SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:あなたの学生が、プレゼンテーション大会に出場します。出番20分前となり、用意ができているか確認します。「緊張しています」と言う学生に応答してください。例えば「大丈夫。何もかもうまくいきますよ。プレゼンテーションは20分後です。コンピューターの電源が入っていて、スライドの準備ができていることを確認してください。あなたならできます!」など。
Student: I’m a bit nervous.
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Don’t worry. Everything’s going to be OK. Your presentation is in 20 minutes.
Make sure your computer is on and that you have your slides ready. I know you can do it!

問題1:例えば「大丈夫。何もかもうまくいきますよ。プレゼンテーションは20分後です。コンピューターの電源が入っていて、スライドの準備ができていることを確認してください。あなたならできます!」など。
Try not to worry. It’s going to be just fine. You’ve got 20 minutes before you’re up, so check that your computer’s on and your slides are good to go. You can totally handle this.
解説: 模範解答は丁寧で落ち着いた印象を与える表現です。プレゼンの時刻や準備の確認を順序立てて伝えており、特にフォーマルな場面や、緊張している相手に冷静さを取り戻させたいときに適しています。先生として落ち着いて導いてあげるような語りかけです。それに対してノエリア版は、より親しみやすく、励ますトーンが前面に出ています。同じ内容を伝えつつも、口調がやわらかく、距離の近い関係やフレンドリーな雰囲気の中で自然に使える表現です。緊張を軽くほぐしたいときや、普段から声をかけている生徒に対する言い方としてしっくりきます。どちらも内容に大きな違いはありませんが、伝え方のトーンや関係性によって使い分けると効果的です。
Don’t worry. Everything’s going to be OK. Your presentation is in 20 minutes.
Make sure your computer is on and that you have your slides ready. I know you can do it!
- Don’t worry:不安を和らげる常套句。「心配しないで」
- Everything’s going to be OK:未来への安心感を与える。「全部うまくいくよ」
- Your presentation is in 20 minutes:出番までの時間を知らせる
- Make sure:確認を促す定番表現
- your computer is on:電源が入っているか確認する
- that you have your slides ready:スライドの準備の確認
- I know you can do it:励ましの定番。「君ならできるよ」
Try not to worry. It’s going to be just fine. You’ve got 20 minutes before you’re up, so check that your computer’s on and your slides are good to go. You can totally handle this.
- It’s going to be just fine:やや落ち着いた言い回しで「大丈夫だよ」と伝える表現
- You’ve got 20 minutes before you’re up:“your presentation is in 20 minutes”の自然な言い換え。“you’re up” は「出番」の意味
- check that your computer’s on:“make sure”の代わりに“check”で少しカジュアルに
- your slides are good to go:「準備万端」のカジュアル表現
- You can totally handle this:「君なら全然大丈夫だよ」“I know you can do it”のカジュアル励ましバージョン。「handle」は「手で扱う」から転じて、「うまくこなす」「対処する」の意味。
NoeLia Original Dialog
プレゼン大会当日。出番を控えたリアムに、担当教員のソフィーが最終チェックと励ましの言葉をかけているようですね。
Liam: I’ve been going over my presentation notes all morning. I just hope I don’t freeze up.
Sophie: You won’t. You’ve practiced this so many times, it’s practically second nature.
Liam: Still, I keep thinking about all the people watching…
Sophie: That’s totally normal. But remember, they’re here to learn from you, not judge you.
Liam: I needed to hear that. Thanks.
Sophie: Try not to worry. It’s going to be just fine. You’ve got 20 minutes before you’re up, so check that your computer’s on and your slides are good to go. You can totally handle this.
Liam: Right… Okay. I’ll run through it once more and then just focus on breathing.
Sophie: Sounds like a plan. You’ve got this, Liam.
Liam: Thanks, Sophie. I’ll give it my best.
Sophie: That’s all I could ask for. Go knock it out of the park!
リアム: 朝からずっとプレゼンのメモを読み返してて…。本番で固まらないか不安です。
ソフィー: 大丈夫よ。何回も練習してきたんだから、もう体が覚えてるくらいでしょ。
リアム: それでも、あの人たちの前に立つと思うと…
ソフィー: 誰だってそう感じるわ。でもね、みんなあなたから学びに来てるのよ。評価するためじゃない。
リアム: それを聞けてよかったです。ありがとう。
ソフィー: 大丈夫、きっとうまくいくわ。出番まで20分あるから、パソコンがちゃんと起動してて、スライドの準備ができてるか確認して。あなたなら絶対大丈夫よ。
リアム: よし… もう一回だけ練習して、それからは呼吸に集中します。
ソフィー: いいね。その調子よ、リアム。
リアム: ありがとう、ソフィー。全力でやってきます。
ソフィー: それで十分よ。最高の発表をしてきて!
