ラジオ英会話の『Grammar and Vocabulary』で学んだテーマを実践的に活かせるノエリアオリジナル会話例を作成しました!実際の会話で使える自然な英語表現を盛り込み、学習の定着を助ける内容です。ディクテーション練習やスピーキング力アップに最適な素材として、ラジオ英会話の復習や日常英会話のトレーニングにぜひお役立てください!
👇こちらはLesson 173のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 173 / 仮定法④ if節を用いた仮定法1
Grammar and Vocabulary L173 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L173 / 仮定法④ if節を用いた仮定法1 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L173 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar and Vocabulary(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの例題です。
Grammar and Vocabularyで学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使えるフレーズがしっかり身につきますよ!
NoeLia Extra Examples – itを使った強調構文
itを使った強調構文
It wasn’t the news that caught my attention.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
私の注意を引いたのは、ニュースではありませんでした。
It wasn’t the food that impressed you.
日本語訳: 君を感動させたのは料理ではなかった。
解説: このフレーズは「強調構文」を使って、主語である「the food(料理)」を際立たせつつ、それを否定しています。「It wasn’t ~ that ~」の形にすることで、「感動の要因は料理ではなく他のものだった」という明確な対比を表現しています。
A: I just got back from that famous seafood place by the beach. It was amazing!
B: Oh, I’ve heard great things about it. What stood out the most?
A: The view of the sunset over the ocean was breathtaking.
B: I see. So it wasn’t the food that impressed you—it was the view.
A: 海辺にあるあの有名なシーフードレストランに行ってきたんだ。すごく良かったよ!
B: へえ、いい評判聞くよね。何が一番印象に残ったの?
A: 海に沈む夕日がもう、息をのむほど綺麗でさ。
B: なるほど。感動したのは料理じゃなくて、景色の方なんだね。
- stood out: 際立った/目立った(”stand out” は「目立つ」「印象に残る」という句動詞で、特定の要素が他より際立つ場合によく使われます)
- breathtaking: 息をのむほどの(”breathtaking” は美しさや驚きに対して使われる形容詞で、非常に感動的なニュアンスを含みます)
- impressed: 感動した(”impress” の過去分詞形で、「感動を与える」という意味を持つ動詞です。何かが強い印象を与えた状況で使います)
- it wasn’t the food that impressed you: 君を感動させたのは料理ではなかった(強調構文で、特定の要素を際立たせて他の可能性を否定します)
- it was the view: 景色だった(”it” を使った強調構文の結論部分で、何が感動を与えたのかを明確にします)
It’s not what you said that hurt me, but how you said it.
日本語訳: 私を傷つけたのはあなたの言葉ではなく、その言い方だよ。
解説: 「What you said(あなたが言ったこと)」を強調しつつ、それを否定して「how you said it(言い方)」に焦点を移す形です。強調構文と対比の表現が自然に使われています。
A: Why are you so upset? I was just trying to help you figure out the report. I thought you’d appreciate the feedback.
B: It’s not what you said that hurt me, but how you said it. It felt like you were being dismissive.
A: Oh no… I didn’t mean it that way at all. I guess I should’ve been more tactful instead of being so blunt. I just wanted to help you get it done faster.
B: Yeah, maybe a little. I know you meant well, but just be aware of your tone next time. It makes a big difference.
A: なんでそんなに怒ってるの?レポートのことで助けようとしただけだよ。フィードバックは役に立つかなって思ったんだ。
B: 私を傷つけたのはあなたの言葉ではなく、その言い方だよ。なんか見下されてるように感じたの。
A: ああ…全然そんなつもりじゃなかったんだよ。本当、もっと気をつけて言えばよかった。率直すぎたかもね。ただ早く終わらせられたらと思ったんだ。
B: うん、まあね。気持ちはわかるけど、次からはトーンに気をつけてくれたら嬉しいな。それだけで全然違うから。
- figure out: 解決する、理解する(何か問題や答えを「見つけ出す」「理解する」という意味)
- dismissive: 否定的な、軽視する(他人の意見や感情を軽んじる態度を表す)
- tactful: 思いやりのある、機転が利く(相手の気持ちを考慮し、慎重に対応する様子)
- blunt: 率直すぎる、ぶっきらぼうな(遠慮のない態度や言動を指す)
- be aware of: ~に気をつける、意識する(意識的に注意を払う様子を表現する)
- make a big difference: 大きな違いを生む(行動や言動が結果に大きな影響を与えることを指す)
NoeLia Extra Examples – 話し手の「評価」を表す副詞
話し手の「評価」を表す副詞
Apparently, they are building a new school in Oxford.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
見たところ、彼らはオックスフォードで新しい学校を建設中のようです。
Obviously, he didn’t prepare for the exam at all.
