👇こちらはLesson 034のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson034|前置詞 without
GRAMMAR AND VOCABULARY L034|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L034|前置詞 without|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L034|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
前置詞 without|つながりがない
Key Sentenceつながりがない
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Without your support, I couldn’t survive here in England.
あなた方の支えがなければ、私はここイングランドでやっていけないでしょう。
Would you have finished on time without her help?
日本語訳: 彼女の助けがなかったら、時間通りに終わってたと思う?
解説: without は「彼女の助けという支えとのつながりがなかったら」という意味で使われており、助けがあったからこそ達成できたことを前提にしています。would you have + 過去分詞は、過去に実際には起こらなかった仮定をたずねる形で、「もし~していなかったら~だったと思う?」という意味になります。on time は「時間通りに」の定番表現で、特に締め切りや約束の場面でよく使われます。
A: I stayed up until two finalizing the report, but it got submitted on time.
B: Would you have finished on time without her help, though?
A: Not a chance. She fact-checked everything and even rewrote part of the intro.
B: Sounds like she saved the day. You two make a solid team.
A: レポート仕上げるのに夜中の2時までかかっちゃったけど、なんとか時間内に提出できた。
B: でもさ、彼女の助けがなかったら時間通りに終わってた?
A: 無理無理。彼女が全部の事実関係確認してくれて、序文も一部書き直してくれたんだよ。
B: それは大きいな。君たち、いいコンビじゃん。
- stay up: 夜更かしする(「起きたままでいる」という直訳から、就寝時間を過ぎても起きているという意味に。勉強や作業などで使われやすい)
- finalize: 最終的に仕上げる(finish よりも「確定させる・完成させる」というニュアンスが強い)
- submit: 提出する(学校や職場などでフォーマルに何かを提出する時に使う定番動詞)
- Not a chance.: 絶対に無理(直訳は「見込みゼロ」。カジュアルで強い否定の決まり文句)
- fact-check: 事実確認する(report や記事などの正確性をチェックする行為。動詞として会話でも自然に使われる)
- rewrite: 書き直す(write の派生語で、修正や改善のニュアンスが含まれる)
- intro: 序文/導入部(introduction のカジュアル省略形。口語でもよく使われる)
- save the day: ピンチを救う(危機的状況で「うまくいかせた」「助けた」ことを指す比喩的表現)
- make a solid team: 信頼できるチームを組む(solid は「堅実な・しっかりした」という意味で、信頼性や安定感のある関係性を表す。ビジネスだけでなく、友人同士やカップルなどの間でも「息の合ったコンビ」「いいコンビ」としてカジュアルにもよく使われる)
前置詞 without|場所のつながりがない
場所のつながりがない
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’ll be a bit late, so please go ahead without me.
少し遅れますので、どうぞ先に行ってください。
You guys can start dinner without me—I’m still finishing up some emails.
日本語訳: 先に夕食始めてていいよ。まだメールをいくつか片付けてるところだから。
解説: 「場所のつながりがない」without の典型例で、「私を伴わずに始めて」という意味です。without me によって、他のメンバーと同じ場所・タイミングにいない状況を表しています。finish up は「終わらせる」「片付ける」という意味で、口語でよく使われます。
A: Smells good. What did you end up making?
B: Pasta with roasted veggies. And garlic bread, because I know you always ask for it.
A: You guys can start dinner without me—I’m still finishing up some emails.
B: Fine, but don’t complain later that the bread’s not warm.
A: いい匂い。結局何作ったの?
B: 焼き野菜のパスタだよ。それとガーリックブレッド。あなたがいつも欲しがるからさ。
A: 先に夕食始めてていいよ。まだメールをいくつか片付けてるところだから。
B: はいはい、でもあとでパンが冷たいって文句言わないでよね。
- end up ~ing: 最終的に~することになる(意図せず結果的にそうなる、という流れを表す口語的な言い回し)
- roasted veggies: 焼いた野菜(veggies は vegetables のカジュアルな略語。家庭料理やレストランで頻出)
- because I know you always ~: ~するってわかってるから(because に続く理由説明の中で「相手の習慣・好み」を自然に伝える定番構文)
- some emails: メールをいくつか(メール処理に関して漠然とした数を表す定番フレーズ。多くのビジネス・日常会話に登場)
- fine: わかったよ/はいはい(文脈によって「怒ってはいないけど納得はしていない」ややぶっきらぼうな返事として自然に使われる)
- don’t complain later that ~: 後で~って文句言わないでよ(相手の将来の言動を予想し、先に牽制するカジュアルな口語表現)
- not warm: 温かくない(warm は「ちょうどよいあたたかさ」のニュアンスで、食べ物の状態にぴったり)
前置詞 without|時のつながりがない
時のつながりがない
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
He came in without saying anything.
