GRASP THE CONCEPT L028|前置詞 by③ 一 方法・程度|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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ラジオ英会話 Lesson 028|前置詞 by③ 一 方法・程度
GRAMMAR AND VOCABULARY L028|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L028|前置詞 by③ 一 方法・程度|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L028|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

by|方法

Key Sentence

方法
I commute to work by train.
私は職場に電車で通っています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I got there by train before the crowd started pouring in.
日本語訳: 電車で会場に行って、混雑が始まる前に着けたよ。
解説: by train は「電車で」という交通手段を表します。before the crowd started pouring in は「人混みが押し寄せる前に」という意味で、pour in は「大量に流れ込む」を表す口語的な句動詞です。

Conversation Examples

A: How’d you manage to get such a good seat? I got pushed to the back.
B: I got there by train before the crowd started pouring in. Timing really helped.
A: That makes sense. I left late and paid the price.
B: Lesson learned—early birds do win sometimes.

A: どうやってあんな良い席取れたの?私は後ろの方に追いやられたよ。
B: 電車で早めに行って、混み始める前に着いたんだよ。タイミングが良かったの。
A: なるほどね。私は出るのが遅くて、そのぶん損したって感じ。
B: 教訓だねー。早起きは三文の徳ってこともあるんだよ。

  • How’d you manage to ~?: どうやって〜できたの?(”How did you manage to” は「どうにかして〜したの?」という意味で、驚きや感心が込められた聞き方。日常会話で頻出)
  • get pushed to the back: 後ろに押しやられる(”push” の受け身形で、物理的または比喩的に「追いやられる」ニュアンス)
  • Timing really helped: タイミングが本当に助けになった(”helped” は「役に立った」の意味。ここでは名詞 “timing” を主語にして、状況を改善する力があったことを表す自然な用法)
  • That makes sense: なるほどね/それは納得だ(相手の発言を受けて、理解・同意を表すフレーズ。非常に汎用性が高く、日常会話の流れ作りに欠かせない)
  • paid the price: 代償を払った(比喩表現で「その行動により嫌な結果を味わう」という意味。努力しなかった結果や油断の代償などにもよく使われる)
  • Lesson learned: 教訓になったよ(失敗や経験を通じて「学んだ」という意味のカジュアルなまとめフレーズ。反省・切り替えに使われる)
  • early birds do win sometimes: 早起きは得をすることもある(”early bird catches the worm” ということわざの短縮・応用形。文法的には主語の “early birds” に do を使うことで強調しており、ネイティブらしい言い回し)

by|交通手段

交通手段
I commute to work by car.
私は職場に車で通っています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I usually go to work by bike unless it’s pouring.
日本語訳: 土砂降りじゃなければ、普段は自転車で通勤してるよ。
解説: by bike は「自転車で」。pouring は「どしゃ降り」で、雨の強さを強調する口語表現です。unless(〜でなければ)で自然な条件表現を加えています。

Conversation Examples

A: I’ve been trying to cut back on commuting costs lately. Taxis and trains really add up.
B: Totally. I used to spend a fortune every month just on transport.
A: I usually go to work by bike unless it’s pouring. It’s cheaper and honestly more fun.
B: Now that you mention it, I should probably fix up my old bike.

A: 最近、通勤費を節約しようとしててさ。タクシーとか電車って、地味にけっこうかかるんだよね。
B: わかる!私も前は交通費だけで毎月けっこうな金額使ってたもん。
A: 普段は土砂降りじゃなければ自転車通勤してるんだ。安上がりだし、正直ちょっと楽しいよ。
B: それ聞いたら、うちの古い自転車、ちゃんと直そうかなって思えてきた。

