Grammar in Action L167 ーNoeLia Original Dialogー

GiA / SliE 2024

ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)

NoeLia Original Dialog – 問題1

問題1:私たちはタクシーを呼ぶつもり。私たちと一緒に乗りたい?
We’re going to call a cab. Do you wanna ride with us?

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 1

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!

NoeLia Answer – Question 1

問題1:私たちはタクシーを呼ぶつもり。私たちと一緒に乗りたい?
We’re planning to call a cab. Do you want to share it with us?
解説: 「be going to」の代わりに「be planning to」を使うことで、「今まさに準備している」というニュアンスよりも、「予定・計画」を示す表現になります。「ride with us」の代わりに「share it with us」を使うことで、一緒にタクシーを利用するというより具体的な意味を加えています。

We’re going to call a cab. Do you wanna ride with us?
この文では「We’re going to call a cab」が使われており、「タクシーを呼ぶ予定」という意図を表しています。「Do you wanna ride with us?」はカジュアルで親しい相手に対する誘いの表現です。「wanna」という縮約形が使われているため、くだけたニュアンスがあります。全体的に友達同士や気心の知れた相手との会話に適した言い回しです。

We’re planning to call a cab. Do you want to share it with us?
こちらは「We’re planning to call a cab」という表現を用いることで、「タクシーを呼ぶ予定で計画している」というニュアンスが少し具体的に強調されています。「Do you want to share it with us?」は「タクシーを一緒にシェアしたいか」を丁寧に尋ねる表現で、少しフォーマルな印象を与えます。友人以外の人や、少し丁寧に言いたい場合に適しています。

NoeLia Original Dialog

エミリーとジェームズは、職場の同僚で、同じセミナーに参加していました。お互いに、顔は知っているけれど、ゆっくり話したことはなかった二人。セミナー後、偶然出会った二人は、感想を語り合いながら、親睦を深めます。

Emily: That was such an interesting seminar. Don’t you think?
James: Definitely. The speaker really knew their stuff.
Emily: I took so many notes! I didn’t want to miss anything. Did you take notes too?
James: A few, but I think I’ll rely on the handouts they gave us.
Emily: Good idea. By the way, how are you getting home?
James: I was thinking of taking the bus, but it’s getting late.
Emily: We’re planning to call a cab. Do you want to share it with us?
James: Oh, that would be great. Thanks for offering.
Emily: No problem. Let’s head to the lobby and sort it out.
James: Sounds good. Thanks again. This will save me so much time.

エミリー: 今日のセミナー、本当に面白かったよね。そう思わない?
ジェームズ: うん、間違いないね。講師の話、すごく説得力があったよ。
エミリー: 私、めちゃくちゃメモ取っちゃった。何も聞き逃したくなかったから。ジェームズもメモ取った?
ジェームズ: ちょっとだけね。でも配布資料があるから、そっちを頼りにしようと思ってる。
エミリー: それもいいね。ところで、帰りはどうするの?
ジェームズ: バスで帰ろうと思ってたけど、だいぶ遅くなっちゃったな。
エミリー: 私たちタクシーを呼ぶつもりなんだけど、一緒に乗る?
ジェームズ: それは助かるよ。誘ってくれてありがとう!
エミリー: いいよ、気にしないで。じゃあロビーに行って手配しようか。
ジェームズ: それがいいね。本当にありがとう。おかげで時間がだいぶ節約できそうだよ。

Grammar and Vocabulary

will: 未来を見通す表現

This will save me so much time.
日本語訳: これで時間がすごく節約できるよ。

“will” は未来を見通す表現で、話し手の確信や期待が込められています。このフレーズでは、”This will save me so much time.” とすることで、「これによって時間を節約できる」という話し手の見通しや自信を示しています。
ラジオ英会話で学んだ “It will rain tomorrow.”(明日は雨になります。)や “Everything will be fine.”(すべてうまくいくよ。)と同じように、”will” が話し手の「こうなるだろう」という予測を自然に表現しています。ここでは「時間を節約できる」というポジティブな結果に対する確信が伝わるフレーズです。

  • The speaker really knew their stuff: 講演者は本当に自分のことをよく知っていた (know one’s stuff で「~に精通している」「~についてよく知っている」)
  • I think I’ll rely on the handouts: 配布資料を頼りにしようと思う (rely on ~ で「~を頼りにする」「~に頼る」)
  • sort it out: 解決する、整理する (ここではタクシーを手配することを指す)

NoeLia Original Dialog – 問題2

問題2:私たち2人のために私が夕食を作りますよ。ゆっくりくつろいでいてください。
I will cook dinner for us both. Just sit back and relax.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 2

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズを実際の会話の中でどのように使うかがわかるオリジナルダイアログも用意しました!模範解答と違った視点から新しい表現を学びつつ、音声を活用してディクテーションや多聴多読にチャレンジしてみてください。英語をもっと楽しく学べるはずです!

