👇こちらはLesson 179のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 179 / 時表現の決定
Grammar and Vocabulary L179 ーNoeLia Original Dialogー
Target Forms L179 / 時表現の決定
Grammar in Action(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『Grammar in Action』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:富山湾でホタルイカを見たことがありますか?すばらしい眺めですよ。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
Have you ever seen the firefly squid at Toyama Bay? It’s an incredible sight.
問題1:富山湾でホタルイカを見たことがありますか?すばらしい眺めですよ。
Have you ever had the chance to see the firefly squid at Toyama Bay? It’s an incredible sight.
解説: 模範解答は「Have you ever seen~」を使ってシンプルに「見た経験があるかどうか」を尋ねています。それに対し、ノエリアオリジナルは「Have you ever had the chance to~」を用いて「見る機会があったか」という間接的な聞き方を採用しています。この違いにより、ノエリアオリジナルの方が少し丁寧でフォーマルなニュアンスを持ちます。特に、話し手が相手の経験を特別なものと捉えている印象を与える場面に適しています。
Have you ever seen the firefly squid at Toyama Bay? It’s an incredible sight.
この回答では「Have you ever seen~」を使い、ホタルイカを「見た経験があるか」を直接的に尋ねています。「seen」は視覚的な行為を強調しており、非常にシンプルで日常的な表現です。会話の中でカジュアルかつ手短に経験を尋ねたいときに適しています。
I’d really appreciate that. Thanks so much for offering.
ノエリアオリジナルでは「Have you ever had the chance to~」を使い、「機会があったかどうか」という表現を選択しています。「chance」は「機会」を意味し、その特別さを暗に伝えるニュアンスを含みます。また、「to see」は「ホタルイカを見る」という具体的な行為を指しており、模範解答に比べてやや丁寧で、相手の経験を尊重する印象を与えます。
NoeLia Original Dialog
旅行代理店のスタッフ、エミリーは、常連客のジョンと旅の話で盛り上がっています。ジョンが以前訪れた富山湾で、春に見られるホタルイカの光景について、エミリーが熱心に説明を始めました。
John: I’m looking for a unique travel experience in Japan. Somewhere off the beaten path.
Emily: I understand, John. Have you considered the Hokuriku region?
John: Hokuriku? I’ve been to Tokyo and Kyoto, but I’m not familiar with that area. What’s it like?
Emily: It’s on the coast of the Sea of Japan, known for its beautiful scenery and delicious seafood. You mentioned you’ve been to Toyama Bay before, right?
John: Yes, I visited Toyama city a few years ago. I had some amazing sushi there.
Emily: That’s wonderful! Toyama is known for its fresh seafood. But have you ever had the chance to see the firefly squid at Toyama Bay? It’s an incredible sight.
John: Firefly squid? I don’t think I’ve heard of them. What are they like?
Emily: They’re small, bioluminescent squid that light up the sea at night, especially during spring. It’s truly a magical experience.
John: That sounds fascinating. I might have to plan another trip to Toyama Bay.
Emily: I highly recommend it, John. We can arrange a special tour for you to see them.
ジョン: 日本で何かユニークな旅行体験を探してるんだ。あまり知られていないような場所がいいな。
エミリー: なるほど、ジョン。北陸地方は検討されたことはありますか?
ジョン: 北陸?東京と京都は行ったことがあるけど、その辺りは詳しくないな。どんなところなの?
エミリー: 日本海側の地域で、美しい景色と美味しい海産物で知られています。以前、富山湾に行かれたことがあるんですよね?
ジョン: そう、数年前に富山市に行ったよ。そこで食べた寿司は最高だったな。
エミリー: それは良かったですね!富山は新鮮な魚介類で有名ですからね。ところで、富山湾でホタルイカを見たことはありますか?あれは本当に素晴らしい光景なんですよ。
ジョン: ホタルイカ?それは聞いたことがないな。どんな感じなの?
