Grammar in Action L174 ーNoeLia Original Dialogー

GiA / SliE 2024

👇こちらはLesson 174のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 174 / 仮定法⑤ if節を用いた仮定法2
Grammar and Vocabulary L173 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L174 / 仮定法⑤ if節を用いた仮定法2 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action L174 ーNoeLia Original Dialogー

Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:もしあなたが私に警告をしてくれていたら、私は準備ができていただろうに。その検査は私にとって完全に不意打ちでした。
If you had warned me, I would have been ready. The inspection was a total surprise to me.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 1
NoeLia Answer – Question 1

問題1:もしあなたが私に警告をしてくれていたら、私は準備ができていただろうに。その検査は私にとって完全に不意打ちでした。
If you had let me know, I would’ve been ready. That inspection totally caught me by surprise.

解説: 「If you had let me know」は模範解答の「If you had warned me」とほぼ同じ意味ですが、より柔らかく自然な言い方になります。「warn」は「警告する」というやや強いニュアンスがあり、相手に危険や重要事項を伝える時に使いますが、「let me know」は単に「知らせる」「教えておく」という日常的な表現です。「caught me by surprise」は「a total surprise」と同じ意味ですが、少しカジュアルな印象になり、不意打ちの驚きをより自然に伝えています。

If you had warned me, I would have been ready. The inspection was a total surprise to me.
模範解答の「warn」は「警告する」という意味で、重要な情報や出来事について知らせるニュアンスがあります。「would have been ready」は過去の状況に対する反事実的な結果を示し、「a total surprise」は予想外の出来事に驚いたことを強調しています。

If you had let me know, I would’ve been ready. That inspection totally caught me by surprise.
「let me know」は「warn」と同じ「知らせる」という意味ですが、ニュアンスが柔らかく、カジュアルな会話で使いやすい表現です。「caught me by surprise」は「a total surprise」に比べて、自然な日常英語の印象が強く、より軽いトーンで驚きを表現できます。

NoeLia Original Dialog

高校2年生のヒロシとエマ。ホームルームで突然行われた抜き打ちのカバン検査に、ヒロシは思わぬ“違反”を指摘されてしまいます。友人のエマは少し後悔しつつも、次回はもっとしっかり警告することを約束するのでした。

Hiroshi: I can’t believe it! There was a surprise bag inspection during homeroom today.
Emma: What? Seriously? Did they check your bag too?
Hiroshi: Yeah, they found my wireless earbuds. I didn’t think there’d be an inspection today.
Emma: Oh no… I should’ve warned you. I overheard the teachers talking about it this morning.
Hiroshi: If you had let me know, I would’ve been ready. That inspection totally caught me by surprise.
Emma: I’m really sorry! I didn’t think you’d have anything to hide.
Hiroshi: Now I have to go to the teacher’s office tomorrow to get them back. It’s so embarrassing.
Emma: That sucks, but hey, it could’ve been worse. Takeru had his bag stuffed with snacks. He got everything confiscated.
Hiroshi: (laughs) No way! Okay, that makes me feel a little better.
Emma: See? Next time, I’ll make sure to warn you so you don’t get caught off guard.
Hiroshi: Please do. I don’t need another surprise like this.

ひろし: 信じられない!ホームルームで抜き打ちのカバン検査があったんだよ。
エマ: え、本当に?ひろしのカバンも見られたの?
ひろし: ああ、ワイヤレスイヤホンが見つかっちゃった。今日検査があるなんて思わなかったよ。
エマ: ああ、ごめん…警告するべきだったね。今朝、先生たちがそんな話してるの聞いたんだよ。
ひろし: もし教えてくれてたら、ちゃんと準備できたのに。その検査、完全に不意打ちだったよ。
エマ: 本当にごめん!ひろしが何か持ってるとは思わなくて。
ひろし: 明日、職員室に取りに行かなきゃいけないんだ。めっちゃ恥ずかしいよ。
エマ: それはキツいね。でも、タケルなんかカバンにお菓子詰め込んでて、全部没収されてたよ。
ひろし: (笑)マジで?それはヤバいな。ちょっと元気出たわ。
エマ: でしょ?次はちゃんと警告するから、もうこんなことにならないようにしようね。
ひろし: 頼むよ、本当にもう勘弁してほしい。

