ブログ「ノエリアとラジオ英会話」へようこそ!
・このブログについて詳しくはこちら(About Me)
・ブログの近況/お知らせはこちら(Information)
一緒にラジオ英会話を楽しみながら、英語学習頑張りましょう〜🐈⬛🐈⬛
Opening Talk(ディクテーション/文字起こし)
今日の大西先生、Rozaさん、Davidさんのオープニングの会話、スムーズに理解できましたか?ちょっと不安…という方も心配ありません!気になる英語表現をピックアップして、わかりやすく文法のポイントも解説します(特にない場合は自分の感想やツッコミをあれやこれや)。さあ、一緒に確認していきましょう!
Opening Talk
Ohnishi: If I only had a heart. 「ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意」講師の大西泰斗です。
David: え? Sensei Isn’t that if I only had a brain?
Ohnishi: No, I’m the Tin Man.
David: Oh, I see. Does that make me the scarecrow?
Roza: Well, I guess that means I’m the lion.
David: Hi, everyone. I’m David Evans.
Roza: And this is Akino Roza. オズの魔法使い、だね。
Ohnishi: それでは早速始めていきましょう。
引用:ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意 – (2024年12月16日放送)
劇団「ラジオ英会話」開演します〜 演目「オズの魔法使い」🧙♀️
Roza: オズの魔法使い、だね。
このオープニングでは、映画『オズの魔法使い』のキャラクターをテーマに、今日の学習ポイントである仮定法を自然に取り入れています。
「If I only had a heart」はブリキの木こり(Tin Man)のセリフ、「If I only had a brain」はカカシ(Scarecrow)のセリフとして有名ですね。それぞれ「もし心があれば」「もし頭があれば」と、現実とは違う状況を表す仮定法の形です。大西先生がブリキの木こりになりきり、デイビッド先生とローザ先生がそれぞれカカシとライオンの役割を楽しみながら会話しているのが印象的です。
ちなみに、Tin(ティン) は英語で「ブリキ」を意味します。Tin Man は「ブリキの木こり」というキャラクター名そのものなんですね。ブリキの身体を持つけれど、心がなくて感情を感じられないことが彼の悩みです。
仮定法は「もし~だったら」という想像や願望を表現する文法。今回のトークでは、キャラクターになりきるユーモアと一緒に学べる構成になっていて、楽しく理解を深められる工夫がされていますね!
Today’s dialog
ブログ公開日から1週間限定で、NHKラジオの聞き逃し配信でダイアログが確認できます!
学習をもっと深めたい方には、テキストもおすすめ!放送では触れきれない内容がいっぱいで、理解がグッと深まります。
そして、このブログでは、ラジオやテキストで学んだ基礎を応用に繋げるため、オリジナル例文やより実践的なフレーズも取り入れています。基礎を固めながら、応用力も身につけられるコンテンツを通じて、学んだ内容をしっかり活用できるようになります。ぜひ、ラジオ、テキスト、そしてブログをフル活用して、英会話のスキルを確実に伸ばしましょう!
Grammar and Vocabulary
Grammar and Vocabularyで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
Grammar and VocabularyのNoeLia Original Dialogは別ベージに作成しています。下記に続くNoeLia Extra Examplesの一番下にダイアログへのリンクがありますので、ぜひ聞いてみてくださいね!
NoeLia Extra Examples – 目的語説明型
目的語説明型
It is designed to keep humans warm.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
それは人間をあたたかく保つために設計されています。
It is adjusted to keep food fresh.
日本語訳: それは食品を新鮮に保つように調整されています。
解説: 「food = fresh(食品が新鮮な状態)」という主語・述語の関係を目的語説明型で表現しています。「keep + 目的語 + 状態」により、目的語の状態が維持されることを示しています。「to keep」で調整の目的を説明しています。
The training was designed to make employees confident and capable.