エミリー: 小さな発光するイカで、特に春の時期に夜の海を照らすんです。本当に幻想的な体験ですよ。
ジョン: それは面白そうだね。富山湾への旅行をまた計画しないといけないかもしれないな。
エミリー: ぜひお勧めします、ジョン。ホタルイカを見るための特別なツアーを手配できますよ。
- off the beaten path: 人があまり行かない、穴場の(”beaten path”は「踏み固められた道」。「そこから外れた」→「人があまり行かない」「知られざる」という意味のイディオム。旅行先などについて使うことが多い。)
- Have you considered: ~を検討したことがありますか?(”consider”は「よく考える」という意味。「~を検討したことがありますか?」という現在完了形の疑問文で、提案やアドバイスをする際に使う。ビジネスシーンでも使える表現。)
- I’m not familiar with: ~に詳しくない、なじみがない(”be familiar with”で「~をよく知っている」「~になじみがある」という意味。「~についてあまり知らない」ということを丁寧に伝える表現。ビジネスシーンでも使える表現。)
- What’s it like?: それはどんな感じですか?(様子や特徴を尋ねる定番フレーズ。カジュアルな場面で使う。)
- It’s on the coast of: ~の沿岸にあります(場所を説明する際に使う。”coast”は「沿岸」「海岸」。前置詞”on”とセットで使うことが多い。)
- You mentioned: あなたはおっしゃいましたね(”mention”は「言及する」「ちょっと話に出す」という意味。ここでは過去に相手が言ったことを確認するニュアンス。ビジネスシーンでも使える表現。)
- Have you ever had the chance to: ~する機会があったことはありますか?(”have the chance to”で「~する機会がある」という意味。「今までに~する機会があったか」を尋ねる丁寧な表現。ビジネスシーンでも使える表現。)
- firefly squid: ホタルイカ(”firefly”は「蛍」)
- incredible sight: 素晴らしい光景(”incredible”は「信じられない、素晴らしい」という意味で、ここでは「目を見張るような」「並外れた」というニュアンス。”sight”は「光景」「眺め」)
- bioluminescent: 生物発光する(”bio”は「生物の」、”luminescent”は「発光する」という意味の形容詞。専門的な単語だが、会話の流れから意味を推測できる。)
- light up: 明るく照らす、輝かせる(ここでは「(海を)明るく照らす」という意味で使われている。)
- highly recommend: 強くお勧めします(”highly”は「非常に」「大いに」という意味の副詞。”recommend”は「勧める」という意味の動詞。ビジネスシーンでも使える表現。)
- arrange: 手配する、準備する(ここでは「ツアーを手配する」という意味。ビジネスシーンでも使える表現。)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:私は約6か月間ナタリーを知っています。彼女は私のオフィスの隣で働いています。
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
I’ve known Natalie for about six months. She works in the office next to mine.
問題2:私は約6か月間ナタリーを知っています。彼女は私のオフィスの隣で働いています。
I’ve gotten to know Natalie over the past six months. She works in the office right next to mine.
解説: 模範解答の「I’ve known」は、「知っている」という状態を直接的に表現しています。それに対し、ノエリアオリジナルの「I’ve gotten to know」は「知り合いになる過程」に焦点を当てており、徐々に親しくなったというニュアンスを含んでいます。また、「She works in the office right next to mine」は模範解答とほぼ同じですが、「right」を加えることで距離感を強調し、より会話に親しみを持たせています。この違いにより、ノエリアオリジナルは少しカジュアルで、進行中の関係性を伝える表現となっています。
I’ve known Natalie for about six months. She works in the office next to mine.
「I’ve known」は現在完了形を使い、ナタリーを知っているという関係が6か月間続いていることをシンプルに表現しています。「She works」は現在形で、ナタリーが隣のオフィスで働いている日常的な事実を述べています。この表現は非常にストレートで、直接的に関係性を説明する場面に適しています。
I’ve gotten to know Natalie over the past six months. She works in the office right next to mine.
「I’ve gotten to know」は、現在完了形を用いて、過去6か月間にわたってナタリーを「知るようになった」ことを示しています。このフレーズは、徐々に築かれる関係性やプロセスを強調します。また、「She works in the office right next to mine」の「right」は、位置的な近さを強調し、より親しみやすいニュアンスを加えています。この表現は、単なる事実ではなく、関係の進展を伝える場面に適しています。
NoeLia Original Dialog
デイビッドとミアは同じ職場で働く同僚です。休憩時間に会話する中で、ミアがデイビッドの最近のランチ仲間について興味を持ったようです。軽いからかいも交えながら、デイビッドの様子を探る場面です。
Mia: Hey David, I saw you having lunch with someone earlier. Who was that?
