👇こちらはLesson 041のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson041|前置詞 to① ー toの基本
GRAMMAR AND VOCABULARY L041|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L041|前置詞 to① ー toの基本|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L041|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|現在完了形(経験)
現在完了形(経験)
I’ve never been to a Big West Coffee before.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は、これまで一度もビッグ・ウエスト・コーヒーに行ったことがありません。
I’ve never laughed that hard before.
日本語訳: 今までこんなに笑ったことはなかったよ。
解説: 現在完了形は「今に迫ってくる」という感覚を持ち、過去の経験が現在につながっていることを表します。この文では、「これまでにあんなに激しく笑った経験はない」という意味で never を使い、その経験の有無が今の感情と結びついています。that hard は「そんなに激しく」という意味で、笑いの強さを副詞的に強調しています。before は経験を語る際によく使われる表現で、「今までに」という意味を加えています。
A: You know that clip you sent me last night? I’ve never laughed that hard before.
B: Seriously? It wasn’t even that funny to me, but I’m glad it made your day.
A: No, I was crying. I had to pause it three times just to breathe.
B: I’ll try to dig up more weird videos from that guy’s channel then.
A: 昨日の夜、送ってくれた動画あるじゃん?あれ、あんなに笑ったの初めてかも。
B: マジで?俺はそこまでツボじゃなかったけど、笑ってくれてよかったよ。
A: いやもう泣いたよ。息できなくて3回も止めたんだから。
B: じゃあ、その人のチャンネルからもっと変な動画探してみるね。
- clip: 動画・映像(ここでは短いビデオクリップのこと。SNSやメッセージで共有されることが多く、音声や映像付きのコンテンツを指す日常語)
- funny: おもしろい(ジョークや出来事に対して「笑える」の意味で使われる。fun は「楽しい」なので使い分けに注意)
- make someone’s day: ~を嬉しい気持ちにさせる/一日をハッピーにする(比喩的表現。誰かの一日を“良い日”にするというニュアンス。ここでは It made your day=「君の一日が良いものになったなら嬉しい」)
- crying: 泣いている(ここでは「笑いすぎて涙が出る」の意味で使われており、文字通りではなく比喩的)
- pause: 一時停止する(動画や音楽などを止める操作を表す。デジタル文脈で非常に頻出)
- just to breathe: 息をするためだけに(just to は目的を強調する言い方。ここでは「それだけのために」の意。breathe は日常的な単語だが、強調すると印象的な表現になる)
- dig up: 掘り出す/見つけ出す(ここでは「動画を探し出す」の意味で、比喩的に使われている。物理的に掘るイメージから、情報やアイディアを引っ張り出す表現にも使われる)
- weird: 変な/風変わりな(カジュアルな形容詞で、ネガティブにもポジティブにも使える柔軟な語。面白い意味での「変さ」を含むこともある)
- channel: チャンネル(YouTubeなどの配信プラットフォームでの「番組単位」を指す。デジタル世代には必須語彙)
Don’t roll your eyes like you’ve never messed up before.
日本語訳: 自分が今までに一度も失敗したことがないみたいな目をしないでよ。
解説: you’ve never messed up before は、「過去に一度も失敗したことがない」という経験の否定を現在完了形で表しています。before によって、これまでの人生全体を通しての経験が対象であることが明確になります。roll your eyes は「呆れた目をする」ジェスチャーで、相手の態度を軽くたしなめる際に使える口語表現です。
A: Did you really just delete the entire folder by accident?
B: Okay, yes, I messed up. But come on—don’t roll your eyes like you’ve never messed up before.
A: Touche. But you’ve got to admit—that’s a pretty epic fail.
B: I know, I know. Let’s just pretend it was a training exercise.
A: マジで?間違えてフォルダ丸ごと消したの?
B: はいはい、やらかしたのは認めるよ。でもさ、君だってミスするでしょ?まるで自分が一回もミスしたことないみたいな顔しないでよ。
A: 否定はできない。でもさ、これはさすがに伝説的なやらかしじゃない?
B: 分かってるって。これは練習だったってことにしとこうよ。
- by accident: うっかり/間違って(「意図せずに」という意味の表現で、日常会話でもビジネスでもよく使われる)
- mess up: やらかす/失敗する(カジュアルな口語表現で、「うまくいかない・取り返しのつかないミスをする」というニュアンス)
- touche: 一本取られたね(フランス語由来の表現で、相手の反論や皮肉を「うまいこと言ったね」と認めるときのカジュアルなリアクション)
- you’ve got to admit: 認めざるを得ないよね(相手に「素直に認めてよ」と言うときに使われる自然な会話表現)
- epic fail: 伝説級の失敗(epic は「壮大な」という意味だが、口語では「超〜」「やばい」といった強調に使われる。fail と組み合わせることで「大失敗」)
- I know, I know: 分かってるって(同意や開き直りを柔らかく表す定番フレーズ。トーンによっては自嘲的にも使える)
- let’s just pretend: ~ってことにしとこう(現実をごまかしたり、軽く受け流したりする時の便利な言い回し)
- training exercise: 訓練/練習用だったことにする(本来は軍隊や業務の訓練を指すが、ここでは「失敗を正当化するための言い訳」としてユーモラスに使われている)
NoeLia Extra Examples|頻度副詞は「指定ルール」に従う
頻度副詞は「指定ルール」に従う
I usually drink tea at home.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私はふだん家で紅茶を飲みます。
He always takes forever to reply to texts.
