ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」を本日から公開!
昨年度(2024年度)は英作文の出題が3問あったため、ノエリアオリジナル会話を3本紹介していましたが、今年度(2025年度)は1問にギュッと凝縮!そのぶん、内容はさらに濃く、深く……でも、ちょっとブログ的にはボリュームが物足りないかも?というわけで、今年はパワーアップ企画として、ラジオ英会話・金曜恒例「Listening Challenge」のノエリアオリジナル版をお届けします!語彙・表現・展開のすべてに工夫を凝らした、学んで楽しいスクリプトをぜひお楽しみください♪
PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!
問題:私は同僚みんなと仲がよいのですが、ひとりだけダメなんです。会議中、彼はいつも私の話に割り込みます。もしこのまま続けるようなら、苦情を申し立てるつもりですよ。
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’m on good terms with all of my coworkers, except for one. He keeps on talking over me during meetings. If he continues on like that, I’m going to file a complaint.
問題:私は同僚みんなと仲がよいのですが、ひとりだけダメなんです。会議中、彼はいつも私の話に割り込みます。もしこのまま続けるようなら、苦情を申し立てるつもりですよ。
I get along well with everyone at work—except one guy. He constantly cuts me off during meetings. If he goes on like this, I won’t hesitate to report it.
解説: 模範解答は、状況を少し客観的に伝えながらも、丁寧で落ち着いたトーンで問題を指摘しています。全体的に冷静さがあり、書き言葉にも使える構成です。それに対してノエリアの解答例は、話し手の感情がより前面に出ており、実際に会話の中で口から自然に出てくるようなリアルな言い回しが使われています。特に、後半では我慢の限界に達したような印象が強く、「もうこれ以上は許さない」という姿勢がはっきり表れています。使い分けとしては、フォーマルなビジネスの文書や報告で使うなら模範解答、同僚に対して直接話す場面や、自分の不満をはっきり伝えたいときにはノエリアの表現が自然です。
I’m on good terms with all of my coworkers, except for one. He keeps on talking over me during meetings. If he continues on like that, I’m going to file a complaint.
“on good terms with” は、穏やかで丁寧な表現で、他者との関係が平和であることをややフォーマルに伝えています。“keeps on talking over me” では、“keep on” によって「やめずに何度も繰り返している」ことが強調されており、さらに “talk over” によって「話にかぶせて話す」という不快な行動を具体的に示しています。“continues on like that” は、未来に向かってその行為がまだ続くことへの懸念を表し、“file a complaint” はビジネスの現場で正式に苦情を申し立てるときに使われる表現で、ややかたい響きを持ちます。
I get along well with everyone at work—except one guy. He constantly cuts me off during meetings. If he goes on like this, I won’t hesitate to report it.
“get along well with” は、“on good terms with” に比べて口語的で、より自然な会話に向いている表現です。“constantly cuts me off” は、「頻繁に話をさえぎる」という強めの意味合いで、相手の行動がどれほど不快かをはっきり伝えています。“goes on like this” は、まさに今この瞬間も続いている行動を指しており、相手の振る舞いに対するリアルタイムの苛立ちが表れています。“I won’t hesitate to report it” は、「ためらわずに報告する」と言い切ることで、話し手の怒りや決意を強く打ち出す表現となっており、非常に感情がこもった自然な言い回しです。
Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題
ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!
昨年度(2024年度)は英作文の問題が3問あったので、ブログでもオリジナル会話を3本紹介できていたのですが、今年度(2025年度)は1問にギュッとまとまり、その分、内容は濃くなったものの……ブログ的にはちょっぴり物足りない!というわけで、ボリュームアップを図るべく、今年はラジオ英会話の金曜恒例の「リスニングチャレンジ」のノエリアオリジナルバージョンを作ってみました!
音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
クリックすると問題が出ます。
Here’s the question.
What does Liam say about Sophie’s position at work?
