ラジオ英会話の『Target Forms』で学んだテーマを実践的に活かせるノエリアオリジナル会話例を作成しました!実際の会話で使える自然な英語表現を盛り込み、学習の定着を助ける内容です。ディクテーション練習やスピーキング力アップに最適な素材として、ラジオ英会話の復習や日常英会話のトレーニングにぜひお役立てください!
Target Forms(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
Target Forms Key Sentence – NoeLia Extra Examples
I wish I had more clients.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
もっと多くのお客さんがいたらいいのに。
I wish the store had them in my size.
日本語訳: この店に私のサイズのそれがあったらいいのに。
解説: 現在の事実(この店に在庫がない)に反する願望を述べています。「had」という過去形を使うことで、「現実にはそうではない」という仮定法のニュアンスを強調しています。
NoeLia Original Dialog
スニーカーを探し疲れたトムが偶然入ったお店で、親切な店員リリーに相談します。リリーの対応にトムは少し希望を取り戻しますが、果たして結果は…?
Tom: Hi, excuse me. Do you have these limited-edition sneakers in size 9?
Lily: Let me check for you. Just a moment.
[A few minutes later]
Lily: I’m sorry, but we’re completely sold out of size 9. It’s been a very popular size.
Tom: I figured as much. I wish the store had them in my size. I’ve been searching everywhere for these sneakers.
Lily: I understand how frustrating that must be. Would you like me to check if other stores still have them?
Tom: That would be amazing, thank you. I really appreciate your help.
Lily: No problem. Give me a moment. [After checking] It seems the downtown branch still has a few pairs in size 9.
Tom: Seriously? That’s awesome! I’ll head there right away. Thanks so much!
Lily: You’re welcome. Best of luck, and I hope you get them!
トム: すみません。この限定スニーカーのサイズ9は在庫ありますか?
リリー: 確認してみますね。少々お待ちください。
[数分後]
リリー: 申し訳ありません、サイズ9は完全に売り切れてしまいました。とても人気のサイズなんです。
トム: やっぱりそうですよね。お店に僕のサイズがあったらよかったのに。このスニーカーをいろんなところで探してるんです。
リリー: その気持ち、とてもよくわかります。他の店舗に在庫があるか確認してみましょうか?
トム: そうしてくれたら本当に嬉しいです!ありがとうございます!
リリー: お任せくださいね。少々お待ちください。[確認後] ダウンタウンの店舗にまだいくつかサイズ9が残っているようです。
トム: 本当ですか?それはすごい!すぐに行ってみます。本当にありがとうございます!
リリー: どういたしまして。頑張ってくださいね!うまく手に入るといいですね。
- limited-edition: 限定版(特定の数だけ生産されたものや特別仕様の商品を指します。)
- sold out: 売り切れ(商品がすべて売れて在庫がない状態を表します。)
- I figured as much: やっぱりそうか(予想していた通りだ、という意味で、軽い失望や納得感を表すフレーズ。)
- I wish ~: 〜ならいいのに(仮定法の表現で、現実に反する願望や希望を述べる際に使います。)
- frustrating: イライラさせる/悔しい(物事がうまくいかない時に感じるフラストレーションを表します。)
- Would you like me to ~: ~しましょうか?(申し出をする丁寧な表現で、フォーマルな場面で役立ちます。)
- appreciate: 感謝する(特に「助けてくれてありがとう」というニュアンスが強い単語です。)
- seriously?: 本当に?(驚きや嬉しさを表現する際に使われます。)
- awesome: すごい/最高(非常にポジティブな感情を表す表現で、カジュアルな会話でよく使われます。)
Target Forms ① – NoeLia Extra Examples
I wish I had a jacket / more time / the answer.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
ジャケット / もっと時間 / 答えを持っていたらなあ。
I just wish I had the courage to make the decision.
日本語訳: 決断を下す勇気があったらなあ。
解説: 現在の事実(勇気がなくて決断できない状況)に反する願望を述べています。「had」という過去形を使うことで、仮定法の「現実にはそうではない」というニュアンスを強調しています。また、「I just wish」を用いることで、気持ちの強調や切実さがより自然に伝わります。
NoeLia Original Dialog
ペットショップに通い、子猫を見ては迷うベン。グレーのトラ猫を引き取りたい気持ちはあるものの、ペットを飼うことの責任に不安を感じているようです。店員のハンナは彼の気持ちを理解しつつ、優しくアドバイスを送ります。
Hannah: Hi there, Ben. Back again to check on the kittens?