日本語訳: あいつ、いつもメッセージの返信めっちゃ遅いんだよね。
解説: 頻度副詞 always が一般動詞 takes の前に置かれ、「指定ルール」に従っています。take forever は「すごく時間がかかる」という口語表現で、カジュアルな文脈でよく使われます。
A: I just messaged Noah. We’re good to meet at 7, right?
B: Yeah, but don’t hold your breath for his confirmation.
A: True, he probably won’t answer until we’re already sitting at the restaurant.
B: He always takes forever to reply to texts. I’m half convinced he thinks texting is a once-a-week activity.
A: ノアにはさっきメッセージ送っといたよ。7時集合で大丈夫だよね?
B: ああ、でもアイツの返事は期待しないほうがいいよ。
A: だよね。きっと店に座ってから返事くるんだろうな。
B: あいつ、いつも返信めっちゃ遅いからさ。週一でメッセージ返せば十分って思ってそうなんだよね。
- message: メッセージを送る(ここでは動詞として使われており、「text」と同様にチャット・SNS全般に使える日常語)
- We’re good to ~: ~で問題ない/OKだよ(We’re good to meet at 7=「7時集合で大丈夫」のように、口語で「了承・合意」を示すカジュアル表現)
- don’t hold your breath: 期待しないほうがいいよ(直訳は「息を止めて待たないで」。実現が遅れそうなことに対する皮肉混じりの忠告としてよく使われる)
- confirmation: 確認/返事(何かが決まったことの通知や返信を意味するフォーマル寄りの単語。予定や合意に関する文脈で使われる)
- answer: 返事をする(ここでは「メッセージに返信する」という意味。reply よりカジュアル)
- I’m half convinced ~: 半分本気で~と思ってる(軽い皮肉や冗談で使われることが多く、「笑えるけどわりと信じてる」という微妙なニュアンスを伝える言い方)
- once-a-week activity: 週一の行動(activity を使って、ある行動を「定期的な習慣」としてやや皮肉っぽく言う構文。ここでは「テキストの返信を週一でやる人」の冗談表現)
Do you sometimes wish you could just disappear for a day?
日本語訳: たまに「1日だけでも消えちゃいたいな」って思うこと、ない?
解説: 疑問文でも sometimes は動詞 wish の前に来ており、ルールどおりの配置です。wish you could just disappear は心理的な共感を誘う自然な言い回しで、やや内省的な話題にも使えます。
A: You seem kinda off today. Everything okay?
B: Eh, just one of those days where everything feels a bit much. Do you sometimes wish you could just disappear for a day?
A: Oh yeah. Usually around tax season.
B: Mine’s more like every time my mom calls and starts with “We need to talk.”
A: なんか今日ちょっと元気ないけど、大丈夫?
B: えー、今日はなんか、いろいろ重く感じちゃってさ、何も手につかない日っていうか。たまに「1日だけでも消えちゃいたい」って思うこと、ない?
A: あるある。主に確定申告の時期とかね。
B: 私の場合は、母から「ちょっと話があるの」って電話くるたびに思うかな。
- seem kinda off: なんか元気ないように見える(off は「通常の状態から外れている」ニュアンスで、感情や様子が“いつもと違う”ときに使われるカジュアルな言い回し)
- Everything okay?: 大丈夫?(短くて使いやすい定番の気遣いフレーズ。体調やメンタル含め広く使える)
- Eh: うーん(ためらい・気分の落ち込みなどをゆるく伝える相づち。ネイティブが自然に使う会話の“空気”を作る語)
- just one of those days: なんかうまくいかない日(明確な理由があるわけではないが「何もかも乗らない日」に使われる定番の共感フレーズ)
- everything feels a bit much: 全部がちょっと重たく感じる(a bit much は「少し負担すぎる」「キャパ超え感」をやんわり伝える表現。感情的・精神的な疲れにも使える)
- Oh yeah: めっちゃある(カジュアルかつ強めの共感表現。Yeah よりも「わかる!」感が強い)
- tax season: 確定申告の時期(season をつけることで「年に一度の恒例行事」としてのニュアンス。精神的に負担の大きい時期として冗談まじりに使われる)
- every time ~: ~するたびに(頻度の強調表現。日常的なイライラや習慣的な出来事と組み合わせやすい)
- We need to talk: 「ちょっと話があるの」(英語圏でこのフレーズは“何か悪いことが起きる前兆”としてよく使われる。重たい話の導入として定番)