GRASP THE CONCEPT L017 / 前置詞 before ーNoeLia Original Dialogー

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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👇こちらはLesson 017のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 017 / 前置詞 before
GRAMMAR AND VOCABULARY L017 ーNoeLia Original Dialogー
GRASP THE CONCEPT L017 / 前置詞 before ーNoeLia Original Dialogー
PRACTICAL USAGE L017 ーNoeLia Original Dialogー

GRASP THE CONCEPT(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

NoeLia Extra Examples – GRASP THE CONCEPT Key Sentence

Key Sentence

before (順序が前)
Business comes before pleasure.
楽しみよりも仕事が優先です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Acknowledge the effort before criticizing.
日本語訳: 批判する前に、努力を認めてあげなさい。
解説: 「before」は「努力の認知→批判」という順序と優先を表しています。”acknowledge”(認める・評価する)や “criticize”(批判する)は会話・評価の場で大事な動詞です。

Conversation Examples

A: I’ve had to redo her reports three times this week. It’s starting to slow me down.
B: I hear you. Her formatting is still rough, but she’s picking things up steadily.
A: Yeah, maybe… but I just wish I didn’t have to double-check everything.
B: Acknowledge the effort before criticizing. She’s clearly trying, and she’s improved since last week.

A: 今週だけで彼女の報告書、もう3回もやり直してるんだ。正直、自分の作業に支障出てきてるよ。
B: わかるよ。フォーマットはまだ雑だけど、少しずつ吸収してきてると思う。
A: まあね…でも、毎回全部確認しないといけないのがストレスでさ。
B: 批判する前に努力を認めてあげようよ。ちゃんと頑張ってるし、先週よりずっと良くなってるわ。

  • redo: やり直す(”do” に “re” がついた再実行の意味。レポートや作業のやり直しなど、実務でも頻出)
  • report: 報告書(基本語だが、実務的な文脈では「ドキュメント」や「提出物」という意味で使われる)
  • slow (someone) down: ~の進行を遅らせる(”slow down” の目的語入りパターン。”It’s starting to slow me down.” のように自分の作業効率が下がっていることを示す自然な言い回し)
  • I hear you: わかるよ/気持ちはわかるよ(カジュアルながら共感・理解を示す重要表現。完全に同意するわけではないが、相手に歩み寄る時に使う)
  • formatting: 書式設定(Wordや報告書などでの「体裁・整え方」を指す。IT・ビジネス場面で必須)
  • rough: 荒い/雑な(物理的に粗いだけでなく、完成度が低いこと、洗練されていないことを指す形容詞)
  • pick up: 覚える/身につける(文脈では “She’s picking things up steadily.” のように「着実に習得している」の意味。自然な習得を表す句動詞)
  • Yeah, maybe…: うーん、そうかもね(”maybe” の前に “Yeah” を入れることで、「少し納得しつつも懸念を残している」ニュアンスに)
  • double-check: 再確認する(二重チェック。単なる “check” より強調された表現で、仕事の丁寧さや負担感を表す)
  • clearly: 明らかに/はっきりと(強調副詞として、「主観ではなく客観的に見てもわかる」という時に使われる)
  • improve: 改善する(成長や変化を評価する際によく使われる基本動詞。”She’s improved since last week.” のように過去との比較で使うと自然)

NoeLia Extra Examples – ①

さまざまな「前」
Shibuya comes before Harajuku.
渋谷駅は原宿駅の前です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Emails piled up before lunch.
日本語訳: 昼食前にメールが山のように溜まった。
解説: 「before」が時間の順序を示しており、「昼食より前に」という明確な時系列を伝えています。”pile up”(積み上がる・溜まる)は仕事や日常の状況描写で頻出の句動詞です。

Conversation Examples

A: Did you finish drafting the proposal? We really need to send it out today.
B: I’m almost there, just need to clean up the last section.
A: Okay, but we’re already behind schedule, so we can’t afford more delays.
B: Emails piled up before lunch. I’ve been playing catch-up all afternoon.

A: 提案書、もう下書き終わった?今日中に出さなきゃだよ。
B: ほぼできてるよ。最後の部分を整えるだけ。
A: オッケー。でももうスケジュール押してるし、これ以上の遅れはまずいよ。
B: 昼前にメールがどっと来ちゃってさ。午後ずっと追われっぱなしだったんだよ。

