ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)
NoeLia Original Dialog – 問題1
問題1:もっと大きなバルコニーを持っていたらいいのに。私は外に座って本を読みたいのです。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish I had a bigger balcony. I’d love to sit outside and read a book.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!
問題1:もっと大きなバルコニーを持っていたらいいのに。私は外に座って本を読みたいのです。
If only I had a bigger balcony. I’d love to sit outside and read a book.
解説: 「If only ~」は「I wish ~」と同じ願望を表しますが、より感情的で強調されたニュアンスを生みます。「I’d love to」は模範解答と同じですが、自然で丁寧な気持ちを表現しています。
I wish I had a bigger balcony. I’d love to sit outside and read a book.
この文では「I wish」が使われており、「現実にはそうではないが、そうであればいいのに」という話し手の願望を示しています。「wish」の使用により、具体的に現状が不足している感じや、残念さが強調されます。「I’d love to」は話し手の希望を親しみやすく表現しており、前向きなニュアンスを加えています。
If only I had a bigger balcony. I’d love to sit outside and read a book.
こちらの文では「If only」が使われており、より感情的でドラマチックな響きがあります。「If only」には「~であればどんなに良いか」という強い願望や切実さが込められており、「I wish」より感情的なトーンで状況を強調します。「I’d love to」の部分は同様に、希望を親しみやすく伝えていますが、「If only」の感情的なニュアンスが文全体に影響を与えます。
NoeLia Original Dialog
メーガンは天気の良い日に散歩を提案しますが、動く気のないライアンに断られてしまいます。仕方なくバルコニーを片付けようとすると、意外にもライアンが手伝うと言い出し、予想外の共同作業が始まります。
Megan: Hey, Ryan. The weather’s amazing today, isn’t it? How about going for a walk outside?
Ryan: Hmm, I don’t know. Changing out of these comfy clothes sounds like too much work.
Megan: Fair enough. It’s your first real break in a while. You deserve to relax. Oh, maybe I’ll tidy up the plants on the balcony instead. They’ve been crowding the space, and it’s been bothering me.
Ryan: The balcony, huh?
Megan: Yeah, if only I had a bigger balcony. I’d love to sit outside and read a book. Just imagine—lounging in your pajamas, soaking up the sun. It’d be perfect.
Ryan: You’re right. That does sound pretty amazing. Okay, you know what? I’ll help you tidy up out there.
Megan: Really? That’d be great. Let’s make it a team effort.
Ryan: Sure. And who knows? Maybe we can make enough space to fit a small chair out there for now.
Megan: Now you’re talking! Let’s do this.
メガン: ねえ、ライアン。今日すごくいい天気だよね。外に散歩でも行かない?
ライアン: うーん、どうかな。今のこの楽な格好から着替えるのがちょっと面倒だなあ。
メガン: 確かにね。久しぶりの休日だし、のんびりしたいよね。あ、じゃあ私はバルコニーの鉢植えでも片付けようかな。ずっといっぱいで気になってたんだよね。
ライアン: バルコニーかあ。
メガン: そう。もっと大きなバルコニーを持っていたらいいのに。私は外に座って本を読みたいな。部屋着でだらっとしながら日光を浴びるなんて最高じゃない?
ライアン: 本当だね。それはすごくいい感じだな。よし、片付けるの手伝うよ。
メガン: 本当?それ助かる!一緒にやろうよ。
ライアン: もちろん。もしかしたら、ちょっと椅子を置けるくらいのスペースを作れるかもね。
メガン: それいいじゃん!やろう、やろう!
- How about ~ing?: ~してみない?(提案をする際に使われるカジュアルな表現。ここでは “How about going for a walk outside?” で「外を散歩してみない?」という意味になっています。)
- comfy: 心地よい/快適な(”comfortable” の略で、特にカジュアルな場面で使われる口語表現。)
- Fair enough.: 確かにね/それもそうだね(相手の意見や状況に納得したり同意したりする際のカジュアルな表現。)
- tidy up: 片付ける(”tidy” は「きちんとした」という意味の形容詞で、”tidy up” で「整頓する/片付ける」という動詞フレーズになります。)
- crowding the space: スペースを占領している(”crowding” は「詰め込む」や「ぎゅうぎゅうになる」という意味で、具体的な状態を描写するのに便利な表現。)
- If only ~: ~だったらいいのに(現実に反する願望を表現する仮定法のフレーズ。)
- lounging: くつろぐ(特にリラックスして座ったり寝たりする動作を表す動詞で、「だらっとくつろぐ」というニュアンス。)
- soaking up the sun: 日光浴をする(”soak up” は「吸収する」という意味で、ここでは「日光を体いっぱい浴びる」という表現。)
- team effort: チームでの協力(「共同作業」を意味する表現で、カジュアルにもフォーマルにも使える。)
- Who knows?: もしかしたらね/誰にもわからないよ(軽い可能性を示唆するカジュアルなフレーズ。)
- Now you’re talking!: それいいね!/その通り!(相手の提案に強く賛成するときに使われるカジュアルなフレーズ。)
NoeLia Original Dialog – 問題2
問題2:マドリードに行けたらいいのに。でもそこはとても遠いし、私はスペイン語を話しません。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish I could visit Madrid. But it’s so far away, and I don’t speak Spanish.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズを実際の会話の中でどのように使うかがわかるオリジナルダイアログも用意しました!模範解答と違った視点から新しい表現を学びつつ、音声を活用してディクテーションや多聴多読にチャレンジしてみてください。英語をもっと楽しく学べるはずです!
