SAY IT IN ENGLISH L010 ーNoeLia Original Dialogー

SAY IT IN ENGLISH 2025-26

👇こちらはLesson 010のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 010 / 今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L005 ーNoeLia Original Dialogー

SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:息子にショッピングモールまで車で送ってもらったあなた。「楽しんで!」と言う息子に応答しましょう。例えば「送ってくれてありがとう。買い物が終わるまで2時間くらいかかると思うの。ショッピングモールの入り口まで迎えに来てくれる?欲しがっていたあの帽子、買ってあげるね」など。

Son: Have fun!

You:
Thanks for the ride. I’ll be done with my shopping in about two hours.
Can you pick me up at the entrance to the mall? I’ll buy you that cap you wanted.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 1
NoeLia Answer – Question 1

問題1:例えば「送ってくれてありがとう。買い物が終わるまで2時間くらいかかると思うの。ショッピングモールの入り口まで迎えに来てくれる?欲しがっていたあの帽子、買ってあげるね」など。
Thanks for dropping me off. I’ll probably need around two hours to finish shopping.
Could you swing by the mall entrance and pick me up later? I’ll grab that cap you liked.

解説: 模範解答は、ていねいでわかりやすく、誰に対しても使える安心感のある表現です。特にフォーマルさを保ちたい場面や、相手との距離がまだあるときに向いています。一方で、ノエリアオリジナルの解答は、家族や親しい相手との会話にぴったりな、少しカジュアルで親しみのある口調になっています。言いたいことの内容は同じでも、言い方によって空気感が変わるため、相手との関係性やそのときの雰囲気に応じて自然に使い分けることができます。

Thanks for the ride. I’ll be done with my shopping in about two hours.
Can you pick me up at the entrance to the mall? I’ll buy you that cap you wanted.

  • Thanks for the ride:送ってくれてありがとう、という丁寧で定番の感謝表現。
  • I’ll be done with my shopping:「買い物を終える」という未来の予測を丁寧に表現している。
  • in about two hours:「約2時間で」時間の見積もりを伝えるシンプルな言い方。
  • Can you pick me up…?:「迎えに来てくれる?」という丁寧な依頼の定番構文。
  • that cap you wanted:「君が欲しがってた帽子」関係代名詞で自然に修飾している。

Thanks for dropping me off. I’ll probably need around two hours to finish shopping.
Could you swing by the mall entrance and pick me up later? I’ll grab that cap you liked.

  • Thanks for dropping me off:「降ろしてくれてありがとう」口語的で日常的な感謝の表現。”drop off”は「車で送り届ける」の意味。
  • I’ll probably need around two hours:「たぶん2時間くらいかかると思う」”probably”を加えることで自然な見積もり感が出ている。
  • swing by:「立ち寄る・ちょっと寄ってくる」の軽い表現。”Could you swing by〜?” でカジュアルに迎えを依頼。
  • grab that cap you liked:「君が気に入ってた帽子を買っておくよ」”grab”はここでは「買う」「取っておく」などのラフでポジティブなニュアンス。”liked”を使うことで過去の興味を自然に示している。

NoeLia Original Dialog

母と息子のあたたかいやりとりが聞こえてきます。ライアンは母をモールに送ったあと、帽子をプレゼントしてもらえるようですね。

Ryan: We’re here. Want me to wait and see if you get a close parking spot?
Mom: No, no need. This spot’s totally fine.
Ryan: All right. Have fun!
Mom: Thanks for dropping me off. I’ll probably need around two hours to finish shopping. Could you swing by the mall entrance and pick me up later? I’ll grab that cap you liked.
Ryan: Really? Sweet! You don’t have to, though.
Mom: I know, but you’ve been wanting it for weeks. It’s about time.
Ryan: Well, thanks, Mom. I’ll set a reminder so I don’t forget to pick you up.
Mom: Good idea. Just don’t be late—I’ll be carrying a ton of bags.
Ryan: Okay, okay. I’ll be there—maybe even a little early.

