using the blue phone case?
日本語訳: ちょっと待って、彼女って青い携帯ケース使ってた?
現在進行形(be動詞 + 動詞-ing)は、「今まさに~している」という動作の進行を表すことが多いですが、この例文では過去進行形が使われており、特定の瞬間における一時的な状況を描写しています。”was she using” は「その時、彼女が青い携帯ケースを使っていたかどうか」を尋ねており、状況や背景を掘り下げるニュアンスを含みます。
過去形の疑問文 “Did she use the blue phone case?” と比較すると、”Was she using” は、動作全体ではなく特定の時間にフォーカスし、「その時点の状態」を強調しています。この進行形の使い方は、過去の状況を具体的に想像させる効果を持ち、英語らしい表現の特徴をよく表しています。
- retrace her steps : 自分の足跡をたどる (「来た道を戻る」という意味)
- no luck so far : まだ見つからない (「今のところ運がない」という意味)
- That’s rough. : 大変だね。/ きついね。 (「それは大変だ」「気の毒に」という意味のスラング)
- class notes : 授業ノート (ノート。take notesで「メモを取る」)
- cafeteria : カフェテリア (食堂。学校や会社の食堂を指すことが多い)