NoeLia Answer – Question 2

問題2:私たち2人のために私が夕食を作りますよ。ゆっくりくつろいでいてください。
I’ll prepare dinner for the two of us. Just sit back and enjoy the evening.
解説: 「cook」の代わりに「prepare」を使うことで、「きちんとした準備」のニュアンスが生まれます。また、「relax」の代わりに「enjoy the evening」を使うことで、くつろぐだけでなく「その時間を楽しむ」というイメージが伝わります。

I will cook dinner for us both. Just sit back and relax.
この文では「I will」が使われており、話し手の意図や申し出を強調しています。「cook」という動詞は「料理する」という行為そのものに焦点を当てています。「sit back and relax」はカジュアルで親しみやすい表現で、相手に「ゆっくりくつろいでいてね」というリラックスした雰囲気を伝える効果があります。全体的に温かくカジュアルなトーンで、家族や親しい友人との会話に適しています。

I’ll prepare dinner for the two of us. Just sit back and enjoy the evening.
こちらの文では「prepare」という動詞が使われており、「夕食を作る」という行為が少し丁寧かつフォーマルなニュアンスになります。「for the two of us」は「私たち2人のために」を少し改まった感じで伝えています。また、「sit back and enjoy the evening」は、「リラックスして夕方の時間を楽しんでね」という表現で、少し洗練された雰囲気を醸し出します。この文はフォーマルな場面や特別な夕食を指す場合により適しています。

NoeLia Original Dialog

仕事で疲れて帰ってきたソフィア。同棲中のマイケルは、そんなソフィアの疲れを気遣い、夕食を作ることを提案します。

Michael: You seem really tired today. Was it a busy day at work?
Sophia: Yeah, it was. Meetings all morning, and the deadlines are piling up.
Michael: That sounds exhausting. Why don’t you take a break tonight?
Sophia: That sounds tempting, but I still need to sort out a few emails.
Michael: Can’t those wait until tomorrow? I’ll prepare dinner for the two of us. Just sit back and enjoy the evening.
Sophia: Are you sure? You’ve already had a long day too.
Michael: Positive. I’ve got this. I’m thinking pasta and a salad. How does that sound?
Sophia: That sounds amazing. Thank you, Michael.
Michael: It’s no problem. You deserve a little time to unwind.
Sophia: Alright, I’ll take you up on that. Maybe I’ll even watch that show you keep recommending!

マイケル: 今日はすごく疲れてるみたいだね。仕事、忙しかったの?
ソフィア: うん、すごく忙しかった。午前中ずっと会議で、締め切りもどんどんたまってるのよ。
マイケル: それは大変だったね。今夜は休んだらどう?
ソフィア: それは魅力的だけど、まだいくつかメールを片付けないといけなくて。
マイケル: それ、明日に回せないの?僕が夕飯を作るから、ゆっくりくつろいで夜を楽しんで。
ソフィア: 本当に?マイケルももう長い一日だったんじゃないの?
マイケル: 大丈夫だよ。パスタとサラダを作ろうと思ってるんだけど、どう?
ソフィア: それ最高ね。ありがとう、マイケル。
マイケル: 気にしないで。少しリラックスする時間が君には必要だよ。
ソフィア: じゃあ、お言葉に甘えようかな。ついでに、あなたが勧めてたドラマでも見ようかしら!

Grammar and Vocabulary

how does ~ sound?: ~はどう思う?

How does that sound?
日本語訳: それ、どう思う?

“How does that sound?” は、提案やアイデアについて相手の意見を尋ねるカジュアルなフレーズです。「sound」は「~に聞こえる」という意味を持ちますが、この場合は「~はどう感じる?」というニュアンスで使われています。提案や意見を柔らかく伝えた後に、「どう?」と聞き返す際に便利な表現です。
代替表現としては、”What do you think?”(どう思う?)や “Does that work for you?”(それで大丈夫?)などが挙げられます。”How does that sound?” よりも直接的なニュアンスを持つ “What do you think?” や、提案が相手にとって都合が良いか確認する “Does that work for you?” など、シチュエーションに応じて使い分けることができます。

  • Was it a busy day at work?: 仕事は忙しい日だった?
  • the deadlines are piling up: 締め切りが積み重なっている (pile up で「積み重なる」「山積みになる」)
  • That sounds exhausting: それは大変そうですね (exhausting は「疲れ果てさせるような」「へとへとにさせるような」という意味)
  • That sounds tempting: それは魅力的だね (tempting は「魅力的な」「心をそそる」という意味)
  • sort out: 整理する、解決する
  • Positive: もちろん (「その通り」「間違いない」という意味。ここでは Michael が Sophia の申し出を快諾している)
  • I’ve got this: これは任せて (「私がやります」という意味)
  • How does that sound?: どう? (相手に意見や感想を聞く表現)
  • You deserve a little time to unwind: あなたは少しリラックスする時間を持つに値する (deserve は「~に値する」「~を受けるにふさわしい」という意味。unwind は「くつろぐ」「リラックスする」という意味)
  • I’ll take you up on that: その申し出を受けよう (take someone up on something で「(申し出など)を受ける」)

NoeLia Original Dialog – 問題3

問題3:その電車は本当に混み合いますよ。あなたは早めに出発するようにすべきです。
The trains will be really crowded. You should try to leave early.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 3

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
そのフレーズを会話の中でどう使うかを確認できるオリジナルダイアログも含まれています!模範解答とは違うアプローチで英語表現を吸収しながら、音声を使ったディクテーションや多聴多読に取り組んでみましょう。楽しみながら英語を身につけていきましょう!