彼は何も言わずに入ってきました。
Don’t just walk in without knocking.
日本語訳: ノックもせずに入ってこないで。
解説: without knocking によって「入室前にすべき行動(ノック)」が行われていないという時間的つながりの欠如を示します。命令文と一緒に使われることが非常に多い表現です。
A: You left your phone in the living room again. I thought you might need it.
B: Okay, but next time just let me know you’re coming in.
A: You weren’t answering, so I figured you were busy.
B: Still—don’t just walk in without knocking.
A: リビングにスマホ置きっぱなしだったよ。必要かと思って。
B: わかった。でも次から入る前に言ってもらえる?
A: 返事なかったから、何かやってるんだと思って。
B: それでも、ノックもせずに入ってこないで。
- leave something somewhere: ~を~に置きっぱなしにする(「置く」ではなく「忘れて残す」ニュアンス。You left your phone… は日常で非常によく使われる言い方)
- again: またしても(ここでは「繰り返し」の意味で、ちょっと呆れたニュアンスも含むカジュアルな副詞)
- I thought you might ~: ~かもしれないと思った(might を使うことで「可能性としてそうかと思った」という控えめで丁寧な言い方になる)
- let me know: ~を教えて/知らせて(非常に口語的な定番表現。just let me know は軽い頼みとして頻出)
- figure: ~だと判断する/思う(I figured you were busy のように「状況を見てそう推測した」という文脈でよく使われる)
- still: それでも(つなぎの副詞として、前の発言を受けたあとで「とはいえ〜」と反論や主張をやんわりと添えるときに使います。特に文頭で使うと、柔らかく相手に釘を刺したいときに便利な表現です)
前置詞 without|道具・材料がない
道具・材料がない
引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I can’t eat this without chopsticks.
箸がないとこれは食べられません。
Honestly, this curry tastes better without all that extra butter.
日本語訳: 正直、このカレーはあの大量のバター抜きのほうが美味しいね。
解説: 「道具・材料がない」without の使い方で、料理に通常使われる材料(extra butter)を省いたことで結果が良くなったことを表しています。tastes better は比較級で「〜のほうが美味しい」の意味。honestly は発言者の主観や率直な感想をやわらかく伝える副詞です。英語では「材料を抜いた状態の方がいい」とするのは自然な言い方で、日本語の「~を入れたほうが普通」という感覚と逆になることがあります。
A: So, be honest—did it turn out okay this time?
B: Well, I was skeptical at first… but honestly, this curry tastes better without all that extra butter.
A: Wait, seriously? I thought you loved it super rich.
B: I do, but this is just more balanced. I could eat way more of this version.
A: で、正直どう?今回の出来、よかった?
B: 最初はちょっと不安だったけど…正直、このカレーはあの大量のバター抜きのほうが美味しいよ。
A: え、ほんとに?濃厚なの好きじゃなかった?
B: 好きだけど、こっちの方がバランスいいよ。こっちの方がたくさん食べられる。
- be honest: 正直に言うと(相手に率直な意見や感想を求めるときの定番表現。「So, be honest」の形で柔らかい命令文になる)
- turn out: 〜という結果になる(料理やイベントの「仕上がり」「出来映え」に対してよく使われる。文脈で「うまくいった?」「どんな感じだった?」のように訳される)
- this time: 今回(前回との違いや改善点に注目するときによく使われるフレーズ)
- skeptical: 半信半疑の(疑いながら様子を見るときに使う形容詞。ポジティブな結末の前置きとしてもよく用いられる)
- wait, seriously?: えっ、マジで?(相手の発言に驚いて反応するときのカジュアルなひと言。会話のテンポを生む)
- super rich: 超こってりした(食べ物の濃厚さを強調する口語表現。super は very のカジュアルな言い換え)
- more balanced: よりバランスが取れている(味や構成などが偏っておらずちょうどよいことを表す褒め言葉。健康志向にもよく使われる)
- I could eat way more of ~: ~ならもっと食べられる(way は「ずっと」「かなり」の意味で more を強調する。カジュアルな口調で量や程度を盛る)