- go over: 見直す/復習する(ノートや内容を繰り返し確認する時に使う。「読んで理解する」よりも「確認して整理する」イメージ)
- freeze up: 頭が真っ白になる/固まる(本番などで緊張して動けなくなる様子。文字通り「凍りつく」感じ)
- practically: ほとんど〜も同然(ここでは「実質的に」「もはや〜といっていい」くらいの意味で、「実際に〜と変わらない」ニュアンス)
- second nature: 身についていること/自然にできること(直訳は「第二の本能」。何度もやっているうちに自然にできるようになることを表す定番表現)
- still: それでも(会話の流れを変える「逆接」。前の内容に反して気持ちや懸念を述べる時によく使う)
- keep thinking about: 〜のことばかり考えてしまう(「keep 〜ing」は「〜し続ける」。悩みごとや不安によく使うフレーズ)
- that’s totally normal: それはごく普通のことだよ(不安や悩みを受け止めて、安心させる言い方。日常会話でよく使われる)
- remember: 忘れずに〜して(ここでは命令文の形で、相手に大切なことを思い出させるやさしいトーン)
- learn from you: あなたから学ぶ(誰かを評価するのではなく、敬意をもって話すときに使える表現)
- not judge you: あなたを批判するためじゃない(「judge」は「評価する・裁く」だが、ここでは「厳しく見られる不安」をやわらかく表している)
- I needed to hear that: 今の言葉、必要だった(精神的に救われたときのリアルな反応。覚えておくと会話に深みが出る)
- Right…: そうか…(確認・納得・切り替えの場面で使える一言。イントネーションで気持ちが伝わる)
- focus on breathing: 呼吸に意識を向ける(緊張を和らげるための定番アドバイス。英語学習でもそのまま使える)
- Sounds like a plan: それでいこう/いい考えだね(提案に同意するときのカジュアルな決まり文句)
- You’ve got this: 君ならできる(相手を力強く励ます一言。シンプルで日常的に使える)
- I’ll give it my best: 全力でやります(「全力を尽くす」と言いたいときの定番表現)
- That’s all I could ask for: それだけで十分(相手が「最善を尽くす」と言ったことに対し、感謝や安心を込めて返す定番フレーズ)
- Go knock it out of the park: 思いっきり成功させて!(野球用語からきた比喩。「ホームランを打て」→「最高の成果を出せ」の意味)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:職場の友人デイブの自宅を、妻とともに初めて訪問したあなた。彼の妻に初対面のあいさつをしましょう。例えば「こんにちは。今日は私たちを招いていただいてありがとうございます。とうとうじかにお目にかかれて、とてもうれしく思います。デイブはいつもあなたの絵について、私たちに話してくれています。あなたの作品を見るのを楽しみにしているんです!」など。
Dave’s wife: Welcome!
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Hello. Thank you for inviting us over today. It’s so great to finally meet you in person.
Dave always talks to us about your paintings. I’m excited to see your work!

問題2:例えば「こんにちは。今日は私たちを招いていただいてありがとうございます。とうとうじかにお目にかかれて、とてもうれしく思います。デイブはいつもあなたの絵について、私たちに話してくれています。あなたの作品を見るのを楽しみにしているんです!」など。
Hi there. Thanks so much for having us today. It really means a lot to finally meet you face-to-face.
Dave’s told us so much about your artwork—I’ve been looking forward to seeing it with my own eyes.
解説: 模範解答は、丁寧で明るい印象のあいさつ表現が中心で、初対面の相手にも安心して使えるバランスの良さが特徴です。あらかじめ準備していた一言をきちんと届けるような整った語り口で、フォーマルな場や距離のある関係にも適しています。ノエリア版は、同じ内容を伝えながらも、より「会えたことの感動」や「その場の実感」を大切にした言い回しになっています。「実際に会えたことの嬉しさ」や「絵を直接見ることへの期待」がより感情的に伝わるため、相手に心からの思いが伝わりやすいのが特徴です。少し親しみを込めたい場面や、自然体の会話の中で気持ちを表したいときにぴったりです。
Hello. Thank you for inviting us over today. It’s so great to finally meet you in person.
Dave always talks to us about your paintings. I’m excited to see your work!
- Hello:誰に対しても使える丁寧なあいさつ。
- Thank you for inviting us over today:家に招いてくれたことへの感謝。over で「自宅に」感を表現。
- It’s so great to finally meet you in person:直接会えたことへの喜びを伝える定番表現。
- Dave always talks to us about your paintings:デイブが普段から話していることを伝える現在形。
- I’m excited to see your work:見るのを楽しみにしているというストレートな期待の表現。
Hi there. Thanks so much for having us today. It really means a lot to finally meet you face-to-face.
Dave’s told us so much about your artwork—I’ve been looking forward to seeing it with my own eyes.
