GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples – willのイメージ
willのイメージ
I’ll give you a hint.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたにヒントをあげます。
I’ll go first if no one wants to.
日本語訳: 誰もやりたくないなら、私が最初にやるよ。
解説: 「誰もやらないなら自分がやる」とその場で覚悟を決めたニュアンス。will の決意的用法にぴったりです。
A: Everyone’s just standing around looking unsure about the team presentation order.
B: I’ll go first if no one wants to. I’ve got my slides ready anyway.
A: Seriously? That’s awesome of you. I’ll follow right after—my part’s not that long.
B: Sounds like a plan. Let’s get this rolling before the nerves kick in.
A: みんなチーム発表の順番で迷ってて、なんか様子見してる感じだよね。
B: 誰もやらないなら、僕が最初にやるよ。スライドももう準備できてるし。
A: 本当に?助かるよ!じゃあ私がその次にやるね。私のパート短いし。
B: いいね。緊張する前にさっさと始めちゃおう。
- just standing around: ただ突っ立っている(”stand around” は「目的もなく立っている」ことを表し、”around” が入ることで「その場をうろうろしたり、特に何をするでもなくその場にいる」という「無目的な感じ」や「時間を持て余している雰囲気」を強調します)
- looking unsure: 不安そうに見える(”unsure” は「確信がない」「迷っている」の意味で、人の表情や態度を表す際によく使われる)
- I’ll go first: 私が先にやるよ(”go first” は順番を決める場面でよく使われる表現。「先陣を切る」ニュアンス)
- I’ve got my slides ready: スライドはもう準備してあるよ(”I’ve got” は “I have” の口語的な言い回しで、所有や準備の完了を表す)
- That’s awesome of you: 君ってすごいね(”That’s — of you” は「君って〜だね」と相手の行動を褒める定型文)
- I’ll follow right after: 私がすぐその後に続くよ(”follow right after” は「すぐに後を追う」「続いてやる」という意味)
- Sounds like a plan: いいね、それでいこう(カジュアルな承認の表現。「提案に乗ったよ」という意味合い)
- let’s get this rolling: 始めよう/動き出そう(”get ~ rolling” は「〜を始める」「進める」という意味のイディオムで、”roll” は「転がる・動き出す」という動作を表す動詞で、物事が前に進み出すイメージを伝えています)
I’ll text you as soon as I wrap things up at the office.
日本語訳: 仕事が片付き次第、すぐにメッセージ送るよ。
解説: wrap things up は「終わらせる、まとめる」という自然な言い回し。意志を示す will と、as soon as のタイミング表現がよく組み合わされます。
A: Are you going to be done before 7?
B: I’ll text you as soon as I wrap things up at the office—my meeting with the new clients ran long.
A: Got it. I’ll be waiting near Shibuya Station, just in case things go quicker than expected.
B: That really helps. Thanks for being so understanding.
A: 7時までには終わりそう?
B: 仕事が片付き次第すぐメッセージするね。新しいクライアントとの打ち合わせが長引いちゃってさ。
A: わかった。思ったより早く終わるかもしれないから、とりあえず渋谷駅の近くで待ってるね。
B: 助かるよ。本当にいつも理解してくれてありがとう。
- Are you going to be ~: ~するつもり?(未来の予定や意思をたずねるカジュアルな定番表現)
- be done: 終わる/完了する(”done” は「終わった状態」を示す形容詞。作業が済んだかどうかを聞く時によく使う)
- text: メッセージを送る(「テキストを書く」以外に、スマホで「メッセージを送る」という意味の動詞として頻出)
- as soon as: ~したらすぐに(タイミングを明確にする便利な接続詞。話す時にもよく使われる)
- wrap things up: 物事を片付ける/終わらせる(”wrap” は「包む」が基本だが、比喩的に「まとめる」「締める」の意味で使われる)
- at the office: 会社で(”at” は「場所」を示す前置詞。”the office” は職場や会社を表す)
- ran long: 長引いた(”run long” は「時間が長くなる」こと。特に会議・イベントが予定より長引いた時に使う)
- Got it: わかった(相手の説明や指示に対するカジュアルな理解の返答。会話をスムーズにつなぐ)
- just in case: 念のために(「万が一に備えて」という意味で、実際の行動の理由を補足する定番表現。たとえば「雨が降るかもしれないから傘を持っていく」などの予防的な行動に使われる。また、文脈によっては「とりあえず〜しておくね」という仮対応的なニュアンスで使われることもあり、たとえば「思ったより早く終わるかもしれないからとりあえず駅で待ってるね」など、柔らかく状況に備える意味合いでも自然に使われる)
- go quicker than expected: 思ったより早く進む(”go” を「物事がどう進むか」に使い、”than expected” で「予想よりも」を加える)
- That really helps: 本当に助かる(相手の気遣いや行動が役立った時に、自然に感謝を伝える表現)
- Thanks for being ~: ~してくれてありがとう(”Thanks for being patient” のように、「状態」に感謝する時に使う丁寧なフレーズ)
NoeLia Extra Examples – 説明ルール
説明ルール
I bumped into him at an antique shop.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は骨とう品店で彼とばったり会いました。
We had a quick chat in front of the library.
日本語訳: 図書館の前でちょっと話したんだ。
解説: 出来事「had a quick chat」のあとに、場所を説明する「in front of the library」が続く形。英語らしい自然な順序です。
A: Sorry I didn’t submit our part of the group report on time. I had to take my little sister to an emergency dentist appointment this morning.
