👇こちらはLesson 032のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson032|前置詞 with② ー 時・原因・付帯状況
GRAMMAR AND VOCABULARY L032|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L032|前置詞 with② ー 時・原因・付帯状況|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L032|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|wh節
wh節
This is where I take my top clients.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
ここは、私が上得意を連れてくるところです。
I’ll show you where I keep the emergency kit.
日本語訳: 非常用キットを置いてある場所を教えるよ。
解説: where節が「私が非常用キットを保管している場所」という情報を表す名詞節として使われています。
A: That was quite the drill. I didn’t realize how unprepared we were.
B: Yeah, I noticed. I’ll show you where I keep the emergency kit, so you’re not scrambling next time.
A: Thanks! I had no clue we even had one.
B: It’s in the cabinet by the main exit. Easy to grab if needed.
A: すごい訓練だったね。うちがあんなに準備不足だったなんて気づかなかったよ。
B: だよね。非常用キットを置いてある場所を教えるよ。次に慌てなくて済むように。
A: ありがとう!そもそもそんなものがあったなんて知らなかったよ。
B: メイン出口の横のキャビネットにあるよ。必要なときすぐ取れるから。
- quite the ~: かなりの~/大した~(「quite the drill」は「かなり本格的な訓練」の意味。quiteは「とても」だが、quite the + 名詞で「大した~」「思った以上の~」のニュアンスになる会話表現)
- drill: 訓練/演習(ここでは「防災訓練」を指す。学校や会社の火災・地震訓練などでも使う)
- realize: 気づく(「わかる」や「理解する」よりも「状況や事実をはっきり意識する」のニュアンス。I didn’t realize ~ で「~だと気づかなかった」)
- unprepared: 準備不足の(un-が付いて「準備ができていない」状態。prepared(準備万端)との対比で覚えると効果的)
- notice: 気づく/目に留める(realizeより視覚や瞬間的な違いに対してよく使われる。I noticed ~ は「~に気づいた」)
- keep: 保管する/置いておく(この会話では「非常用キットを置いている」意味。keep A in B =「AをBに保管する」)
- emergency kit: 非常用キット(地震や停電などの備えとして用意するセット。日本語でも定着しつつある表現)
- scrambling: 慌てる/急いで探す(直訳は「よじ登る」「かき混ぜる」だが、ここではscramble to findの形で「必死に探す」「慌てふためく」の意味。会話では「慌てる」のニュアンスでよく使う)
- had no clue: まったく知らなかった(clueは「手がかり」「ヒント」だが、have no clueで「何も知らない」「見当もつかない」というカジュアルな言い回し)
- even: ~さえ/~すら(we even had oneで「そんなものがうちにあったことさえ知らなかった」の意味。強調の副詞として非常によく使われる)
- cabinet: キャビネット/収納棚(ここでは「備え付けの収納棚」の意味。台所や職場などの小さめの棚を指すことが多い)
- grab: つかむ/手早く取る(grab A if neededの形で「必要なら素早く取る」の意味。会話では「急いで取る」「さっと取る」のニュアンスで頻出)
I have no idea who’s behind this project.
日本語訳: 誰がこのプロジェクトを仕切ってるのか全然わからないよ。
解説: who節が「誰がこのプロジェクトを動かしているのか」という内容を名詞節として表しています。behind this projectは「(影で)推進している」の意味でよく使われます。
A: They’ve completely rearranged the seating plan again.
B: I know. Everyone’s a bit frustrated.
A: I have no idea who’s behind this project. One day everything’s normal, the next day our desks are swapped.
B: It’s exhausting. I just hope they don’t shuffle things again next month.
A: また席替えされちゃったね。
B: ほんと。みんなちょっとイライラしてるよ。
A: 誰がこのプロジェクトを仕切ってるのか全然わからないよ。昨日まで普通だったのに、急に机の配置が変わってた。
B: 本当に疲れるよ。来月また変わるのは勘弁してほしいね。
- rearrange: 再配置する(arrangeは「配置する」や「並べる」。re-を付けることで「再び配置する」「配置換えする」の意味。職場や部屋の模様替えなどで頻出)
- seating plan: 座席配置図/席順(office seating planなどで「オフィスの座席表」という意味でよく使う。学校やイベントでも使われる)
- One day… the next day…: ある日は…次の日は…(出来事の対比や流れの変化を語るときのナチュラルな表現。会話では「突然事態が変わった」の意味でよく使う)
- swapped: 入れ替えた/交換した(swapは「交換する」「取り替える」の意味。swappedはその過去形。デスクや席などの交換によく使う)
- exhausting: 疲れさせる/へとへとになる(exhaustは「消耗させる」「疲れ果てさせる」。exhaustingは「ひどく疲れる状況」を形容する)
- I just hope: ~だといいなと願っている(justは「ちょっと」「単に」のニュアンス。I just hopeで「切実に願う」「少し期待する」の意味になるカジュアル表現)
- shuffle: 入れ替える/シャッフルする(元はトランプを切る動作だが、ビジネスでは「配置換えする」「順序を入れ替える」の意味でよく使う)
NoeLia Extra Examples|説明型オーバーラッピング
説明型オーバーラッピング
I get better with age.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
年を重ねるほど、私はよくなります。
The situation turned messy fast.