問題2:マドリードに行けたらいいのに。でもそこはとても遠いし、私はスペイン語を話しません。
I wish I were able to visit Madrid. But it’s so far away, and I don’t speak Spanish.
解説: 「I were able to」は、「I could」と同じ意味で使えますが、よりフォーマルな響きを持っています。全体の意味や流れを崩すことなく、同じ内容を自然に伝えています。
I wish I could visit Madrid. But it’s so far away, and I don’t speak Spanish.
この文では「I wish I could」が使われており、「現在の状況では不可能だけれども、できたらいいのに」という願望を表現しています。「could」は可能性や能力の欠如を暗示し、日常会話でよく使われる表現です。カジュアルで親しみやすく、自然な響きがあります。
I wish I were able to visit Madrid. But it’s so far away, and I don’t speak Spanish.
こちらの文では「I were able to」が使われており、「I could」と同じ意味を持ちますが、やや形式的または丁寧な響きがあります。「were able to」は文法的に正確な構造で、特に書き言葉やフォーマルな場面で使われることが多いです。そのため、少し硬い印象を与えることがあります。
NoeLia Original Dialog
ライラは、マドリードの文化や景色の素晴らしさをドキュメンタリーで知り、マークにその感動を伝えます。マークもスペイン旅行に興味を示し、二人は一緒に旅行を夢見ながら、ライラはスペイン語学習を始める決意をします。
Lila: Mark, I was wondering—have you ever traveled to Spain?
Mark: Spain? No, I haven’t. But I’ve always wanted to go there. Why do you ask?
Lila: I caught a documentary about Madrid yesterday, and it was incredible! The plazas, the food, the street performers—it’s like stepping into a completely different world.
Mark: Sounds like it made a big impression on you.
Lila: Absolutely. I wish I were able to visit Madrid. But it’s so far away, and I don’t speak Spanish.
Mark: Well, learning Spanish might take some effort, but it’s worth it if you want to experience the culture.
Lila: You’re right. Maybe I’ll start using a language app or something to get started.
Mark: Great idea! And who knows? Maybe one day, we could plan a trip there together.
Lila: Really? That would be amazing. I’ll start practicing my Spanish so we can make it happen.
ライラ: マーク、ちょっと聞いてみたかったんだけど、スペインに行ったことある?
マーク: スペインか。いや、行ったことないけど、ずっと行ってみたいと思ってたよ。どうして?
ライラ: 昨日マドリードのドキュメンタリーを見たんだ。それがすごく素晴らしくて!広場や食べ物、路上パフォーマーとか、まるで完全に違う世界に足を踏み入れるみたいだった。
マーク: 本当に感動したみたいだね。
ライラ: そうなの。マドリードに行けたらいいな。でもすごく遠いし、私スペイン語話せないんだよね。
マーク: スペイン語を学ぶのは少し努力が必要だけど、文化を体験したいならその価値はあるよ。
ライラ: 確かにそうだね。アプリとかでスペイン語の勉強を始めてみようかな。
マーク: いい考えだね!そして、いつか一緒に旅行を計画できるかもしれないよ。
ライラ: 本当に?それは最高だね。スペイン語を練習して、実現できるように準備しないとね。
- I was wondering—: ~かどうか知りたかった(丁寧に質問を始める表現で、「ちょっと聞きたいんだけど」に近いニュアンス。日常会話でよく使われるフレーズ。)
- catch a documentary: ドキュメンタリーを見る(”catch” は「偶然見る」や「目にする」という軽いニュアンスがあり、”watch” よりカジュアル。)
- It’s like stepping into ~: ~に足を踏み入れるようだ(比喩的な表現で、新しい世界や感覚を経験するイメージを伝える際に使う。)
- made a big impression on you: あなたに大きな印象を与えた(”impression” は「印象」を意味し、強調して「心に残る体験」を表すフレーズ。)
- I wish I were able to ~: ~できたらいいのに(現実に反する願望を表現する仮定法で、丁寧な希望や切実な思いを伝える。)
- learning ~ might take some effort: ~を学ぶのは努力が必要かもしれない(”take some effort” は何かに時間やエネルギーがかかることを表現する。)
- get started: 始める(行動を起こす第一歩を意味するカジュアルな表現で、「何かを始める」というニュアンスを柔らかく伝える。)
- And who knows?: もしかしたらね(未来の可能性を軽く示唆するカジュアルなフレーズで、希望を込めたニュアンス。)
- plan a trip: 旅行を計画する(特に具体的な旅行計画について話す際に使う基本的な表現。)
- make it happen: 実現させる(目標や計画を達成することを意味するカジュアルなフレーズ。)
NoeLia Original Dialog – 問題3
問題3:このバーがもっと長く開いたままだといいのに。私たちはすごく楽しんでいます!
