PRACTICAL USAGE L008 ーNoeLia Original Dialogー

PRACTICAL USAGE 2025-26

👇こちらはLesson 008のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 008 / 前置詞 at ①ーatの基本
GRAMMAR AND VOCABULARY L008 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT L008 / 前置詞 at ①ーatの基本 ーNoeLia Original Dialogー
PRACTICAL USAGE L008 ーNoeLia Original Dialogー

PRACTICAL USAGE(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『PRACTICAL USAGE』コーナーの状況を参考に、そのフレーズを自然に使ったオリジナル会話例も掲載しています!模範解答とは異なる表現を学びつつ、音声を使ってディクテーションや多聴多読に取り組むことで、英語をさらに身近に楽しく学びましょう。実際の会話で活用できる内容が盛り込まれているので、スピーキングの向上や復習にもぜひご活用ください!

問題:ケビンは現在ミーティング中です。午後2時ごろ戻ってくるはずです。よろしければ、こちらの番号で彼に電話していただくか、このアドレスにメールをお送りください。
Kevin is at a meeting at the moment. He should be back at around 2 p.m. If you like, you can call him at this number, or email him at this address.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
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NoeLia Answer

問題:ケビンは現在ミーティング中です。午後2時ごろ戻ってくるはずです。よろしければ、こちらの番号で彼に電話していただくか、このアドレスにメールをお送りください。
Kevin is currently tied up in a meeting. He’s expected to be back by around 2 p.m. You can reach him at this number or drop him an email at this address if you prefer.

解説: 模範解答の英文は、全体的に情報を簡潔かつ丁寧に伝えるスタイルで、特に初めて連絡を取る相手や、フォーマルなシーンでの使用に適しています。それに対してノエリアオリジナルの解答は、少し柔らかく親しみのあるトーンが特徴です。話し言葉に近い印象を持つ表現を選んでいるため、相手との距離感が近い場合や、ある程度関係ができている相手に向けたやり取りとして自然です。どちらも丁寧ではありますが、伝える場面や聞き手との関係性に応じて使い分けができます。

Kevin is at a meeting at the moment. He should be back at around 2 p.m. If you like, you can call him at this number, or email him at this address.
“at a meeting” は「会議に出ている」という事実を端的に示す表現で、ビジネスの現場でよく使われます。“at the moment” は「今まさにその最中である」というニュアンスを加え、現在進行形の状況を明確に伝えます。“should be back” は「戻ってくるはず」と予測を控えめに伝える表現で、聞き手にやんわりと情報を伝えたいときに有効です。“call him at this number” や “email him at this address” は、連絡手段を明確に案内するフォーマルかつ標準的な言い回しで、どんなビジネス文脈でも安心して使えます。

Kevin is currently tied up in a meeting. He’s expected to be back by around 2 p.m. You can reach him at this number or drop him an email at this address if you prefer.
“currently tied up in a meeting” は「今まさに会議で手が離せない」というニュアンスを含み、より具体的な状況を表しています。”tied up” は「忙しくて対応できない状態」を示す口語的表現で、少しくだけたトーンになります。“He’s expected to be back” は「彼が戻ると予想されている」という表現で、第三者の視点から状況を説明する際によく使われます。“You can reach him” は「彼に連絡が取れる」という広い意味を持つ表現で、電話だけでなくメールや他の方法も含意できます。“drop him an email” は「メールを送る」という意味のカジュアルな言い回しで、会話的な文脈で自然に響きます。

Listening Challenge|ノエリアオリジナル問題

ラジオ英会話の金曜恒例「リスニングチャレンジ」を、ノエリア版オリジナルダイアログでお届けします!音声を用意したので、本編と共に、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

問題音声はこちら
問題
クリックすると問題が出ます。

Here’s the question:
What action is Ben most likely going to take after lunch?
A. Lena assumes he’ll talk to Kevin face-to-face.
B. He expects to hear from Kevin once the meeting ends.
C. Getting in touch with Kevin by email is what he’s planning to do.
Let’s listen.

Original Dialog|ノエリア会話スクリプト

レナとベンが、昼休みにソフトウェア導入の進捗について話し合っています。話の中で、担当のケビンに連絡を取る必要があることを思い出します。

Ben: The veggie wraps from our cafeteria are actually pretty good. I might grab another one tomorrow.
Lena: Right? I keep telling people they’re underrated.
Ben: So, how’s your team handling the new software rollout?
Lena: Not too bad. A few hiccups here and there, but overall it’s going smoothly.
Ben: That’s good to hear. Our team’s still catching up—Kevin was going to help us get set up.
Lena: Yeah, he mentioned that in last week’s meeting.
Ben: Oh, that reminds me—I need to ask him about access permissions.
Lena: Kevin is currently tied up in a meeting. He’s expected to be back by around 2 p.m. You can reach him at this number or drop him an email at this address if you prefer.
Ben: Got it. I’ll probably just send him an email after lunch.
Lena: Good idea. He usually replies pretty quickly.
Ben: Poor guy, though—having a meeting during lunch can’t be fun.

問題
Here’s the question.

What action is Ben most likely going to take after lunch?
A. Lena assumes he’ll talk to Kevin face-to-face.
B. He expects to hear from Kevin once the meeting ends.
C. Getting in touch with Kevin by email is what he’s planning to do.
Let’s listen.