  • cut back on: ~を削減する(コスト・時間・量などを意識的に減らすときに使われる句動詞)
  • commuting costs: 通勤費(”commuting” は通勤中の移動という意味)
  • add up: かさんでくる(少しずつ積み重なって大きくなることを表す句動詞)
  • Totally: ほんとそれ(カジュアルな同意表現。完全にその通り、という意味)
  • spend a fortune: 大金を使う(”fortune” は「財産」の意味だが、ここでは「かなりのお金」)
  • more fun: より楽しい(”fun” は不可算名詞として使われることに注意)
  • Now that you mention it: そう言われてみれば(直訳は「今あなたがそれに言及したので」。誰かの発言によって何かを思い出したり、考え直したりするときによく使われる表現。「言われてみれば確かに」「ああ、そうだったね」といった感覚に近い)
  • fix up: 修理する/整備する(”fix” よりも口語的・ざっくりと直すイメージ)

by|通信手段

通信手段
Please contact us by phone.
電話で連絡してください。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Can I reach you by phone later this evening?
日本語訳: 今夜遅くに電話で連絡してもいい?
解説: by phone は「電話で」の定番表現。reach you は call より広く「連絡を取る」ことを表し、柔らかい響きがあります。later this evening は丁寧な時間表現としてよく使われます。

Conversation Examples

A: I’ve got some updates on the client proposal. Want me to send them over by email?
B: Actually, it might be easier to go over them together.
A: Can I reach you by phone later this evening? I think a quick call would work better than a long email.
B: Yeah, that works. I’ll be free after dinner.

A: クライアントの提案書について進展があるんだけど、メールで送ろうか?
B: いや、一緒に確認できた方が楽かも。
A: 今夜遅くに電話で連絡してもいい?長文のメールより、さくっと話した方が早そうで。
B: うん、大丈夫。夕飯のあとなら空いてるよ。

  • get updates on: 〜の最新情報を得る(”update” は「更新」という意味だが、”get updates on” で「進捗を把握する」「状況報告を受ける」の意味になる。ビジネス会話で頻出)
  • client proposal: クライアントへの提案書(”proposal” は「提案」。“client” を前につけて「顧客提案書」という文脈)
  • send over: 送る(”send” だけよりも柔らかく、「〜のもとに送る」というニュアンスがあり、会話でよく使われる)
  • by email: メールで(通信手段を表す “by” の定番パターン。by phone/by message/by post など)
  • go over: 確認する/見直す(”review” より柔らかく、「一緒に目を通す」ニュアンスで会話で頻出)
  • quick call: 短い電話(”call” に形容詞をつけて、所要時間や意図を表現する自然な言い回し)
  • work better than: 〜よりうまくいく(比較構文で、「〜の方がいい」と言いたいときの表現)
  • long email: 長いメール(“quick call” との対比で使われるナチュラルな表現)
  • Yeah, that works.: うん、それでいいよ(”That works” は「それでOK」「うまくいく」など、許可や合意の意思表示としてネイティブがよく使う定型)
  • be free after dinner: 夕飯のあとなら空いてる(”be free” は「時間がある」の定番口語表現。時間帯を自然に添えるとさらに使いやすくなる)

by|ちょっと変わった手段

ちょっと変わった手段
I went the wrong way on the escalator by mistake.
私は間違って逆方向のエスカレーターに乗ってしまいました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

He got the role by accident when the lead actor fell ill.
日本語訳: 主演の俳優が体調を崩して、彼がたまたまその役をもらったんだ。
解説: by accident は「偶然に」「思いがけず」という意味で、何かが意図せずに起こったことを表します。get the role は演劇や映画などの場面で「役を得る」という意味です。fall ill は「病気になる」「体調を崩す」の丁寧な言い方で、突然の不調に使われます。

Conversation Examples

A: Everyone keeps praising his performance like he trained for months.
B: Yeah, I assumed he was the original lead. He nailed it.
A: Same here. He looked so natural on stage.
B: He got the role by accident when the lead actor fell ill. Totally unexpected, right?

