👇こちらはLesson 045のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson045|今週のReview
SAY IT IN ENGLISH L045|NoeLia Original Dialog
SAY IT IN ENGLISH(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記はノエリアオリジナルの解答例です。
ラジオ英会話の『SAY IT IN ENGLISH』コーナーの状況や解答を参考にしながら、そこから想像を膨らませたノエリアオリジナルの会話例を考えました!実際の会話でも活用できる自然な英語表現が含まれており、ラジオ英会話の復習としても役立つ内容となっています。ディクテーション練習やスピーキングの向上にもご活用ください!
NoeLia Answer – 問題1
問題1:プロジェクトリーダーのあなた。会議をしていると、時間はもう深夜12時10分前。会議の終了を参加者に告げましょう。例えば「いいですか、皆さん。もう夜中の12時10分前です。今日はここまでにして終わりにしましょう。私は駅まで急いで行かなければなりません。思ったほど進みませんでしたが、少なくとも今は全員が同じ認識を持つことができています。来週中にまた会議を開きましょう、いいですか?」など。
Participant: What I’m saying is that it’s tough to stay within the budget…
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
OK, guys. It’s already ten to midnight. Let’s call it a day. I have to run to the station.
We didn’t get as far as I had hoped, but at least we’re now all on the same page. We’ll have another meeting within the next week, OK?
Alright, folks. It’s already ten to midnight, so let’s wrap things up here. I’ve got to make a run for the station.
We didn’t cover as much ground as I expected, but the good news is that we’re all aligned now. Let’s touch base again sometime next week, alright?
解説: 模範解答は明確に会議を締める意志を伝える表現が多く、リーダーとしての判断をはっきり伝える場面に向いています。対してノエリアの解答は、柔らかく親しみのある語調で、参加者との距離が近いチームやカジュアルな職場での使用に適しています。どちらも同じ内容を伝えてはいますが、伝え方のトーンが異なるため、場の雰囲気や相手との関係性に応じて使い分けることができます。
OK, guys. It’s already ten to midnight. Let’s call it a day. I have to run to the station.
We didn’t get as far as I had hoped, but at least we’re now all on the same page. We’ll have another meeting within the next week, OK?
- OK, guys: さあ、みんな(”OK” は注意を促す軽い呼びかけ。フレンドリーなトーン)
- ten to midnight: 深夜12時10分前(”to” は「〜前」という時間の言い回し)
- call it a day: 今日はここまでにする(「一日の仕事を終える」という決まり文句)
- run to the station: 駅まで急ぐ(”run” は「走る」だけでなく「急いで行く」意味もある)
- get as far as ~: ~まで進む(達成度や進行度を表す定型句)
- at least: 少なくとも(マイナスを補うニュアンスの副詞)
- on the same page: 認識が一致している(ビジネスでの合意・理解共有を意味する表現)
- within the next week: 来週中に(”within” は「~以内に」、計画的な再設定を表す)
Alright, folks. It’s already ten to midnight, so let’s wrap things up here. I’ve got to make a run for the station. We didn’t cover as much ground as I expected, but the good news is that we’re all aligned now. Let’s touch base again sometime next week, alright?
- Alright, folks: いいですか、皆さん(”Alright” は “OK” よりも少し柔らかく、”folks” はカジュアルな「皆さん」)
- wrap things up: 終わりにする(”call it a day” よりやや口語的。複数の話題や会議全体のまとめによく使う)
- make a run for the station: 駅まで急いで行く(”make a run for” は目的地に向けて急ぐイディオム)
- cover as much ground: たくさんの内容を扱う(”cover” は「覆う・取り扱う」、”ground” はもともと「地面・土地」を指すが、そこから比喩的に「活動範囲」「議論の領域」といった意味でも使われるようになった。つまり「どれだけの範囲を移動したか=どれだけの内容を扱ったか」という発想につながる。話し合いの進行や議題の消化具合を示すときに自然に使われる表現)
- the good news is that ~: いい知らせは〜だ(前向きなまとめ方に用いる話法)
- aligned: 認識が一致している(”on the same page” の別表現で、ビジネス会話で頻出)
- touch base: 軽く連絡を取り合う(次回の確認・再開の意志をやわらかく伝える表現)
- sometime next week: 来週のどこかで(”within the next week” より少しラフで自然)
NoeLia Original Dialog
マヤと同僚のイーサンが、翌週のワークショップに向けて準備を進めています。会議も終盤、ようやく全体の方針が見えてきたようです。
Ethan: So the welcome booth needs two volunteers in the morning and three in the afternoon, right?
Maya: Yeah, but we still haven’t confirmed who’s free after lunch. I was going to ask James, but he left early.
Ethan: I could cover the morning shift, but I’ll be tied up with the workshop by 1 p.m.
Maya: Okay, that helps. I’ll check with Tina for the afternoon, then. Alright, folks. It’s already ten to midnight, so let’s wrap things up here. I’ve got to make a run for the station. We didn’t cover as much ground as I expected, but the good news is that we’re all aligned now. Let’s touch base again sometime next week, alright?
Ethan: Sounds good. Thanks, Maya. And thanks for taking the lead on this.
