GRASP THE CONCEPT L038|前置詞 across|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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👇こちらはLesson 038のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson038|前置詞 across
GRAMMAR AND VOCABULARY L038|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L038|前置詞 across|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L038|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

across|横切って

Key Sentence

横切って
I flew across the world to see you.
私はあなたに会うために、世界を横断して飛んできました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You hiked across the whole island in just one day, seriously?
日本語訳: たった1日で島をまるごと歩いて縦断したの?マジで?
解説: across は「空間を端から端まで横切る」ことを示し、the whole island によってスケールの大きな移動が強調されています。just one day は「そんな短時間で⁉︎」と驚きを誘う要素であり、seriously? を加えることで驚きと確認のニュアンスが加わった自然な会話表現になります。

Conversation Examples

A: I thought you were just going to chill at the beach.
B: I was, but I met this local hiker who convinced me to join him on a trail.
A: You hiked across the whole island in just one day, seriously?
B: Yeah. It was spontaneous, exhausting, and kind of the highlight of my trip.

A: ビーチでまったりするだけかと思ってたのに。
B: そうするつもりだったんだけど、現地のハイカーに会って、トレッキングに誘われちゃってさ。
A: まさか、一日で島全部ハイキングしたの?本気?
B: うん。行き当たりばったりだったし、クタクタになったけど、旅行の最高の思い出になったよ。

  • chill at the beach: ビーチでのんびり過ごす(”chill” は本来「冷やす」だが、口語では「リラックスする/くつろぐ」という意味で非常によく使われる。「海でまったりする」などのカジュアルな日常会話表現)
  • local hiker: 現地のハイカー(”local” は「地元の/現地の」の意味で、旅行中のエピソードでよく出てくる。”hiker” は「ハイキングする人」)
  • convinced me to ~: ~するよう説得された(”convince 人 to 動詞” で「~するように納得させる・誘う」定番表現。ここでは「軽く誘われた/その気になった」ニュアンス)
  • on a trail: 登山道に/ハイキングコースに(”trail” は「道」「跡」という意味だが、自然の中の小道や山道などに使われる。ハイキング会話でよく登場)
  • the whole island: 島全体(”whole” をつけることで「全部・丸ごと」というスケールの大きさを強調。全体感を出す口語表現)
  • spontaneous: 思いつきでやった/衝動的な(”spontaneous” は「自然発生的な」から転じて、「計画してなかったけど気の向くままにやった」という意味。旅行会話でよく出る)
  • exhausting: クタクタになるほど疲れる(”tired” よりも強い語で、肉体的・精神的に消耗した感覚を伝える。ing形で「~させる性質」を表す)
  • kind of the highlight: 一番の思い出みたいなもん(”highlight” は「ハイライト、印象的な場面」。”kind of” を付けることで「〜みたいな/〜っぽい」といった曖昧なニュアンスを出すのがネイティブらしい表現)

across|横切る動き

横切る動き
He ran across the street.
彼は通りを横切って走りました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年5月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Did you really jog across the park in this heat?
日本語訳: こんな暑いのに、本当に公園を走ったの?
解説: jog across は「軽く走って横切る」動作で、across によって「公園の端から端まで移動する」イメージが表されます。in this heat は「この暑さの中で」という意味で、夏の炎天下のような厳しい気候条件を表す自然な口語表現です。really によって驚きや半ば呆れた気持ちをやんわりと伝えるニュアンスになります。
なお、「公園を走って横切る」という表現は日本語ではやや説明的で不自然に感じられることがありますが、英語では jog(走る)と across(横切る)を組み合わせて行動と空間の移動を具体的に描写するのが自然なスタイルです。このように、英語では動作と場所をセットで描写する傾向が強く、日本語ではそのまま訳すよりも意図や感情を優先して意訳する方が自然になることがあります。

Conversation Examples

A: I went for a quick jog after lunch. Thought it might help me focus.
B: Did you really jog across the park in this heat? It’s over 30 degrees today!
A: Yeah… not my brightest move. I started feeling lightheaded halfway and had to rest on a bench for a while.
B: That’s way too risky. Next time, wait till the sun goes down at least.

