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ラジオ英会話 Lesson 179 / 時表現の決定
Target Forms L179 / 時表現の決定
Grammar in Action L179 ーNoeLia Original Dialogー
Grammar and Vocabulary(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples – 時制の一致
時制の一致
I never thought l’d see you here.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
私は、ここであなたに会うとは思っていませんでした。
She didn’t think she’d be able to finish the project on time.
日本語訳: 彼女はそのプロジェクトを時間通りに終わらせられるとは思っていませんでした。
解説: 主節「didn’t think」が過去形なので、従属節内の助動詞も時制が一致し、「would」が使われています。「be able to」は「~できる」を表す表現で、彼女が「時間通りに終わらせられる可能性」を表現しています。
A: What!? Sarah actually finished writing the script? I totally thought she wouldn’t make it in time.
B: Me too. I mean, even she didn’t think she’d be able to finish the project on time. She wasn’t feeling well last week, and she had so many other assignments to deal with.
A: Really? And yet she still managed to come up with such an amazing story? That’s incredible.
B: Exactly. We really owe her for this. Now I’m even more excited for the play at the festival.
A: え!?サラ、本当に脚本を書き上げたの?絶対間に合わないと思ってたよ。
B: 僕もだよ。ていうか、サラ自身もこの脚本を時間通りに終わらせられるとは思ってなかったみたいだよ。先週は体調崩してたし、他の課題もいっぱい抱えてたからね。
A: 本当に?それでもあんな素晴らしいストーリーを書き上げたなんて、すごすぎるよ!
B: だよね。本当に彼女には感謝しかないよ。これで文化祭での劇がますます楽しみになったね。
- totally: 完全に/本当に(「本当にそう思う」という強調の意味でカジュアルな会話で多用されます。ここでは「間違いなく~だと思ってた」のニュアンスを強めています。)
- make it in time: 間に合う(「make it」は「成功する」「達成する」という意味を持ちますが、ここでは「時間通りに間に合う」の意味で使われています。)
- I mean: つまり/だって(会話の中で説明や補足をする際に使われる自然な言い回しです。)
- even she: 彼女自身さえも(”even”は「~でさえ」という強調の意味で、予想外の事実を述べるときに役立ちます。)
- deal with: 対処する/処理する(問題や課題に取り組むことを表し、日常会話やビジネス英語でもよく使われます。)
- and yet: それなのに(逆説的な意味を持ち、「驚き」や「意外性」を伝えるのに便利です。)
- managed to: なんとか~する(「苦労して達成した」というニュアンスがあり、努力を強調したいときに使われます。)
- come up with: ~を思いつく/考え出す(アイデアや解決策を考える際によく使われるフレーズです。)
- owe her for this: これについて彼女に感謝する(”owe” は「借りがある」「恩義を感じる」という意味で、感謝の気持ちを伝える際に使われます。)
I never expected I’d hear such wonderful news today.
日本語訳: 今日こんな素晴らしいニュースを聞くとは思ってもみませんでした。
解説: 主節の「expected」が過去形であり、従属節内の「will」が「would」に変化しています。「時制の一致」によって自然な過去の文脈が作られています。
A: So, I heard back from the clinic, and the tests came back negative.
B: Oh my gosh, I never expected I’d hear such wonderful news today. That’s such a relief! I’ve been so anxious about this.
A: Me too. I could barely sleep all week—I just kept imagining the worst.
B: I know exactly what you mean. But hey, now you can finally breathe easy. Let’s celebrate tonight—dinner’s on me!
A: それで、クリニックから連絡があって、検査結果は陰性だったよ。
B: 本当に?今日こんな素晴らしいニュースを聞くとは思ってもみませんでした。本当にホッとした!ずっと不安だったんだよね。
A: 僕もだよ。今週は全然眠れなくて、最悪のことばかり考えてた。
B: その気持ち、よくわかる。でもさ、これでやっと安心できるよね。今夜はお祝いしよう!ディナーは私のおごりね!
- heard back: 返事をもらった(「hear back」は、誰かから返答や返信をもらうことを意味するフレーズ。特に連絡を待っている状況でよく使われます。)
- came back negative: 陰性だった(「came back」は結果が返ってくることを意味します。「negative」は医学的文脈では「陰性」を指し、テスト結果の良い知らせとして使われます。)
- relief: 安堵(「ほっとした」という感情を表す重要な名詞。)
- anxious: 不安である(「緊張している」や「心配している」状況を表します。学習者にとって覚えておきたい感情表現の一つです。)
- barely: ほとんど~できない(「ギリギリで~する」や「ほぼ不可能」というニュアンスを持つ副詞。)
- could barely sleep: ほとんど眠れなかった(「barely」を使った自然な表現で、緊張や不安の中での状況を表します。)
- imagining the worst: 最悪の事態を想像する(「imagine」は「想像する」。ここでは「悪い結果を考える」という文脈で使用。)
- I know exactly what you mean: 全くその通りだね(「相手の気持ちを完全に理解している」と伝えるフレーズ。親密でカジュアルな会話に最適。)
- breathe easy: 安心する(「ほっと息をつく」という比喩的な表現で、「リラックスする」という意味。)
- dinner’s on me: 夕飯は私のおごり(「on me」は「私が支払う」というカジュアルな表現で、会話の中でよく登場します。)
NoeLia Extra Examples – realizeのイメージ
realizeのイメージ
I didn’t realize you appreciated foreign food culture.
