ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの問題の状況を参考に、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)
NoeLia Answer – 問題1
問題1:もっと厚手のコートを着てくればよかった。ここは凍えるほど寒い。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish I’d worn a heavier coat. It’s freezing here.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズがどのように使われているかを確認できるオリジナルダイアログも掲載しています!ラジオ英会話の模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションに挑戦してみるのもおすすめです。多聴多読を通して、英語をもっと身近に、楽しく学んでいきましょう!
問題1:もっと厚手のコートを着てくればよかった。ここは凍えるほど寒い。
I wish I’d brought a heavier coat. It’s freezing here.
解説: 模範解答の「I wish I’d worn a heavier coat」は「厚手のコートを着ていればよかった」という表現で、着ることそのものに焦点が当たっています。一方、ノエリアオリジナルの「I wish I’d brought a heavier coat」は「厚手のコートを持ってくればよかった」というニュアンスで、持参しなかったことへの後悔を表します。どちらも自然で正確な表現ですが、使う動詞の違いで「着ること」か「持ってくること」か、後悔の焦点が少し異なります。
I wish I’d worn a heavier coat. It’s freezing here.
模範解答では「worn(着る)」が使われており、既に「着ている状態」に焦点を当てています。「I wish + 過去完了形」は過去に起こらなかったことへの後悔を表し、自然な仮定法表現です。「It’s freezing」は「凍えるほど寒い」という、気温がとても低い状態をカジュアルに表現する言い回しです。
I wish I’d brought a heavier coat. It’s freezing here.
ノエリアオリジナル解答では「brought(持ってくる)」が使われているため、持参しなかったことを後悔していることが強調されています。「worn」と「brought」の違いで、着ることへの後悔か、持参することへの後悔かというニュアンスの違いが生まれます。いずれも自然で正しい英語表現ですが、日常会話では「brought」を使うことで、状況に応じたリアルな表現として伝わりやすくなります。
NoeLia Original Dialog
デート中のオリビアとトムは、ホリデーシーズンの華やかなライトアップを楽しむために夜の街へ。寒さが厳しい中、温かい飲み物や焚き火で暖をとりつつ、ロマンチックなひとときを過ごしています。
Olivia: Wow, the holiday lights here are absolutely stunning. I’m so glad we came tonight.
Tom: Same here. It’s even better than I expected—so many colors everywhere!
Olivia: Let’s grab some hot chocolate from that food stand. My hands are freezing just holding the camera.
Tom: Good idea. And maybe we can sit by one of those fire pits. Looks like people are gathering over there to warm up.
Olivia: Yeah, I’d love that. It’s getting colder by the minute. Wait, is that a choir singing carols?
Tom: I think so! Let’s head over and listen. I can’t resist a good holiday performance.
Olivia: Oh wow, they’re really good. I’m getting chills—partly from the music, partly because I didn’t dress warmly enough.
Tom: Yeah… honestly, I wish I’d brought a heavier coat. It’s freezing here, and this sweater isn’t cutting it.
Olivia: Same here. It’s a lesson learned—next time I’ll check the weather more carefully.
Tom: Definitely. But for now, let’s grab another hot chocolate and sit close to that fire pit. It looks so cozy.
Olivia: Good plan. We can enjoy the lights a little longer before we head home.
オリビア: わあ、ここのホリデーライト、本当に綺麗!今夜来てよかったね。
トム: 本当だよ。思ったよりすごいね、色とりどりでどこを見ても素敵だ。
オリビア: あそこのフードスタンドでホットチョコレート買おう。カメラ持ってる手が凍えそうだよ。
トム: いいね。それに、あっちの焚き火の周りに座れるみたいだよ。みんな温まってるみたいだし。
オリビア: あ、いいね。時間が経つごとに寒くなってる気がする。あれ、あの合唱団、クリスマスキャロル歌ってる?
