GRAMMAR AND VOCABULARY L046|NoeLia Original Dialog

GAV 2025-26

👇こちらはLesson 046のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson046|前置詞 for② 一 目的
GRAMMAR AND VOCABULARY L046|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L046|前置詞 for② 一 目的|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L046|NoeLia Original Dialog

GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)

下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!

NoeLia Extra Examples|onのイメージ・同格

onのイメージ・同格

And on the show today we have a special guest, Sofia from Italy.
そして、今日の番組には、イタリアからソフィアさんという特別ゲストがいます。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

She was on the honor roll last semester, the quiet girl who always sat by the window.
日本語訳: 先学期、彼女表彰されてたよ。いつも窓際に座ってた静かな子。
解説: 「on the honor roll」は、成績優秀者として名前が公表される“名誉の舞台”に載っていたことを表します。「the quiet girl who always sat by the window」は彼女の特徴を説明する同格で、回想的な語りに自然に溶け込んでいます。sat by the window は「窓際に座っていた」という行動の描写で、その子の印象を具体的に伝える表現です。

Conversation Examples

A: You remember this girl? She was on the honor roll last semester, the quiet girl who always sat by the window.
B: Oh yeah, I think I’ve seen her around. She always looked super focused, like nothing could distract her.
A: Exactly. I used to wonder what she was thinking about all the time.
B: Well, apparently studying. And it paid off.

A: この子覚えてる?先学期表彰されてたんだよ、いつも窓際に座ってた静かな子。
B: ああ、見かけたことあるかも。すごく集中してる感じで、誰にも邪魔されなさそうだったよね。
A: そうなの。何考えてるんだろうってずっと思ってた。
B: たぶん勉強でしょ。その成果ってことだね。

  • You remember ~?: ~覚えてる?(カジュアルな問いかけで、話題を共有するときの導入に使われる定番表現)
  • honor roll: 表彰者名簿(成績優秀者として公的に掲示されるリスト。「on the honor roll」で「表彰された」の意味)
  • semester: 学期(アメリカなどで一般的な教育制度における「前期・後期」の区切りを指す)
  • quiet: 静かな(ここでは「控えめであまり話さないタイプの生徒」という人物描写に使われている)
  • sat by the window: 窓際に座っていた(“sat”は「座った」の過去形だが、この表現では「いつも〜してた」という継続的な過去の描写として自然に使われている)
  • I think I’ve seen her around: 彼女を見かけたことあると思う(“I think”+現在完了形“I’ve seen”で、「なんとなく記憶がある」というあいまいな回想を自然に伝える)
  • super focused: めちゃくちゃ集中してる(“super”は「very」よりカジュアルで強い口語的な強調語)
  • like nothing could distract her: 何にも邪魔されない感じで(“like”はここで「まるで~のように」という比喩的な使い方。“could distract” は「注意をそらすことができる」という仮定法的構造)
  • Exactly.: ほんとそれ。(同意を示す非常に自然で簡潔な相づち。単独で使われることが多い)
  • used to wonder: よく~って思ってた(“used to”は「かつてよく~していた」、“wonder”は「不思議に思う」。セットで「以前よく疑問に思ってた」ことを述べる自然な表現)
  • what she was thinking about: 彼女が何を考えていたのか(“think about”で「〜について考える」。過去進行形によって、特定の時間帯に継続していた思考を表現)
  • apparently: 見たところ~らしい(話し手が確実に知っているわけではないが、そう見える・そう言われているときに使う「らしいよ」の表現)
  • paid off: 報われた(“pay off”は「努力などが結果を出す・成果につながる」という意味の口語表現)

NoeLia Extra Examples

He popped up on my feed again, Jake, your old roommate.
日本語訳: またフィードに出てきたよ、ジェイク。前に一緒に住んでたルームメイトでしょ。
解説: 「on my feed」はSNSという“表示の舞台”に再び現れたことを示しています。「Jake」が”he”の同格で、その後に”your old roommate”と補足することで聞き手との共有情報を思い出させる効果があります。pop up は「ひょっこり現れる」「急に表示される」といった、SNS時代ならではの感覚的な動詞です。くだけた口調で、友人との会話にそのまま使える言い回しです。

Conversation Examples

A: I was trying to delete old files and somehow ended up on Facebook.
B: Dangerous path. That’s like memory lane with landmines.
A: He popped up on my feed again, Jake, your old roommate.
B: Oh no. Did he post another philosophical rant about sandwiches?

A: 古いファイル消そうとしてたら、なぜかFacebook開いちゃってさ。
B: 危険な道ね。あれって地雷だらけの思い出散歩だから。
A: またフィードに出てきたんだよ、ジェイク。君の元ルームメイト。
B: え、また?今度はサンドイッチについて哲学的な長文でも書いてた?

  • try to ~: ~しようとする(「意図して努力する」ニュアンスを持つ基本構文。ここでは try to delete「削除しようとする」)
  • delete: 削除する(デジタル操作で「消す」。erase と異なり「データ・記録」などに使う)
  • end up on ~: (結局)〜にたどり着く(end up は「意図せず〜の状態になる」という表現。on Facebook で「最終的にFacebookを開いてしまった」)
  • Dangerous path.: 危険な道だね(ここでは比喩的に「思い出に引きずられる危うさ」を道にたとえている表現)
  • memory lane: 思い出の小道(“lane”は「細い道・小道」という意味で、ここでは「記憶の中を歩くような細い道筋」の比喩として使われている。”walk down memory lane”(思い出にふける)の省略形として、懐かしい話や過去の記憶をたどるときによく使われる表現)
  • landmine: 地雷(ここでは感情的な衝撃をもたらす「トラウマ的な記憶」の比喩。memory lane with landmines で「思い出の中に地雷が埋まっている=不用意に開くと感情が爆発する」)
  • pop up: ひょっこり現れる(ネットやSNSで「突然表示される」。物理的に現れるというより「予想外に登場する」ニュアンス)
  • feed: フィード(SNSで「投稿が時系列で表示される欄」。on my feed で「自分のタイムラインに」)
  • rant: 長々と怒ったように語る(不満・意見を熱く語ること。ここでは皮肉を込めて「哲学的な投稿」の揶揄)
  • philosophical: 哲学的な(深く考えたように見せる態度・投稿の形容に使われる。しばしば「大げさ」や「空回り」に対して使われることも)