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
私は、あなたが外国の食文化を評価しているとは知りませんでした。
I didn’t realize how much I missed spending time with my family until now.
日本語訳: 今まで、家族と過ごす時間がどれだけ恋しかったか気がつきませんでした。
解説: 「realize」を使い、自分の感情や心の内に潜んでいた気持ちに「形をとって」気づく様子を表現しています。感情的な話題で使える表現です。
A: I was worried about how you’d adjust after moving back. You’ve been away for so long, I wasn’t sure how it would feel for you.
B: Honestly, it was hard at first, adjusting to everything again. But now, I feel much better—like I’ve found my rhythm again.
A: That’s really good to hear. I bet being around everyone here has helped a lot.
B: Absolutely. I didn’t realize how much I missed spending time with my family until now. Just being home has been so comforting—it’s exactly what I needed.
A: 君が地元に戻ってきて、ちゃんと馴染めるか心配してたよ。長い間離れてたから、どんな気持ちになるのか不安だったんだ。
B: 正直、最初は大変だったよ。いろいろとまた慣れるまで時間がかかったけど、今はだいぶ落ち着いた。自分のペースを取り戻せた感じかな。
A: それを聞けて本当に良かった。やっぱり周りにみんながいるのは大きいよね。
B: 本当にその通りだよ。家族と過ごす時間がどれだけ恋しかったか、今まで気づかなかった。でもやっぱり地元は落ち着くね。本当に必要だったんだと思うよ。
- adjust: 順応する/適応する(新しい環境や状況に慣れることを意味します。「adjust to」で「~に適応する」と表現できます。)
- move back: 戻ってくる(物理的な移動を表す「move」に、「元の場所に戻る」という意味の「back」が加わっています。)
- found my rhythm: 自分のペースを取り戻した(「rhythm」は本来「リズム」を意味しますが、ここでは「心地よいペース」という比喩的な表現として使われています。)
- I bet: きっと~だと思う(「I am sure」と似ていますが、よりカジュアルな言い回しで、確信や推測を表現する際に使います。)
- being around: ~が近くにいること(「be around」で「そばにいる」「周囲にいる」というニュアンスを持ち、家族や友人など大切な人が近くにいる状況を指します。)
- didn’t realize: 気がつかなかった(「realize」は「気づく/理解する」を意味し、「didn’t realize」で「思いもしなかった」となります。)
- comforting: 癒される/心地よい(「comfort(快適さ・癒し)」の形容詞形で、安心感や満足感を表現する際に使います。)
- exactly what I needed: まさに今の自分に必要だったもの(「exactly」で「まさに」を強調し、今の状況にぴったり合うものを表現する便利なフレーズです。)
Don’t you realize we’ve been at this for over a year?
日本語訳: あなたはこれに1年以上取り組んでいるって気づいていないの?
解説:「realize」を使い、過去から続く状況や事実に対する気づきを促すフレーズです。「don’t you realize」は、相手がその事実を当然知っているべきだというニュアンスを持ちます。「we’ve been at this」は現在完了進行形を用いて、「1年以上続けている」という時間の長さを強調しています。
A: I think we should pitch a fresh approach to the higher-ups at the next meeting.
B: I don’t know… We’ve already switched directions a few times. They might not take it well.
A: But don’t you realize we’ve been at this for over a year? If we don’t show them solid progress, they’re not going to approve more funding.
B: You’re right. Let’s focus on presenting what we’ve accomplished so far, and then frame the new approach as the logical next step.
A: 次の会議で、上層部に新しいアプローチを提案するべきじゃないかな。
B: うーん…すでに何度か方向転換してるし、あまり良く思われないかもよ。
A: でも、これに1年以上取り組んでるの分かるよね?ちゃんと進歩を見せないと、これ以上の資金は出してくれないと思う。
B: 確かにその通りだね。これまでの成果をしっかり見せた上で、新しいアプローチを次のステップとして提案しよう。
- pitch a fresh approach: 新しいアプローチを提案する(”pitch” はここで「提案する」という意味で、特にアイデアや計画を提案するときに使います。)
- higher-ups: 上層部、上司(”higher-ups” はカジュアルな言い方で、「偉い人たち」や「上層部」を指します。)
- switch directions: 方向転換する(”switch” は「切り替える」、”directions” は「方向」で、計画や方針を変えることを表します。)
- don’t you realize: 気づいてないの?(「realize」は「気づく」という意味で、相手に当然知っているべきことを確認するニュアンスがあります。)
- be at this: これに取り組んでいる(”be at this” は「これをやり続けている」という意味で、継続している活動をカジュアルに表現します。)
- solid progress: 確かな進歩(”solid” は「しっかりした」「確かな」を意味し、”progress” と組み合わせて成果や進展の信頼性を強調します。)
- approve more funding: 追加資金を承認する(”approve” は「承認する」、”funding” は「資金」で、特にビジネスやプロジェクトでよく使われます。)
- frame the new approach: 新しいアプローチを組み立てる(”frame” はここで「枠組みを作る」や「構築する」という意味で、計画やアイデアの基礎を作ることを表します。)
- logical next step: 論理的な次のステップ(”logical” は「理にかなった」「合理的な」を意味し、次に進むべき道を示す表現です。)