B: That’s totally fine. Did you get a chance to let Ms. Carter know?
A: We had a quick chat in front of the library. I told her what caused the delay.
B: Ah, good call. She’s usually pretty reasonable about stuff like that.
A: グループレポートの私たちの分、提出遅れてごめん。今朝、妹を急な歯医者に連れて行っててさ。
B: 大丈夫だよ。カーター先生には一応伝えた?
A: 図書館の前でちょっと話して、どうして遅れたのか説明したよ。
B: それならよかった。あの先生、そういうのにはけっこう理解あるしね。
- submit: 提出する(課題やレポートなどを「提出する」ときに使う定番の動詞。フォーマルにもカジュアルにも使える)
- emergency: 緊急の(医療やトラブルに関する「急を要する事態」を表す。会話でよく使われる)
- That’s totally fine: 全然大丈夫(“totally” を使うことでカジュアルさと安心感を出す、ネイティブがよく使う返し)
- get a chance to ~: ~する機会がある(直訳は「~するチャンスを得る」だが、ここでは「~できた?」という自然な言い回し)
- let ~ know: ~に知らせる(情報や事情を伝えるときに使う超頻出フレーズ。“tell” よりも柔らかい印象)
- have a quick chat: 少し話す/軽く話す(”chat” はおしゃべりする、”quick” を加えることで短時間のカジュアルな会話を表す)
- tell someone what caused ~: ~の原因を説明する(”cause” は名詞で「原因」、”tell” との組み合わせで「理由を伝える」)
- good call: いい判断(直訳は「良い決断」。ここでは「よくやったね」「その判断正解だよ」という意味で使われる口語表現)
- reasonable: 理解のある/筋が通った(人に対して「ちゃんと話が通じる人」というポジティブな形容としてよく使われる)
- about stuff like that: そういうことに関して(”stuff” は「こと/もの」を曖昧に指すカジュアル表現。ネイティブの会話で頻出)
We parked across from the bakery.
日本語訳: パン屋の向かいに車を停めたよ。
解説: 「We parked」という出来事に対し、「across from the bakery」でその場所を説明しています。
A: Wait, where exactly did you park the car? I kind of zoned out while we were driving around.
B: We parked across from the bakery. You know, next to that florist with all the sunflowers out front.
A: Oh right, that narrow street. It gets super congested around noon.
B: Yeah, we should definitely get back before the lunch crowd swarms in.
A: ちょっと待って、車どこに停めたんだっけ?さっき運転中、ぼーっとしてて全然覚えてない。
B: パン屋の向かいに停めたよ。ほら、ひまわりがたくさん出てた花屋の隣。
A: あー、あの細い通りね。あそこ、お昼頃になるとすごく混むんだよね。
B: うん、ランチの人たちが押し寄せる前に戻った方がいいかも。
- exactly: 正確に(場所や情報を細かく確認したい時に使う副詞。「どのあたり?」のニュアンス)
- park: 駐車する(車を停めるという意味の基本動詞。日常会話で頻出)
- zone out: ぼーっとする/意識が飛ぶ(集中が切れてしまう状態をカジュアルに表すイディオム。会話でよく使われる)
- drive around: 車であちこち回る(目的地を探しながらうろうろするニュアンス。学習者が見落としがちな句動詞)
- across from: ~の向かいに(位置関係を示す前置詞句。”across” 単体だと「~を横切って/向こう側に」という意味で動きがあるイメージになるが、”across from” は「~の正面に」「~の向かい側に」と、ある対象と向かい合って位置していることを表す。”from” 単体は「~から(離れて)」という意味で、起点や距離の感覚を表すのに使われるが、「向かい」のような対面の位置関係を伝えるには “across from” というセットで覚える必要がある)
- you know: ほら/あのさ(相手に思い出させたり、説明を和らげる時に使う口語のつなぎ言葉)
- florist: 花屋(花屋の人、または店の意味で使われる名詞。日常では shop の代わりに職業名を使うことが多い)
- out front: 建物の前に(”in front of” と似ているが、”out front” はより口語的で、すぐ外の感覚に近い)
- narrow: 狭い(道やスペースの形容に使われる形容詞。日本の学習者が意外と使い慣れていない単語)
- get congested: 混雑する(”congested” は「渋滞している/詰まっている」状態。”congest” のコアイメージは「詰め込まれて動けなくなる」。主に道路や通路、人の流れがゆっくりしか進めない状態に使う。似た表現との違いとして、”get crowded” は人が密集している様子をカジュアルに表し、イベントやカフェなどでよく使われる。”be packed” はぎゅうぎゅうの混雑を強調する口語表現で、ストレスや驚きの感情がこもる。”jammed” は完全に動きが止まるような詰まりを指し、車や道路の深刻な渋滞(The highway is jammed.)などに使われる。”congested” は「遅くなる」、”jammed” は「止まる」というイメージで使い分けるとわかりやすい)
- around noon: 昼ごろに(時刻の目安をゆるく伝える便利な言い方。会話で自然)
- we should definitely ~: 絶対~した方がいい(”should” に “definitely” を加えることで強い提案になる)
- lunch crowd: ランチタイムの人混み(”crowd” に時間帯や目的をつけて使うと非常に自然な表現になる)
- swarm in: 押し寄せる/なだれ込む(”swarm” は本来「群がる」の意味で、比喩的に人混みの動きを表すネイティブらしい表現)