日本語訳: その研修は従業員を自信と能力のある状態にするために設計されました。
解説: 「employees = confident and capable(従業員が自信と能力を持つ状態)」という主語・述語の関係を目的語説明型で表現しています。「make + 目的語 + 状態」を使用して、研修が目指すゴールを具体的に示しています。
NoeLia Extra Examples – 否定疑問文
否定疑問文
Don’t you wish for anything?
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
あなたは何か願わないのですか?
Don’t you agree that this is a great opportunity?
日本語訳: これは素晴らしいチャンスだと思いませんか?
解説: 「Don’t you ~?」の形で、相手に同意を求めています。この場合は驚きや確認のニュアンスが含まれており、話し手がすでに「素晴らしいチャンス」だと思っていることを示しています。
Doesn’t it seem strange that nobody showed up?
日本語訳: 誰も来なかったなんて、変だと思いませんか?
解説: 否定疑問文を使うことで、話し手が驚きや不思議に思う気持ちを強調しています。「Doesn’t it ~?」は、状況に対する共感を引き出すときに便利な形です。
Target Forms / 仮定法② 基礎 – be動詞を使った仮定法
仮定法② 基礎 – be動詞を使った仮定法
Key SentenceI wish I were a real human girl.
私が本物の人間の女の子だったらいいのに。
I wish I were[was] a bird.
鳥だったらいいのになあ。I wish I weren’t [wasn’t] so busy.
そんなに忙しくなければいいのに。I wish you were here.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
君がここにいたらいいのに。
I wish you weren’t so stubborn.
君がそんなに頑固じゃなければいいのに。
Practice(ディクテーション/文字起こし)
Rozaさん、Davidさんの練習中の会話から気になる英語表現をピックアップして、わかりやすく文法のポイントも解説します。さあ、一緒に確認していきましょう!
Practice
David: Okay, it’s time for today’s practice. Today we’ll continue with WISH. After WISH comes 仮定法. And while it’s okay to say either were or was, today let’s just focus on were. You’ll never have a problem, and it feels like 仮定法, okay?
Roza: Let’s begin.
“I wish I were, I wish I were, I wish I were a bird.”David:
“I wish I weren’t, I wish I weren’t, I wish I weren’t so busy.”Roza:
“I wish you were, I wish you were, I wish you were here. I wish you weren’t, I wish you weren’t, I wish you weren’t so stubborn.”David: Unlock your potential.
引用:ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意 – (2024年12月16日放送)
Roza: Repetition is the key.
Both: Great work.
Today we’ll continue with WISH. After WISH comes 仮定法. And while it’s okay to say either were or was, today let’s just focus on were. You’ll never have a problem, and it feels like 仮定法, okay?
デイビッド先生は「WISHの後には仮定法が来る」と言っていますね。具体的には「were と was のどちらでも間違いではないけれど、今日は were に集中しよう」とアドバイスしています。「were を使っておけば絶対に問題ないし、仮定法らしい感じが出るよ!」とも言っています。
たとえば、「I wish I were a bird.」という文では、現実には鳥じゃないけれど、そうだったらいいなという気持ちを表しています。ここで were を使うと、自然に「現実とは違うこと」を伝えられます。
デイビッド先生の言う通り、「were に絞って練習すれば大丈夫」です。難しく考えずに仮定法のリズムをつかんでいきましょう!
NoeLia Extra Examples – 仮定法② 基礎 – be動詞を使った仮定法
Target Formsで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
Target FormsのNoeLia Original Dialogは別ベージに作成しています。下記に続くNoeLia Extra Examplesの一番下にダイアログへのリンクがありますので、ぜひ聞いてみてくださいね!
I wish my house were closer to the station.
日本語訳: 私の家が駅にもっと近ければいいのになぁ。
解説: 現在の事実(家が駅から遠い)に反する願望を表しています。「I wish ~」は現実に対する不満や願望を表現する際に便利なフレーズです。
I wish I was as brave as you.
日本語訳: 私があなたのように勇敢だったらいいのになあ。
解説: 仮定法で、現在の自分にない性質(勇敢さ)を望んでいます。感情や自己反省を表現するのに便利なフレーズです。
I wish I weren’t so afraid of making mistakes.
