Target Forms L164 / 助動詞+完了形① will+完了形(未来完了形) ー NoeLia Original Dialog ー

Target Forms 2024-25

ラジオ英会話の『Target Forms』で学んだテーマを実践的に活かせるノエリアオリジナル会話例を作成しました!実際の会話で使える自然な英語表現を盛り込み、学習の定着を助ける内容です。ディクテーション練習やスピーキング力アップに最適な素材として、ラジオ英会話の復習や日常英会話のトレーニングにぜひお役立てください!

Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)

Target Forms Key Sentence – NoeLia Extra Examples

I’ll have played all of his sonatas when I perform that.
それを演奏したら、私は彼のソナタをすべて演奏したことになります。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)

下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!

NoeLia Extra Examples

She’ll have visited all the museums in the city when she goes to the last one tomorrow.
日本語訳: 明日最後の博物館に行けば、彼女はその都市のすべての博物館を訪れたことになります。
解説: 「when she goes to the last one tomorrow」が未来の基準点を示し、それまでに完了する予定を述べています。旅行の計画などに使える表現です。

NoeLia Original Dialog

エリックの妹は、市内のすべての博物館を訪問するという目標を立て、熱心に博物館めぐりをしています。サラは、その熱意に感心します。

Sarah: So, what’s your sister up to today?
Eric: She’s at another museum. She’s really into art and history, so she’s been on a mission to visit them all.
Sarah: That’s impressive. How many has she been to so far?
Eric: Let’s see… I think she’s visited six or seven already. She’ll have visited all the museums in the city when she goes to the last one tomorrow.
Sarah: Wow, she’s really dedicated! Do you know which one’s the last on her list?
Eric: Yeah, it’s the Modern Art Museum. She’s saving the best for last, apparently.
Sarah: That sounds amazing. I’d love to see it too. Maybe we should join her tomorrow?
Eric: Not a bad idea. But fair warning—she spends hours reading every single plaque.
Sarah: Ha! Well, I might skip a few, but I’d still like to check it out.

サラ: それで、あなたの妹さんは今日何をしてるの?
エリック: また別の博物館に行ってるよ。彼女はアートや歴史が大好きで、市内の全部の博物館を回るのが目標なんだ。
サラ: それはすごいね。これまでにいくつ行ったの?
エリック: えっと…たぶん6つか7つかな。明日最後の博物館に行けば、彼女はその都市のすべての博物館を訪れたことになるんだ。
サラ: すごい熱意だね!そのリストの最後の博物館はどこか知ってる?
エリック: うん、現代美術館だよ。どうやら一番楽しみにしてるみたいで、最後に取っておいてるんだ。
サラ: 素敵ね。私もそこに行ってみたいわ。明日一緒に行くのはどう?
エリック: 悪くないアイデアだね。でもひとつ忠告—彼女は展示説明を全部読むから、何時間もかかるよ。
サラ: はは!私はいくつか飛ばすかも。でも見てみたいわ。

Grammar and Vocabulary

dedicate: 時間や労力を捧げる

Wow, she’s really dedicated!
日本語訳: わぁ、彼女は本当に一生懸命だね!

“dedicated” は「熱心な」「献身的な」という意味を持つ形容詞で、特定の目的や活動に対して時間や労力を惜しまず捧げるイメージがあります。この言葉の語源はラテン語の dedicare(「捧げる」「献身する」)に由来し、”de-“(完全に)と “dicare”(宣言する)から成り立っています。「完全に宣言する」という語源から、特定の対象に全力で注ぐニュアンスが生まれています。
この例文では、”she’s really dedicated” が彼女の努力や献身を感嘆の気持ちとともに評価しています。”Wow” を加えることで、その驚きや感心がより強調されています。カジュアルな会話で頻繁に使われる表現です。

