GRASP THE CONCEPT L036|前置詞 between|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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👇こちらはLesson 036のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson036|前置詞 between
GRAMMAR AND VOCABULARY L036|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L036|前置詞 between|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L036|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

前置詞 between|明確に意識されたものとものの間

Key Sentence

明確に意識されたものとものの間
It’s between a man and another woman.
それは男性ともうひとりの女性の間です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I couldn’t decide between tea and iced coffee, so I ordered both.
日本語訳: 紅茶とアイスコーヒーで迷って、結局どっちも頼んじゃった。
解説: 「between A and B」は選択の場面でもよく使われます。ここでは明確に2つの飲み物からの選択で、between が自然に使われています。”decide between” は決まり文句。

Conversation Examples

A: The menu had too many good options. I couldn’t decide between tea and iced coffee, so I ordered both.
B: You seriously got both? That’s peak indecision.
A: Yeah, but I regret nothing. They both looked too good to pass up.
B: Well, I guess I get to steal a sip of one now.

A: メニューがどれも美味しそうすぎてさ。紅茶とアイスコーヒーで迷って、結局どっちも頼んじゃった。
B: マジで両方頼んだの? それ、優柔不断の極みだな。
A: うん、でも後悔してないよ。どっちもめっちゃ美味しそうだったし。
B: ってことは、どっちかひとくちもらってもいいってことだよな?

  • too many good options: 良さそうな選択肢が多すぎる(”too many” は「多すぎる」、”options” は「選択肢」。日常の優柔不断な場面でよく使われる定番の組み合わせ)
  • That’s peak indecision: それ、優柔不断の極みだね(”peak” は「絶頂」「最高レベル」、”indecision” は「優柔不断」。比喩的に「これ以上ない優柔不断さ」を表すネイティブらしい言い回し)
  • I regret nothing: 一切後悔してない(”regret” は「後悔する」、”nothing” で「何も」。直訳調に聞こえるが、カジュアルな場面での開き直り表現としてよく使われる)
  • too good to pass up: 見逃すには惜しすぎた(”pass up” は「見送る・見逃す」、”too 〜 to…” 構文で「〜すぎて…できない」。誘惑に負けたときに使えるネイティブらしい決まり文句)
  • steal a sip: 一口もらう(”steal” は「盗む」だが、ここでは冗談めかして「こっそりもらう」「つまみ食いする」ようなニュアンス。”a sip” は「一口飲む分」)

前置詞 between|between と among

between と among
Look at the butterfly flying between the two flowers.
その2つの花の間を飛んでいる、チョウを見てごらん。
Look at the butterfly flying among the flowers.
花の間を飛んでいる、チョウを見てごらん。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Someone left a phone between the two chairs.
日本語訳: 椅子の間に誰かスマホ置いてってるよ。
Someone dropped a coin among the chairs.
日本語訳: 椅子の間に誰かコインを落としたよ。
解説: between は「明確に意識された2つの物の間」を表すため、ここでは2脚の椅子の間という特定の空間を示しています。一方、among は「一群の中」を表し、多くの椅子が並んでいる中にコインが紛れているような状況です。両者の違いは、空間のとらえ方と焦点の明確さにあります。

Conversation Examples

A: Wait, is this your phone?
B: No… mine’s right here.
A: Someone left a phone between the two chairs. It was wedged in pretty tight.
B: Hmm, maybe that couple who just left? They rushed out in a hurry—he might’ve dropped it without noticing.

A: あれ、このスマホ君の?
B: ううん、私のここにあるよ。
A: 椅子の間に誰かスマホ置いてってた。けっこう奥に挟まってた。
B: さっき帰ったカップルじゃない?すごい急いで出てったから、気づかずに落としたのかも。

