👇こちらはLesson 176のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 176 / 仮定法⑥ 織り込まれた条件
Grammar and Vocabulary L176 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L176 / 仮定法⑥ 織り込まれた条件 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:あなたのサポートがなければ、私はここまで来られなかったでしょう。感謝の気持ちを適切に表す方法がわかりません。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Without your support, I could not have made it this far. I don’t know how to thank you properly.
問題1:あなたのサポートがなければ、私はここまで来られなかったでしょう。感謝の気持ちを適切に表す方法がわかりません。
I wouldn’t have been able to come this far without your help. I can’t express how grateful I am.
解説: 模範解答の「I could not have made it this far」はフォーマルで堅い印象を与えるのに対し、ノエリアの「I wouldn’t have been able to come this far」はカジュアルで親しみやすいニュアンスです。また、模範解答の「I don’t know how to thank you properly」は形式的で丁寧な感謝を伝えるのに対し、ノエリアは「I can’t express how grateful I am」を使い、感情を直接的に表現しています。親しい間柄での自然な会話に適しています。
Without your support, I could not have made it this far. I don’t know how to thank you properly.
フォーマルな条件表現「Without your support」により感謝の背景を強調し、「I could not have made it this far」で達成できなかった仮定を表現。「I don’t know how to thank you properly」は形式的で丁寧な感謝を伝えます。
I wouldn’t have been able to come this far without your help. I can’t express how grateful I am.
「I wouldn’t have been able to come this far」はカジュアルかつ親しみやすい表現で、「been able to」が達成の可能性を強調します。「without your help」は「support」より直接的で日常的。「I can’t express how grateful I am」は感情を強調し、親しい関係での会話に適した表現です。
NoeLia Original Dialog
ジェームズとアヴァは、地元のサッカーチームで長年一緒に戦ってきた仲間です。アヴァはチームのフィジオセラピストとして選手の怪我やリカバリーを支えてきました。今日はついに決勝進出を果たし、ジェームズはその感謝の気持ちをアヴァに伝えます。
James: We did it! We actually made it to the finals.
Ava: I knew you could. That tackle you made in the last ten minutes was phenomenal.
James: It wasn’t just me. The whole team was on fire today, and our keeper made some incredible saves.
Ava: True, but your leadership on the field stood out. You kept everyone motivated, and it showed.
James: That means a lot coming from you. You’ve been with us through every injury and recovery session.
Ava: Well, it’s my job as your team’s physiotherapist. But seeing how far you’ve all come makes me proud.
James: Honestly, I wouldn’t have been able to come this far without your help. I can’t express how grateful I am.
Ava: Thanks, James. Now go get some rest—finals are around the corner, and you’re going to need all the energy you’ve got.
James: Will do. And after the finals, I owe you a big thank-you dinner.
ジェームズ: やったよ!ついに決勝に進出だ!