- Hi there:フレンドリーで自然な第一声。柔らかく親しみを込めたあいさつ。
- Thanks so much for having us today:家に呼んでくれたことへの丁寧かつカジュアルなお礼。
- It really means a lot to finally meet you face-to-face:「実際に会えたことが大きな意味を持つ」と感動を表す。face-to-face で対面のリアル感を強調。
- Dave’s told us so much about your artwork:デイブが以前からたくさん話してくれていたことを現在完了で示す。
- I’ve been looking forward to seeing it with my own eyes:直接見ることへの期待を、臨場感と感動を込めて表現。with my own eyes によって「現物を目にする」実感を強調。
NoeLia Original Dialog
エミリーが開いたホームギャラリーに、ダニエルたちが訪れた場面です。芸術を愛する者同士、会話が弾んでいるようです。
Emily: Welcome! I’m so glad you could come—Dave’s told me so much about you.
Daniel: Hi there. Thanks so much for having us today. It really means a lot to finally meet you face-to-face. Dave’s told us so much about your artwork—I’ve been looking forward to seeing it with my own eyes.
Emily: That’s lovely to hear. He always says how much you appreciate creativity.
Daniel: I try to! I dabble in photography, so I admire people who can express things visually.
Emily: Oh, that’s wonderful. Would you like to take a look at a few pieces before dinner?
Daniel: I’d love to. That one by the window already caught my eye.
Emily: That’s part of my recent “Reflections” series. It’s all about light and silence.
Daniel: I can see that. The color gradients feel so peaceful.
Emily: Thanks. I’d be curious to hear a photographer’s take on them.
Daniel: I’m happy to share—let’s take a closer look!
エミリー: ようこそいらっしゃいました!来てくださって本当にうれしいです。デイブからあなたのこと、いろいろ聞いていますよ。
ダニエル: こんにちは。今日はお招きいただきありがとうございます。こうしてじかにお会いできて、本当にうれしいです。デイブがあなたの作品のことをたくさん話していて、実物を見るのを楽しみにしていました。
エミリー: そう言ってもらえてうれしいです。デイブ、あなたがアートを大切にしてるって、いつも言ってましたよ。
ダニエル: できるだけそうありたいと思ってます。僕は写真をちょっとやってるんですが、視覚で何かを伝える人って本当にすごいなって思います。
エミリー: それは素敵ですね。よかったら、夕食の前にいくつか作品をご覧になりますか?
ダニエル: ぜひ。あそこ、窓のそばの作品がすでに気になってます。
エミリー: あれは最近の「Reflections」シリーズのひとつです。光と静けさをテーマにしているんですよ。
ダニエル: なるほど。グラデーションの色合いがすごく穏やかで、まさにその雰囲気が伝わってきます。
エミリー: ありがとう。写真をやってる方の視点も聞いてみたいです。
ダニエル: ぜひ!近くで拝見しながら、いろいろお話ししましょう。
- so glad you could come: 来てくれて本当にうれしい(喜びを強調する定番表現。could は過去の丁寧な「〜できてよかった」や「来られてよかった」という意味で使われており、can よりも感謝や気遣いのニュアンスがやわらかく伝わる)
- appreciate: 〜を評価する/大切に思う(感謝の意味だけでなく「芸術性を理解する」の意味もある)
- dabble in: ちょっとかじっている(趣味的に軽く手を出していることを表すカジュアルな表現。dabble のコアイメージは「水面をパシャパシャする」ように、深く入り込まずに少し関わること。つまり、真剣に取り組んでいるわけではないけれど、楽しみながら触れている状態をやわらかく伝える)
- admire: 称賛する(尊敬や感嘆を表すが、上から目線にならずに丁寧)
- Would you like to ~?: 〜してみませんか?(丁寧な提案)
- caught my eye: 目を引いた(視覚的に印象が残ったことを表すカジュアルな表現)
- It’s all about ~: 〜がテーマなんです(話題や関心の中心を示す表現で、会話やプレゼンでよく使われる。「〜がすべて」「〜こそが重要」と強調するニュアンスがある。about のコアイメージは「まわりを囲んでいる・関連している」で、この表現では「全体が〜に関係している・〜のことを中心に回っている」という感覚を作る)
- color gradients: 色のグラデーション(アートやデザインでよく使う語)
- feel peaceful: 穏やかに感じる(感覚の形容を表す語)
- be curious to hear: ぜひ聞いてみたい(興味を示す丁寧な表現)
- take on ~: 〜に対する見解・意見(名詞の “take” は「取る・つかむ」という動詞のコアイメージから派生して、「ある物事をどう受け取るか=見方・意見・解釈」という意味に転じたもの。「on」は「〜という話題に対して」という方向性を示している)
- let’s take a closer look: もう少し近くで見てみよう(カジュアルで親しみのある誘い方)