A: 昼ごはんのあと、軽く走ってきたんだ。頭がスッキリするかと思ってさ。
B: こんな暑さの中で、公園を本当に走ったの?今日30度超えてるよ!
A: うん…正直あんまり賢い判断じゃなかったね。途中でフラッとして、しばらくベンチで休んでた。
B: 危ないって。次からはせめて日が落ちてからにしてよ。

  • go for a jog: 軽く走る(”jog” は「軽く走る」動作。”go for a jog” で「ジョギングに行く」という意味の自然な表現)
  • help me focus: 集中力を高めるのに役立つ(”help 人 動詞” の構文。”focus” は「集中する」という意味の動詞)
  • It’s over 30 degrees today: 今日30度を超えている(気温を伝える表現。”over + 数値 + degrees” は天気会話で頻出)
  • not my brightest move: あまり賢明な行動じゃなかった(直訳は「一番賢い判断ではなかった」で、自分の判断を軽く自虐するカジュアルな言い方)
  • feel lightheaded: 頭がふらっとする(”lightheaded” は「軽いめまいを感じる」状態を表す。健康状態を表す実用語彙)
  • halfway: 途中で(空間的・時間的に「半分まで」の意味。”halfway through” の形でもよく使われる)
  • rest on a bench: ベンチで休む(”rest” は「休憩する」、”bench” は公園などのベンチ)
  • That’s way too risky: それはかなり危ない(”way too 形容詞” は「〜すぎる」という強調表現。”risky” は「リスクが高い」)
  • wait till the sun goes down: 日が沈むまで待つ(”till” は “until” の口語表現。”go down” は太陽などが沈む動きを表す)

across|横切った場所

横切った場所
There’s a post office across the street.
通りの向こうに郵便局があります。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Is that your car parked across the lot?
日本語訳: 駐車場の向こうに停めてある車、君の?
解説: across the lot は「駐車場を挟んで向こう側にある」という空間の位置を表します。lot は parking lot の省略形として口語でよく使われます。parked は「停められている状態」を示す過去分詞の形です。

Conversation Examples

A: Hey, quick question—is that your car parked across the lot?
B: Yeah, the silver hatchback near the fence. Why?
A: Just noticed the lights were still on. Thought you might’ve forgotten.
B: Oh shoot, thanks for the heads-up! I’ll go turn them off right now.

A: ねえ、ちょっと聞きたいんだけど、駐車場の向こうに停めてあるあの車ってあなたの?
B: うん、フェンスのそばのシルバーのハッチバック。なんで?
A: ライトがつけっぱなしだったよ。忘れてるのかと思って。
B: うわ、教えてくれてありがとう!今すぐ消してくる。

  • quick question: ちょっと聞きたいこと(会話の導入によく使われるカジュアル表現。「時間は取らせないけど、ひとつだけ聞いてもいい?」というニュアンス)
  • hatchback: ハッチバック車(日本語でも通じるが、車体後部に大きく開くドアがついた小型車)
  • near the fence: フェンスのそばに(”near” は距離的な近さ、”the fence” は場所の目印としてよく使われる)
  • just noticed: ちょうど気づいた(”notice” は「気づく」、”just” は「たった今」「ちょうど」の意味で、会話ではよく使われる組み合わせ)
  • the lights were still on: ライトがまだついてた(”still on” は「まだ〜の状態にある」という定番の表現)
  • thought you might’ve forgotten: 忘れてるのかと思って(仮定法過去完了の略形で、丁寧に可能性を表現するネイティブらしい言い方。直訳せず「そうかなと思って」と柔らかく訳すのがコツ)
  • oh shoot: うわ、まじか(軽い驚きや失敗に対する反応としての口語。”shoot” は “shit” の婉曲形で、丁寧な場面でも比較的使える)
  • thanks for the heads-up: 教えてくれてありがとう(”heads-up” は「注意喚起」「知らせ」の意味で、カジュアルで非常に使用頻度の高い表現)
  • I’ll go turn them off: 消してくるね(”go turn off” は目的を伴った動作のセットで、「〜しに行く」の自然な口語)
  • right now: 今すぐ(即時の行動を示す定番フレーズ)

across|フレーズ

フレーズ
I tried to get my point across to them.
私は彼らに言いたいことを理解させようとしました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I struggled to get my message across in the meeting.
日本語訳: 会議で自分の言いたいことを伝えるのに苦労したよ。
解説: get my message across は「自分のメッセージを相手に理解させる」という意味で、across は「相手との間の距離を越えて伝える」イメージ。struggled は「苦労した」を表す動詞で、伝える難しさを強調しています。

Conversation Examples

A: So, did you get any useful feedback after your talk?
B: A few comments, mostly vague. And they asked for a written summary.
A: That’s not the worst outcome. At least they’re still interested.
B: True… but I struggled to get my message across in the meeting. It just didn’t land the way I hoped.

