GRASP THE CONCEPT L041|前置詞 to① ー toの基本|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT 2025-26

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👇こちらはLesson 041のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson041|前置詞 to① ー toの基本
GRAMMAR AND VOCABULARY L041|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L041|前置詞 to① ー toの基本|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L041|NoeLia Original Dialog

GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog

下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!

前置詞 to|到達点

Key Sentence

到達点
Did I tell you that I went to the new Big West Coffee near our school?
私たちの学校の近くの新しいビッグ・ウエスト・コーヒーに私が行ったことを、あなたに話しましたか?

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

By the time we got to the venue, the band had already started playing.
日本語訳: 会場に着いたときには、もうバンドの演奏始まってたよ。
解説: got to the venue は「会場に着いた」という移動の動作で、to はその目的地(到達点)を示しています。by the time(〜する頃には)と過去完了(had started)を組み合わせると、時系列が自然に伝わるのがポイントです。

Conversation Examples

A: I still feel kinda bad for ditching my team dinner last night… They were expecting me to show up.
B: Hey, it’s not like you planned it. Your friend gave us those tickets just a few hours before the show. And when was the last time we did something spontaneous like that?
A: True… and I’d been dying to see that band live.
B: By the time we got to the venue, the band had already started playing. But honestly, even catching half the set was worth it.

A: 昨日の会社の飲み会、ドタキャンしちゃってまだちょっと罪悪感あるんだよね…みんな私が来ると思ってたし。
B: そんなのしょうがないよ。チケットだって数時間前に急に友達からもらったんだし。それに、あんなふうにパッと出かけたのって久しぶりじゃん?
A: まあね…あのバンド、ずっと生で観たかったし。
B: 会場に着いたときには、もうバンドの演奏始まってたけどさ、正直、半分しか観れなくても行ってよかったよ。

  • feel kinda bad: ちょっと罪悪感がある(”feel bad” は「申し訳なく思う」「心苦しい」気持ちを表す。ここでは “kinda”(kind of)が入って「ちょっとだけ」という口語的なやわらかいニュアンス)
  • ditch: ドタキャンする/すっぽかす(本来は「投げ捨てる」という意味だが、ここでは「予定を放棄する」「集まりに行かない」という意味のカジュアル表現)
  • show up: 現れる/姿を見せる(約束の場所に来ること。会話では「ちゃんと来る」のニュアンス)
  • it’s not like ~: ~ってわけじゃないんだよ(相手の思い込みや誤解を軽く否定するときの定番フレーズ。「それって違うでしょ?」というやわらかいトーン)
  • just a few hours before: ほんの数時間前に(”just” によって直前感が強調され、”before” は「〜より前」だが、ここでは「イベントの数時間前」を指す)
  • spontaneous: 衝動的な/思いつきの(計画的ではなく、その場のノリで起こること。人や行動の自由さ・柔軟さをポジティブに表す語)
  • I’d been dying to ~: ずっと〜したくてたまらなかった(”be dying to” は強い願望を表すカジュアルな口語表現。ここでは過去完了進行形で、以前からずっとそうだったことを示す)
  • see ~ live: ~を生で観る(”see someone live” はコンサートや舞台などで「生のパフォーマンスを観る」という意味の定番表現)
  • even catching half the set: 半分しか観られなくても(”even” は「〜でさえ」と強調の役割。”set” はバンドの演奏パートや構成を指す)
  • be worth it: それだけの価値がある(”worth” は「価値のある」という意味で、”be worth it” は「やってよかった」「報われた」というポジティブな表現)

前置詞 to|到達点2

到達点2
I always run to the station to catch the last train.
私はいつも最終電車に乗るために駅まで走っていきます。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I think I sent the text to the wrong group chat.
日本語訳: たぶん、間違ったグループチャットにメッセージ送っちゃった。
解説: send は「〜を送る」動作、to はその送り先をはっきり示す「到達点」を表します。ここでは “the wrong group chat” がその行き先。スマホでのやりとりではよくある失敗で、text は「メッセージ」の意味で日常的に使われるカジュアルな単語です。

Conversation Examples

A: You looked like you were panicking back there. Everything okay?
B: I think I sent the text to the wrong group chat.
A: Uh-oh. Was it something private?
B: Let’s just say it was not meant for my mom’s book club group.