トム: そうだと思う!行って聞いてみよう。ホリデーの音楽には弱いんだよね。
オリビア: うわ、すごく上手。感動で鳥肌立っちゃう… まあ、半分は寒さのせいだけど。
トム: 分かるよ…本当に、もっと厚手のコートを持ってくればよかった。ここ寒すぎるし、このセーターじゃ全然だめだ。
オリビア: 私も同じ。次回からは天気予報をちゃんと確認しなきゃね。
トム: 本当にそうだね。でも今は、ホットチョコレートをもう一杯買って焚き火のそばに座ろう。あそこすごく暖かそうだし。
オリビア: いいね。それで、もう少しライトを楽しんでから帰ろうか。
- stunning: 素晴らしい/とても美しい(「驚くほど美しい」という意味で、感動を強調する表現)
- better than I expected: 予想以上に良い(相手に感想を伝えるときの定番フレーズ)
- grab: 手に入れる/買う(「つかむ」という意味から転じて、軽い行動を表すカジュアルな動詞)
- freezing: 凍るように寒い(寒さを強調する表現で、温度の比喩としてもよく使われます)
- fire pit: 焚き火/屋外の暖炉(屋外で暖を取る場所や設備を指す具体的な単語)
- by the minute: 刻一刻と(変化が短時間で進んでいることを表すフレーズ)
- choir: 合唱団(宗教的な場面や特別なイベントで使われることが多い単語)
- carols: クリスマスキャロル(特にクリスマスシーズンに聞かれる賛美歌や歌の複数形)
- can’t resist: 抵抗できない/断れない(好きなものや興味を惹かれるものに対してよく使う表現)
- getting chills: 鳥肌が立つ(寒さや感動で身体的な反応があるときに使われる表現)
- isn’t cutting it: 十分ではない/目的を果たせていない(カジュアルな否定表現で、不満を伝えるときに便利)
- lesson learned: 教訓を得た/良い勉強になった(反省や経験を表すフレーズとして定番)
- cozy: 居心地が良い/暖かくて快適な(寒い季節やリラックスした雰囲気を説明するのに適している単語)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:あんなにアイスクリームを食べなければよかった。今、おなかが痛い。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish I hadn’t eaten so much ice cream. Now I have a stomachache.
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
さらに、そのフレーズを実際の会話の中でどのように使うかがわかるオリジナルダイアログも用意しました!模範解答と違った視点から新しい表現を学びつつ、音声を活用してディクテーションや多聴多読にチャレンジしてみてください。英語をもっと楽しく学べるはずです!
問題2:あんなにアイスクリームを食べなければよかった。今、おなかが痛い。
I shouldn’t have eaten so much ice cream. Now my stomach hurts.
模範解答の「I wish I hadn’t eaten so much ice cream」は、仮定法を使って「食べなければよかった」と過去の後悔を表現しています。一方、ノエリアオリジナルの「I shouldn’t have eaten so much ice cream」は、「すべきではなかった」という直接的な意味で、後悔を率直に伝える表現です。どちらも自然な表現であり、使用する場面や話し相手との関係性によって使い分けることができます。
I wish I hadn’t eaten so much ice cream. Now I have a stomachache.
「I wish I hadn’t eaten」は、仮定法過去完了を使い、過去の事実を否定する形で後悔を表現しています。「stomachache」は「腹痛」という具体的な症状を表し、ややフォーマルな響きがあります。この構文は、より丁寧で感情を込めたニュアンスがあります。
I shouldn’t have eaten so much ice cream. Now my stomach hurts.
「I shouldn’t have eaten」は、「食べるべきではなかった」と、自分の行動に対する直接的な後悔を表現します。「Now my stomach hurts」は「おなかが痛い」という症状を、よりカジュアルな表現で伝えています。模範回答が仮定法を使った丁寧な後悔の表現なのに対し、こちらは率直で話し言葉に適しており、親しい相手との会話で自然に使えます。
NoeLia Original Dialog
ソフィアがキッチンにこもるイーサンを見つけると、案の定アイスクリームを食べ過ぎたことが発覚。お腹が痛くなったイーサンは反省していますが、母の優しさと少しの皮肉が感じられる、日常の微笑ましいシーンです。
Sophia: Ethan, what have you been up to in the kitchen for so long?
Ethan: Oh, I was just… um… experimenting with some desserts.
Sophia: Desserts? Let me guess. You finished all the ice cream, didn’t you?
Ethan: I didn’t mean to eat that much. It just tasted so good with all the toppings.
Sophia: Ethan… are you okay? You look a little pale.