  • drafting: 下書きする(”draft” は名詞で「下書き」だが、ここでは動詞で「下書きを作成する」。ビジネス・企画・作文などでよく使われる)
  • proposal: 提案書(ビジネスやプレゼンで頻出。フォーマルな文書の名称として覚えておきたい)
  • send (something) out: ~を送る/一斉送信する(”send out” は特にビジネスメールや通知で「関係者に一斉送信する」の意味でよく使われる)
  • I’m almost there: もう少しで終わる(直訳は「そこにもうすぐ着く」だが、ここでは「作業がほぼ終わり」という進捗表現。ネイティブがよく使うカジュアルな言い回し)
  • clean up: 整える/仕上げる(ここでは「文書の最後の部分を整える」という意味。物理的な掃除だけでなく、「仕上げる」という比喩的な使い方)
  • section: セクション/部分(レポートや記事、提案書などの構成単位を指す語。文章構造や会議議題でもよく出てくる)
  • we’re already behind schedule: もう予定より遅れている(”behind schedule” はスケジュールに間に合っていない状態を表す定番のビジネス表現)
  • can’t afford (more delays): (これ以上の遅れを)許容できない/余裕がない(”afford” は「金銭的余裕」だけでなく「時間的・心理的に許容できない」の意味でも非常に重要)
  • play catch-up: 巻き返す/追いつく(直訳は「キャッチアップというゲームをする」。”catch-up” は「遅れを取り戻すこと」、”play” はここで「競争や試合のように取り組む・勝負する」という意味で使われており、「遅れを取り戻そうと頑張る」ニュアンスを含む)

NoeLia Extra Examples – ②

重要・優先
Family comes before work.
仕事より家族が大切です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

We put compassion before all else.
日本語訳: 私たちは何よりも思いやりを大切にしています。
解説: 「before all else」が「最も優先される価値」であることを示しており、”compassion”(思いやり、同情心)は人間関係や医療現場などで重要視される語です。”put A before B” は「BよりAを優先する・重視する」という意味の基本構文で、価値観や判断基準を伝える際に非常に便利です。

Conversation Examples

A: I honestly don’t know how many more mistakes we’re supposed to tolerate. This is the third time this week.
B: I get your frustration. I’ll talk to her directly this afternoon.
A: We put compassion before all else. I get that. But at some point, accountability has to matter too.
B: Totally. It’s about balance. I’ll make sure she knows we support her, but she needs to step up.

A: 正直、これ以上どれだけミスを我慢しなきゃいけないのか分からないよ。今週だけで3回目だよ?
B: 気持ちは分かるよ。今日の午後、私から直接話してみるね。
A: 私たちは思いやりを何よりも大事にしてる。それは理解してる。でも、どこかの時点で責任もちゃんと求めなきゃでしょ。
B: 本当だよね。やっぱりバランスが大事。ちゃんとサポートしてるって伝えるけど、もう少し頑張ってもらわないと。

  • honestly: 正直に言って(会話の冒頭で使うことで、強い感情や本音を和らげて伝える働きがある)
  • how many more mistakes: これ以上どれだけのミス(”how many more +名詞” の形は「さらにいくつの~」というニュアンスを強調する構文)
  • be supposed to: ~することになっている(ルール・期待・義務などを表す構文。ここでは「我慢することになってるのか?」と皮肉も含む)
  • tolerate: 我慢する/許容する(中級レベルの動詞。”put up with” よりフォーマルで書き言葉でも使える)
  • I get your frustration: 君のイライラはわかるよ(”get” はここで「理解する」の意味。感情を受け止める共感フレーズとして非常によく使われる)
  • talk to (someone) directly: (誰かに)直接話す(”directly” を加えることで、間接的ではない誠実さ・積極性を示す)
  • I get that: それはわかってる(共感と理解を示す短く自然な返し。カジュアルながら多用される)
  • at some point: いつかは/どこかの時点で(曖昧な未来のタイミングを表す便利なフレーズ。会話でもよく使われる)
  • accountability: 責任(義務を果たす姿勢。特に職場や教育現場でよく使われる重要名詞)
  • has to matter: 重要でなければならない(”matter” は動詞で「重要である」。”have to” で強調し、価値の主張を表す)
  • Totally: 本当にその通り/完全に同意(短く相手の意見に強く同意するときのカジュアル表現)
  • It’s about balance: 大事なのはバランスだよ(”It’s about ~” はテーマや焦点を伝える表現。”balance” は責任と共感など対立する要素の釣り合いを意味する)
  • make sure (someone) knows: ~がわかるようにする/ちゃんと伝える(責任ある配慮を示す定番のフレーズ)
  • support (someone): ~を支える/応援する(感情的・実務的サポート両方に使える万能動詞)
  • step up: 一歩踏み出す/責任を果たす(努力を強める、レベルアップする、という比喩的表現。特にビジネス英語でよく使われる)

NoeLia Extra Examples – ③

+節
Go to the bathroom before we leave.
出発前にトイレに行きなさい。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Think carefully before you answer.
日本語訳: 答える前によく考えてね。
解説: “before you answer” の節が、行動の前に考えるべきことを示しています。「Look before you leap」と同じ構造です。

Conversation Examples

A: Alright, serious question—but no pressure. If I asked you out sometime, what would you say?
B: Um… that came out of nowhere. Are you messing with me or what?
A: Think carefully before you answer. I’m not joking. But I also don’t want to make things weird between us.
B: Okay… in that case, I’d say… maybe. But I’d need coffee and a real conversation first.