日本語訳: ミスをするのがそんなに怖くなければいいのになあ。
解説: 現在の自分の感情(ミスを恐れる気持ち)に対する反事実の願望を表現しています。「so afraid of ~」は、具体的な感情や状況を分かりやすく伝える自然なフレーズです。
I wish you were on my team.
日本語訳: 君が私のチームにいてくれたらいいのになあ。
解説: チーム構成や協力関係を望むときに使えるフレーズ。「on my team」のように具体的なシチュエーションを添えると自然な会話になります。
I wish you were a little more considerate.
日本語訳: 君がもう少し思いやりがあればいいのに。
解説: 「considerate(思いやりがある)」は、他人への配慮を求める際に使われる単語です。「a little more」を加えることで柔らかい表現になります。
Grammar in Action
ノエリアオリジナルのGrammar in Actionの解答です。ラジオ英会話の模範解答とは違う表現で、別の視点から学べます。ニュアンスの違いも解説しているので、声に出してその違いを意識しながら練習してみましょう。いろいろな表現を覚えることで、英作文の幅が広がりますよ!
Grammar in ActionのNoeLia Original Dialogは別ベージに作成しています。下記に続くNoeLia Answerの一番下にダイアログへのリンクがありますので、ぜひ聞いてみてくださいね!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:背が高ければいいのになあ、君のように。いちばん上の棚に手が届くなんて、すてきにちがいありません。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish I were tall, like you. It must be nice to reach the top shelf.
問題1:背が高ければいいのになあ、君のように。いちばん上の棚に手が届くなんて、すてきにちがいありません。
I wish I could be tall like you. It must feel amazing to reach the top shelf so easily.
解説: 模範解答とノエリアオリジナル解答の違いは、表現の焦点と感情の深さにあります。模範解答の「I wish I were tall, like you」は、背が高い状態そのものへの羨望をシンプルに伝えています。一方、ノエリアオリジナルの「I wish I could be tall like you」は、背が高くなる可能性や希望に焦点を当てており、「It must feel amazing」や「so easily」を加えることで、背が高いことが生活にどれほど特別で便利かを具体的に表現しています。両者とも自然な表現ですが、ノエリアオリジナル解答は感情をより豊かに伝えたい場合に適しています。
I wish I were tall, like you. It must be nice to reach the top shelf.
模範解答は、仮定法を使って現実とは異なる願望を伝えています。「It must be nice」を用いることで、背が高いことへの羨望の気持ちをシンプルに表現しています。短くて自然な構造で、丁寧かつ分かりやすい表現です。
I wish I could be tall like you. It must feel amazing to reach the top shelf so easily.
ノエリアオリジナルの「I could be」は、「I were」に比べて背が高いことを実現したいという可能性や希望に重点を置いています。また、「It must feel amazing」を使うことで、背が高いことが感覚的にどれほど素晴らしいかを強調しています。「so easily」の追加により、背の高さによる実用的な利便性が具体的に描写されています。感情をより豊かに伝えたい場合に適した表現です。
NoeLia Answer – 問題2
問題2:あなたが今日出発するのでなければいいのに。着いたばかりですよ!
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish you weren’t leaving today. You only just got here!
問題2:あなたが今日出発するのでなければいいのに。着いたばかりですよ!
I wish you didn’t have to leave today. You only just got here!
解説: 模範解答の「weren’t leaving」は進行形で「今まさに進行中の予定」を仮定法で表しており、話し手がその予定に対して感情を込めています。一方、ノエリアオリジナルの「didn’t have to leave」は「(義務や必要性が)なければいいのに」というニュアンスを加えることで、出発が避けられない状況への残念な気持ちをより強調しています。どちらの表現も自然であり、特定の状況や感情の微妙な違いに応じて使い分けが可能です。
I wish you weren’t leaving today. You only just got here!