Ethan: Yeah, well… I shouldn’t have eaten so much ice cream. Now my stomach hurts.
Sophia: Oh, sweetie. Go lie down on the couch. I’ll make you some herbal tea to settle your stomach.
Ethan: Thanks, Mom. I’ll never look at ice cream the same way again.
Sophia: That’s what you said last time. But next time, at least leave some for me!
ソフィア: イーサン、そんなに長い間キッチンで何してるの?
イーサン: ああ、ただ…その…デザートでちょっと実験してただけだよ。
ソフィア: デザート?当ててみようか。アイスクリーム全部食べちゃったんでしょ?
イーサン: そんなにたくさん食べるつもりじゃなかったんだ。ただトッピングがすごくおいしくて。
ソフィア: イーサン…大丈夫?ちょっと顔色悪いよ。
イーサン: うん、でも…あんなにアイスクリームを食べなければよかったよ。今、おなかが痛いんだ。
ソフィア: あら、坊や。ソファに横になりなさい。おなかに良いハーブティーを淹れてあげるから。
イーサン: ありがとう、お母さん。アイスクリームを見る目が変わっちゃいそうだよ。
ソフィア: それ、前にも言ってたわよ。でも、次は少なくとも私の分を残しておいてね!
- What have you been up to: 何をしていたの?(「何をしていたのか」「最近どうしていたのか」をカジュアルに尋ねる表現。日常会話でよく使われます。)
- Let me guess: 当ててみよう(「私が推測してみるね」という意味で、軽い冗談や問いかけで使うフレーズ。)
- I didn’t mean to: そうするつもりじゃなかった(「故意ではなかった」という後悔や弁解のニュアンスを伝える表現です。)
- look pale: 顔色が悪い(「顔が青白い」「体調が悪そう」という意味で、健康状態について話す際に使います。)
- I shouldn’t have done: 〜しなければよかった(過去の行動を後悔する際に使う定番のフレーズです。)
- settle your stomach: 胃を落ち着かせる(「stomach」は胃やお腹を意味し、体調を良くするニュアンスが含まれています。)
- I’ll never look at ~ the same way again: もう二度と〜を同じように見られない(「〜に対する見方や感じ方が変わった」という比喩的な表現です。)
NoeLia Answer – 問題3
問題3:あなたは、私たちと一緒にそのパーティーに来ればよかったのに。私たちはとてもいい時間を過ごしました!
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I wish you had come with us to the party. We had such a great time!
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
そのフレーズを会話の中でどう使うかを確認できるオリジナルダイアログも含まれています!模範解答とは違うアプローチで英語表現を吸収しながら、音声を使ったディクテーションや多聴多読に取り組んでみましょう。楽しみながら英語を身につけていきましょう!
問題3:あなたは、私たちと一緒にそのパーティーに来ればよかったのに。私たちはとてもいい時間を過ごしました!
You should’ve joined us at the party. We had such a wonderful time!
解説: 模範解答の「I wish you had come with us to the party」は仮定法過去完了形を使って「来てくれたらよかったのに」という残念な気持ちを丁寧に表現しています。一方、ノエリアオリジナルの「You should’ve joined us at the party」は「来るべきだったのに」というニュアンスで、やや直接的に後悔や残念さを伝えるカジュアルな表現です。同じ日本語訳でも、前者は「願望」に近い柔らかい表現、後者は「行動への期待」や軽い指摘を含んでいます。話し手との関係性やシチュエーションによって使い分けると良いでしょう。
I wish you had come with us to the party. We had such a great time!
「I wish + 過去完了形」は過去に起こらなかったことについての後悔や願望を示す仮定法の表現です。「had come」で「来なかったこと」に対する残念な気持ちを表しています。「We had such a great time」は、その場がどれほど楽しかったかを強調しています。
You should’ve joined us at the party. We had such a wonderful time!
「You should’ve joined us」は「来るべきだった」という意味で、過去の行動に対する期待や後悔をストレートに伝えます。「should have + 過去分詞」は日常会話でよく使われる表現で、軽い後悔や助言を示す際に便利です。また、「wonderful」は「great」より少し感情がこもった表現で、より楽しかった気持ちを伝えるニュアンスがあります。
NoeLia Original Dialog
ニナは、仕事で参加できなかったジェイクに、サラの家でのバーベキューのエピソードを語ります。お茶目なマックス(サラの犬)のエピソードでさらに場が盛り上がります。
Nina: Oh, Jake, you missed it! The barbecue at Sarah’s place yesterday was so good.