Ben: Yeah, I can’t stop thinking about that gray tabby. She’s just so adorable.
Hannah: She really is. Have you decided if you’re going to adopt her?
Ben: Not yet… I’ve been overthinking it. I don’t know if I’m ready to be a pet owner.
Hannah: That’s understandable. It’s a big commitment, but it sounds like you really care.
Ben: I do. I just wish I had the courage to make the decision. Every time I’m about to say yes, I second-guess myself.
Hannah: It’s okay to feel that way. Maybe think about what’s holding you back and take it one step at a time.
Ben: You’re right. I guess I’m just worried I won’t be a good enough owner.
Hannah: Ben, the fact that you’re worrying already shows you’d be a thoughtful and responsible owner.
Ben: Thanks, Hannah. I think I’ll sleep on it and come back tomorrow.
Hannah: That sounds like a good plan. And don’t worry—if she’s meant to be yours, she’ll wait for you.
ハンナ: こんにちは、ベン。また子猫たちを見に来たの?
ベン: うん。あのグレーのトラ猫がどうしても頭から離れなくて。すごくかわいいんだよね。
ハンナ: 本当に可愛いよね。もう彼女を引き取るかどうか決めた?
ベン: まだなんだ…いろいろ考えすぎててね。自分がペットを飼う準備ができてるかどうか自信がなくて。
ハンナ: それはわかるよ。大きな決断だもんね。でも、本当に気にかけてるみたいじゃない?
ベン: そうだね。彼女のことはすごく大事に思ってるんだけど、飼う決心をする勇気があればいいのにな。毎回「やっぱりどうかな」って迷っちゃうんだよ。
ハンナ: そういう気持ちになるのも無理ないよ。何が不安なのかを整理して、一歩ずつ考えればいいんじゃない?
ベン: 確かにね。ただ、ちゃんとした飼い主になれるかどうかが心配なんだ。
ハンナ: ベン、そんなふうに心配する時点で、思いやりがあって責任感のある飼い主になれるってことだよ。
ベン: ありがとう、ハンナ。今日は考えて、また明日来るよ。
ハンナ: それがいいと思うよ。心配しないで。もし彼女が君の運命の猫なら、きっと待っててくれるよ。
- back again to check on: また~を確認しに来た(カジュアルな言い回しで、「何度も訪れる様子」を表現するフレーズ。親しみやすいトーンを作るのに役立つ。)
- can’t stop thinking about: ~のことが頭から離れない(「気になって仕方がない」という感情を強調するフレーズで、ポジティブにもネガティブにも使える。)
- gray tabby: グレーのトラ猫(”tabby” は「縞模様の猫」を指す単語で、猫の種類や特徴を具体的に説明するときに便利。)
- adorable: とてもかわいい(子供や動物、愛らしいものを形容する際に使われる感情的で親しみやすい形容詞。)
- have you decided if: ~するかどうか決めた?(丁寧に意思決定を尋ねる表現で、カジュアルにもフォーマルにも使える。)
- overthinking: 考えすぎ(”think” に “over” を加えることで、必要以上に悩むニュアンスを表現する単語。)
- commitment: 責任(「責任を伴う約束」や「取り組み」を指すフォーマルなニュアンスの単語。)
- I second-guess myself: 自分の決断を疑う(”second-guess” は「再考する」「自分の判断を疑う」というニュアンスで、迷いや不安を表現する際に便利なフレーズ。)
- holding you back: あなたを引き止めている(「前に進むのを妨げるもの」を比喩的に表現するフレーズ。)
- one step at a time: 一歩ずつ(大きな目標を分解し、小さく進めることを勧める際に使うフレーズ。)
- the fact that you’re worrying already shows: 心配している時点で~を示している(相手の行動や考えを肯定的に評価する表現。)
- sleep on it: 一晩考える(重要な決断を下す前に時間を置くことを勧めるカジュアルなイディオム。)
- if she’s meant to be yours: もし彼女が運命の相手なら(”meant to be” は「運命的にそうなるべき」というニュアンスを持つ表現。)
Target Forms ② – NoeLia Extra Examples
I wish I could help you.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
あなたのお手伝いができればいいのですが。
I wish I could help you fix it, but I’m terrible with engines too.
