Grammar in Action L177 ーNoeLia Original Dialogー

GiA / SliE 2024

👇こちらはLesson 177のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 177 / 仮定法⑦ 仮定法が使われる表現
Grammar and Vocabulary L177 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L177 / 仮定法⑦ 仮定法が使われる表現

Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:あなたがいなければ、私はまだ初心者でしょう。あなたは私にとてもたくさんのことを教えてくれました。
If it weren’t for you, l’d still be a beginner. You’ve taught me so much.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 1
NoeLia Answer – Question 1

問題1:あなたがいなければ、私はまだ初心者でしょう。あなたは私にとてもたくさんのことを教えてくれました。
Without you, I’d still be a beginner. You’ve taught me so much.

解説: 模範解答は「If it weren’t for you」というフォーマルで定型的な仮定法表現を使い、やや形式ばったニュアンスがあります。一方、ノエリアの解答例「Without you」はカジュアルで直接的な表現で、親しい相手との日常会話に適しています。模範解答はスピーチや書面向け、ノエリア解答はリラックスしたシチュエーションにぴったりです。

If it weren’t for you, I’d still be a beginner. You’ve taught me so much.
「If it weren’t for you」は仮定法特有の定型フレーズで、フォーマルな場面や過去と異なる現状を述べる際に自然です。「I’d still be a beginner」は仮定の結果を示し、現在完了形の「You’ve taught me so much」で、教わった内容が今も生きていることを表現しています。

Without you, I’d still be a beginner. You’ve taught me so much.
「Without you」も仮定法として機能し、条件を簡潔かつ直接的に示しています。「I’d still be a beginner」との組み合わせにより、条件付きの仮定を自然に表現しています。この表現は親しい相手との軽い会話で特に効果的です。模範解答と異なり、フォーマルよりもカジュアルな場面に向いていますが、十分に感謝のニュアンスを伝えられる点が魅力です。

NoeLia Original Dialog

料理教室のキッチンで、熱心な生徒アレックスが講師のクレアにアドバイスをもらいながら料理の腕を磨いています。アレックスが熱中している間に、思わぬハプニングが起こりそうです。

Claire: Alex, watch the heat on that pan! You don’t want the onions to burn.
Alex: Got it, Claire. By the way, how do you make your pasta sauce so smooth? Mine always ends up lumpy.
Claire: It’s all about the technique. Remember, stir slowly and add the cream at the end.
Alex: Oh, right. I always mess that part up. Honestly, without you, I’d still be a beginner. You’ve taught me so much about cooking.
Claire: Aww, that’s sweet. But hey, you’re the one actually doing the work here—wait, is something burning?
Alex: Oh no, the onions! I got distracted talking to you. Quick, where’s the spatula?
Claire: Right here! And don’t worry, we’ve got plenty of onions. Let’s just call this practice.

クレア: アレックス、そのフライパンの火加減に気をつけて!玉ねぎが焦げちゃうわよ。
アレックス: 分かったよ、クレア。それより、どうやってそんなにソースを滑らかに作るの?僕のはいつもダマになっちゃうんだ。
クレア: コツがあるのよ。ゆっくり混ぜて、クリームは最後に加えるのを忘れないでね。
アレックス: ああ、そうだった。いつもその部分で失敗するんだ。本当に、君がいなければ、僕はまだ初心者だよ。料理についてたくさん教えてくれてありがとう。
クレア: 嬉しいわ。でも、実際にやってるのはあなたよ……ちょっと、何か焦げてない?
アレックス: ああ、玉ねぎが!君と話してて気がそれちゃった。急いで、スパチュラどこ?
クレア: ここよ!大丈夫、玉ねぎはまだたくさんあるわ。これを練習と思えばいいじゃない。

  • watch the heat: 火加減に気をつける(「watch」は「注意を払う」「見守る」という意味で、料理中に使われる自然な表現です。)
  • lumpy: ダマになる/不均一な(「lumpy」はソースや生地などに「ダマ」ができる状態を指します。料理の仕上がりについて話すときに便利な単語です。)
  • it’s all about ~: ~が全てのポイントだ/重要なのは~(強調表現で、要点を簡潔に伝えるフレーズです。)
  • stir slowly: ゆっくり混ぜる(「stir」は「混ぜる」という動作を指し、料理の手順でよく使われます。)
  • mess up: 失敗する/台無しにする(カジュアルな言い回しで、「やらかす」というニュアンスがあります。)
  • without you: あなたがいなければ(条件を示すフレーズで、感謝や依存を表現するのに使われます。ここでは仮定法として使用されています。)
  • distracted: 注意がそれた/気が散った(「distracted」は「何かに注意を奪われた」状態を表し、日常会話で頻出の表現です。)
  • spatula: フライ返し(料理道具の名前として、特にキッチンでの会話でよく使われます。)
  • let’s just call this practice: これを練習だと思おう(「call this practice」は比喩的なフレーズで、失敗を前向きに受け止めるニュアンスを持ちます。)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:父がここにいてくれたらなあ。きっとこの景色を眺めるのを気に入ってくれただろうに。
If only my father were here. He would have loved to see this view.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 2
NoeLia Answer – Question 2

問題2:父がここにいてくれたらなあ。きっとこの景色を眺めるのを気に入ってくれただろうに。
I wish my father were here. He would have loved this view.