ライアン: 着いたよ。もうちょっと近くに停めたほうがいい?
お母さん: いいえ、大丈夫。この場所で全然平気よ。
ライアン: オーケー。楽しんでね!
お母さん: 送ってくれてありがとう。買い物終わるまで2時間くらいかかると思うの。あとでモールの入り口まで迎えに来てくれる?君が欲しがってたあの帽子、買ってあげるね。
ライアン: 本当?やった!でも別にいいのに。
お母さん: いいのよ。何週間も欲しがってたでしょ?そろそろ買ってあげてもいい頃かなって。
ライアン: ありがとう、ママ。じゃあ忘れないようにリマインダー入れておくね。
お母さん: それがいいわ。遅れないでね。きっとたくさん荷物持ってるだろうから。
ライアン: はいはい。行くよ、もしかしたらちょっと早めにね。

  • We’re here: 着いたよ(誰かを送り届けた場面などで使う定番表現)
  • spot: 駐車スペース(parking spotの省略形。口語ではこのように省略して使うことが多い)
  • no need: 必要ないよ(“There’s no need”の短縮形で、相手の申し出をやんわり断る表現)
  • totally: 完全に(この文では「全然問題ないよ」の意味合いで“totally fine”と使われている)
  • Have fun!: 楽しんでね!(別れ際などに使うカジュアルでよく使われる表現)
  • You don’t have to: 無理しなくていいよ(相手の厚意に対しての遠慮を示す)
  • for weeks: 何週間も(期間を強調する言い回し)
  • set a reminder: リマインダーを設定する(テクノロジーに関連した日常表現)
  • a ton of: ものすごくたくさんの(“a lot of”よりカジュアルで強調的な口語表現)
  • maybe even: ~かもしれない(「~するかもよ」と柔らかく予告するニュアンス)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:テストの点数について自分を責めている娘に助言してください。例えば「自分にそんなに厳しくしすぎないように。前回よりよかったじゃないか。君はゆっくりだけど、着実に進歩しているよ。それはすばらしいことなんだ!このまま続けていけば、自分がどこまで行くのか想像してごらん」など。

Daughter: Dad, my test score was awful.

You:
Don’t be so hard on yourself. You did better than last time. You’re making slow but steady progress. That’s excellent!
Just imagine where you’ll be if you keep this up.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
YouTube Shorts – Question 2
NoeLia Answer – Question 2

問題2:例えば「自分にそんなに厳しくしすぎないように。前回よりよかったじゃないか。君はゆっくりだけど、着実に進歩しているよ。それはすばらしいことなんだ!このまま続けていけば、自分がどこまで行くのか想像してごらん」など。
Try not to be too hard on yourself. You did better this time than before.You’re improving little by little, and that’s something to be proud of.
Just picture how far you can go if you stay on track.

解説: 模範解答はテンポよく明るいトーンで励ましの言葉を重ねていて、気持ちを一気に前向きにさせたいときに効果的な表現です。一方、ノエリアオリジナルの解答はやや落ち着いた語り口で、気持ちを受け止めながらも丁寧に励ましている印象があります。表現の組み立てが少し柔らかめで、優しく寄り添いたい場面で自然に使えるトーンです。どちらも「進歩していること」と「続けることの大切さ」に焦点を当てていますが、感情の伝え方の違いで響き方に変化が出ています。

Don’t be so hard on yourself. You did better than last time. You’re making slow but steady progress. That’s excellent!
Just imagine where you’ll be if you keep this up.

  • Don’t be so hard on yourself:自分に厳しすぎないで、という定番の励まし表現。
  • You did better than last time:前回より良かったという事実を前向きに伝えている。
  • slow but steady progress:ゆっくりだけど確実に進んでいる、という安定感のある褒め言葉。
  • That’s excellent!:努力と進歩を賞賛するシンプルなフレーズ。
  • Just imagine where you’ll be if you keep this up:継続の先にある可能性を想像させて、モチベーションを高める表現。

Try not to be too hard on yourself. You did better this time than before.You’re improving little by little, and that’s something to be proud of.
Just picture how far you can go if you stay on track.