Jake: I know, I really wanted to come, but I had to stay late at work. How was it?
Nina: It was awesome. Her dad grilled the most amazing steaks, and we even had homemade lemonade.
Jake: That sounds incredible. Did Sarah’s dog, Max, try to steal food again?
Nina: Of course he did! He swiped a hotdog right off the table when no one was looking.
Jake: Classic Max. I really wish I could’ve been there.
Nina: You should’ve joined us at the party. We had such a wonderful time!
Jake: I know, I know. Next time, I’ll make it no matter what.
Nina: You better! Oh, by the way, Sarah said Max learned a new trick. He can now open the fridge.
Jake: Oh no… I hope she locks it. That dog’s going to have the time of his life if he gets in there!
ニナ: ああ、ジェイク、昨日のサラの家でのバーベキュー、最高だったよ!
ジェイク: 知ってる、行きたかったんだけど、仕事が遅くまでかかっちゃって。どうだった?
ニナ: 素晴らしかったよ。サラのお父さんが焼いたステーキが最高で、自家製レモネードもあったんだよ。
ジェイク: それはすごいな。サラの犬のマックス、また食べ物を盗もうとした?
ニナ: もちろん!みんなが見てない間に、テーブルからホットドッグを盗んだんだよ。
ジェイク: それがマックスらしいね。本当に行きたかったな。
ニナ: パーティーに来るべきだったよ。本当に楽しかったんだから!
ジェイク: わかってるよ、次は絶対行くよ。
ニナ: そうしてね!あ、そういえば、サラが言ってたけど、マックス新しい技を覚えたらしいよ。冷蔵庫を開けられるんだって。
ジェイク: それはまずいな…サラ、冷蔵庫に鍵かけたほうがいいよ。マックス、冷蔵庫に入り放題になったら大喜びだよ!
- missed it: 見逃した/行きそびれた(特に楽しいイベントや重要な機会に参加できなかったことを表します。今回の「Oh, Jake, you missed it!」は、自然な日本語訳として「ああ、ジェイク、昨日のサラの家でのバーベキュー、最高だったよ!」という形で伝えています。「missed it」の「ああ」という感嘆が、ジェイクが参加しなかったことへの残念な気持ちや驚きのニュアンスを補っています。)
- stay late at work: 仕事で遅くまで残る(「stay late」は「遅くまでいる」を意味し、特に仕事や学校などで遅くまで滞在するニュアンスを表す。)
- grilled: 焼いた(「grill」は「網や直火で焼く」を意味し、特にバーベキューやアウトドアでの料理を指すことが多い。)
- homemade lemonade: 自家製レモネード(「homemade」は「手作りの」を意味し、日常会話で料理や飲み物に対してよく使われる。)
- swiped: 盗んだ/かっさらった(「素早く、こっそりと取る」というニュアンスがあり、ここでは犬が食べ物を盗む状況を表現している。日常的でユーモラスなトーン。)
- right off the table: テーブルからそのまま(「right off」は「すぐに」「直接」を意味し、ここではテーブルの上から直接盗んだニュアンスを強調している。)
- Classic Max: これぞマックス(「classic」は「典型的な」「いかにもその人らしい」という意味で、親しみを込めて使われる。)
- wish I could’ve been there: 行けたらよかったのに(仮定法を用いた後悔や残念な気持ちを表現。会話でよく使われる。)
- should’ve joined us: 参加すべきだった(「should have + 過去分詞」で「〜すべきだった」という意味を表し、後悔や残念な気持ちを伝える。)
- no matter what: 何があっても(「どんな状況でも」という強い意志を表す表現で、決意を示す際に使われる。)
- learned a new trick: 新しい芸を覚えた(「trick」は「芸」「技」を意味し、特に動物の行動に対して使われる。)
- have the time of his life: 人生最高の時を過ごす(「time of one’s life」は「最高の体験をする」という意味で、誇張表現としてユーモラスに使われることが多い。)