  • surprise bag inspection: 抜き打ちのカバン検査(”surprise”は「予告なしの」、”inspection”は「検査」や「点検」を意味します)
  • overheard: 小耳にはさんだ(「偶然聞いた」という意味で、”hear”とは異なり意図せず聞こえた場合に使います)
  • caught me by surprise: 不意打ちだった(「突然のことで驚かされた」という意味のフレーズ)
  • have anything to hide: 隠し事がある(「見られたくないものがある」という意味)
  • get (something) back: 〜を取り戻す(没収や借りられたものを再び手に入れる場合に使われるカジュアルな言い回し)
  • That sucks: 最悪だね(”suck” はもともと「吸う」という意味ですが、ネガティブな状況や不快な経験を表すスラングとして使われるようになりました。由来は「吸い込まれるように悪い状況に引き込まれる」というイメージから来ており、「ひどい」「残念だ」という意味でカジュアルに使われます)
  • stuffed with: 〜でぎっしり詰まっている(「詰め込む」という意味で、物がいっぱいになっている状態を指します)
  • no way!: まさか!/うそでしょ!(驚きや信じられない気持ちを表すカジュアルな表現)
  • get caught off guard: 不意をつかれる/油断して捕まる(”off guard”は「警戒していない状態」を意味し、準備ができていない時に使います)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:君が寝ていなければ、そのオーロラを見ることができただろうに。すばらしかったですよ!
If you hadn’t been asleep, you could have seen the aurora. It was spectacular!

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 2
NoeLia Answer – Question 2

問題2:君が寝ていなければ、そのオーロラを見ることができただろうに。すばらしかったですよ!
If you hadn’t dozed off, you would’ve seen the aurora. It was absolutely stunning!

解説: 模範解答の「If you hadn’t been asleep」は「寝ていた状態」をシンプルに表すのに対し、ノエリアの「dozed off」は「うっかり寝る」という具体的な行動を表します。日常的でカジュアルな印象になります。また「stunning」は「spectacular」より感情的で、驚きや感動を強調しています。

If you hadn’t been asleep, you could have seen the aurora. It was spectacular!
「hadn’t been asleep」は状態の否定を表し、過去の反事実を示す仮定法です。「could have seen」は「見る可能性があったのに」という意味で、実際には見なかったことを伝えます。「spectacular」は「壮観な」を意味し、フォーマルな印象です。

If you hadn’t dozed off, you would’ve seen the aurora. It was absolutely stunning!
「dozed off」は「うっかり寝る」を意味し、意図せず寝てしまう状況に使います。「would’ve seen」は「確実に見れただろう」という強い結果を示します。「absolutely stunning」は「息をのむほど美しい」という表現で、より感情的です。

NoeLia Original Dialog

ノルウェー北部のオーロラ観測ツアーに参加したジェームズとハンナ。ロッジの外に現れた奇跡のオーロラにジェームズは感動する一方、ハンナは疲れてうっかり寝てしまい、絶景を見逃してしまいます…。

James: I can’t believe you missed it. The aurora was right there last night.
Hannah: No way! You’re joking, right? Why didn’t you wake me up?
James: I tried calling your name, shaking you—you didn’t budge an inch. If you hadn’t dozed off, you would’ve seen the aurora. It was absolutely stunning!
Hannah: Ugh, I’m going to regret this forever. How was it? What did it look like?
James: It was like the whole sky was alive—green, pink, moving like waves. It’s hard to describe.
Hannah: (groans) Don’t rub it in! You better have taken photos.
James: I did, but trust me, the photos don’t do it justice. You really had to see it for yourself.
Hannah: Great. Next time, just pour a bucket of water on me or something!
James: Deal. I’ll bring the bucket.