  • She’s really into ~: 彼女は本当に~に夢中だ(be into ~ は「~に夢中だ」「~が好きだ」)
  • she’s been on a mission to ~: 彼女は~するという使命を帯びている(be on a mission to ~ は「~する使命を帯びている」)
  • She’s really dedicated: 彼女は本当に熱心だ(dedicated は「献身的な」「熱心な」)
  • She’s saving the best for last: 彼女は一番良いものを最後に取っておいている(save the best for last は「一番良いものを最後に取っておく」というイディオム)
  • apparently: どうやら~らしい
  • Maybe we should ~: たぶん私たちは~すべきだ(転じて「~しようか?」「~してみる?」という軽い誘い文句の意図になる)
  • But fair warning: でも、あらかじめ言っておくけど(相手に何かを伝える前に軽く警告する表現)
  • every single plaque: すべての展示説明書き

Target Forms ① – NoeLia Extra Examples

I’ll have finished unpacking by noon.
荷ほどきは昼までには終わっているでしょう。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)

下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!

NoeLia Extra Examples

I’ll have prepared dinner by seven o’clock.
日本語訳: 7時までには夕食の準備を終えているでしょう。
解説: 「by seven o’clock」で未来の基準時点を示し、それまでに完了する予定を表現しています。日常生活で使いやすい文です。

NoeLia Original Dialog

夫婦であるレイチェルとトムは、久しぶりに家族を招いて夕食会を開くことになりました。レイチェルは腕によりをかけて、ローストチキンとマッシュポテトを作ります。

Rachel: I’m so excited to have everyone over tonight. It’s been ages since we had a family dinner.
Tom: I know. It’s going to be great. What’s the plan for the food?
Rachel: Well, I’m making roast chicken and mashed potatoes. What about dessert? Did you get the ice cream?
Tom: Yep, your favorite flavor. And I even got extra whipped cream.
Rachel: Perfect! I’ll have prepared dinner by seven o’clock, so everyone can just sit and relax when they arrive.
Tom: You’re amazing, Rachel. Do you need help with anything?
Rachel: Actually, yes. Can you check if we have enough glasses? I think some might still be in the dishwasher.
Tom: On it! (checks the dishwasher) Yep, all clean and ready.
Rachel: Great. You know, Tom, these dinners remind me of when we were kids. Mom used to make the best roast chicken.
Tom: She really did. And now, you’re carrying on the tradition. Mom would be so proud.
Rachel: Thanks, Tom. That means a lot. Let’s make tonight special.

レイチェル: 今夜みんなが集まるの、本当に楽しみだわ。家族でディナーなんて、もうずいぶん久しぶりだもの。
トム: 本当だね。絶対楽しい夜になるよ。夕食はどうする予定?
レイチェル: ローストチキンとマッシュポテトを作る予定よ。デザートは?アイスクリーム買ってきた?
トム: うん、君の好きな味。それにホイップクリームも多めに買ったよ。
レイチェル: 完璧ね。7時までには夕食の準備を終えているから、みんなが来たらすぐリラックスできるわ。
トム: 本当にすごいよ、レイチェル。何か手伝えることはある?
レイチェル: そうね、お願いがあるわ。グラスが足りるか確認してくれる?いくつか食洗機に入れたままかもしれない。
トム: 任せて!(食洗機を確認)うん、全部きれいで準備万端だよ。
レイチェル: よかった。ねえトム、こういうディナーって、子供の頃を思い出すわ。お母さんが作ってくれたローストチキンは最高だったよね。
トム: 本当にな。今度は君がその伝統を受け継いでるんだよ。お母さんもきっと誇りに思ってるさ。
レイチェル: ありがとう、トム。そう言ってもらえると嬉しいわ。今夜は特別な夜にしましょう。

Grammar and Vocabulary

依頼に即座に応じるフレーズ

On it!
日本語訳: 了解!すぐやるよ!

