GRASP THE CONCEPT L029|前置詞 by④ ー そのほかの使い方|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

👇こちらはLesson 029のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson 029|前置詞 by④ ー そのほかの使い方
GRAMMAR AND VOCABULARY L029|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L029|前置詞 by④ ー そのほかの使い方|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L029|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

by|little by little(少しずつ)

Key Sentence

little by little(少しずつ)
It’s getting better little by little.
それは、だんだんよくなっています。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She’s rebuilding trust with her team piece by piece after the incident.
日本語訳: あの件の後、彼女はチームとの信頼を一つ一つ取り戻している。
解説: piece by piece は「部分ごとに・一つ一つ」。rebuild trust は人間関係や職場でよく使われる回復を表す表現。after the incident で背景の補足も。

Conversation Examples

A: You seemed surprised she handled the conflict so calmly today.
B: Yeah, she used to get defensive right away. But this time, she actually listened.
A: I think she’s learning from what happened.
B: She’s rebuilding trust with her team piece by piece after the incident.

A: 今日、彼女があのトラブルをすごく冷静に対処してたの、ちょっと驚いてたよね。
B: うん、前はすぐにムキになってたのに、今回はちゃんと耳を傾けてた。
A: あの件から学んでるんだと思うよ。
B: あの件のあと、彼女はチームとの信頼を一つ一つ取り戻してるんだよ。

  • handle: 対処する(問題や状況に「対処する」「扱う」という意味。感情や人間関係など抽象的な対象にも使える便利な動詞)
  • conflict: トラブル/対立(人間関係や意見の衝突を指す。ビジネスやチーム内の話題にもよく登場する)
  • calmly: 冷静に(感情的にならずに落ち着いて行動する様子を表す副詞)
  • get defensive: ムキになる(「守りの姿勢になる」という意味から派生して、自分を正当化しようとする反応を表す口語表現)
  • learn from: ~から学ぶ(経験や出来事から教訓や成長を得るときの基本フレーズ)
  • rebuild trust: 信頼を取り戻す(人間関係の回復に欠かせない定番表現。rebuild は「再構築する」の意味)

by|連続性

連続性
Let’s master English step by step!
英語を一歩ずつマスターしよう!

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

The clues were revealed bit by bit to make the mystery more exciting.
日本語訳: 手がかりは少しずつ明かされていって、ミステリーをもっとワクワクさせてたんだ。
解説: bit by bit は「少しずつ連続して」という意味で、情報が時間をかけて徐々に開示される場面に使われます。be revealed は「明かされる」という受動態で、clues(手がかり)との組み合わせで推理や物語展開を示します。make A more exciting は「Aをより盛り上げる」という目的の構文です。

Conversation Examples

A: I couldn’t tell who the culprit was at all. The ending completely surprised me.
B: Same here. They really knew how to keep the suspense going.
A: I thought I had it figured out by episode six, but I was way off.
B: The clues were revealed bit by bit to make the mystery more exciting. That’s what made it so satisfying.

A: 犯人が誰か、最後まで全然わからなかったよ。ラストは完全に意表を突かれた。
B: 私も。同じくずっと緊張感あったもんね。
A: 6話目あたりで予想できたと思ったんだけど、全然ハズレだった。
B: 手がかりが少しずつ明かされていって、ミステリーがどんどん面白くなったからね。そこが良かったよ。

  • culprit: 犯人(元は「罪を犯した人」という意味で、犯罪やミステリーでよく使われる基本単語)
  • Same here: 私も同じ(カジュアルな会話でよく使う同意表現。「Me too.」より少し自然で軽めの印象)
  • keep the suspense going: サスペンスを持続させる(suspense は「緊張感」や「先の読めなさ」を表し、映画・ドラマの感想でよく出る表現)
  • figure out: 解明する/理解する(やや砕けた言い回しで「考えてわかる」「判断する」など幅広く使える動詞)
  • way off: 大ハズレ(”off” は「ずれている」、”way” は「はるかに・かなり」を意味し、直訳すると「かなり外れている」→大きく間違っているという口語表現)
  • satisfying: 満足感のある(結末や展開に対して「納得いった」「報われた」などの感想を表すときによく使われる)

by|「そば」からの拡張1

「そば」からの拡張1
We worked side by side to make it happen.
私たちはそれを実現させるために協力して働きました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Let’s sit side by side so we can share the screen.
日本語訳: 画面を一緒に見られるように、隣に座ろうよ。
解説: sit side by side は「隣に座る」の意味で、共同作業や親しい関係を表す場面によく合います。so we can ~(〜できるように)は目的を示す自然な接続構文です。