ベン: うちのカフェテリアのベジラップ、けっこううまいよな。明日また買っちゃうかも。
レナ: でしょ?私、みんなにもっと評価されるべきって言ってるの。
ベン: ところでさ、チームのソフト導入、うまくいってる?
レナ: まあまあかな。ちょこちょこ問題はあったけど、全体的には順調だよ。
ベン: それはよかった。うちはまだ遅れててさ、ケビンが手伝ってくれる予定だったんだよね。
レナ: ああ、それ先週のミーティングで言ってたね。
ベン: あ、そうだ。アクセス権のことで聞きたいことがあったんだった。
レナ: ケビンは今会議中で手が離せないの。午後2時ごろには戻る予定だよ。よかったらこの番号に電話するか、このアドレスにメールしてみて。
ベン: 了解。じゃあランチのあとにでもメールしてみるよ。
レナ: うん、それがいいと思う。彼、わりとすぐに返信くれるし。
ベン: でもさ、ランチの時間に会議って、かわいそうだよな〜。

  • grab: 手に取る/買う(ここでは「さっと買う」「気軽に食べる」の意味で使われている)
  • underrated: 過小評価されている(本当は良いのに評価が低いというニュアンス)
  • rollout: 導入/展開(製品やシステムなどを正式に導入・展開すること)
  • not too bad: 悪くないよ(控えめな肯定表現。カジュアルな日常会話でよく使われる)
  • hiccups: 小さな問題(本来は「しゃっくり」だが、比喩的に「軽いトラブル」「つまずき」として使われる)
  • here and there: ところどころに(「ちょこちょこ」「部分的に」という意味で、日常的な軽い表現)
  • overall: 全体的には(個々の細かい点よりも、総合的な見方を示す語)
  • catching up: 遅れを取り戻している(現在進行中で、他に追いつこうとしているときに使う)
  • get set up: 準備を整える/導入を完了する(技術やシステム関係で「設定を整える」という意味でよく使われる)
  • that reminds me: あ、それで思い出した(会話中にふと何かを思い出したときの自然な切り出し)
  • tied up: 手が離せない(”tie” は「結ぶ」「縛る」が基本の意味で、”tied up” は「縛られて動けない」状態を表す。そこから転じて「忙しくて動けない」「他のことで手いっぱい」という意味の口語表現として使われる。ビジネスでもカジュアルでもよく登場する。)
  • be expected to: ~する予定になっている(主語の意志ではなく、外部的な予定や予測に基づく表現)
  • reach someone at (a number): ~に連絡を取る(電話番号などを伝えるときの定番表現)
  • drop someone an email: メールを送る(”drop” は「投げる」が本来の意味だが、ここでは「サッと送る」というカジュアルなニュアンス)
  • Got it.: わかった(「了解」のカジュアル表現。ビジネスでも日常でもよく使われる)
  • replies pretty quickly: けっこう早く返事をくれる(”pretty” は程度の副詞として、”quickly” を軽く強調している)
  • Poor guy: かわいそうに(相手に同情するときのフレーズ。「気の毒だな」程度の軽さで使われることが多い)
  • can’t be fun: 楽しいはずがない(”can’t be” で「〜のはずがない」、そこに「fun」が来ることで軽く共感を示す口語表現)

Answer & 解説|ノエリアオリジナル問題の答え

問題
Here’s the question.

What action is Ben most likely going to take after lunch?
A. Lena assumes he’ll talk to Kevin face-to-face.
B. He expects to hear from Kevin once the meeting ends.
C. Getting in touch with Kevin by email is what he’s planning to do.
Let’s listen.

答え
クリックすると答えが出ます。

C. Getting in touch with Kevin by email is what he’s planning to do.

Point

A. Lena thinks he should check in with Kevin in person.
会話ではLenaはBenに「この番号に電話するか、このアドレスにメールしてみて」と言っており、直接会うことは勧めていません。ここで使われている“check in with”は「〜と連絡を取る」「〜の様子をうかがう」という意味の口語表現ですが、face-to-face(対面で)という意味合いではなく、間接的な接触も含まれる表現です。つまり「in person(直接)」との組み合わせは事実と異なり、この選択肢は不正解です。

B. He expects to hear from Kevin once the meeting ends.
BenはKevinからの返信を待っているのではなく、「ランチのあとに自分がメールを送る」とはっきり述べています。ここでの“expects to hear from”は「相手から連絡が来ることを期待している」という意味ですが、発話の意図としてはBenが送信者であり、受信者ではありません。そのため視点のズレに注意が必要な選択肢です。

C. Getting in touch with Kevin by email is what he’s planning to do.
Benは“Got it. I’ll probably just send him an email after lunch.”と言っており、自分からKevinにメールを送る意志を示しています。この選択肢では“Getting in touch”という表現が使われており、これは“contact”(連絡を取る)の言い換えとしてよく用いられるフレーズです。“what he’s planning to do”も「彼がしようとしていること」という意味で会話内容と一致しており、正解の選択肢です。

Listening Point

■キーワードの正確な聞き取り
この問題では、“send him an email”という具体的な動作をBenが自ら言う場面が鍵になります。それに対し、“check in with”や“hear from”といった表現はすべて異なる意図を持つ言い換えになっており、正確な意味を理解しておくことが重要です。また“getting in touch”は“contact”のカジュアルな言い換え表現で、「連絡を取る」の意味になります。

■会話のテーマを理解すること
この会話では、雑談の中から仕事の話に自然に切り替わり、BenがKevinに確認したいことを思い出して行動を決める流れが描かれています。そのため、やりとりのトーンや発話者の意図を的確にとらえることがリスニング理解における鍵となります。特に自発的に何を「するつもりか」といった未来の行動への意図を読み取る力が問われています。

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