Maya: Of course. I just hope the event goes smoothly now.
Ethan: It will. With this much prep, we’re in good shape.
イーサン: それで、受付係は午前中2人、午後は3人必要ってことだよね?
マヤ: うん。でも、昼以降に空いてる人がまだ確定してないのよ。ジェームズに聞こうと思ったんだけど、早退しちゃって。
イーサン: 僕は午前中なら対応できるけど、1時からはワークショップで手が離せなくなる。
マヤ: わかった。それだけでも助かるよ。午後はティナに聞いてみるわ。さて、皆さん。もう夜中の12時10分前なので、そろそろ終わりにしましょう。私は駅まで急がなきゃ。思ったほど議題は消化できなかったけど、皆の認識はそろったから良かった。また来週、改めて話しましょうね。
イーサン: 了解。ありがとう、マヤ。リードしてくれて助かるよ。
マヤ: どういたしまして。あとはイベントがうまくいくことを願うだけね。
イーサン: 大丈夫さ。ここまで準備してれば、きっと成功するよ。
- volunteer: ボランティアをする(名詞で「志願者」、動詞で「自発的に申し出る」意味。会話では人員調整などで頻出)
- still: まだ(「いまだに〜していない」という文脈で使われる。副詞の位置にも注意)
- confirm: 確認する(予定・空き時間・情報などを確定させるときに頻繁に使われる動詞)
- cover: 担当する/代わりをする(「その時間をカバーする」という意味で、仕事や役割の割り振りに使う動詞)
- tied up: 手が離せない(直訳は「縛られている」。予定や仕事で動けない様子を表す口語表現)
- that helps: それだけでも助かるよ(相手の申し出や提案に対して「完全ではないけれど十分に役に立つ」と感謝を示す返答。短くても実用性が高く、会話で非常によく使われる定番フレーズ)
- check with: ~に確認する(人に問い合わせたり、都合を聞いたりするときに使う定番フレーズ)
- Sounds good.: いいね/了解(非常に口語的な同意表現。「That works.」「Sure thing.」と並ぶ超頻出表現)
- take the lead: 先導する/リードする(「主導する」「仕切る」意味でビジネス・学生会議などでも頻出)
- hope ~ goes smoothly: うまくいくといい(”smoothly” は「スムーズに」「問題なく」の意味。hopeと一緒に使うと自然)
- prep: 準備(”preparation” の略。会話では「prep work」「a lot of prep」など短縮形でカジュアルに使われる)
- in good shape: 順調/いい状態(直訳は「いい形」。準備・進捗・体調など幅広く使えるポジティブ表現)
NoeLia Answer – 問題2
問題2:ガールフレンドからテーマパークに行こうと誘われたあなた。しかし、あなたは恋愛映画を見たいのです。応答してください。例えば「うーん・・・テーマパークは僕にはちょっと。人混みで疲れやすいんだよね。恋愛映画を見に行くのはどう?『ヒロトの独り言』が上映中だと思うんだけど」など。
Girlfriend: Why don’t we go to Hiroto Land this weekend?
You:
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Mmm… theme parks are not for me. I get tired easily in a crowd.
How about going to see a romance movie? I think Hiroto-no-Hitorigoto is in theaters now.
Well… I’m not really into theme parks. Crowds wear me out fast.
Would you be up for a romance movie instead? I heard Hiroto-no-Hitorigoto is playing now.
解説: 模範解答は、考えた末に意見を伝えるような慎重さがあり、やや控えめな印象です。一方、ノエリア版はもう少しフレンドリーで率直な語り口で、自分の好みを素直に伝えています。前者は相手の提案に丁寧に応じる場面に合い、後者はカジュアルな会話や親しい相手とのやりとりに自然です。どちらも同じ内容を伝えており、話す場面や相手との距離感に応じて使い分けができます。
Mmm… theme parks are not for me. I get tired easily in a crowd.
How about going to see a romance movie? I think Hiroto-no-Hitorigoto is in theaters now.
- theme parks are not for me: テーマパークは私向きじゃない(”not for me” は「好みに合わない・得意じゃない」の自然な表現)
- I get tired easily: すぐ疲れてしまう(”get tired” は「疲れる」、”easily” は頻度や程度の副詞)
- in a crowd: 人混みで(”crowd” は群衆。”in a crowd” で「人が多い状況で」)
- How about going to see ~?: ~を見に行くのはどう?(提案の定番表現)
- in theaters now: 今映画館でやっている(”in theaters” は「上映中」の意味)
Well… I’m not really into theme parks. Crowds wear me out fast.
Would you be up for a romance movie instead? I heard Hiroto-no-Hitorigoto is playing now.