A: さっきすごい焦ってるように見えたけど、大丈夫?
B: たぶん、間違ったグループチャットにメッセージ送っちゃったみたいで。
A: えっ、ヤバいやつ?
B: まあ…母親の読書クラブに送る内容じゃなかったってことだけは言っとく。

  • panicking: パニックになっている(panicの進行形。感情や行動が制御不能になる様子を表す動詞)
  • Everything okay?: 大丈夫?(日常の定番の気遣い表現。Is everything okay? の省略形で非常にカジュアル)
  • something private: 個人的な内容(private は「個人的な」「人に知られたくない」ことを指す)
  • Let’s just say ~: まあ〜ってことにしておこう(詳細は伏せつつ、やんわりと意味を伝えるネイティブらしい表現。柔らかい語調を保ったまま話題に入ることができる)
  • was not meant for ~: 〜に向けたものじゃなかった(be meant for は「〜のために意図されている」。否定形で「本来の送り先ではなかった」ことを示す)
  • my mom’s book club group: 母の読書クラブのグループ(book club は本を読んで議論する趣味の集まり。ここでは、意図しない“お堅い相手”への誤送信という文脈)

前置詞 to|指し示す

指し示す
I prefer tea to coffee.
私はコーヒーよりも紅茶が好きです。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’d choose hiking to going to the gym any day.
日本語訳: ジムに行くより、ハイキングを選ぶかな、いつだって。
解説: choose A to B は「BよりAを選ぶ」という構文で、to は「どちらを選ぶか」の方向を示しています。I’d choose A to B any day という形で使われると、「Bより断然Aを選ぶ」「いつだってAを取る」という強い好みを表すカジュアルな口語表現になります。any day は「いつだって」「断然そっち派だよ」というニュアンスを加え、選択に対する自信や即断の気持ちを強調しています。

Conversation Examples

A: If we’re both free Saturday, we could go on that trail near the lake.
B: I like the idea, but wouldn’t you rather hit the gym and do something structured?
A: I’d choose hiking to going to the gym any day.
B: Fair enough. I’ll pack snacks.

A: 土曜空いてたらさ、あの湖の近くのトレイル行かない?
B: いいね。でもジムでちゃんとした運動した方がよくない?
A: 私は断然ハイキング派だよ、ジムより。
B: 了解。じゃあ、おやつでも持っていくよ。

  • trail: 小道、ハイキングコース(自然の中の道を指し、都市部ではあまり使わない語彙)
  • go on: 出かける、〜に出かける(旅行・冒険・イベントなどに行くときの定番表現)
  • I like the idea: その考え、いいね(誰かの提案に対して柔らかく同意するカジュアルな言い回し)
  • wouldn’t you rather ~?: ~の方がよくない?(“rather” は「むしろ〜したい」の意味で、相手の選好を丁寧に探る表現)
  • hit the gym: ジムに行く(“hit” は「行く・訪れる」という意味のスラング的な使い方)
  • do something structured: きちんと計画されたことをやる(“structured” は「体系的な/計画的な」という意味で、運動や勉強でよく使う)
  • fair enough: まあそれもアリだね/言いたいことは分かる(会話でよく使われる、穏やかな譲歩・理解の相槌表現)
  • pack snacks: おやつを詰める/持っていく(“snack”は軽食、“pack”は「用意する」の意味で、ハイキング・ピクニックとの相性が良い)

前置詞 to|動き

動き
I’ve never been to a Big West Coffee before.
私は、これまで一度もビッグ・ウエスト・コーヒーに行ったことがありません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

I’ve been to Hokkaido twice, but never in the winter.
日本語訳: 北海道には2回行ったことあるけど、冬は一度もないんだ。
解説: 現在完了形の been to ~ は「〜に行ったことがある」という経験の表現。to Hokkaido が到達点を示し、twice(2回)と never in the winter(冬はゼロ回)で頻度の対比が自然に使われています。never in the winter は「冬の北海道はまだ未経験」の含みがあるため、旅行や思い出話でよく使える形です。

Conversation Examples

A: I saw a travel show last night on winter in Sapporo.
B: Let me guess, food, snow, and drunk tourists.
A: Haha, pretty much. But it actually made me realize something—I’ve been to Hokkaido twice, but never in the winter.
B: Then let’s change that. I want our next couple photo to be us freezing in front of an ice sculpture.

A: 昨日の夜、札幌の冬を特集してる旅番組見たんだよ。
B: あー、食べ物と雪と酔っ払い観光客でしょ?
A: まあね、そんな感じだったよ。でもね、ふと気づいたんだ——北海道には2回行ったことあるけど、冬はまだなんだよね。
B: じゃあ次は絶対冬にしよ。氷の彫刻の前で凍えながらのツーショット撮りたい。

  • travel show: 旅番組(travel は「旅行」、show は「番組」。travel show で「旅番組」)
  • on winter in Sapporo: 札幌の冬について(on は「〜について」、topic を示す前置詞)
  • Let me guess: 当ててみようか(相手の話を受けて軽く予想するときの決まり文句)
  • pretty much: まあそんな感じ(相手の言ったことに「ほぼ正しいよ」と返すフレーズ)
  • made me realize: 気づかされた(make 人 + 動詞で「〜させる」、realize は「気づく」)
  • let’s change that: それを変えようよ(提案・勧誘でよく使う定番フレーズ。「状況を変えよう」の口語表現)
  • couple photo: カップル写真(恋人・夫婦で撮るツーショット写真。SNSなどで使われる)
  • freezing: 凍える(とても寒い様子を強調する口語的な言い方)
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