SAY IT IN ENGLISH L025|NoeLia Original Dialog

SIiE 2025-26

【復習企画】今年度のラジオ英会話を最初からやり直そう!
今年度の「GRASP THE CONCEPT」で学んだ例文をもとに、レッスン1から順に同じテーマで新たに5つずつ例文を作ってます。復習週や通常レッスンがお休みの日にあわせて公開しています。
第3回はレッスン8,9,11のテーマ「at」。繰り返し読む・聞く多聴多読トレーニングにぴったりの内容です。声に出して、何度も聞き直して、日常で自然に使える英語表現をしっかり定着させましょう!

SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!

NoeLia Answer – 問題1

問題1:「なんだかうれしそうだね」と夫に言われたあなた。実は会社帰りに昔の友人に会って話が弾んだのです。経緯を夫に伝えてください。例えば「渋谷駅の改札で直子にばったり会ったの。最後に彼女に会ってから40年以上になるわ。彼女はまったく変わっていなくて、私たちまるで10代のころのように話したの。とても楽しかった!」など。

Husband: You look happy. What happened?

You:
I bumped into Naoko at the ticket gate of Shibuya Station. It’s been over 40 years since I saw her last.
She hasn’t changed at all, and we talked like we were teenagers. It was a lot of fun!

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 1

問題1:例えば「渋谷駅の改札で直子にばったり会ったの。最後に彼女に会ってから40年以上になるわ。彼女はまったく変わっていなくて、私たちまるで10代のころのように話したの。とても楽しかった!」など。
I ran into Naoko near the gates at Shibuya Station. I hadn’t seen her in over four decades!
She looked just the same, and we ended up chatting like we were teenagers again. It made my day!

解説: 模範解答は、状況を順序立てて丁寧に伝える落ち着いた語り口で、正式な場や書き言葉としても使いやすい表現です。一方、ノエリアオリジナルは、出来事に感情をのせて語る口語的なスタイルで、家族や友人との日常会話にぴったりの自然さがあります。同じ内容でも、話す場面や相手との距離感に応じて使い分けができます。

I bumped into Naoko at the ticket gate of Shibuya Station. It’s been over 40 years since I saw her last.
She hasn’t changed at all, and we talked like we were teenagers. It was a lot of fun!

  • bumped into: 偶然出会った(bumpは「ぶつかる」が基本の意味。思いがけず人と出くわすニュアンスで、カジュアルな会話でよく使われる)
  • at the ticket gate: 改札口で(ticket gateは駅などの「改札」、atは「一点」を示す前置詞)
  • It’s been over 40 years: 40年以上経っている(現在完了形で、過去から現在までの時間の経過を表す)
  • since I saw her last: 最後に彼女に会って以来(sinceは過去のある時点を起点にした現在完了の文脈で使われる)
  • hasn’t changed at all: 全然変わっていない(at allは否定文で使われ「まったく〜ない」の意味を強調)
  • we talked like we were teenagers: 10代のころのように話した(likeは「〜のように」、were teenagersは過去の状態を比喩的に表現)
  • It was a lot of fun: とても楽しかった(a lot of fun は「たくさんの楽しさ」を意味する定番表現)

I ran into Naoko near the gates at Shibuya Station. I hadn’t seen her in over four decades!
She looked just the same, and we ended up chatting like we were teenagers again. It made my day!

  • ran into: 偶然出会った(runは「走る」だが、run intoは人にばったり会う表現として非常にカジュアルに使われる)
  • near the gates: 改札近くで(nearは「近く」、atよりも柔らかく、だいたいその辺りという感覚)
  • in over four decades: 40年以上ぶりに(decadeは10年間。年月の長さをやや印象的に言いたいときに使う)
  • looked just the same: 見た目がまったく変わっていなかった(lookedは「見える」の意味で、「見た目として変わらなかった」と描写)
  • ended up chatting: 最終的におしゃべりすることになった(end upは「結果として〜になる」、自然な流れや予想外の展開を柔らかく伝える)
  • like we were teenagers again: まるで10代のころに戻ったように(againにより「昔の感覚を再び味わう」ニュアンスが加わり、懐かしさが強調される)
  • made my day: 一日を最高のものにしてくれた(その出来事のおかげで一日が素晴らしくなったという口語表現。喜びの強調に使われる)

NoeLia Original Dialog

高校時代、同じインターナショナルスクールに通っていたカレンとデレク。卒業後に結婚した二人が、今日はカレンの“ある再会”をきっかけに思い出話に花を咲かせているようです。

Derek: You look happy. What happened?
Karen: You won’t believe it—I had the most unexpected encounter on my way home.
Derek: Oh? With someone you know?
Karen: I ran into Naoko near the gates at Shibuya Station. I hadn’t seen her in over four decades! She looked just the same, and we ended up chatting like we were teenagers again. It made my day!
Derek: Wait—Naoko? You mean Naoko who once glued the teacher’s chalk to the blackboard? I still remember the look on Mr. Tanaka’s face.
Karen: Yes! That’s the one. She actually brought that up today and we laughed like crazy.
Derek: She was always pulling something. So, you two just picked up where you left off?
Karen: Exactly. It was like no time had passed. We’re meeting for lunch next week to catch up more.