  • Try not to be too hard on yourself:「あまり自分に厳しくしすぎないでね」と優しく促すトーンの言い回し。”try not to” を使うことで命令形よりも柔らかい印象を与える。
  • You did better this time than before:「今回の方が前より良かった」という比較の形を使って、進歩をしっかり認めている。
  • improving little by little:「少しずつ良くなっている」ことを自然な形で表す。”progress”ではなく”improving”にすることで過程を強調している。
  • something to be proud of:「誇りに思っていいこと」努力の価値を肯定的に伝えるフレーズ。
  • Just picture how far you can go if you stay on track:「このまま頑張れば、どれだけ進めるか想像してごらん」。”stay on track”は「進むべき方向を外れず努力し続ける」というカジュアルな表現。”picture”は”imagine”よりも頭の中に映像として思い浮かべるニュアンスが強く、具体的でリアルな未来を視覚的に想像させたいときに使われる。

NoeLia Original Dialog

「72点じゃだめだ」と自分を責める娘グレース。そんな彼女に対し、父の言葉はただの慰めではなく、努力の継続こそ大切だと教えてくれます。

Grace: Dad, can I talk to you for a second?
Dad: Of course. What’s on your mind?
Grace: I got my algebra test back today… 72. I thought I had it this time.
Dad: Hmm, that’s not so bad. You’ve made progress, haven’t you?
Grace: I don’t know. It still feels like I’m not getting anywhere. I stared at the paper for like ten minutes after class.
Dad: Try not to be too hard on yourself. You did better this time than before. You’re improving little by little, and that’s something to be proud of. Just picture how far you can go if you stay on track.
Grace: You really think so?
Dad: I do. You’ve been putting in the time, and it shows.
Grace: Thanks. I was feeling pretty down earlier… I just didn’t want to show it.
Dad: I get that. But next time, don’t hold it in. I’m always here—oh, and there’s some cake in the fridge if that helps.

グレース: パパ、ちょっと話せる?
お父さん: もちろん。どうしたの?
グレース: 今日、代数のテスト返ってきたんだけど…72点だった。今回はいけると思ったのにな。
お父さん: うーん、そんなに悪くないじゃない。前より伸びてきてるでしょ?
グレース: どうだろう…。なんか、全然前に進んでる気がしなくて。授業のあと、答案ずっと見つめちゃってた。10分くらい…。
お父さん: そんなに自分に厳しくしすぎないで。前よりよくなってるじゃないか。少しずつでも成長してるって、すごく大事なことだよ。その調子で続けていけば、どれだけ伸びるか想像してごらん。
グレース: 本当に…そう思う?
お父さん: 思うよ。ちゃんと時間かけて頑張ってるの、伝わってるよ。
グレース: ありがとう。さっきちょっと落ち込んでたんだけど…それを見せたくなくて。
お父さん: わかるよ。でも、次は無理に我慢しなくていいからね。いつでも聞くから。…そうだ、冷蔵庫にケーキあるよ。ちょっと元気出るかもね。

  • What’s on your mind?: 何か気になってるの?(相手の気持ちをやさしく尋ねる定番のフレーズ)
  • algebra: 代数(数学の一分野。「代数のテスト」は“algebra test”)
  • I thought I had it: うまくいったと思った(“have” は「手元に持っている」「自分のものとしてコントロールしている」状態を表す動詞。ここでは「答えや理解を自分の中にしっかり持っていた=できたと思った」という感覚を表しており、期待していたのに外れてしまったという残念さもにじむ表現)
  • not so bad: そんなに悪くない(ネイティブがよく使う控えめな肯定表現)
  • get anywhere: 前に進んでいる気がしない(“進展がない”という意味の口語表現)
  • stare at: ~をじっと見つめる(感情がこもった見つめ方を表す動詞)
  • for like ten minutes: 10分くらい(“like” はここでは「だいたい」「~くらい」の口語的強調)
  • putting in the time: 時間をかけて努力している(“put in” は「注ぎ込む」、“time” は「努力の時間」)
  • it shows: それがちゃんと表れてるよ(相手の努力や気持ちが外から見えて伝わってくること)
  • feel down: 落ち込む(感情的に沈んでいる状態)
  • didn’t want to show it: 見せたくなかった(感情を隠していたことを表す言い回し)
  • don’t hold it in: 抱え込まないで(感情を抑え込まずに出していいという意味)
  • I’m always here: いつでもそばにいるよ(安心させるやさしい言葉)
  • there’s some cake in the fridge: 冷蔵庫にケーキがあるよ(家庭的な言い方。気分を和らげるためのさりげない気遣い)

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