日本語訳: それを直すのを手伝えたらいいのに、僕もエンジンのことはさっぱりなんだ。
解説: 現在の事実(エンジンの知識がなく手伝えない)に反する願望を表現しています。「I wish I could」で「~できたらいいのに」という仮定法の形を使い、現実にはできないというニュアンスを含んでいます。
NoeLia Original Dialog
車が故障して困っていたナオミ。そんな彼女を見かねて声をかけたのは、通りすがりのイーサンでした。短いやり取りの中にも、イーサンの親切心が感じられる会話です。
Ethan: Excuse me, is this your car with the hood up?
Naomi: Oh, yeah. That’s mine. It just broke down, and I have no idea what’s wrong with it.
Ethan: That’s rough. Did you call for a tow truck?
Naomi: Not yet. I was hoping to figure it out myself, but… I don’t know much about cars.
Ethan: I get that. I wish I could help you fix it, but I don’t know much about cars either.
Naomi: That’s okay. Honestly, just having someone check on me helps a lot.
Ethan: No problem. I think there’s a repair shop about two blocks from here. Maybe they could take a look?
Naomi: Oh, that’s good to know. I’ll call them right now. Thanks for pointing me in the right direction.
Ethan: Anytime. Good luck with the car, and I hope it’s an easy fix!
Naomi: Thanks. You’re really kind. I appreciate it.
イーサン: すみません、このボンネットが開いてる車、あなたのですか?
ナオミ: あ、はい。私の車です。壊れちゃって、原因が全然わからなくて…。
イーサン: それは大変ですね。レッカー車を呼びましたか?
ナオミ: まだなんです。自分で何とかできないかと思ったんですけど、車のことは詳しくなくて…。
イーサン: そうですよね。僕も車のエンジンに詳しくないから、直せたらいいんですけど。
ナオミ: 大丈夫です。実は、誰かが声をかけてくれるだけでもすごく助かります。
イーサン: それならよかった。たしか、ここから2ブロックくらいのところに修理工場があったはずです。そこなら見てもらえるかも。
ナオミ: それは助かります!今すぐ電話してみます。教えてくれてありがとうございます。
イーサン: どういたしまして。車が早く直ることを願ってます!
ナオミ: ありがとう。本当に親切ですね。感謝します!
- hood up: ボンネットが開いている(車のボンネットが開いている状態を表す具体的な表現で、日常会話で車の話題に出やすい。)
- broke down: 故障した(”break down” は機械が壊れることを意味するフレーズで、特に車のトラブルで頻出する表現。)
- I have no idea: 全然わからない(「何もわからない」というニュアンスを強調するカジュアルな表現。)
- That’s rough.: それは大変ですね(相手の困難に対する同情を表すカジュアルなフレーズ。)
- tow truck: レッカー車(壊れた車を運ぶ車両を指す具体的な単語。)
- figure it out: 解決する/原因を突き止める(問題を解決するために考えたり調べたりする動作を表すフレーズ。)
- I get that.: そうですよね(相手の気持ちや状況を理解したことを伝えるカジュアルな言い回し。)
- wish I could: ~できたらいいのに(現実に反する願望を表現する仮定法のフレーズで、日常会話で頻繁に使われる。)
- check on: 様子を見る/気にかける(「何かを確認する」「見守る」という意味を持つフレーズ。)
- repair shop: 修理工場(機械や車両の修理をする場所を指す具体的な表現。)
- pointing me in the right direction: 正しい方向を教えてくれる(問題解決に役立つ情報を提供する比喩的な表現。)
- Good luck with ~: ~がうまくいくといいですね(相手に成功や幸運を願うカジュアルなフレーズ。)
- I appreciate it.: 感謝します(丁寧に「ありがとう」を伝えるフォーマルなフレーズで、ビジネスから日常会話まで広く使える。)
Target Forms ③ – NoeLia Extra Examples
When will we arrive? — I wish I knew.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
いつ着くの?一それがわかればいいのですが。
I’m gonna beat you at chess. — You wish you could.