デレク: なんだかうれしそうだね。何かあったの?
カレン: 信じられないと思うけど、帰り道で思いがけない再会があったのよ。
デレク: えっ?知ってる人?
カレン: 渋谷駅の改札で直子にばったり会ったの。最後に彼女に会ってから40年以上になるわ。彼女はまったく変わっていなくて、私たちまるで10代のころのように話したの。とても楽しかった!
デレク: え、直子って…先生のチョークを黒板に接着剤でくっつけた直子?田中先生の顔、今でも思い出せるよ。
カレン: そうそう、まさにその直子!今日その話も出て、大笑いだったわ。
デレク: あの子、いつも何かやらかしてたもんな。で、すぐ昔みたいに盛り上がったんだ?
カレン: ほんとに、時間が一気に巻き戻った感じ。来週ランチの約束もしたの。またたくさん話せそう!

  • you won’t believe it: 信じられないと思うけど(驚きを前置きする表現。相手の興味を引く自然な導入)
  • the most unexpected encounter: 思いがけない再会(unexpectedは予想外な出来事を表すフォーマルな語。encounterは偶然の出会いを指す)
  • on my way home: 帰宅途中で(on one’s way は移動中の状態を表す頻出表現)
  • with someone you know?: 知ってる人と?(相手の話に関心を示す自然な返し方)
  • you mean Naoko who…?: 〜した直子のこと?(特定の人物を共有するための定番の確認フレーズ)
  • glued the teacher’s chalk to the blackboard: チョークを黒板に接着剤で貼り付けた(glueは動詞で「接着する」、ここではいたずらの具体例として面白さを加える)
  • I still remember the look on…: 〜の表情が今でも目に浮かぶよ(look は「表情」も表し、remember the look on… は印象的な出来事の回想に自然)
  • that’s the one: それそれ!(話の一致を強調するカジュアルな表現)
  • laughed like crazy: 大笑いした(like crazy は「猛烈に、ものすごく」の意味で、感情の強さをカジュアルに表す)
  • pulling something: 何かやらかしてる(pull は比喩的に「いたずらや奇策を仕掛ける」という意味で使われる)
  • picked up where you left off: 昔の続きのようにすぐに打ち解けた(直訳は「やめた場所から再開する」。長く会っていなかった相手と、まるで間がなかったかのように自然に会話や関係が再開する時に使う口語表現)
  • it was like no time had passed: 時間が経っていないみたいだった(友情や関係性の深さを表す定番の言い回し)
  • catch up: 積もる話をする(「近況報告する」「お互いの話を聞く」の意味で、友人同士の会話でよく使われる)

NoeLia Answer – 問題2

問題2:あなたは、温度と湿度に反応して髪が伸びる新製品の人形「のびーるちゃん」の発表を任されました。司会の「どうぞお始めください」を合図にプレゼンを開始してください。例えば「本日は、お越しいただきありがとうございます。最新製品『のびーるちゃん』を発表できることをたいへんうれしく思います。詳細に入る前に、開発中に直面した課題について少しお話しさせてください」など。

MC: When you’re ready, please begin.

You:
Thank you for being here today. We’re so happy to announce our latest product, Nobiiru-chan.
Before going into detail, let me talk a little about the challenges we faced during development.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer – Question 2

問題2:例えば「本日は、お越しいただきありがとうございます。最新製品『のびーるちゃん』を発表できることをたいへんうれしく思います。詳細に入る前に、開発中に直面した課題について少しお話しさせてください」など。
Thank you so much for coming. It’s a real pleasure to introduce our newest creation, Nobiiru-chan.
Before I dive into the features, I’d like to briefly share some of the hurdles we encountered during development.

解説: 模範解答はストレートでわかりやすく、発表の場にふさわしい定型的な始まり方です。形式ばったビジネスプレゼンや資料に沿った説明に向いています。ノエリアオリジナルは、感謝と紹介を丁寧につなげており、聞き手の関心を引きながら柔らかく語り始めるスタイルです。イベントや展示会、開発ストーリーを共有したい発表などに適しています。

Thank you for being here today. We’re so happy to announce our latest product, Nobiiru-chan.
Before going into detail, let me talk a little about the challenges we faced during development.