A. He thinks she’s more experienced than most people in analytics.
B. He believes she has every right to be heard in the strategy division.
C. He reminds her that HR needs more people like her.
Here we go.
Original Dialog|ノエリア会話スクリプト
ランチ後、リアムとソフィーが職場の休憩スペースで話しています。さきほどの会議で気になったことがあったようです。
Liam: Did you notice how tense the budget review meeting got toward the end?
Sophie: Yeah, I did. And honestly, I get along well with everyone at work—except one guy. He constantly cuts me off during meetings. If he goes on like this, I won’t hesitate to report it.
Liam: You mean Josh from the analytics team, right? Yeah, I saw him interrupt you at least three times while you were presenting.
Sophie: Exactly. It’s getting harder to get through a single sentence without him jumping in like he’s leading the whole project.
Liam: That’s really not okay. Want me to back you up if you decide to raise the issue formally?
Sophie: I’d appreciate that, actually. It might carry more weight if the complaint comes from more than one person.
Liam: No problem. You deserve to be heard just like anyone else in the strategy division.
Sophie: Thanks, Liam. I’m not trying to create drama—I just want a professional environment where people actually respect each other.
Liam: Totally fair. Let me know if you want to bring it up to HR together. We’ve got your back.
リアム: 予算レビュー会議の最後、ちょっとピリピリしてた気がしない?
ソフィー: うん、ほんとそうだった。でも正直言うと、職場の人とはみんなうまくやってるんだけど、一人だけダメな人がいて。会議中にいつも私の話に割り込んでくるの。このまま続くようなら、正式に苦情を出すつもり。
リアム: アナリティクスチームのジョシュでしょ?君が発表してるときに、3回は遮ってたの見たよ。
ソフィー: そうなの。もう自分のセリフを最後まで言い切るのも難しいくらい。まるで自分がプロジェクトを仕切ってるみたいに割り込んでくるんだから。
リアム: それは本当に良くないよ。ちゃんと問題として伝えるなら、サポートするよ。
ソフィー: 助かるわ。複数の人からの報告ってなると、ちゃんと聞いてもらえる可能性も高くなるしね。
リアム: もちろん。戦略部門の一員として、君にも当然発言の場があるべきだよ。
ソフィー: ありがとう、リアム。揉め事を起こしたいわけじゃないの。ただ、お互いをちゃんとリスペクトできる職場にしたいだけなのよ。
リアム: それはもっともだよ。人事に相談に行くときは、いつでも声かけて。みんな君の味方だよ。
- Did you notice: 〜に気づいた?(日常会話の導入によく使われるフレーズ。「〜だったのわかった?」という柔らかい問いかけ)
- tense: 緊張した(場の空気や雰囲気が張り詰めている様子を表す形容詞)
- toward the end: 終わりの方で/終盤にかけて(物事の終わりに近づくタイミングを表す表現。”toward” は「〜に向かって」、”the end” は「終わり」。会話やイベント、期間などが終盤に差しかかる頃に何かが起きたというニュアンスで使われ、時間の流れに沿ってやんわりとした位置感覚を示す。なお、”at the end” だと「終わりの時点で」というピンポイントの意味になるので使い分けに注意)
- hesitate to: 〜するのをためらう(行動を起こすことに躊躇がある時に使う)
- interrupt: 遮る(誰かが話している最中に話を割り込むこと)
- get through: 〜をやり終える/通り抜ける(ここでは「話を最後まで言い終える」という意味。”get” は「到達する・手に入れる」、「through” は「通り抜ける・突き抜ける」というイメージを持ち、合わせて「途中の困難や妨げを乗り越えてゴールに到達する」ニュアンスになる。話の途中で何度も遮られても、なんとか最後まで言い切るという文脈にぴったり)