A: じゃあ、真面目な質問ね。でもプレッシャーかけないから。もし俺が君をデートに誘ったら、どうする?
B: えっ…急すぎるでしょ。からかってるの?それとも本気?
A: 答える前によく考えて。冗談じゃないよ。でも、これで気まずくなったら嫌だからさ。
B: そっか…じゃあ答えるなら…たぶんOK。でも、その前にコーヒーでも飲みながらちゃんと話したいな。

  • serious question: 真面目な質問(カジュアルな会話で「ちょっと真面目に聞くけどね」という導入としてよく使われる言い回し)
  • no pressure: プレッシャーかけるつもりはないよ(提案や質問の前に、「気楽に答えていいよ」と安心させる表現)
  • ask (someone) out: デートに誘う(”ask out” はロマンチックな意味合いでの「誘う」。「友達と出かける」は単なる “ask”)
  • what would you say?: 君なら何て答える?(仮定法の丁寧な聞き方。リアルな提案や質問の際によく使う)
  • came out of nowhere: 急に出てきた/唐突すぎる(直訳「どこからともなく出てきた」が転じて、「予想外」「前触れもなく」のニュアンス)
  • mess with (someone): からかう(軽い冗談〜挑発まで幅広く使える句動詞。”Are you messing with me?” は「からかってるの?」の定番フレーズ)
  • I’m not joking.: 冗談じゃないよ(相手のリアクションに対し、「本気だよ」と念を押すフレーズ)
  • make things weird: 雰囲気を気まずくする(”weird” は「変」だけでなく、人間関係や空気感が「ぎこちなくなる」ニュアンスでも使える)
  • in that case: その場合なら/そういうことなら(条件や流れを受けての返しとして非常にナチュラル)
  • maybe: たぶんね/あり得るかも(曖昧に返す時のやんわりした言い方。恋愛シーンや軽い約束で多用)
  • I’d need ~ first: まずは~が必要かな(”would” を使った丁寧な仮定表現。ここでは「いきなりは無理だけど、これがあれば」というニュアンス)
  • real conversation: 本音の会話/ちゃんとした話し合い(”real” はここで「表面的じゃない・真剣な」という意味。人間関係の場で頻出)

NoeLia Extra Examples – ④

経験
I’ve never met him before.
私は以前彼に会ったことはありません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

We’ve never hung out here before.
日本語訳: ここで一緒に過ごしたことってなかったよね。
解説: 現在完了+beforeの形。”hang out” は「ぶらぶら過ごす」「一緒に時間を過ごす」のカジュアルな句動詞で、特に友人関係の会話で頻出します。

Conversation Examples

A: So… I thought we could get some air. Needed a change of scenery after the week we’ve had.
B: This place is beautiful. I didn’t even know it was open to the public.
A: We’ve never hung out here before. I figured it might be a nice spot to just sit and talk.
B: You were right. It’s kind of perfect. Thanks for bringing me.

A: ちょっと気分転換に、外の空気吸いに来たんだ。今週いろいろあったからさ。
B: ここ、すごくきれいだね。一般の人も入れるなんて知らなかった。
A: ここで過ごすのって初めてだよね。ただ座ってゆっくり話すには、ちょうどいいかなって思って。
B: ほんと、その通り。完璧な場所かも。連れてきてくれてありがとう。

  • get some air: 外の空気を吸う(気分転換するという意味で使われる口語表現。直訳より「リフレッシュしに外に出る」感覚で理解)
  • change of scenery: 環境を変えること(精神的なリフレッシュや刺激のために、場所や環境を変えるというイディオム)
  • after the week we’ve had: 今週みたいな週のあとでは(「今週いろいろあったよね」というニュアンス。共有された体験を背景にした表現)
  • I didn’t even know ~: ~なんて知らなかった(驚き・意外性を強調する口語的な言い回し。“even”が「まさか〜とは」の驚きを演出)
  • open to the public: 一般公開されている/誰でも入れる(施設や場所が一般人に開放されている状態を表す定番表現)
  • I figured: 〜かと思って(“I thought” より少し理屈っぽさ・予想のニュアンスがあるカジュアルな言い方)
  • nice spot to just sit and talk: 座ってゆっくり話すのにちょうどいい場所(“spot” はカジュアルに使える「場所」の表現。”just sit and talk” はシンプルな過ごし方を表現)
  • You were right.: 君の言う通りだったよ(相手の判断や選択が正しかったと素直に認める自然な相槌)
  • kind of perfect: ある意味完璧/ちょうどいい感じ(”kind of” を加えることで押しつけがましくない自然な褒め言葉になる)
  • Thanks for bringing me.: 連れてきてくれてありがとう(“bring” を使った自然な感謝の言い方。日常的な優しさに対する感謝で使える)

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