👇こちらはLesson 044のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson044|前置詞 for① ー forの基本
GRAMMAR AND VOCABULARY L044|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L044|前置詞 for① ー forの基本|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L044|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|ever
ever
Have you ever had a full English breakfast before?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは今までにフル・イングリッシュ・ブレックファストを食べたことがありますか?
Have you ever had your mind go completely blank during a presentation?
日本語訳: プレゼン中に頭が真っ白になったことある?
解説: ever は「いつでもいいから〜したことある?」という経験確認。have your mind go blank は「頭が真っ白になる」のイディオムで、completely を加えることで「完全に何も出てこない」緊張感を強調しています。
A: You know what’s weird? Have you ever had your mind go completely blank during a presentation?
B: Oh yeah, once during a final at university. I was mid-sentence and suddenly… nothing. Total blackout.
A: That sounds terrifying. How did you recover?
B: I just made up something and prayed it sounded smart. Still don’t know if it did.
A: ねえ、変なこと聞くけどさ。プレゼン中に頭が真っ白になったことってある?
B: あー、あるよ。大学の期末でさ。話してる途中で急に…真っ白。何にも出てこなかった。
A: 怖すぎ。それ、どうやって立て直したの?
B: 適当に何か言って、それっぽく聞こえることを祈っただけ。今でも通じたか分かんない。
- You know what’s weird?: ねえ、変なこと聞くけどさ(話のきっかけや軽い話題転換に使う定番フレーズ。”weird” は「変な」だが、ここでは「ちょっと不思議な話なんだけど」くらいのやわらかい意味合い)
- once during a final: 一度、期末試験のときに(”final” はここでは大学などの「期末試験」。”once during ~” は「〜のときに一度」)
- mid-sentence: 文の途中で(”sentence” は文。話している途中で何かが起きたことを表す口語表現)
- nothing: 何も(この文脈では「完全に何も浮かばなかった」という比喩的使い方。”suddenly… nothing” の間を空けることで実際の沈黙感を演出している)
- Total blackout: 完全に真っ白/完全に記憶が飛んだ(”blackout” は本来「停電」だが、ここでは「記憶や意識の一時的な空白」を比喩的に表すカジュアルな言い回し)
- That sounds terrifying: それ、怖すぎ(”That sounds ~” は相手の体験に共感・反応を示す表現。”terrifying” は「ぞっとするような」「ひどく怖い」)
- How did you recover?: どうやって立て直したの?(”recover” は「回復する」だが、ここでは「立て直す、元に戻す」の意味で、精神的・会話的な回復を指す)
- made up something: とっさに何か作り話をした(”make up” は「作り話をする・でっち上げる」の口語イディオム)
- prayed it sounded smart: 賢そうに聞こえるよう祈った(”pray” は「祈る」だが、ここでは比喩的に「うまくいってくれと願う」ニュアンス。”sound smart” は「賢そうに聞こえる」)
- Still don’t know if it did: 今でもちゃんと通じたかは分かんない(”if it did” は前の “sounded smart” を受けての省略構文。自然な口語の省略で、リアルな不安や皮肉も感じられる)
If you ever feel stuck, don’t hesitate to reach out.
日本語訳: 行き詰まったと感じたら、遠慮なく連絡してね。
解説: ever は「どんな時でも=at any time」の意味で、If you ever ~ の形にすると「いつかそういうことが起きたら」という未来の仮定になります。ここでは feel stuck(行き詰まる)という状態になる可能性を広く想定し、「そういう場面が“いつか”あれば」という意味を自然に伝えています。reach out は「連絡する・助けを求める」のカジュアルな言い回しです。
A: So just to be clear, the client tends to change direction mid-project, so be ready for curveballs.
B: That’s fine. I’ve worked with a few like that before, so I’m not too worried.
A: If you ever feel stuck, don’t hesitate to reach out. I’d rather jump in early than have to do damage control later.
B: Good to know. I’ll definitely keep the lines open.