解説: 模範解答の「If only」は、感情をより強く込めた切実な願望を表します。一方、ノエリアの解答例「I wish」は、同じ願望を伝えながらもやや控えめでカジュアルなニュアンスです。模範解答は詩的または感情的な場面で適し、ノエリア解答は日常会話や軽い独白に自然です。

If only my father were here. He would have loved to see this view.
「If only」は強い感情を伴う仮定法表現で、現実に対する切実な願望を示します。「He would have loved to see this view」は、過去の反事実を想像する表現で、「この景色を見ることを気に入っていただろう」という具体的な行動に焦点を当てています。

I wish my father were here. He would have loved this view.
「I wish」は仮定法を使った一般的な願望表現で、「If only」よりもニュートラルで日常的に使いやすいフレーズです。「He would have loved this view」は「to see」を省略することで、会話的な簡潔さと自然さを強調しています。この違いにより、模範解答よりも軽いトーンで気持ちを表現する印象を与えます。

NoeLia Original Dialog

ジャックとソフィアは、久しぶりに家族旅行で訪れた美しい展望台に立っています。山々と谷を見渡しながら、二人は亡き父との思い出について語り始めます。

Jack: Wow, the view from here is incredible. You can see the entire valley.
Sophia: Yeah, it’s amazing. Imagine how it would look during sunrise.
Jack: I bet it’s even better then. You know, I wish my father were here. He would have loved this view.
Sophia: He definitely would have. Remember how he used to take us hiking? He always stopped to take pictures.
Jack: Yeah, and then he’d tell us stories about the trees and the mountains.
Sophia: Next time we come here, let’s bring his old camera. It’d be like he’s still with us in spirit.
Jack: That’s a great idea. It’d be a nice way to remember him.

ジャック: わあ、ここからの景色は本当に素晴らしいね。谷全体が見渡せるよ。
ソフィア: うん、すごいわ。日の出の時はもっときれいだろうね。
ジャック: きっとそうだね。父さんがここにいてくれたらなあ。この景色をきっと気に入っただろうに。
ソフィア: 絶対そうだと思う。父さんがよく私たちをハイキングに連れて行ったの覚えてる?いつも写真を撮るために立ち止まってたよね。
ジャック: ああ、そして木や山の話をしてくれたよね。
ソフィア: 次にここに来るときは、父さんの古いカメラを持ってこようよ。そうしたら、父さんが一緒にいる気分になれるわ。
ジャック: それはいいアイデアだね。父さんを思い出す良い方法になるよ。

  • incredible: 信じられないほど素晴らしい(感嘆を表す形容詞で、景色や経験などの素晴らしさを強調する際に使われます。)
  • valley: 谷(地理的な特徴を指す基本単語で、特に自然の景色を描写する際によく使われます。)
  • how it would look: どのように見えるか(仮定法を使った表現で、未来の可能性や想像について語る際に自然に使われます。)
  • I bet: きっと~だと思う(カジュアルな表現で、確信や推測を強調したいときに使います。)
  • in spirit: 気持ちの中で/精神的に(実際にはいない人を心の中で感じるという比喩的な表現で、感情的な場面に自然に使えます。)
  • a nice way to remember: 思い出す良い方法(「remember」を使ったフレーズで、過去の出来事や人物を懐かしく思い出す際に適しています。)

NoeLia Answer – 問題3

問題3:私たちはそろそろ出発する時間です。これから家まで長いドライブになりますよ。
It’s time we got going. We have a long drive home ahead of us.

引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
YouTube Shorts – Question 3
NoeLia Answer – Question 3

問題3:私たちはそろそろ出発する時間です。これから家まで長いドライブになりますよ。
We’d better get going now. We’ve got a long drive home ahead of us.