エイヴァ: やっぱりね。最後の10分で君が決めたタックルは見事だったよ。
ジェームズ: 僕だけじゃないさ。今日はチーム全員が絶好調だったし、キーパーも素晴らしいセーブをしてくれた。
エイヴァ: 確かに。でも、君のリーダーシップが際立ってたよ。みんなを奮い立たせてたのがよく分かった。
ジェームズ: 君にそう言ってもらえると本当に嬉しい。いつも僕たちのケガやリカバリーを支えてくれてるからね。
エイヴァ: それがフィジオセラピストの仕事だからね。でも、君たちがここまで来たのを見て本当に誇りに思うよ。
ジェームズ: 正直、君の助けがなければここまで来られなかったと思う。本当に感謝してる。
エイヴァ: ありがとう、ジェームズ。さあ、しっかり休んでね。決勝がすぐそこだし、全力を出せるようにエネルギーを蓄えなきゃね。
ジェームズ: 分かったよ。決勝の後は感謝の気持ちを込めて君にディナーを奢るからね。
- We did it!: やったぞ!(達成感や成功を喜ぶ時のカジュアルな表現。「We」が加わることでチームとしての努力を強調します。)
- made it to the finals: 決勝に進出した(「make it to」で「~に到達する」「成功する」という意味を表し、達成感を伝える表現です。)
- phenomenal: 驚くべき/素晴らしい(「exceptional」や「amazing」のフォーマルな代わりに使える単語で、感動を強調します。)
- on fire: 絶好調で(比喩的な表現で、「非常に調子がいい」「活躍している」という意味。スポーツや仕事の成功を表す際によく使われます。)
- stood out: 目立った/際立った(「stand out」の過去形で、「他と比べて特に注目された」というニュアンスを持ちます。)
- That means a lot coming from you: 君にそう言ってもらえると本当に嬉しい(「mean a lot」で「大いに意味がある/嬉しい」という意味を強調し、「coming from you」で相手の評価を特に重視していることを伝えています。)
- through every injury and recovery session: すべての怪我とリカバリーセッションを通して(「through」で「困難な時間を経験する」というニュアンスが含まれています。)
- makes me proud: 誇りに思わせる(「make someone proud」で「~を誇らしい気持ちにさせる」という感情表現です。)
- I wouldn’t have been able to come this far without your help: あなたの助けがなければ、私はここまで来られなかったでしょう(仮定法過去完了で、過去の条件が変われば結果が変わったというニュアンスを伝えています。)
- express how grateful I am: 自分がどれだけ感謝しているかを表現する(「express」は「表現する」、「grateful」は「感謝している」を意味します。)
- finals are around the corner: 決勝が間近に迫っている(「around the corner」で「すぐ近くにある」という意味を表し、時間的な近さを表現します。)
- I owe you a big thank-you dinner: 君に感謝のディナーを奢るべきだね(「owe」は「借りがある」「~すべき」という意味で、「thank-you dinner」は感謝を示す具体的な行動を表しています。)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:20年前なら、ロッククライミングを楽しんだことでしょう。今はそのためのスタミナがありません。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Twenty years ago, I would have enjoyed rock climbing. I don’t have the stamina for it now.
問題2:20年前なら、ロッククライミングを楽しんだことでしょう。今はそのためのスタミナがありません。
If it had been twenty years ago, I could have enjoyed rock climbing. I just don’t have the stamina for it anymore.
解説: 模範解答は「Twenty years ago, I would have enjoyed rock climbing.」というシンプルで直接的な表現を使い、強い確信を示しています。一方、ノエリアの解答は「If it had been twenty years ago」という仮定節を加え、条件をより明確に伝えています。また、「could have enjoyed」を使うことで控えめなニュアンスを持たせ、柔らかい印象を与えています。模範解答はフォーマルな場面に、ノエリアの解答はカジュアルな会話や詳細を伝えたいときに適しています。
Twenty years ago, I would have enjoyed rock climbing. I don’t have the stamina for it now.
模範解答は、簡潔で条件を短く伝えつつ、「would have enjoyed」で強い確信を表現しています。「I don’t have the stamina for it now」は現在の状況を簡潔に伝え、フォーマルな印象を与えます。
If it had been twenty years ago, I could have enjoyed rock climbing. I just don’t have the stamina for it anymore.
ノエリアの解答は「If it had been twenty years ago」で条件を強調し、「could have enjoyed」によって控えめな可能性を表現しています。「I just don’t have the stamina for it anymore」は「just」を加えることで現状への感情を強調し、カジュアルな場面での自然な会話に適しています。
NoeLia Original Dialog
ジョージとマーサはアウトドア好きの夫婦。かつては険しい山道も平気だった二人ですが、年齢とともに体力が衰えたことを受け入れつつ、優しいハイキングコースで自然を楽しむ旅の計画を立てています。
George: Look at this brochure for hiking in the Rockies. Doesn’t it make you want to go?
Martha: Oh, it does. The views from those peaks must be spectacular. But let’s be honest—can we really handle it now?
George: Probably not. Those steep trails would have been easy for us twenty years ago.
Martha: True. We used to hike every summer, didn’t we? Always carrying those heavy backpacks like it was nothing.