A: 念のため言っとくと、あのクライアント、途中で方針変えることがよくあるから、そのつもりでね。
B: 大丈夫、そういうタイプの人とも仕事したことあるし、そんなに心配してないよ。
A: もし行き詰まるようなことがあったら、遠慮なく相談して。早めに入ったほうが、後でバタバタするよりずっとマシだから。
B: わかった、助かるよ。ちゃんと連絡取れるようにしておくね。
- just to be clear: 念のため確認すると(会話の冒頭で誤解がないように話を整理するときの前置き。フォーマルすぎず、日常でも非常に使われる表現)
- tend to ~: ~しがちである(話し手の主観ではなく、一般的な傾向や癖を表す動詞構文。高校初級以上で習得すべき構文)
- change direction: 方針を変える(物理的な方向転換ではなく、考えや計画の路線を変える比喩表現)
- mid-project: プロジェクトの途中で(”mid-” は「〜の中間・途中」の意味を持つ接頭辞で、日常の時間表現で頻出)
- be ready for curveballs: 想定外のことに備えておく(”curveball” は本来野球の変化球。ここでは「予期せぬ展開、トリッキーな状況」の比喩として使われるカジュアルなイディオム)
- That’s fine: 大丈夫だよ(相手の注意や忠告を受け入れつつ、落ち着いて返す自然なリアクション)
- worked with ~ before: 以前〜と一緒に仕事をしたことがある(”work with” は「〜と働く」だが、”I’ve worked with a few like that before” で「似たタイプの人と仕事をしたことがある」という文脈的活用)
- so I’m not too worried: だからそんなに心配してない(”so” を使って前文を理由として受ける自然な会話のつなぎ。not too ~ で控えめな否定を表現)
- jump in early: 早めに介入する(”jump in” は会話・状況に割って入るイメージの動詞。ここでは問題が大きくなる前に介入するという意味で使われている)
- do damage control: 被害を最小限に抑える/事後対応する(”damage control” はもともと事故・炎上時の収拾作業。ビジネス・日常会話でも「後手の対応」として使われる比喩表現)
- Good to know: 知っておいてよかった/なるほど(相手のアドバイスに感謝や理解を示す定型表現。自然な相づちとして使える)
- keep the lines open: 連絡を取りやすくしておく(”line” はここで「連絡の窓口」の比喩。”keep the lines open” は「いつでも連絡を取り合える状態にしておく」という丁寧で柔らかい言い回し)
NoeLia Extra Examples|授与型
授与型
You never told me that.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは一度も私にそれを言いませんでした。
She promised me a ride, then totally ghosted me.
日本語訳: 彼女、送ってくれるって言ったのに、完全にドタキャンされたよ。
解説: promised me a ride は授与型で「〜に…を約束する」の自然な言い回し。日本人が直訳しがちな promise to give me a ride よりネイティブが会話で使う形。ghost は「突然連絡を絶つ」というSNSや若者言葉で、恋愛だけでなく友人や予定をすっぽかされた場面にも使う。
A: You’ve been kinda quiet since this morning. Everything okay?
B: Yeah… it’s been a rough morning. She promised me a ride, then totally ghosted me. I was stuck waiting outside my apartment for almost an hour.
A: Oh man, that sucks. Did you at least find another way to get there?
B: Barely. I had to grab a cab last minute and still showed up late.
A: 今日ずっと元気なさそうだけど、なんかあった?
B: あー…朝からほんと散々でさ。彼女、送ってくれるって言ってたのに、完全にドタキャンされて。家の前で1時間近く待ってたんだよ。
A: うわ…それはキツいね。結局どうやって行ったの?