  • mine’s right here: 私のはここにあるよ(”mine” は「私のもの」の代名詞。文脈で前に出てきたものを省略できる便利表現)
  • wedged in: 挟まっていた(”wedge” は「押し込む」「挟み込む」という物理的な動作の口語表現。”be wedged in” で「ぎゅっと挟まっている」状態を表す)
  • pretty tight: けっこうキツく(”tight” は「きつい/狭い/しっかりした」の意味。”pretty” は強調の副詞として「かなり/けっこう」を意味し、ネイティブがよく使う)
  • maybe that couple who just left: さっき帰ったカップルかも(”maybe” は可能性を示す軽い提案・推測。”just left” で「ちょうど今出ていった」)
  • rushed out in a hurry: 急いで出ていった(”rush out” は「慌てて出ていく」、”in a hurry” で「急いで」。組み合わせると状況の緊迫感や焦りが自然に伝わる)
  • might’ve dropped it without noticing: 気づかずに落としたのかも(”might have + 過去分詞” で「〜したかもしれない」。”without noticing” は「気づかずに」)

前置詞 between|3者以上でも使われる

3者以上でも使われる
Let’s split the bill evenly between the four of us.
私たち4人で勘定を公平に割りましょう。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

We’ve been texting back and forth between the three of us all morning.
日本語訳: 朝からずっと、3人でメッセージ送り合ってるよ。
解説: between は “the three of us” のように人数が明確な集団にも使えます。back and forth は「行ったり来たり」のやり取りを表す口語表現で、やりとりの双方向性を強調しています。all morning は「朝ずっと」の意味で、all + 時間帯 という形で「〜の間ずっと」と継続を表す際によく使われます。

Conversation Examples

A: Did anything ever get settled about Saturday night?
B: Not really. Jess keeps changing her mind about the restaurant.
A: Ugh, no surprise there.
B: We’ve been texting back and forth between the three of us all morning. Still no agreement.

A: 土曜の夜の予定、結局決まったの?
B: うーん、まだかな。ジェスがレストランころころ変えるからさ。
A: あー、それはいつものことだね。
B: 朝から3人でずっとメッセージやり取りしてるけど、まだまとまってないよ。

  • Did anything ever get settled: 結局何か決まった?(”get settled” は「(物事が)決着する」「落ち着く」の意味で、会話での予定確認や問題解決の話題に自然に使われる)
  • Not really: まあ、そうでもない(”no” よりも柔らかく否定を伝える表現で、曖昧さを残したいときによく使われる)
  • keeps changing her mind: 考えがコロコロ変わる(”keep ~ing” で「〜し続ける」、”change one’s mind” は「気が変わる」定番のイディオム)
  • no surprise there: だよね/驚かないよ(直訳は「そこに驚きはない」で、相手の言ったことに「やっぱりね」と共感や皮肉を込めて返す自然な言い回し)
  • Still no agreement: まだ決まってない(”still” は「まだ」、”agreement” は「合意・一致」。ここでは「まとまり」がついていないというニュアンス)

前置詞 between|協力

協力
Between me and David, we managed to finish the May issue.
私とデイビットの間で協力して、何とか5月号を書き終えました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Between you and me, we can totally handle this presentation.
日本語訳: 君と僕でこのプレゼン、絶対乗り切れるって。
解説: between は、明確に意識された2人の間で協力する場面に使えます。この文では “you and me” の協力体制を前提に、「プレゼンを乗り切れる」という意志と自信を伝えています。”can totally handle” は「完璧にこなせる」という口語的な言い回しで、やや軽めのノリを含んだ前向きな表現です。

Conversation Examples

A: I just re-checked the slides and fixed that typo on page 9.
B: Thanks. Also, I trimmed a few bullet points so the pacing feels smoother.
A: Between you and me, we can totally handle this presentation. It’s actually starting to feel kind of fun.
B: Yeah, now that the pressure’s off a bit, I’m almost looking forward to it.