George: If it had been twenty years ago, I could have enjoyed rock climbing. I just don’t have the stamina for it anymore.
Martha: Same here. But you know what? We could still take a trip there, stick to the gentler paths, and enjoy the scenery.
George: That’s a good idea. We don’t have to climb every peak to have a great time.
Martha: Exactly. Let’s plan it. And we’ll bring some picnic supplies and just relax by a lake.
George: Deal. I’ll even bring a camera to capture those views. Who says you need to climb high to appreciate the Rockies?
Martha: That’s the spirit. And we’ll have stories to share with the grandkids when we get back.
ジョージ: このロッキー山脈のハイキングパンフレット見てよ。これ見たら行きたくならない?
マーサ: わぁ、本当ね。あの山頂からの景色はきっと最高でしょうね。でも正直なところ、今の私たちに本当に行けるかしら?
ジョージ: 多分無理だろうな。あの急な坂道も、20年前なら楽勝だったんだけど。
マーサ: そうよね。昔は毎年夏にハイキングしてたわよね?あの重いリュックをいつも平気で担いでさ。
ジョージ: もし20年前なら、ロッククライミングも楽しめたのにな。今じゃそのためのスタミナがないよ。
マーサ: 私もよ。でもさ、まだあそこに旅行に行って、なだらかな道を歩いて、景色を楽しむことはできるわよ。
ジョージ: それはいい考えだ。楽しい時間を過ごすために、全部の山頂に登る必要はないんだし。
マーサ: そうでしょ。さっそく計画しましょうよ。ピクニック用品を持って行って、湖のほとりでゆっくり過ごすの。
ジョージ: 決まりだね。景色を撮るためにカメラも持っていくよ。ロッキーの美しさを楽しむのに、高いところに登らなきゃいけないなんて、誰が決めたんだい?
マーサ: その調子よ!帰ってきたら、孫たちに話せる思い出話もできるしね。
- brochure: パンフレット(観光地やイベントの案内用の小冊子)
- spectacular: 壮観な(特に景色やショーの素晴らしさを強調する際に使う)
- handle it: 対処する/こなす(困難な状況や課題を上手に管理する)
- steep trails: 急な山道(「steep」は「急勾配の」を指し、登山や地形を説明するときに使う)
- would have been: ~だっただろうに(仮定法過去完了で過去の状況を仮定する表現)
- like it was nothing: 簡単そうに(何かを軽々とやっている印象を表す比喩的表現)
- stick to: ~を守る/従う(特定のルールや計画に集中して取り組む意味)
- scenery: 景色(特に自然や美しい風景を指す)
- relax by a lake: 湖のほとりでくつろぐ(「relax by ~」で「~の近くでリラックスする」という意味)
- capture those views: その景色を記録する(「capture」は写真や記憶に残す際によく使われる)
- that’s the spirit: その意気だ/その調子!(励ましや称賛のカジュアルな表現)
- who says: 誰が~と言った?(反論や強調を示すフレーズ)
NoeLia Answer – 問題3
問題3:本当の友達なら、君をひとりで行かせたりしないでしょうね。だから、私も一緒に行きますよ。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
A true friend wouldn’t let you go alone. That’s why I’m coming with you.
問題3:本当の友達なら、君をひとりで行かせたりしないでしょうね。だから、私も一緒に行きますよ。
A true friend wouldn’t let you go alone. That’s why I’ll go with you.
解説: 模範解答の「I’m coming with you」は、行動がすでに始まっているニュアンスを持ちます。一方、ノエリアの「I’ll go with you」は未来の意思をより強調しており、これからの行動を意識させる表現です。どちらも自然で、文脈に応じて使い分けが可能です。
A true friend wouldn’t let you go alone. That’s why I’m coming with you.
模範解答では「I’m coming with you」を用い、行動が今まさに起きていることを強調しています。親密な会話の中でよく使われる形です。
A true friend wouldn’t let you go alone. That’s why I’ll go with you.