B: ギリギリでタクシー拾って、でも結局遅刻した。
- kinda: ちょっと(”kind of” の省略形。口語で「少し〜っぽい」「なんか〜な感じ」の意味)
- quiet: 静かな(ここでは「口数が少ない」「元気がなさそう」という比喩的用法)
- Everything okay?: 大丈夫?(省略された「Is everything okay?」は日常会話でよく使われる軽い体調・気持ちの確認表現)
- rough: つらい、しんどい(”rough morning” は「波乱含みの朝」「大変な朝」の意味で使われる定番フレーズ)
- stuck: 動けない、はまっている(ここでは「足止めされた」「その場から離れられなかった」というニュアンス)
- for almost an hour: ほぼ1時間(”almost” を入れることで「1時間弱」という微妙なニュアンスを表現)
- that sucks: それはつらいね/最悪だね(カジュアルな共感表現で、相手のつらさに同情するときによく使う)
- find another way: 他の手段を見つける(”way” は「方法」「道」といった柔軟な意味をもつ単語)
- Barely: なんとか、ギリギリ(「かろうじて」「ほんとにギリギリで」という意味で、困難さを強調する副詞)
- grab: つかむ、拾う(”grab a cab” は「タクシーをさっと拾う・捕まえる」の意味で、素早い行動を表す動詞)
- last minute: 土壇場で/直前に(予定していた時間のギリギリ直前で何かをすること)
- show up: 現れる、到着する(ここでは「遅れて到着する」という行動を軽く伝える自然な動詞)
- late: 遅れて(定番単語だが、”showed up late” は「遅れて着いた」という表現として会話でよく使われる)
Nobody ever showed me how to wrap a gift properly.
日本語訳: プレゼントのちゃんとした包み方なんて誰にも教わったことないよ。
解説: show 人 how to ~ も授与型。「人に〜のやり方を見せる・教える」という定番パターン。ここでは wrap a gift(プレゼントを包む)という日常的な話題を使って、自然な愚痴っぽさを出しています。
A: I swear, I tried following the video tutorial, but it still looks like a crumpled mess.
B: It doesn’t look that bad. You should see mine.
A: Nobody ever showed me how to wrap a gift properly. I just kind of wing it every time.
B: Yeah, same here. Throw a ribbon on it and you’re good.
A: 動画のチュートリアル見ながら頑張ったのに、なんかグシャグシャになっちゃってさ。
B: そこまでひどくないよ。私のなんてもっと雑。
A: プレゼントのちゃんとした包み方なんて、誰にも教わったことないし。毎回なんとなくでやってる。
B: 私もそう。リボンでも付けとけば、それっぽく見えるよ。
- I swear: 本当に(強調表現。「マジで」「ホントにさ」のように、強い気持ちを添えるときにカジュアルに使う)
- tutorial: チュートリアル(使い方や手順を教える映像・教材のこと。とくに動画学習コンテンツでよく登場)
- crumpled mess: くしゃくしゃのひどい状態(”crumpled” は「しわくちゃの」、”mess” は「めちゃくちゃな状態」。比喩的に「雑で汚く見えるもの」にも使える)
- It doesn’t look that bad.: そんなに悪くないよ(カジュアルな慰め・フォロー表現。that は程度の強調に使われている)
- You should see mine.: 私のなんてもっとひどいよ(”You should see ~” は「〜を見たら驚くよ」の意味で、共感・軽い自虐によく使われる定番フレーズ)
- properly: ちゃんと/きちんと(行動や作法が「正しい」「望ましい」形で行われていることを指す副詞)
- wing it: 即興でやる/なんとなくでやる(”wing” のコアの意味は「羽ばたく・飛ぶ」。鳥が風に乗って飛ぶように、「あらかじめの計画なしでその場の流れに任せて行動する」ことを指す。ネイティブが好んで使うカジュアル表現)
- same here: 私も同じ(共感・同意のカジュアル定番返し)
- throw a ribbon on it: リボンでもつけとけばいい(”throw” は本来「投げる」という意味だが、ここでは比喩的に「ざっくり加える」「とりあえず何かを付け足す」というニュアンスで使われている。ラフに飾り付けを済ませるときのカジュアルな言い方)
- you’re good: それでOKだよ(カジュアルで頻出。「大丈夫」「それで完了」といった肯定の意味で多用される)