“On it!” は「I’m on it!」の省略形で、「そのタスクに取り掛かっている」「すぐ対応する」というニュアンスを持つカジュアルな表現です。このフレーズは、相手からの依頼や提案に前向きに応じる際に使われます。”on” のコアイメージは「接触」や「~に乗っている」というイメージです。”I’m on it!” では、この「接触」の感覚が「タスクや問題に取り掛かっている」「その仕事に乗り出している」という意味に転じています。つまり、自分がその依頼やタスクの上に乗り、今まさに対応している状態を表現しています。
たとえば、「Can you check the glasses?(グラスを確認してくれる?)」に対して “On it!” と答えることで、「了解、今すぐやります!」という迅速な対応の意志を示します。カジュアルな日常会話や職場で、親しみやすいトーンを持つ表現です。

  • have someone over: (人)を家に招く
  • On it!: すぐやるよ!
  • remind me of ~: 私に~を思い出させる
  • used to ~: 以前は~だった
  • carry on the tradition: 伝統を受け継ぐ
  • That means a lot: とても嬉しい、感謝しています

Target Forms ② – NoeLia Extra Examples

You’ll have received your test results by next week.
あなたは、テスト結果を来週までに受け取っているでしょう。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)

下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!

NoeLia Extra Examples

You’ll have completed your application by the end of this week.
日本語訳: 今週末までには申請を終えているでしょう。
解説: 「by the end of this week」で未来の基準時点を示し、それまでに完了する行動を表しています。申請や締切に関する自然な表現です。

NoeLia Original Dialog

トムは、大学院のプログラムに申請するために、締め切り間近の願書作成に追われています。妹のリサは、トムが真剣になりすぎるあまり、個性を発揮できていないのではないかと心配しています。

Lisa: Tom, you’ve been glued to your laptop for hours. Are you even taking a break?
Tom: I can’t right now, Lisa. This application is due soon, and I still need to finish the personal statement.
Lisa: Let me guess, you’ve written something super serious and boring. Like, “I am passionate about achieving my dreams.”
Tom: Hey, it’s not boring! It’s professional.
Lisa: Sure, sure. Well, you’ll have completed your application by the end of this week, so maybe you can relax after that.
Tom: Yeah, if I survive this stress.
Lisa: You will. By the way, don’t forget to mention how amazing your little sister is and how she inspires you every day.
Tom: Ha! If I write that, they might think I’m too creative for their program.
Lisa: Exactly my point. Add some personality, Tom. It’s what makes you stand out.
Tom: Okay, okay. I’ll consider it—right after I finish being “professional.”

リサ: トム、何時間もパソコンに張り付いてるけど、休憩取ってる?
トム: 今は無理だよ、リサ。この申請の締切が迫ってて、パーソナルステートメントをまだ書き終えてないんだ。
リサ: どうせ、超真面目でつまらないこと書いてるんでしょ。「私は夢を達成することに情熱を注いでいます」とかさ。
トム: つまらなくないよ!プロフェッショナルなんだ。
リサ: はいはい。まあ、今週中には願書完成するんでしょ?終わったらゆっくりできるわね。
トム: そうだね、このストレスを乗り切れたらの話だけど。
リサ: 乗り切れるよ。ところで、君の妹さんがどれだけすごくて、毎日君にインスピレーションを与えてくれてるか、書くの忘れないでね。
トム: はっ!そんなこと書いたら、僕、クリエイティブすぎて彼らのプログラムに合わないって思われちゃうよ。
リサ: それが言いたかったのよ。個性を出して、トム。それがあなたを際立たせるのよ。
トム: わかった、わかった。考えてみるよ。「プロフェッショナル」な文章を書き終えた後でね。

Grammar and Vocabulary

if を使った仮定を表す表現

Yeah, if I survive this stress.
日本語訳: ええ、このストレスを乗り切れたらね。

“if I survive this stress” は、「もしこのストレスを乗り切れたら」という仮定を表す if 節です。ポイントは、相手の言葉を受けて、「もし~だったらね」と返答している点です。日本語でも「~できればね」のように if 節を文末に置くことがあるので、この使い方は日本語と似ていますね。if 節を使いこなすと、表現の幅が広がります。