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish this bar stayed open longer. We’re having such a good time!
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
そのフレーズを会話の中でどう使うかを確認できるオリジナルダイアログも含まれています!模範解答とは違うアプローチで英語表現を吸収しながら、音声を使ったディクテーションや多聴多読に取り組んでみましょう。楽しみながら英語を身につけていきましょう!
問題3:このバーがもっと長く開いたままだといいのに。私たちはすごく楽しんでいます!
I wish this bar could stay open a bit longer. We’re having such a blast!
解説: 「could stay」を使うことで、可能性を含んだニュアンスを加えています。「a bit longer」とすることで、もう少しだけ開いてほしいという具体性を持たせています。また、「having such a blast」は「楽しんでいる」という意味のカジュアルな表現で、より口語的な雰囲気を持たせます。
I wish this bar stayed open longer. We’re having such a good time!
この文では「stayed open longer」が使われており、現在の状況に対してシンプルに「もっと長く開いていたらよかったのに」という願望を表現しています。「We’re having such a good time!」は、楽しさをやや控えめに、穏やかに表現しており、全体的にカジュアルでリラックスした雰囲気です。
I wish this bar could stay open a bit longer. We’re having such a blast!
こちらの文では「could stay open a bit longer」が使われており、「可能性の欠如」を暗示しつつ、より柔らかく丁寧なニュアンスを持っています。また、「a bit longer」を使うことで、願望が控えめで現実的な印象を与えます。「We’re having such a blast!」は「すごく楽しんでいる」という感情を強く、エネルギッシュに表現しており、より興奮したトーンになります。
NoeLia Original Dialog
音楽好きのサマンサとアレックスは、ライブ音楽が楽しめるバーを訪れました。選んだバーの雰囲気とライブ音楽が二人を特別な気分にさせていますが、閉店時間が近づき、名残惜しい様子が伺えます。
Samantha: This place was a great pick, Alex. The live music really made the night.
Alex: I’m glad you think so. I wasn’t sure if it’d be too loud, but it turned out perfect.
Samantha: Absolutely. It’s been ages since I’ve had this much fun! I wish this bar could stay open a bit longer. We’re having such a blast!
Alex: Totally agree. But you know, we could always check if there’s an after-hours spot nearby.
Samantha: That’s not a bad idea. Although, I don’t think we’ll find a place with this vibe.
Alex: True. The band, the crowd—it’s just the perfect mix. Let’s soak it all in while we can.
Samantha: You’re right. Another round before they close?
Alex: Definitely. Let’s make the most of it!
サマンサ: この場所選んでくれてありがとう、アレックス。ライブ音楽のおかげで最高の夜になったよ。
アレックス: 気に入ってくれてよかった。ちょっと音が大きすぎるかなって思ったけど、結果的にちょうどよかったね。
サマンサ: 本当にそうだね。こんなに楽しい時間を過ごしたのは久しぶり!このバーがもっと長く開いてたらいいのに。すごく楽しんでるのに!
アレックス: 完全に同意。でも、近くに遅くまでやってる場所があるか聞いてみようか?
サマンサ: それも悪くないね。でも、この雰囲気の場所はなかなか見つからない気がする。
アレックス: 確かに。バンドもお客さんも、全部が完璧にマッチしてるよね。できるだけこの時間を楽しもう。
サマンサ: そうだね。閉店前にもう一杯どう?
アレックス: もちろん。存分に楽しもう!
- great pick: 良い選択(特にレストランやお店などを選ぶ際に「ここ良かったね」という意味で使える日常表現。)
- made the night: 夜を特別なものにした(”make the night” は、体験や出来事がその夜を忘れられないものにした、というニュアンスを持つフレーズ。)
- it’d: it wouldの省略形(カジュアルな会話でよく使われるが、聞き取りが難しいので要注意。)
- turned out: 結果的に~だった(「予想に反してこうなった」というニュアンスがある日常的なフレーズ。)
- It’s been ages: 久しぶり(”ages” は比喩的に「長い間」という意味で、懐かしさや久しぶり感を強調する表現。)
- I wish this bar could stay open a bit longer: このバーがもう少し長く開いていればいいのに(仮定法を使って現実に反する願望を表現するフレーズ。)
- having such a blast: とても楽しんでいる(”blast” は「爆発」だが、スラングでは「最高に楽しい時間」を意味する。)
- after-hours spot: 営業時間外でも開いている場所(”after-hours” は「営業時間外」を指し、夜遅くまで営業している場所に言及する際に便利。)
- vibe: 雰囲気(具体的な説明がなくても、その場の空気感や感じを指す便利なスラング。)
- soak it all in: 全てを味わう(体験や感覚をじっくり楽しむという意味で、観光やイベントの際に使える表現。)
- another round: もう一杯(バーや飲み会で「もう一杯飲もう」というニュアンスで使われる表現。)
- make the most of it: 最大限に楽しむ/活用する(限られた時間や状況でベストを尽くすという意味のポジティブなフレーズ。)