A: みんな彼の演技を絶賛してるよね。何ヶ月も準備してたみたいだって。
B: 私も最初から主演だと思ってた。あまりにハマっててさ。
A: ほんとそれ。舞台の上でめちゃくちゃ自然だったし。
B: でもあれ、主演が体調崩して、彼がたまたまその役をもらっただけなんだって。驚きだよね。

  • keep praising: 褒め続ける(”keep ~ing” は「〜し続ける」の意味で、ここでは praise(称賛する)を継続して行っている様子を表します。ネイティブの日常会話では「しつこいぐらいに褒めてる」というニュアンスにもなり得ます)
  • performance: 演技(舞台や映画などの演技を指す名詞。学校では「パフォーマンス=公演」と覚えがちだが、ここでは個人の演技力を表現)
  • like he trained for months: 何ヶ月も練習したかのように(”like” は比喩表現で、「〜のように」。学習者が軽視しがちな自然な比較の使い方)
  • I assumed: 私は思い込んでた(”assume” は「仮定する」「当然のことと思う」という意味で、事実ではない可能性を含んでいる)
  • the original lead: 最初の主演(”lead” は「主役」「主導する人」の意味。舞台や映画で「主役」を指す際に必須)
  • He nailed it: 彼は完璧にやり遂げた(”nail” は「釘を打ち込む」というのが元の意味で、「的確に打ち当てる・決める」というイメージが核にある。そこから “nail it” は「目標にピタッとハマる」「ばっちり成功させる」という意味で、プレゼン・演技・試験などで成果を出したときにネイティブが自然に使うカジュアルな褒め言葉)
  • Same here: 私も同じ(”Me too” よりカジュアルかつ共感の強い表現)
  • fell ill: 体調を崩した(”fall ill” は「病気になる」「具合が悪くなる」の定型表現)

by|程度

程度
We increased the budget by 20%.
私たちは予算を20%増やしました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Is it true that prices went up by more than double in just two years?
日本語訳: たった2年で価格が2倍以上になったって本当?
解説: by more than double は「2倍以上という程度で」。go up by ~ の構文で、金額や数量の急激な増加に使われる。in just two years も強調表現としてよく使われ、「たった〜で」という日本語との対応が難しいが、短期間の強調を出す言い回し。

Conversation Examples

A: I went back to that bakery we liked, and their croissants are now 500 yen.
B: Is it true that prices went up by more than double in just two years?
A: Yeah, it used to be around 220 yen. Inflation is really hitting small shops hard.
B: No wonder they’re always empty now. It’s just not affordable anymore.

A: 前に気に入ってたあのパン屋行ったんだけど、クロワッサンが今500円だよ。
B: たった2年で2倍以上になったって本当?
A: うん、前は220円くらいだったのに。小さなお店は特に打撃受けてるよ。
B: そりゃ人も減るわけだよね。もう手が届かない価格だもん。

  • go back to: ~に戻る(ここでは「また行く」「再訪する」の意味で使われており、日常会話では「昔行った場所に再度行く」際によく使われる)
  • bakery: パン屋(日常会話でよく出る具体的な店舗名。「local bakery(地元のパン屋)」のような使い方も定番)
  • we liked: 私たちが気に入ってた(関係代名詞を使ったシンプルな過去の共有体験の表現)
  • are now 500 yen: 今は500円だ(「金額の変化」を現在形で自然に表現しており、価格の比較や驚きを含む発話に頻出)
  • around 220 yen: およそ220円(around は「おおよそ」の意味で、会話では価格や数量の曖昧さを表す際に便利)
  • inflation: インフレ(物価上昇を意味する経済用語で、日常でも「最近高くなった」という話題で使われる)
  • is really hitting ~ hard: ~にかなり打撃を与えている(hit A hard は「Aに大きな影響・衝撃を与える」口語表現。ここではインフレが小規模店舗に深刻な影響を与えている意味)
  • No wonder ~: ~なのも当然だ(「だからか」「そりゃそうだよね」といった納得のリアクションに使える便利な会話表現)
  • they’re always empty: いつも空いている(「店に人がいない」ことをカジュアルに表す定番表現)
  • It’s just not affordable anymore: もう手が出ない(affordable は「手頃な価格の」。否定構文で「もう庶民には高すぎる」というニュアンスを含む)

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