  • be glued to ~: ~に釘付けになる、~から離れられない (glue は「接着剤」の意味。be glued to ~ で「~に接着されている」→「~から離れられない」)
  • application: 申請書、願書
  • due: 締め切りが~である
  • personal statement: 自己PR、志望理由書
  • I’m passionate about ~: 私は~に情熱を燃やしています
  • mention: 触れる、言及する
  • I’m too creative for their program: 私は彼らのプログラムにはクリエイティブすぎる (too ~ for … は「~すぎて…には合わない」)
  • Exactly my point: それが言いたかったのよ
  • It’s what makes you stand out: それがあなたを際立たせるものだ (what は関係代名詞)
  • right after ~: ~の直後に

Target Forms ③ – NoeLia Extra Examples

They will have left the office by now.
彼らは今ごろオフィスを出ていますよ。

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)

下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!

NoeLia Extra Examples

The movie will have started by now.
日本語訳: 映画は今ごろ始まっているでしょう。
解説: 「by now」を使い、イベントの進行状況を予測しています。映画やイベントの話題でよく使われるフレーズです。

NoeLia Original Dialog

キャシーとマークは、電車の遅延で足止めされています。二人は、映画の時間に間に合うかどうか心配しています。

Cathy: Mark, how long do you think we’ll be stuck here?
Mark: I have no idea. The announcement said the train should start moving in 10 minutes.
Cathy: Ugh, why does this always happen when we’re in a hurry?
Mark: Tell me about it. We’re going to miss the beginning of the movie, aren’t we?
Cathy: Probably. The movie will have started by now, and I hate walking in late.
Mark: Me too. It’s so awkward trying to find your seat in the dark.
Cathy: Exactly. And you always end up blocking someone’s view while you’re squeezing past.
Mark: Yeah, and they give you that annoyed look like it’s your fault.
Cathy: Next time, let’s just plan for a bit more buffer time, okay?
Mark: Agreed. For now, let’s just hope this train starts moving soon.

キャシー: マーク、あとどれくらいここに足止めされると思う?
マーク: 全然分からないよ。アナウンスでは、10分くらいで動き出すって言ってたけど。
キャシー: はあ…急いでるときに限ってこうなるのよね。
マーク: 本当にな。映画の冒頭、見逃しちゃうかな?
キャシー: たぶんね。映画は今ごろ始まってるでしょうし、遅れて入るのって嫌なのよね。
マーク: 僕もだよ。暗闇の中で席を探すのってすごく気まずいしさ。
キャシー: そうなのよ。しかも座席を探すときに、絶対誰かの前を通って邪魔しちゃうしね。
マーク: そうそう。それで睨まれたりすると、なんか自分が悪いみたいに思えるんだよな。
キャシー: 次からは、もっと余裕を持って計画しましょ?
マーク: そうだね。今は早く電車が動いてくれることを祈るしかないね。

Grammar and Vocabulary

It -ing 構文

It’s so awkward trying to find your seat in the dark.
日本語訳: 暗闇の中で席を探すのって本当に気まずいよね。

この文は「It -ing 構文」を使っています。”It” は形式主語で、文の本来の主語は “trying to find your seat in the dark” という動名詞句です。この構文では「~することが…である」という状況や動作自体を強調します。一方、”It to 構文” は「~すること」を一般的に述べる場合に使われます。たとえば “It’s awkward to find your seat in the dark.” は行為全体を指しますが、”It’s so awkward trying to find your seat in the dark.” は実際にその状況を経験しているニュアンスが強いです。

  • we’ll be stuck here: 私たちはここに足止めされるだろう(stuck は「動けない」「立ち往生した」。ここでは、電車の遅延で動けない状況を表している)
  • walking in late: 遅れて入る
  • awkward: 気まずい
  • blocking someone’s view: 誰かの視界を遮る
  • squeezing past: 無理やり通り過ぎる (squeeze は「押し込む」「無理やり通す」。past は「~を過ぎて」。)
  • they give you that annoyed look: 彼らはあなたにあのイライラした視線を向ける (annoyed は「イライラした」。give someone a look で「(人)に視線を向ける」)
  • like it’s your fault: まるであなたのせいであるかのように
  • buffer time: バッファ時間、余裕時間
  • For now: 今のところは

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