日本語訳: 状況はあっという間に混乱したよ。
解説: turnは「変化する」を表し、主語とその結果の状態を重ねています。「状況=ぐちゃぐちゃになった」という展開を自然に描いています。
A: You know how quiet Mrs. Thompson’s class usually is, right? Well, today the situation turned messy fast after Jason’s pet hamster escaped from his backpack.
B: Wait, what? Why was he carrying a hamster to math class?
A: Apparently he said it was for “emotional support” during the quiz.
B: That’s legendary. I hope the poor hamster survived the chaos!
A: トンプソン先生の授業って、普段めちゃくちゃ静かじゃん?でも今日、ジェイソンのペットのハムスターがリュックから逃げ出して、一気に大騒ぎになったんだよ。
B: えっ、マジ?なんでハムスター連れて算数の授業に来てたの?
A: 本人いわく「小テストのメンタルサポート」だったらしい。
B: 最高すぎる。ハムスターが無事だったならいいけど!
- escape: 逃げる/脱走する(物や動物、人が閉じ込められた場所から抜け出すこと。escape from ~ の形で使われることが多い)
- apparently: どうやら~らしい(確証はないが、聞いた話や推測で「~のようだ」を伝えるときによく使われる副詞)
- emotional support: 精神的な支え/メンタルサポート(emotionalは「感情の」、supportは「支え」。emotional support animal(介助動物)のようにセットで使われることが多い)
- quiz: 小テスト(学校や講座などで行われる短いテスト。testよりも短く簡単な意味合い)
- legendary: 伝説級の/超すごい(legendは「伝説」、legendaryは「伝説的な」。カジュアルな会話では「すごすぎる!」の意味でよく使う)
- emotional support: 精神的な支え/メンタルサポート(emotionalは「感情の」、supportは「支え」。本来はemotional support animal=介助動物(不安障害やストレス緩和のために認められた動物)を指すが、この会話では小テストのストレスからくる“冗談の言い訳”としてジェイソンが自分のペットハムスターを持ち込んだことを面白く表現している)
- survive: 生き延びる/無事に済む(困難や事故から助かる、乗り切るという意味。survive the chaosのように使われる)
- chaos: 大混乱/大騒ぎ(秩序がなく混乱している状態を表す名詞。ビジネスや日常会話でもよく使われる)
She went silent after hearing the news.
日本語訳: その知らせを聞いて彼女は黙り込んだ。
解説: goは「~の状態になる」の意味を持ち、「She = silent(になる)」という説明型オーバーラッピングを示しています。
A: Emily was so confident about her big presentation. She even said, “I’ve got this!” right before walking in. But she found out the client canceled at the last minute.
B: Seriously? What was her reaction? She was so pumped yesterday.
A: She went silent after hearing the news. It was like someone hit the mute button on her personality.
B: Haha! That’s perfect. Emily? On mute? Now that’s something I’d pay to see.
A: エミリー、大事なプレゼンにめちゃくちゃ自信満々だったんだよ。直前に「これは完璧!」とか言ってたのに、クライアントが土壇場でキャンセルしたんだ。
B: うそでしょ?彼女どんな感じだった?昨日あんなにやる気全開だったのに。
A: その知らせを聞いて彼女は黙り込んだよ。まるで彼女のキャラにミュートボタンが押されたみたいだった。
B: はは!最高。それは見てみたかったわ。エミリーがミュートって想像つかない!
- confident: 自信に満ちた(自分の成功や能力に確信を持っている様子。be confident about ~ の形でよく使われる)
- big presentation: 重要なプレゼン(bigは「大きい」だが、big presentationで「とても重要なプレゼン」のニュアンスになる。会話で頻出)
- I’ve got this: 任せて/これは大丈夫(カジュアルな自信表現。I’m confidentやI can do thisよりも軽くポジティブな響き)
- right before: ~の直前に(時間的なすぐ前を強調する表現。rightは「強調」の意味)
- found out: 知った/判明した(find outは「調べて知る」「偶然知る」の意味。過去形found outも頻出)
- at the last minute: 土壇場で(直訳は「最後の瞬間で」。予定変更や突然のキャンセルなどでよく使うカジュアル表現)
- pumped: 興奮している/やる気満々(be pumpedで「気合い十分」「ワクワクしている」状態。主にアメリカ英語の口語。pumpは本来「ポンプ」「押し出す」の意味で、血液やアドレナリンがポンプのように体内を駆け巡るイメージから転じて「興奮状態」「高揚感」を表す)
- like someone hit the mute button on her personality: まるで彼女のキャラにミュートボタンが押されたみたいだった(比喩的表現。mute button=無音ボタン。会話では人の突然の沈黙やリアクションの消失を冗談っぽく言う)
- That’s perfect: 完璧だね/うまい表現だね(相手の冗談や言い回しを高く評価する時のカジュアル表現)
- on mute: ミュート状態で(電化製品や人の反応が「無音・無反応」状態になっていることを表すカジュアルな表現)
- That’s something I’d pay to see: それはお金を払ってでも見たいわ(ネイティブが冗談でよく使う口語表現。「それくらい面白い・レアだ」の意味)