- without him jumping in: 彼が割り込んでくるせいで。(”without + 人 + 動詞ing” は「〜することなしに」という形で、ある行動や状況が起こらない条件を表す表現。ここでは「彼が割り込んでこない限り」という直訳的な意味から、「彼が割り込んでくるせいで」といった自然な訳にもつながる。”jump in” は「口を挟む」という意味で、話の途中に急に割り込むことを表すカジュアルな表現)
- leading the whole project: プロジェクト全体を仕切っている(リーダーのように振る舞うことを比喩的に表現)
- back you up: 君をサポートする(行動や発言を裏から支えるという意味)
- raise the issue: 問題を提起する(フォーマルに物事を持ち出す際に使われる表現)
- carry more weight: 重みが増す(意見や提案がより影響力を持つようになる、という比喩表現。”carry” はもともと「運ぶ」「持ち運ぶ」という意味だが、ここでは「何かを含んでいる・備えている」という広がった意味で使われており、「影響力(=重み)を持っている状態」を表す。たとえば「説得力がある意見は、それだけの“重さ”を持って伝わる」という比喩から来ている。ちなみに “have more weight” や “hold more weight” なども似た意味で使われるが、”carry” のほうが「その意見が力を伴って働きかけている」感じが強く、行動性がある)
- deserve to be heard: 意見を聞いてもらうに値する(発言の機会を持つ正当性を表す)
- create drama: 騒ぎを起こす(人間関係で余計な波風を立てたくない時に使うカジュアルな表現。”drama” のコアイメージは「感情の起伏が激しく、注目を集める出来事」。英語では「感情的なごたごた」や「人間関係のもめごと」といった意味でよく使われ、日本語の「ドラマ(連続ドラマ・テレビ番組)」のような作品名ではなく、「現実の中での大げさな言動・揉め事」を指す。つまり “I don’t want to create drama.” は「揉め事の中心になりたくない」「余計なことを荒立てたくない」という控えめな姿勢を表すときに使われる)
- bring it up: それを持ち出す(会話や会議で話題として取り上げること)
- we’ve got your back: 君の味方だよ(直訳は「私たちは君の背中を守っている」。”back” は「背中」、つまり見えない部分・無防備なところを指し、”get/have someone’s back” という表現は「相手の見えないところを守る=味方として支える」という意味になる。仲間意識や信頼関係を表すカジュアルで親しい言い方で、困っている人に「こっちがちゃんと支えてるから安心して」という気持ちを伝える時にぴったり)
Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え
Here’s the question.
What does Liam say about Sophie’s position at work?
A. He thinks she’s more experienced than most people in analytics.
B. He believes she has every right to be heard in the strategy division.
C. He reminds her that HR needs more people like her.
クリックすると答えが出ます。
B. He believes she has every right to be heard in the strategy division.
選択肢A: He thinks she’s more experienced than most people in analytics.
→ 確かに Liam は “Josh from the analytics team” と言っていますが、これは問題のある同僚の所属を確認しているだけで、Sophie を「analytics 部門の誰よりも経験豊富」だと評価しているわけではありません。また、Sophie は “strategy division(戦略部門)” に所属していると明言されており、この選択肢の内容とは一致しません。、この選択肢は事実と異なります。
選択肢B: He believes she has every right to be heard in the strategy division.
→ “You deserve to be heard” は「声を上げるにふさわしい」「きちんと話を聞いてもらうべきだ」という意味です。“just like anyone else”(他の人と同じように)というフレーズからも、公平に扱われるべきだという Liam の思いが伝わります。Bが正解です。
選択肢C: He reminds her that HR needs more people like her.
→ HR(人事)について Liam が触れたのは「一緒に相談に行こうか?」という場面のみで、人手不足や採用とは無関係です。文脈のすり替えに注意しましょう。
- “You deserve to be heard” は、「話をちゃんと聞いてもらって当然」という意味の英語表現。
→ 言い換えると “You have the right to speak up.” に近いニュアンスです。 - “just like anyone else” は「他の人と同じように」という意味で、公平性を強調するときによく使われます。
- 「戦略部門での立場」や「チーム内での声の重み」を読み取れるかが、リスニング理解のカギになります!