Conversation Examples

A: I loaded up the deck, but I’m not sure if you can see everything clearly from there.
B: Let’s sit side by side so we can share the screen. It’ll be easier to follow along that way.
A: Good idea. I’ll shift the monitor a bit to the middle.
B: Thanks. These visuals are really detailed—I don’t want to miss anything.

A: プレゼン資料は開いてあるけど、そっちからだと全部はっきり見えるかわからないな。
B: 画面を一緒に見られるように、隣に座ろうよ。そのほうが流れが追いやすいし。
A: いいね。モニターをちょっと真ん中に動かすよ。
B: ありがとう。ビジュアルがかなり細かいし、見落としたくないからね。

  • load up: 読み込む(ここではプレゼン資料やファイルをパソコンなどに表示・準備する動作を指すカジュアルな言い回し)
  • deck: プレゼン資料(元々は「甲板」や「一式のカード」の意味を持つ単語。ビジネスでは presentation deck の略で、PowerPointなどのスライド資料全体を指す表現として定着している)
  • follow along: (一緒に)ついていく(内容や説明の流れを追って理解すること。授業・会議・作業などで使われる便利な言い回し。along は「~に沿って」「〜に従って」という方向性を表し、ここでは話や進行に沿って理解を進めるニュアンス)
  • shift: 動かす/ずらす(ここでは位置や視点を「移す」という意味で使われる、見落とされがちな汎用動詞)
  • in the middle: 真ん中に(位置や状態を指す表現で、視覚的な調整や物理的配置で使われる)
  • visuals: ビジュアル(画像、図、デザイン要素などを指す略語的なカジュアル表現)
  • detailed: 詳細な(細かい描写・情報に使う形容詞。ビジュアルや計画の精密さを表す)
  • miss anything: 何かを見逃す(don’t want to miss anything で「全部ちゃんと見ておきたい」ニュアンスを持つ)

by|「そば」からの拡張2

「そば」からの拡張2
I’ll stand by you no matter what.
何が起きても私はあなたの味方です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’ll stand by your decision, whatever it may be.
日本語訳: それがどんな決断でも、私は君の判断を支持するよ。
解説: stand by は「そばに立つ」から転じて、相手の選択や行動を「支持する」「見守る」という意味合いで使われます。whatever it may be は「それが何であれ」という意味の譲歩構文で、相手の決断を無条件に受け入れる姿勢を示しています。

Conversation Examples

A: So, have you made any progress on your decision about leaving the firm?
B: Not really. I’m torn. Part of me wants to stay, but part of me feels like it’s time to move on.
A: I’ll stand by your decision, whatever it may be.
B: That really means a lot. I’ve been needing someone to say that.

A: それで、会社を辞めるかどうか、少しは気持ち固まってきた?
B: うーん、まだ。続けたい気持ちもあるし、でもそろそろ潮時かなって気持ちもあって。
A: どんな決断でも、私はあなたの味方だよ。
B: そう言ってもらえると本当に救われる。誰かにそう言ってほしかったんだ。

  • make progress on: 〜を進める(progress は「進展」で、make progress on は「〜に関して進展を見せる」の意味でよく使われる)
  • torn: 板挟みの状態(動詞 tear「引き裂く」の過去分詞。心が2つの選択肢に引き裂かれて、どちらを選べばいいか迷っている心理状態を表す。たとえば「仕事を続けたい気持ち」と「辞めたい気持ち」に引き裂かれているような状況で使われる)
  • part of me: 心の一部では(自分の中の一方の感情や考えを示す表現)
  • whatever it may be: それが何であれ(譲歩構文。相手の選択に関わらず受け入れる姿勢を示す)
  • That really means a lot: 本当にうれしい/ありがたい(感謝や安心を示すカジュアルでよく使われる言い回し)
  • need someone to say that: 誰かにそう言ってもらいたかった(心の支えや確認を求めるときに使われる)
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