ジェームズ: 信じられないよ。昨日、オーロラが目の前に出たのに。
ハンナ: うそでしょ?冗談だよね?なんで起こしてくれなかったの?
ジェームズ: 名前呼んだし、揺すったし…全然起きなかったんだって。君が寝ちゃってなければ、オーロラ見れたのに。本当にすごかったよ!
ハンナ: ああ、これ一生後悔するやつだよ。それで、どうだったの?どんな感じ?
ジェームズ: 空全体が生きてるみたいだったよ。緑、ピンク、波みたいに動いて…うまく説明できないな。
ハンナ: (うめき声)もう、それ以上言わないで!写真は撮ったんでしょうね?
ジェームズ: 撮ったけど、写真じゃ伝わらないよ。本物を見ないとダメだな。
ハンナ: もう、次はバケツの水でもぶっかけて起こして!
ジェームズ: 了解。次はバケツ持ってくるよ。

  • missed it: 見逃した/逃した(「it」は楽しい機会や出来事を指し、カジュアルな日常表現です)
  • No way!: うそでしょ!(驚きや信じられない気持ちを表すカジュアルな言い回し)
  • budge: 動く/微動だにする(特に否定形で使われ、「少しも動かない」という意味)
  • dozed off: うっかり寝てしまった(「眠り込む」より軽い意味合いで、短時間の居眠りを表現します)
  • absolutely stunning: 本当に素晴らしい(「stunning」は「息をのむほど美しい」という強い感動を伝える形容詞)
  • I’m going to regret this forever: これをずっと後悔するよ(大げさな言い方で悔しさや残念さを表すフレーズ)
  • Don’t rub it in!: もう言わないで!(「rub」は「こする」という意味で、ここでは傷口を何度もこするように「痛いところを繰り返し指摘する」という比喩的な表現です。カジュアルに使われ、相手に対して「もうその話はやめて」と言いたい時に使います)
  • don’t do it justice: 〜を十分に伝えられない/表現しきれない(「justice」は「正義」や「公正」という意味ですが、ここでは「本来の価値や魅力を正確に評価・表現する」という意味で使われています。「do it justice」で「〜を正しく評価する」「本来の良さを十分に伝える」というニュアンスになります。)
  • pour a bucket of water on me: バケツで水をかける(文字通りの表現ですが、起こすための誇張したユーモア表現)
  • Deal.: 了解/決まりだね(カジュアルな同意表現で、相手の提案を受け入れる時に使います)

NoeLia Answer – 問題3

問題3:転勤を受け入れていれば、私は今パリに住んでいるだろうに。でも、私は自分の決定を後悔してはいません。
If I had accepted the transfer, l’d be living in Paris now. But I don’t regret my decision.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 3
NoeLia Answer – Question 3

問題3:転勤を受け入れていれば、私は今パリに住んでいるだろうに。でも、私は自分の決定を後悔してはいません。
If I had taken the transfer, I’d be living in Paris now. But I stand by my decision.

解説: 模範解答の「If I had accepted the transfer」は「転勤を受け入れる」という事実に焦点を当てていますが、ノエリアの「taken the transfer」は「転勤を引き受ける」という表現で、少しカジュアルなニュアンスになります。また、「I don’t regret my decision」が「後悔していない」というシンプルな表現なのに対し、「I stand by my decision」は「自分の決断に自信を持っている」という、より強い自己肯定のニュアンスを含みます。自分の選択をしっかりと支持する姿勢が強調されます。

If I had accepted the transfer, I’d be living in Paris now. But I don’t regret my decision.
「accepted」は「受け入れる」を意味し、過去完了形「had accepted」を用いることで過去の反事実を示しています。「I’d be living」は「今住んでいるだろうに」と現在の状況を仮定法で表す形です。「regret」は「後悔する」の意味で、「I don’t regret my decision」で「自分の決断を後悔していない」という明確な気持ちを表しています。

If I had taken the transfer, I’d be living in Paris now. But I stand by my decision.
「taken the transfer」は「転勤を受け入れる」の別の表現で、acceptedよりもカジュアルな響きがあります。一方、「stand by my decision」は「自分の決断を支持する」「揺るがない意思」を強調する表現です。単なる「後悔していない」よりも強く、自信を持っている印象を与えます。「stand by」は「支持する」「立ち続ける」という意味があり、文脈によってポジティブな意味合いで使われます。