David: Oh, you mean Natalie? I’ve gotten to know Natalie over the past six months. She works in the office right next to mine.
Mia: I thought I’d seen her before. You two seemed pretty comfortable with each other.
David: Well, her office is right next door, so we run into each other pretty often.
Mia: I see. So, what do you usually talk about? Just small talk?
David: Yeah, mostly casual stuff, like how our days are going. Nothing too deep.
Mia: Hmm, she seems really nice. Are you sure it’s just casual?
David: It really is. She’s nice, but we’re just neighbors at work. That’s all.
Mia: Alright, if you say so. But you never know, David. These things can surprise you.
David: Mia, I think you’re overthinking this.
ミア: ねえデイビッド、さっき誰かとランチしてたけど、誰だったの?
デイビッド: ああ、ナタリーのこと?この6か月で彼女とは知り合いになったよ。彼女、僕の隣のオフィスで働いてるんだ。
ミア: 前に見たことあると思った。二人、なんか良い感じだったけど。
デイビッド: まあ、彼女のオフィスがすぐ隣だから、よく顔を合わせるだけだよ。
ミア: そうなんだ。いつもどんな話するの?軽い話?
デイビッド: うん、たいてい他愛もない話だよ。今日どうだった?とか。そんなに深い話はしないかな。
ミア: ふーん。彼女、すごく感じのいい人っぽいね。本当にただの雑談だけ?
デイビッド: 本当にそうだよ。良い人だけど、職場が隣同士ってだけだよ。それだけ。
ミア: まあ、デイビッドがそう言うなら。でも、こういうのって意外な展開があるかもよ、デイビッド。
デイビッド: ミア、ちょっと考えすぎだよ。
- I’ve gotten to know: 知り合いになった(”get to know” は「知り合う」「親しくなる」という意味を持ち、ここでは現在完了形で「この6か月間で知り合いになった」という継続のニュアンスを表しています。)
- seemed pretty comfortable with each other: お互いにリラックスしているようだった(”seem” は「~のように見える」を意味し、”comfortable with each other” は「お互いに気まずさがない」というニュアンスを含んでいます。)
- run into each other: 偶然会う(”run into” は「偶然出会う」「ばったり会う」を意味するカジュアルなイディオムで、日常会話で非常によく使われます。)
- just small talk: ただの雑談(”small talk” は「雑談」や「軽い話」を指す表現で、ビジネスやカジュアルな場面のどちらでも使われます。)
- Nothing too deep: 特に深い話ではない(”nothing too deep” は「深い内容ではない」というカジュアルな言い回しで、話の軽さを強調する際に使われます。)
- Are you sure it’s just casual?: 本当にただの軽い関係なの?(”Are you sure” は「本当にそう?」と確認する表現で、”just casual” は「軽い関係」を意味します。)
- you never know: 分からないものだよ(”You never know” は「何が起こるか分からない」という意味の便利なフレーズで、予測できない状況について話すときに使います。)
- overthinking this: 考えすぎている(”overthinking” は「考えすぎる」という意味の動詞で、ここでは「深読みしすぎ」というニュアンスを伝えています。)
NoeLia Answer – 問題3
問題3:私のパソコンがクラッシュしてしまいました、ですから電話でミーティングに参加します。それでよろしいでしょうか?
引用:「NHKラジオ英会話 2024年12月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2024年)
My computer has crashed, so I’ll join the meeting from my phone. Would that be OK?
問題3:私のパソコンがクラッシュしてしまいました、ですから電話でミーティングに参加します。それでよろしいでしょうか?
My computer isn’t working, so I’ll attend the meeting using my phone. Does that work for you?