NoeLia Answer – Question 3

問題3:その電車は本当に混み合いますよ。あなたは早めに出発するようにすべきです。
The trains are going to be packed. You’d better leave earlier.
解説: 「will」の代わりに「be going to」を使い、予測を表現しています。「really crowded」の代わりに「packed」と言い換え、同じ意味をカジュアルに伝えています。「You’d better」は助言として強いニュアンスを持つ表現です。

The trains will be really crowded. You should try to leave early.
この文では「will」が使われており、電車が混雑するという未来の事実を客観的に述べています。「You should try to leave early」は「早めに出発するよう試みるべき」という柔らかいアドバイスを意味しており、相手に対する指示や命令のトーンは含まれていません。親しい間柄やカジュアルな場面に適した表現です。

The trains are going to be packed. You’d better leave earlier.
こちらでは「are going to」が使われており、混雑が「ほぼ確実に起こる」というニュアンスを強調しています。「You’d better leave earlier」は「早く出発しないといけない」という、やや強い警告や忠告を含んだ表現です。話し手が状況を重く見ている場合や、相手に早めの行動を強く促したい場合に適しています。

NoeLia Original Dialog

新入社員のグレイスは、初めての顧客訪問に緊張気味です。そんなグレイスを気遣い、先輩のオリバーが電車の遅延情報を教えてくれます。

Oliver: Hey, Grace, are you heading to the client’s office later?
Grace: Yeah, I have a meeting there at 10. Why?
Oliver: Just checking. Did you hear about the delays on the train line?
Grace: Oh no, really? I didn’t check this morning.
Oliver: Yeah, it’s a mess. The trains are going to be packed. You’d better leave earlier.
Grace: Thanks for the heads-up. I’ll head out as soon as I finish these reports.
Oliver: Good idea. Also, take a snack with you. If you’re stuck, you’ll need it.
Grace: Always thinking ahead, huh? I’ll grab an energy bar before I go.
Oliver: Smart move. Good luck with the meeting! Let me know how it goes.
Grace: Will do. Thanks, Oliver!

オリバー: ねえ、グレイス、後でクライアントのオフィスに行くの?
グレイス: うん、10時にミーティングがあるの。どうして?
オリバー: ちょっと確認したかっただけさ。今朝、電車の遅延の話聞いた?
グレイス: え、本当?今朝はチェックしてなかった。
オリバー: ああ、大変みたいだよ。電車は本当に混み合うから、早めに出たほうがいいよ。
グレイス: 教えてくれてありがとう。レポートを片付けたらすぐに出るわ。
オリバー: それがいいね。それと、何か軽く食べられるものを持っていきなよ。もし足止めされたら役に立つから。
グレイス: さすが、先を考えてるわね。エナジーバーでも持っていくわ。
オリバー: いい判断だ。ミーティング頑張って!どうだったか教えてね。
グレイス: そうするね。ありがとう、オリバー!

Grammar and Vocabulary

will と as soon as の組み合わせ

I’ll head out as soon as I finish these reports.
日本語訳: このレポートを終えたらすぐに出発するよ。

このフレーズでは、”I’ll”(I will)が使われており、「意志」を表す未来形としての will が重要な役割を果たしています。「私はこうする」という話し手の明確な意思を示しており、未来に対する強い意図を伝えています。このように、will は「頭の中でカチッと決意した瞬間」を表現するのに適しています。
さらに、”as soon as”(~するとすぐに)と組み合わせることで、具体的なタイミングを示しながら未来の行動を計画しています。”as soon as I finish these reports” は「このレポートを終えたら」という条件を明確にしており、will の未来の意志とスムーズにつながっています。
例えば、”I’ll head out”(出発するよ)だけでは意志を伝えるだけですが、”as soon as I finish these reports” を加えることで行動のタイミングが強調され、より具体的な文になります。

  • Just checking: ちょっと確認したかっただけだよ (確認のために相手に話しかけるときの表現)
  • Did you hear about ~?: ~について聞きましたか? (相手に情報を確認する表現)
  • the train line: 電車路線 (「路線」は line または route)
  • it’s a mess: 大変なことになっている (mess は「混乱」「めちゃくちゃ」という意味)
  • Thanks for the heads-up: 教えてくれてありがとう (heads-up は「注意喚起」「事前警告」)
  • Always thinking ahead: いつも先のことまで考えているのね
  • Smart move: いい判断だね (move はここでは「行動」「処置」という意味)
  • Will do: そうするね (Will do that. を短縮した形。相手の依頼に「そうするよ」と答えるカジュアルな表現)

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