「I wish you weren’t leaving today」は、仮定法過去を使った進行形の表現で、話し手が「現実とは異なる状況」を望んでいることを表します。進行形を用いることで、すでに決まっている「今日出発する予定」を具体的に示しています。「only just got here」は、「たった今ここに来たばかり」という驚きや強調を表し、相手の出発が残念である気持ちをより効果的に伝えています。
I wish you didn’t have to leave today. You only just got here!
ノエリアオリジナル解答では、「didn’t have to」という表現を使い、「義務や必要性がなければよいのに」というニュアンスを加えています。この構造は「仮定法+進行形(weren’t leaving)」と異なり、より間接的で柔らかな表現として使われます。また、「didn’t have to」は相手の状況に対する共感を示し、状況全体への嘆きを暗に伝える効果があります。
NoeLia Answer – 問題3
問題3:チケットがそんなに高くなければいいのに。私は本当にそのコンサートに行きたいのです。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish tickets weren’t so expensive. I really want to go to that concert.
問題3:チケットがそんなに高くなければいいのに。私は本当にそのコンサートに行きたいのです。
I wish the tickets were more affordable. I really want to see that concert.
解説: 模範解答の「I wish tickets weren’t so expensive」は、チケットの高さにストレートに焦点を当てていますが、ノエリアオリジナルの「I wish the tickets were more affordable」は、値段に対する視点を「より手頃であれば」というポジティブな方向に転換しています。このニュアンスは、否定的な響きが少なく、より柔らかい印象を与えます。特に日常会話では、こちらの表現が自然に感じられる場面が多いです。また、「see that concert」は「go to that concert」よりも、実際にパフォーマンスを見ることへの焦点が強調されています。
I wish tickets weren’t so expensive. I really want to go to that concert.
この表現では「高くなければいいのに」という直接的な否定を使っており、値段が高いことへのフラストレーションを表しています。また、「go to that concert」はコンサートへの参加全体に焦点を置いた表現です。
I wish the tickets were more affordable. I really want to see that concert.
模範解答が「高い」という現実への直接的な否定を含むのに対し、ノエリアオリジナル解答は「手頃であれば」というポジティブな表現で、より柔らかな印象を与えます。また、「see that concert」を使うことで、コンサートを見ること自体に重きを置いたニュアンスが生まれます。この違いにより、話し手の感情がより親しみやすく伝わります。
Ending Talk(ディクテーション/文字起こし)
今日の大西先生、Rozaさん、Davidさんのエンディングトーク、理解できましたか?ちょっと難しい…と思った方も安心してください!重要なフレーズを選んで、ポイントをわかりやすく説明します(特にない場合は自分の感想やツッコミをあれやこれや)。それでは、一緒に復習していきましょう!
Ending Talk
David: Whoa, those are nice slippers. Hey, click your heels three times.
(スリッパのかかとを3回鳴らす音)
Ohnishi: There’s no place like home.
Roza: There’s no place like home.
David: There’s no place like home.
All: Bye!
引用:ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意 – (2024年12月16日放送)
Roza: オズの魔法使い、だね。(※Opening Talkより)
今回のエンディングは、オープニングの「If I only had a heart」から始まった『オズの魔法使い』の流れをそのまま締めくくっていますね。
デイビッド先生の「click your heels three times」は、映画の中で主人公のドロシーが家に帰るために「かかとを3回鳴らして『There’s no place like home(おうちが一番)』と唱える」有名なシーンの再現です。
オープニングでは仮定法をテーマに「もし~なら」という願望を表す表現を取り上げ、エンディングではその願望が叶う瞬間を楽しく再現しているんですね。まさに、番組全体が『オズの魔法使い』に合わせて一つの物語のようにつながっていて、自然に仮定法の学びも深まる構成になっています。
「おうちが一番」と繰り返すところも、リスナーにとってほっとする終わり方になっていますね!
🐈⬛🐈⬛:劇団「ラジオ英会話」これにて閉幕です〜👏👏👏