君をチェスで負かすよ。一そうなるといいね。
下記はノエリアオリジナルの例題です。
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
Why is she upset? — I wish I could figure it out.
日本語訳: 彼女はどうして怒っているの? — わかればいいのですが。
解説: 「I wish I could」は現在の能力や状況に対する非現実的な願望を表現しています。「figure it out」を用いることで具体的な行動への仮定を示しています。
NoeLia Original Dialog
ノアは最近、親しい友達が突然自分に話しかけてくれなくなったことに悩んでいます。その様子に気づいた美術のハーパー先生は、ノアに優しく声をかけ、アドバイスを送ります。
Ms. Harper: Noah, this painting of yours is quite unique. But you seem a little distracted today. Everything alright?
Noah: I guess I’m just having a hard time focusing. My friend hasn’t been talking to me much lately, and I don’t know why.
Ms. Harper: I see. Did something happen between you two?
Noah: Not that I know of. I wish I could figure it out, but I’ve been wracking my brain and coming up empty.
Ms. Harper: Friendships can be tricky sometimes. Maybe your friend is dealing with something personal.
Noah: Yeah, maybe. But it’s hard not knowing. I keep second-guessing if I did something wrong.
Ms. Harper: That’s understandable. Have you tried writing them a note? Sometimes it’s easier than face-to-face conversations.
Noah: That’s a good idea. I think I’ll try that after class.
Ms. Harper: Good. And don’t stress too much. Whatever happens, you’re showing that you care, and that means a lot.
ハーパー先生: ノア、この絵、なかなかユニークね。でも今日は少し気が散っているように見えるけど、大丈夫?
ノア: うーん、なんか集中できなくて。友達が最近あまり話しかけてくれなくて、理由がわからないんです。
ハーパー先生: そうなの。何か心当たりはある?
ノア: 特に思い当たることはないんだけど…。どうしてなのか、わかればいいのに。いろいろ考えてみたけど、結局わからなくて。
ハーパー先生: 友情って難しいこともあるわね。もしかしたら、友達自身が何か抱えてるのかもしれないわね。
ノア: そうかも。でも、理由がわからないのはつらいです。自分が何か悪いことをしたのかなって、ずっと考えてしまって。
ハーパー先生: それはわかるわ。顔を合わせて話すのが難しいなら、手紙を書いてみるのもいいかもよ。
ノア: それ、いい考えですね。授業の後にやってみます。
ハーパー先生: それでいいと思うわ。あまり思い詰めないでね。結果がどうであれ、気にかけていること自体がとても大事なことよ。
- quite unique: とても独特な(”quite” は「非常に」「かなり」を意味し、”unique” によって「他と異なる特別さ」を強調している表現。)
- distracted: 気が散った/集中できない(注意力が散漫になっている状態を表す形容詞で、感情や状況の描写に役立つ。)
- Everything alright?: 大丈夫?(日常会話で相手の調子や状況を尋ねるシンプルでカジュアルな表現。)
- having a hard time focusing: 集中するのが難しい(”having a hard time” は「困難を感じている」というニュアンスを伝える便利なフレーズ。)
- wracking my brain: 一生懸命考える/頭をひねる(「頭をフル回転させて考える」という比喩的な表現で、カジュアルな会話に自然に使える。)
- coming up empty: 何も思いつかない/成果が出ない(直訳は「空っぽのままでいる」で、努力が報われない状況を表すスラング的な表現。)
- Friendships can be tricky sometimes.: 友情は時に難しいこともある(”tricky” は「扱いが難しい」「微妙な」といったニュアンスを含む。)
- second-guessing: 自分の判断を疑う(「再考する」や「迷う」といった心理的な状態を表現するフレーズ。)
- face-to-face conversations: 対面での会話(直接会って話すことを指す表現で、メールや手紙との対比として使われることが多い。)
- don’t stress too much: あまり思い詰めないで(”stress” を動詞として使い、「ストレスを感じる」や「気にしすぎる」ことを控えるよう促す表現。)
- showing that you care: 気にかけていることを示す(相手に対する思いやりや関心を表現する重要なフレーズ。)