NoeLia Original Dialog

久しぶりに再会したダニエルとミア。過去にパリ転勤の話があったことを話題にするダニエルですが、ミアは自分の決断に後悔はない様子。彼女の優先順位や価値観が伝わる温かい会話です。

Daniel: So, Mia, do you ever regret saying no to that transfer to Paris?
Mia: Not really. Why? You think I should’ve taken it?
Daniel: I don’t know. Living in Paris sounds incredible—art, fashion, history… That city has everything.
Mia: Maybe so, but I didn’t want to leave my family and friends behind.
Daniel: Fair enough. But just imagine weekends strolling along the Seine or sipping coffee in a tiny French café.
Mia: Stop! You’re making me feel like I missed out on the perfect life.
Daniel: (laughs) Well, it does sound pretty amazing, doesn’t it?
Mia: I won’t deny that. If I had taken the transfer, I’d be living in Paris now. But I stand by my decision.
Daniel: That’s very “you,” Mia—no regrets and no second-guessing.
Mia: Exactly. And besides, I get to see my niece’s soccer games every weekend. No job in Paris could replace that.
Daniel: True. Family comes first. You made the right call.
Mia: I think so, too. Paris will still be there when I decide to visit.

ダニエル: それでミア、パリへの転勤を断ったこと、後悔してない?
ミア: 全然。なんで?やっぱり行くべきだったと思う?
ダニエル: いや、たださ。パリってすごいじゃん。アートもファッションも歴史もあって… 欲しいもの全部揃ってる街だよ。
ミア: そうかもね。でも、家族や友達を置いていくのは嫌だったの。
ダニエル: それもわかるけど、セーヌ川沿いを散歩したり、小さなカフェでコーヒーを飲んだり… 想像してみ?
ミア: やめて!なんだか完璧な人生を逃したみたいじゃん。
ダニエル: (笑)だって、実際すごく素敵だと思わない?
ミア: 否定はしないよ。でも、もし転勤を受け入れていたら、今ごろパリに住んでただろうね。でも、自分の決断には後悔してない。
ダニエル: それがミアらしいよね。後悔も迷いもないって感じ。
ミア: その通り。それに毎週末、姪っ子のサッカーの試合を見に行けるしね。パリでの仕事じゃ、それは手に入らないよ。
ダニエル: それは確かに。家族が一番だよ。いい決断をしたと思う。
ミア: うん。パリはその気になれば、いつでも旅行できるしね。

  • regret (saying no): ~を後悔する(「regret」は「後悔する」という意味で、後ろに動名詞を続けて「~したことを後悔する」となります)
  • transfer: 転勤、移動(ここでは仕事上の「転勤」を指します)
  • leave ~ behind: ~を置いていく、残していく(家族や友達を置いて去る、というニュアンスで使われています)
  • fair enough: それもそうだね/まあ理解できる(相手の意見を受け入れる時に使うカジュアルな表現です)
  • strolling along: ~をぶらぶら歩く(「stroll」は「散歩する」という意味で、「along」が付くことで「~に沿って」歩くニュアンスになります)
  • miss out on: ~を逃す(「miss out」は「(チャンスや体験を)逃す」という意味で、「on」が加わることで「~に関しての機会や出来事を逃す」という対象を明確に示します。具体的な事柄や体験が後に続くのが特徴です)
  • stand by my decision: 自分の決断を支持する/後悔しない(「stand by」は「支持する」「守る」という意味で、ここでは「決断を守る」「後悔しない」ことを表しています)
  • no regrets and no second-guessing: 後悔も迷いもない(「regret」は後悔、「second-guess」は「迷う」「自分の決断を疑う」ことを意味します)
  • replace: ~に取って代わる(ここでは「no job in Paris could replace that」とあり、パリでの仕事では「姪っ子のサッカー観戦」に代わるものはない、という意味です)
  • Family comes first: 家族が一番(「come」は「~の位置にある」「~の状態になる」という意味で使われ、ここでは「first(最優先)」という状態や位置に家族があることを示しています。日常的に優先順位を表すフレーズとして使われます)

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