解説: 模範解答は「has crashed」を使用してパソコンが過去にクラッシュし、その影響が現在も続いていることを表現しています。一方、ノエリアオリジナルの解答では「isn’t working」を使い、現在の状態にフォーカスして、リアルタイムの状況を強調しています。また、「Would that be OK?」はフォーマルで丁寧な確認ですが、「Does that work for you?」はカジュアルで親しい関係性に向いています。この違いにより、模範解答はややフォーマルな場面に適し、ノエリア解答は日常会話に適しています。
My computer has crashed, so I’ll join the meeting from my phone. Would that be OK?
「has crashed」は現在完了形を使い、パソコンが過去にクラッシュしてから現在まで使えない状態が続いていることを強調しています。「Would that be OK?」はフォーマルな確認表現で、相手への配慮が強調されています。この表現はビジネスの場やフォーマルな状況で適しています。
My computer isn’t working, so I’ll attend the meeting using my phone. Does that work for you?
「isn’t working」は現在形で、パソコンが「今動作していない」という状態を明確に表現しています。「Does that work for you?」はカジュアルで親しみやすい確認表現で、「それで大丈夫?」というニュアンスを含みます。フォーマルな場面というよりは、友人や親しい同僚との会話に適しています。この表現により、より軽いトーンで状況を伝えることができます。
NoeLia Original Dialog
エマとジョシュは、クライアント向けの重要なプレゼンテーションを控えています。エマが突然の技術的な問題に直面しますが、ジョシュは落ち着いてサポートを申し出ます。
Emma: Hey Josh, have you finalized the slides for today’s presentation?
Josh: Almost, Emma. I just need to tweak a few details. Are you ready to go?
Emma: Yeah, I’ve got everything prepped on my end. By the way, do you know if Sarah will be joining?
Josh: She said she’d attend remotely since she’s working from home today.
Emma: Got it. Oh, one thing—I need to let you know. My computer isn’t working, so I’ll attend the meeting using my phone. Does that work for you?
Josh: Oh, that’s a bummer, but it’s fine. Do you want me to share your slides during the meeting?
Emma: That’d be great. Thanks, Josh. I’ll send you the updated version right now.
Josh: Perfect. Don’t stress—we’ll make it work.
エマ: ねえジョシュ、今日のプレゼン用のスライド、仕上げた?
ジョシュ: もう少しだよ、エマ。いくつか細かい調整をするだけ。エマの準備は整った?
エマ: うん、こっちは全部準備できたよ。ところで、サラは参加するって言ってた?
ジョシュ: 在宅勤務だからリモートで参加するって。
エマ: わかった。それと一つ伝えておきたいんだけど、私のパソコンが動かなくて、スマホでミーティングに参加する予定なんだ。それで大丈夫かな?
ジョシュ: それは困るけど、大丈夫だよ。ミーティング中に君のスライドを共有しようか?
エマ: そうしてくれると助かる。ありがとう、ジョシュ。今、最新版を送るね。
ジョシュ: 完璧。それでうまくいくよ。気にしないで。
- finalize: 完成させる(「最終調整をする」というニュアンスを持つ動詞。特にプロジェクトや資料の仕上げに使われます。)
- tweak: 微調整する(「小さな変更を加える」という意味で、カジュアルな場面でよく使われます。)
- prepped: 準備ができている(”prepared” の略で、カジュアルな会話で使われる表現。)
- attend remotely: リモートで参加する(「物理的にその場にいないが、遠隔で会議やイベントに参加する」という意味。)
- working from home: 在宅勤務をする(現在進行形で、働いている状況を強調。)
- got it: わかった/了解(「理解した」というカジュアルな表現。会話の相槌としてよく使われます。)
- isn’t working: 動かない/機能していない(「壊れている」や「正常に作動していない」という意味。リアルタイムの状況を指します。)
- Does that work for you?: それで大丈夫ですか?(「相手の都合や状況に合っているか」を確認する表現で、ビジネスやカジュアルな場面で頻繁に使われます。)
- that’s a bummer: それは残念だね(「がっかりするような状況」をカジュアルに表現したフレーズ。)
- make it work: 何とかやり遂げる(「うまくいかせる」「問題を解決して成功させる」という意味で、ポジティブなニュアンスがあります。)