A: で、プレゼンの後、何か役立つフィードバックはもらえた?
B: 少しだけ。でもどれも曖昧で。それに、要点を文書で出してって言われた。
A: まあ、興味は持ってくれてるってことだから、悪くない結果じゃん。
B: まあね…でも会議で自分の言いたいことを伝えるのに苦労したよ。思ったようには伝わらなかったな。

  • get (any) useful feedback: 有益なフィードバックを得る(”feedback” は会議やプレゼンの場面での「反応・評価」を意味し、”useful” をつけることで建設的な意味になる。学習・ビジネス両方で頻出)
  • after your talk: 君のプレゼンの後で(”talk” は「話すこと」だけでなく「発表・スピーチ」の意味でもよく使われる)
  • a few comments: いくつかのコメント(”a few” はポジティブな「少しある」、否定的な “few” と区別して覚えるべき)
  • mostly vague: ほとんど曖昧だった(”vague” は「曖昧な/はっきりしない」。評価や返事が具体性に欠けるときに使われる重要語彙)
  • written summary: 書面での要約(”summary” はプレゼン後や報告書でよく使う「要点のまとめ」)
  • not the worst outcome: 最悪の結果ってわけではない(”not the worst” はやや慰めを込めた表現で、状況を肯定的に和らげて伝えるときに使う。定型句的に覚えておくと便利)
  • they’re still interested: 彼らはまだ興味を持っている(”still” が残っている関心を示しており、ポジティブな兆候として評価する表現)
  • true… but ~: そうなんだけど…でも(相手の意見に一旦同意してから自分の意見を述べる、非常にナチュラルな会話のつなぎ。論理的な展開に使える)
  • it didn’t land (the way I hoped): 思ったようには伝わらなかった(”land” は本来「着地する」だが、ここでは比喩的に「受け取られる・伝わる」。ネイティブが好む感覚的フレーズ)

across|全域

全域
My company raised salaries across the board.
私の会社は給料を全面的に上げました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年4月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She’s been getting compliments from people across all age groups.
日本語訳: 彼女、年齢関係なくいろんな人から褒められてるよ。
解説: across all age groups は「すべての年齢層にわたって」を意味し、多様な層からの反応があることを示します。getting compliments は「褒められている」の口語的な進行形で、会話らしい自然な響きになります。

Conversation Examples

A: I saw Maya’s interview on local TV last night. She was surprisingly articulate.
B: She’s been getting compliments from people across all age groups. Even my dad said she had presence.
A: That’s saying something—your dad’s a tough critic.
B: Exactly. If she won him over, she must be doing something right.

A: 昨日のローカル番組でマヤのインタビュー見たよ。意外にすごくしっかりしてた。
B: 彼女、年齢問わずいろんな人から褒められてるよ。うちの父でさえ「存在感あるな」って言ってたもん。
A: それすごいね。君のお父さんって辛口だし。
B: でしょ?彼が感心してたってことは、彼女やっぱりすごいよ。

  • articulate: はっきり話す/表現力がある(形容詞で「言葉が明瞭で論理的な人」を褒めるときに使う)
  • had presence: 存在感があった(”have presence” は「印象的な雰囲気を持っている」というネイティブらしい言い回し)
  • that’s saying something: それってすごいことだよ(直訳は「それは何かを語っている」、つまり「かなりのことだ」という意味で使われる定型句)
  • tough critic: 辛口な批評家(”tough” は「厳しい」、”critic” は「批評する人」。人の評価が厳しい人に対して使われる)
  • win (someone) over: ~を味方にする/納得させる(比喩表現で「説得して心をつかむ」という意味)
  • doing something right: うまくやっている(”do something right” は「正しいことをする/うまくやっている」という賞賛のフレーズ)
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