- not really into ~: ~にあまり興味がない(”into” は「〜に夢中」→否定形で「そこまで好きではない」の柔らかい拒否)
- wear me out: 私をくたくたにする(wear の基本意味は「身につける」。そこから「長時間身につけたり使ったりすることで物がすり減る・摩耗する」という意味が派生しました。”wear out” はその形で「すり減らす」「使い古す」という意味になり、これが人に対して使われると「体力や気力をすり減らす → 疲れ果てさせる」という意味に転じます。口語では、長時間の活動や人混みなどでぐったりするような疲労感を自然に表現するときによく使います。)
- be up for ~: ~したい気分だ(直訳は「〜に向かって気持ちが上向きである」。”be up” は気分や状態が前向き・積極的であることを表し、”for” はその対象に向かう気持ちの方向を示します。そこから「〜する気がある」「〜に乗り気である」といった意味に転じます。カジュアルな提案や代案を出すとき、相手の気持ちを尊重する柔らかい言い回しとしてよく使われます。)
- instead: 代わりに(直前の提案と対比を示す。提案の切り替えを自然につなぐ語)
- is playing now: 今上映中だ(”play” は映画・演劇が「上映される」「上演される」意味で使う)
NoeLia Original Dialog
カップルのリアムとハナが、久しぶりの週末デートを計画中。映画のタイトルにちょっとした笑いが生まれ、楽しげなやりとりが続きます。
Liam: So, what should we do this weekend? I’m free both Saturday and Sunday.
Hana: How about Hiroto Land? It’s been ages since we went anywhere fun together.
Liam: Well… I’m not really into theme parks. Crowds wear me out fast. Would you be up for a romance movie instead? I heard Hiroto-no-Hitorigoto is playing now.
Hana: Oh, really? That actually sounds kind of nice. I’ve heard good things about that one.
Liam: Same here. Though honestly, I still have no idea what it’s actually about.
Hana: Me neither. With a title like Hiroto-no-Hitorigoto, I imagined a guy just mumbling to himself in a coffee shop.
Liam: Or writing letters he never sends. Very deep. Very lonely.
Hana: And yet somehow… a romance? I’m intrigued.
Liam: Same. Even if it’s just two hours of poetic silence, I’m in.
リアム: で、今週末は何しようか?土日どっちも空いてるんだ。
ハナ: ヒロトランドはどう?最近どこにも遊びに行ってないし。
リアム: うーん…テーマパークってあんまり得意じゃなくて。人混みですぐ疲れちゃうんだ。代わりに恋愛映画とかどう?『ヒロトの独り言』が今やってるらしいよ。
ハナ: え、そうなんだ?それ、実はちょっと気になってたんだよね。評判いいみたいだし。
リアム: 俺も。でも実は、内容はよく知らないんだよね。
ハナ: 私も(笑)タイトルだけ見ると、カフェでぶつぶつ独り言言ってる男の話かと思うよね。
リアム: あるいは、出さない手紙をずっと書いてるとか。なんか、深い。孤独。
ハナ: でもなぜか恋愛映画っていう。不思議だね、逆に気になるかも。
リアム: 詩的な沈黙が2時間続くだけでも、逆に観てみたくなるな(笑)
- what should we do: 何をしようか(”should” を使った提案表現の定番。カジュアルな会話でよく使われる)
- it’s been ages since ~: ~してからずいぶん経つ(直訳は「何年も経った」。口語での誇張表現としてよく使われる)
- that actually sounds kind of nice: 意外といいかも(”actually” と “kind of” の合わせ技で「思ったよりいい」という控えめな肯定を表す)
- I’ve heard good things about it: 評判いいみたい(「人から聞いた話」で話題に入るときの便利な言い方)
- same here: 私も(相手の発言に対する短く自然な共感。非常によく使われる)
- though honestly: まあ正直言うと(”though” で逆接の雰囲気を作りつつ “honestly” で率直な意見を挟むフレーズ)
- no idea what it’s actually about: 内容は正直よくわからない(”have no idea” はカジュアルで頻出の「全然わからない」表現)
- with a title like ~: ~ってタイトルだと(タイトルや見出しをネタに会話を膨らませる時に便利な言い回し)
- mumbling to himself: ひとりごとをつぶやいてる(”mumble” は「ぼそぼそ言う」「はっきりしない話し方」。英検準2級〜2級レベルの語彙)
- writing letters he never sends: 出さない手紙を書いている(文学的な想像を表現する自然な例。現在形で状況描写しているのがポイント)
- very deep. very lonely.: なんか深い。孤独。(短く切って強調する英語的リズム表現。会話に感情や皮肉を込めるスタイル)
- and yet somehow…: それなのに、なぜか…(”and yet” は「にもかかわらず」、”somehow” は「なぜか」。英語の間(ま)を演出できる組み合わせ)
- I’m intrigued: 気になるなあ/興味そそられる(”intrigued” は「興味を引かれている」「もっと知りたいと感じる」状態を表す。コアの意味は「何かが心をくすぐるように引きつける」イメージで、単なる「興味がある」よりも、ちょっと不思議・意外・奥がありそうと感じて惹かれているニュアンスがある。会話では短く “I’m intrigued.” と言うだけで、「それ、なんか面白そうだね」という含みのある反応になる)
- even if it’s just ~: たとえ~だけでも(仮定のニュアンスをやんわり伝える口語の型)
- poetic silence: 詩的な沈黙(”poetic” は「詩的な・情緒ある」の意味で比喩的に使われる。映画や芸術の文脈でよく登場)