A: スライドもう一回見直して、9ページ目のスペルミス直したよ。
B: 助かる。私も箇条書きちょっと削って、テンポよくなるようにした。
A: 君と僕ならこのプレゼン絶対うまくいくよ。なんかちょっと楽しくなってきたかも。
B: うん、ちょっと余裕出てきたし、明日が楽しみにすらなってきた。

  • re-check: 再確認する(check を強調して「もう一度確認する」こと。ミスの見直しや修正の文脈でよく使われる動詞)
  • typo: タイポ、誤字(”typographical error” の略。日常会話でも頻出するカジュアルな言い方)
  • page 9: 9ページ(”page” に数字を直接続けて言うのは自然な英語の言い回しで、会話や説明でよく使われる)
  • trim: 削る・整える(本来は「刈り取る」「トリミングする」の意味だが、ここでは内容を減らして整える意味で使用)
  • bullet point: 箇条書きの項目(スライドや資料でよく使われる黒い点「・」や「■」がついた短い文のこと。”bullet” は本来「弾丸」の意味で、見た目が似ていることからこの点のことを指します。”bullet point” はその点とセットで示される要点のこと。単なる「点(dot)」や「項目(item)」ではなく、視覚的にも機能的にも整理された情報を伝える形式)
  • pacing: テンポ・進み具合(プレゼンやストーリー展開のリズムを表すときに使われる。日常会話でも「テンポがいい/悪い」で使える)
  • feel smoother: よりスムーズに感じられる(”smooth” は「滑らかな」という物理的意味以外に「違和感がない・自然な」という意味で広く使われる)
  • starting to feel: 感じ始めている(”start to” は「〜し始める」の意味だが、”starting to feel” は気持ちや印象の変化にも使える自然な表現)
  • now that: 今や〜だから(理由や条件を導くフレーズ。カジュアルだが論理のつながりを滑らかにする役割がある)
  • the pressure’s off: プレッシャーがなくなった(”the pressure is off” は、精神的な重圧が取り除かれた状況をカジュアルに言い表す定番フレーズ)

前置詞 between|フレーズ

フレーズ
(Just) between you and me, ~
内緒の話なんだけど、~

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

This stays between us, okay? I really need the money.
日本語訳: この話はここだけの話ってことで、いい?ほんとにお金が必要なんだ。
解説: この決まり文句は「この話は誰にも言わないでね」と念押しする時の強調フレーズです。命令調ですが、OK? を加えることで柔らかくなっています。秘密の共有後によく使われます。

Conversation Examples

A: You looked pretty tense during lunch. Want to talk about it?
B: Not really… It’s just been a rough week. I maxed out my card.
A: Oh man. That sucks. Can I do anything to help?
B: This stays between us, okay? I really need the money. I’m even thinking about picking up some side gigs—without telling the company.

A: ランチのとき、ちょっと顔が曇ってたよ。何かあった?
B: うーん…ちょっと今週いろいろあってさ。カード限度額超えちゃって。
A: うわ、それはキツいな。何かできることある?
B: この話はナイショでお願い。ほんとにお金困っててさ。会社には内緒で副業しようかとも思ってるんだ。

  • tense: 緊張した(身体や表情がこわばった状態を表す形容詞。人の様子を表す時によく使う)
  • Want to ~?: ~したい?(カジュアルでよく使われる勧誘の表現。「Do you want to ~?」の省略形)
  • rough week: 大変な一週間(「rough」は「つらい」「荒れた」などの意味で、生活や状況の困難さを自然に表現する)
  • max out: 使い切る/限度額に達する(ここではクレジットカードの利用限度を超えたという意味。”max” を動詞で使うことで「最大限に達する」「上限まで使い切る」という意味になり、日常会話でも自然に使われるカジュアルな表現)
  • That sucks: それはきついね/最悪だね(不快な出来事や気の毒な状況に対する共感を表すカジュアルなスラング表現。”suck” はもともと「吸う」という意味の動詞ですが、20世紀以降、俗語として「最低だ」「嫌な感じがする」という否定的な意味に転じました。これは「何かを吸い取られるようにエネルギーを奪われる=嫌な体験」という感覚が由来とされています。”That sucks” は「それって最悪だね」と気軽に同情や共感を示すときに使われ、日常会話で非常に頻出です)
  • Can I do anything to help?: 何か手伝えることある?(気遣いを伝える定番フレーズ)
  • pick up (some side gigs): (副業を)始める・やってみる(「pick up」は「手に入れる」「始める」「やってみる」など幅広い意味を持つ口語表現)
  • without telling the company: 会社に言わずに(”without ~ing” で「〜せずに」、秘密裏に行動するニュアンスを加える)
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