「I’ll go with you」は未来の意思を明確に示し、少しフォーマルさが加わったニュアンスです。模範解答より行動の意図を前面に出していますが、どちらも同じ日本語訳として適切です。
NoeLia Original Dialog
クレアとベンは大学時代からの親友で、久しぶりに再会したパーティーに参加しています。パーティーが盛り上がる中、クレアは遅い時間の帰宅に不安を感じ始め、ベンに助けを求めます。
Claire: Ben, this party is fun, but it’s getting late, and I’m not feeling great about walking home alone.
Ben: Oh no, that’s not good. Why don’t you just take a cab?
Claire: I thought about it, but cabs late at night always make me nervous. You know how I am about that.
Ben: Yeah, I get it. This area can be sketchy after dark.
Claire: Exactly. I was hoping you could walk with me. I know it’s a lot to ask, but I’d feel a lot safer.
Ben: Sure, let me say goodbye to Jake and Emily first, and then we’ll head out.
Claire: Really? You’d do that for me?
Ben: A true friend wouldn’t let you go alone. That’s why I’ll go with you. Plus, Jake’s getting pretty drunk, and I’d rather not deal with his karaoke attempts again.
Claire: Haha, fair enough. Thanks, Ben. You’re a lifesaver.
Ben: Anytime, Claire. Let’s get out of here before Emily starts her “I love everyone” speech.
クレア: ベン、このパーティー楽しいけど、遅くなってきたし、一人で帰るのがちょっと不安なんだよね。
ベン: それは大変だね。タクシーで帰ればどう?
クレア: それも考えたけど、夜遅いタクシーはどうしても怖くて。私の性格わかるでしょ。
ベン: うん、この辺り夜は少し怖いところもあるしね。
クレア: そうなの。お願いするのは申し訳ないんだけど、一緒に帰ってくれたら安心できるなって思って。
ベン: いいよ。じゃあ、ジェイクとエミリーに挨拶してから出ようか。
クレア: 本当に?そうしてくれるの?
ベン: 本当の友達なら、君を一人で行かせたりしないよ。それに、ジェイク酔っ払ってカラオケ始めそうで面倒だからさ。
クレア: はは、それは確かに。ありがとう、ベン。本当に助かるよ。
ベン: いつでもどうぞ。エミリーが「みんな大好き!」ってスピーチを始める前に出よう。
- not feeling great about ~: ~についてあまりいい気がしない(「not feeling great about ~」はカジュアルで「~が不安だ」や「気が進まない」といった感覚を表現するときに使います。)
- Why don’t you ~?: ~したらどう?(提案やアドバイスをするフレーズで、やや控えめに相手に選択肢を示す言い方です。)
- take a cab: タクシーに乗る(「take」は「乗る」の意味で使われます。「catch a cab」も同じ意味です。)
- make me nervous: 不安にさせる(「make」は「~を…にする」という使い方で、感情を引き起こすときに便利な表現です。)
- sketchy: 怪しい/危なそうな(スラングで、場所や状況が不安定だったり、信頼できないことを表現します。)
- a lot to ask: 大きなお願い(「It’s a lot to ask」は「頼みすぎかもしれない」という控えめなニュアンスを含むフレーズです。)
- let me ~: ~させて(「let me」は控えめな提案や申し出のフレーズで、柔らかい印象を与えます。)
- A true friend wouldn’t let you go alone.: 本当の友達なら、君をひとりで行かせたりしないよ(仮定法で感情や価値観を強調する表現です。)
- karaoke attempts: カラオケの挑戦(ここでは「attempts」がユーモラスに使われており、試みや挑戦というニュアンスです。酔った状態でのカラオケを軽くからかっています。)
- You’re a lifesaver.: 本当に助かる(直訳は「命の恩人」。感謝の気持ちをカジュアルに伝える便利なフレーズです。)
- Let’s get out of here.: ここを出よう(カジュアルな提案で、会話の締めや次の行動に移る流れを作ります。)
- “I love everyone” speech: 「みんな大好き!」スピーチ(「speech」をジョークとして使い、酔った友人がありがちな行動をからかう軽い表現です。)