日本語訳: 明らかに、彼は試験の準備を全くしていなかったようです。
解説: 「obviously」は、話し手にとっても聞き手にとっても自明である状況を述べる際に使われます。この例では、彼の行動や結果を見て、その準備不足が明らかであることを指摘しています。日常会話や批判的な場面でよく使われる表現です。
A: Did you see the results from the math test? I heard they were posted this morning.
B: Yeah, I did. I heard a lot of people didn’t do well. Obviously, he didn’t prepare for the exam at all, though.
A: You’re talking about James, right? He told me he started studying the night before because he was too busy playing soccer all week, and then fell asleep halfway through.
B: That sounds about right. He always crams at the last minute. Hopefully, he figures out a better plan for the next one. Otherwise, he’s going to struggle with the finals.
A: 数学のテストの結果見た? 今朝、掲示されたって聞いたんだけど。
B: うん、見たよ。あんまり良くなかった人が多かったみたいだね。あいつは全然テスト対策してなかったみたいだけどね。
A: ジェームズのことだよね? 彼はサッカーに夢中で、テスト勉強を始めたのは前日の夜だって言ってたよ。しかも、途中で寝ちゃったんだって。
B: なるほどね、いかにも彼らしいね。いつもギリギリになって詰め込むんだよ。次のテストまでには、もっと良い計画を立てられるといいね。そうでないと、期末試験で苦労するよ。
- post: 掲示する(情報や結果が掲示されることを指します。)
- obviously: 明らかに(状況が誰にでもわかるほどはっきりしているときに使われる副詞。)
- prepare for: ~の準備をする(テストやイベントなど、何かに備える行為を表します。)
- halfway through: 途中で(何かを始めてから完了するまでの「中間地点」を指します。)
- cram: 詰め込み勉強をする(試験前に短期間で集中して勉強することを意味します。)
- at the last minute: ギリギリで(締切直前に何かをする状況を表します。)
- figure out: 理解する/解決する(問題や計画に取り組んで、答えや解決策を見つけることを指します。)
- struggle with: ~に苦労する(課題や試験のような難しいことに取り組む際に使います。)
Undoubtedly, this is the best solution we’ve come up with so far.
日本語訳: 間違いなく、これがこれまでに出した中で最善の解決策です。
解説: 「undoubtedly」は、話し手の確信を強調する際に使われます。この文では、提案された解決策に対する自信を伝えています。フォーマルな議論や意思決定の場面でよく使われます。
A: Undoubtedly, this is the best solution we’ve come up with so far. I think everyone will agree once we present it.
B: I hope so. We’ve spent so much time refining it, and I believe it addresses all the major issues.
A: It definitely does. But let’s make sure the presentation is as clear as possible. You know how picky the board can be.
B: Absolutely. I’ll review the slides one more time tonight to make sure everything is in order.
A: 間違いなく、これがこれまでに出した中で最善の解決策だよ。発表すれば、みんな納得すると思う。
B: そうだといいね。かなり時間をかけて調整したし、主要な問題はすべて解決していると思うよ。
A: その通り。でもプレゼンをできるだけわかりやすくするのが大事だね。役員たちは細かいところまでうるさいから。
B: その通りだね。今夜もう一度スライドを見直して、万全にしておくよ。
- undoubtedly: 間違いなく(話し手の確信を表す副詞。「絶対に」や「確実に」といった意味で、フォーマルな場面で使用される)
- come up with: 思いつく/提案する(アイデアや解決策を考え出すことを表すフレーズ)
- refining: 改善する(プロセスや提案を少しずつ改良し、より良いものにすることを指す)
- addresses: 対応する/対処する(特定の問題や課題に焦点を当て、それに取り組むことを意味する)
- major issues: 主要な問題(重要で大きな課題を指す表現)
- clear as possible: できるだけ分かりやすく(「as ~ as possible」を使った表現。最大限の努力を意味する)
- picky: こだわりが強い/細かいことにうるさい(カジュアルに使われる形容詞で、人や状況の厳しさを表現)
- the board: 役員会/取締役会(組織の中で意思決定を行う主要なメンバーを指す)
- in order: 整っている/準備ができている(全てが適切な状態にあることを示す)