解説: 模範解答「It’s time we got going」は仮定法過去を用いて「本当はすでに出発しているべきだ」というニュアンスを含み、フォーマルかつ説得力のある表現です。一方、ノエリアの解答例「We’d better get going now」はカジュアルで日常会話に適した表現です。「We’d better」には軽い警告のニュアンスがあり、「now」を加えることで急ぐ必要性を強調しています。どちらも文意をしっかり伝えていますが、使用シーンに応じた選択が可能です。

It’s time we got going. We have a long drive home ahead of us.
「It’s time ~」は「~する時間だ」という表現で、仮定法過去を用いることで「もうそうするべきだった」というニュアンスを強調しています。「got going」は「動き始める」「出発する」という意味で、フォーマルな場面や書き言葉として適しています。また、「ahead of us」は「これから控えている」という未来の行動を明示します。

We’d better get going now. We’ve got a long drive home ahead of us.
「We’d better」は「~した方が良い」という提案や軽い警告を意味し、親しい間柄でのカジュアルな会話に適しています。「get going」は「出発する」「動き出す」という意味をカジュアルに表現し、「now」を加えることで急ぐ必要性をさらに強調しています。模範解答よりも日常会話に馴染みやすく、リラックスしたシチュエーションで自然に使える表現です。

NoeLia Original Dialog

エラとライアンは、祖父母の家で過ごした週末を終え、帰路につく準備をしています。美しい庭や思い出深い品々について語りながらも、名残惜しさが会話ににじみ出ています。

Ella: The garden looks so beautiful this time of year. Grandma’s roses are amazing, aren’t they?
Ryan: They really are. Did you notice how she talks to each plant like it’s her child?
Ella: Of course! She says it helps them grow better. Oh, and the birdhouse Grandpa built? It’s adorable!
Ryan: Totally. He even added that little perch for the birds to rest on. I love how creative they both are.
Ella: I wish we could stay longer. It always feels so peaceful here.
Ryan: Me too, but we’d better get going now. We’ve got a long drive home ahead of us, and they’re expecting us to text when we get back.
Ella: True. But before we go, let’s grab some of those cookies Grandma packed for us.
Ryan: Oh, good idea. She always makes the best oatmeal cookies.
Ella: Right? Okay, let’s not forget to promise them we’ll visit again soon. Next time, we’ll bring that tea Grandma loves.
Ryan: Sounds perfect. Let’s say goodbye and hit the road.

エラ: この季節の庭って本当にきれいよね。おばあちゃんのバラ、すごく素敵だと思わない?
ライアン: 本当にそうだね。それに、おばあちゃんがそれぞれの植物に話しかけるの、気づいた?
エラ: もちろん!話しかけると植物がよく育つんだって言ってたもの。それと、おじいちゃんが作った鳥の巣箱、かわいかったね!
ライアン: 本当だよね。小鳥が休めるように止まり木まで付けてるんだ。二人とも本当にクリエイティブだよな。
エラ: もっと長くいたいなあ。ここにいると本当に落ち着くのよ。
ライアン: 僕もそう思う。でも、そろそろ出発しないとね。これから長いドライブだし、家に着いたら連絡するように言われてるし。
エラ: そうね。でも、その前におばあちゃんが用意してくれたクッキーを持って行こうよ。
ライアン: いいね。おばあちゃんのオートミールクッキーっていつも最高だよね。
エラ: でしょ?よし、次回来る約束もしっかりしておこう。今度はおばあちゃんの好きなお茶を持ってくるわ。
ライアン: それはいいね。じゃあ、お別れを言って出発しよう。

  • this time of year: この時期(「this time」は「現在」を指し、「of year」で「一年の特定の時期」を表します。季節やその時特有の状況を話題にする際に使います。)
  • talk to ~ like ~: ~に~のように話しかける(「like」は比喩を示し、話しかけ方や態度を例える際に使います。「子供のように」や「友達のように」といったニュアンスを柔らかく伝えられます。)
  • help (them) grow: (それらを)成長させる手助けをする(「help」は手助けを意味し、目的語と動詞の原形を伴うことで「~するのを助ける」という意味になります。)
  • adorable: とてもかわいい(愛らしいものを表現する際に用いられる形容詞。物や動物、人など幅広く使えます。)
  • perch: 止まり木/小さな休む場所(鳥が止まるための人工物や枝を指しますが、一般的に「小さな休息の場所」としても使われます。)
  • peaceful: 穏やかな/静かな(落ち着いた環境や状況を表現する形容詞で、場所や心の状態についてよく用いられます。)
  • ahead of us: 私たちの前に/これから(時間的または空間的な「先」を指します。目標や予定を示す場合にも便利です。)
  • grab (something): (何かを)素早く手に取る(カジュアルな動詞で、何かを素早く取り上げる動作を示します。日常会話で頻繁に使われます。)
  • hit the road: 出発する(移動や旅を始めることを指す比喩的表現で、日常会話に馴染んだフレーズです。)

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