  • Thank you for being here today: 本日はご来場ありがとうございます(being here は「ここにいてくださること」への感謝を表す丁寧な表現)
  • so happy to announce: 発表できてとてもうれしい(so によって喜びの気持ちを強調)
  • latest product: 最新製品(latest は「もっとも新しい」)
  • Before going into detail: 詳細に入る前に(go into は「踏み込む」「入り込む」イメージ)
  • let me talk a little: 少しお話しさせてください(控えめな提案表現)
  • challenges we faced: 直面した課題(face は「向き合う」、challenge は乗り越えるべき困難)
  • during development: 開発中に(during は特定の期間中を示す)

Thank you so much for coming. It’s a real pleasure to introduce our newest creation, Nobiiru-chan.
Before I dive into the features, I’d like to briefly share some of the hurdles we encountered during development.

  • thank you so much for coming: 来てくださって本当にありがとうございます(so much により感謝の気持ちがより強調される)
  • real pleasure to introduce: 紹介できて本当にうれしい(pleasure を使うことで誠意と丁寧さが伝わる)
  • newest creation: 最新の作品(product よりも創造性・個性に焦点を当てた表現)
  • dive into the features: 特徴に深く入り込む(dive into は興味をもって没頭するニュアンス)
  • briefly share: 簡潔に共有する(聞き手の時間を意識した控えめな言い回し)
  • hurdles we encountered: 直面した困難(hurdle は「障害物」、encounter は予期しない出会いとしての困難を強調)

NoeLia Original Dialog

会場では新商品の発表が始まろうとしています。司会のMCが開発者のトモにインタビュー形式で話を聞いています。「のびーるちゃん」のユニークな機能とは?

MC: When you’re ready, please begin.
Tomo: Thank you so much for coming. It’s a real pleasure to introduce our newest creation, Nobiiru-chan. Before I dive into the features, I’d like to briefly share some of the hurdles we encountered during development.
MC: That sounds great. What was the biggest challenge your team faced during the process?
Tomo: Honestly, getting the hair to respond accurately to both humidity and temperature was harder than we thought.
MC: I can imagine! So how did you end up solving that issue?
Tomo: We collaborated with a textile engineer who helped us design a new fiber that changes shape depending on moisture levels.
MC: Fascinating. And did the idea for Nobiiru-chan come from a specific experience or inspiration?
Tomo: Actually, yes. One of our designers had a childhood memory of her bangs going wild on rainy days. That sparked the concept.

MC: 準備ができたら始めてください。
トモ: 本日は、お越しいただきありがとうございます。最新製品『のびーるちゃん』をご紹介できることを心からうれしく思います。詳細に入る前に、開発中に直面した課題について少しだけお話しさせてください。
MC: いいですね。開発の中で一番の難関は何だったんですか?
トモ: 正直、湿度と温度の両方に正確に反応する髪にするのが予想以上に難しかったんです。
MC: 想像できます!それは最終的にどうやって解決されたんですか?
トモ: 繊維工学の専門家と組んで、水分量で形状が変わる新しい繊維を開発したんです。
MC: すごく面白いですね。のびーるちゃんのアイディアは、何か特別な体験から生まれたんですか?
トモ: 実はそうなんです。デザイナーの一人が「雨の日に前髪が大爆発した」っていう子どもの頃の記憶から着想を得たんですよ。

  • the biggest challenge: 最大の難関(”challenge” は学習者にも頻出だが、”the biggest” との組み合わせで「最も大きな試練」を強調)
  • respond accurately: 正確に反応する(”respond” は「反応する」、”accurately” は「正確に」。科学的・技術的な文脈でよく使われる表現)
  • we thought: 思っていた(”than we thought” で「思っていたよりも~」という比較の定番表現)
  • end up ~ing: 結局~することになる(”end up” は予想外の結果や自然な流れでそうなることを表すカジュアルで頻出の句動詞)
  • collaborated with: ~と協力した(”collaborate” はフォーマルな場面でよく使われる「協力・共同作業する」という動詞)
  • textile engineer: 繊維技術者(”textile” は布・繊維、”engineer” は技術者。専門性を伝える組み合わせ)
  • depending on: ~に応じて(条件や状況に応じた変化を説明する時に頻出)
  • moisture levels: 湿度のレベル(”moisture” は「湿気」「水分」、”level” は程度や量を表す)
  • fascinating: 興味深い・魅力的な(相手の話を受けて共感や関心を示す自然な感嘆表現)
  • come from: ~から生まれる・由来する(アイディアや影響などがどこから来たかを説明するときによく使う)
  • specific experience or inspiration: 特定の経験やひらめき(”inspiration” は創造やアイディアのきっかけ。”specific” は「具体的な」)
  • bangs going wild: 前髪が爆発する(”bangs” は前髪、”go wild” は比喩的に「制御不能になる」「めちゃくちゃになる」という表現)

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