NoeLia Extra Examples|英語は「配置の言葉」

英語は「配置の言葉」

You have to do it right.
あなたは正しくそれをしなければなりません。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

Did I hear you right?
日本語訳: 聞き間違ってない?
解説: 「right」は「hear you(あなたの話を聞く)」という動作の質を表す副詞で、正しく聞き取れたかどうかを問う構造です。この配置によって、聞き方の正確さを自然に表現しています。right を副詞として使う感覚は日本語話者にとって直感的でないため、習得価値があります。

Conversation Examples

A: So… what exactly are you planning to do after the move? I mean, big picture.
B: Honestly? I’m thinking of starting my own design studio. Just me, no boss, no drama.
A: Did I hear you right? You’re going solo? Like, full-on freelance?
B: Yep. Scary as hell, but I’m done playing safe. It’s now or never.

A: それで…引っ越したあとは、具体的にどうするつもり?もっとざっくり言うと、人生の方向として。
B: 正直に言うと、自分のデザインスタジオを立ち上げようと思ってる。上司もいない、余計なストレスもない形で。
A: 今なんて言った?ひとりでやるってこと?完全にフリーランス?
B: うん。正直めっちゃ怖いけど、もう安全策で生きるのやめたんだ。やるなら今しかない。

  • what exactly: 具体的に何を(”exactly” を加えることで「何?」に「はっきり・正確に」といったニュアンスが加わる。質問をより丁寧かつ的確にする言い方)
  • plan to ~: ~するつもりである(意図を明確にする表現。ここでは「do after the move」にかかる)
  • big picture: 全体像(直訳は「大きな絵」。転じて「もっと広い視点で」「ざっくりと全体としてどうか」を尋ねる時に使う会話的なフレーズ)
  • start one’s own ~: 自分の~を始める(“own” を加えることで「自分だけの」という独立性・自主性が強調される)
  • Just me, no boss, no drama: 私一人で、上司もいないし面倒もない(“no boss, no drama” は口語的な省略・反復を使ってリズミカルに自由さを強調する言い回し)
  • go solo: 単独でやる(“solo”は元は音楽の「ソロ演奏」から。個人で仕事や活動を始めるニュアンスで、現代会話でも非常によく使われる)
  • full-on: 完全に/がっつり(直訳は「全力でオンの状態」。「full」は「最大限に、完全に」、「on」はスイッチが入って作動している状態を示すため、組み合わせることで「全開で」「本気でやっている」ニュアンスになる。たとえば “full-on freelance” は「妥協なしの完全フリーランス」という意味合いになり、特に口語で使われる強調表現)
  • scary as hell: めちゃくちゃ怖い(“as hell”は強調表現。ここではカジュアルに恐怖を誇張して伝える)
  • be done ~ing: ~するのはもうやめた(“be done playing safe”で「無難にやるのはもうやめた」。決意や転換を表すカジュアルで実用的な構文)
  • play safe: 無難にやる/安全策をとる(スポーツ用語から派生した表現で、リスクを避ける行動全般を指す)
  • It’s now or never: 今しかない(直訳「今か、もう二度とないか」。チャンスは一度きりという意味の決断表現で、口語でも強く印象に残るフレーズ)

NoeLia Extra Examples

We didn’t time it right.
日本語訳: タイミングがうまく合わなかったね。
解説: “right” はここで副詞として働き、直前の動詞句 “time it(タイミングを合わせる)” を修飾しています。文末に置くことで「うまく・正しくタイミングを取る」という意味になり、「タイミングが合わなかった」という自然な表現になります。

Conversation Examples

A: Did you manage to catch the meteor shower last night?
B: Nope. We didn’t time it right. Looked up at 10:30, and it was already over.
A: Ugh, same here. I swear I read it was supposed to peak around 11.
B: Yeah, well, apparently the sky didn’t get the memo.

A: 昨夜の流星群、見られた?
B: 無理だった。タイミングが合わなかったの。10時半に空見たらもう終わってたよ。
A: うわ、うちも同じ。11時がピークってどこかで読んだはずなんだけどな。
B: ねー。空のほうが予定忘れてたっぽいね。

  • Did you manage to ~: ~できた?(”manage to” は「なんとか~する」「どうにか~に成功する」といった意味で、口語でも丁寧でもよく使われる実用表現)
  • catch: 見る/間に合う(ここでは「流星群を見る」に使われており、映画・電車・番組など一時的なイベントを「見る・つかむ」の意味で使う定番用法)
  • meteor shower: 流星群(理科っぽく見えるが、ネイティブの日常会話でも天体イベントとしてよく話題になる語。知っておきたい語彙)
  • Nope: ううん/見てない(”No” のカジュアルな返答。会話のテンポ感や距離感を表すのに便利な一語)
  • Looked up: 上を見た(”look up” は辞書で調べる意味が有名だが、ここでは文字通り空を「見上げる」。目的語なしでの省略表現も口語らしい)
  • it was already over: もう終わってた(”already” が「思ったより早く・すでに終わった」ことを強調しており、”over” の完了を示す感覚とセットで覚えるとよい)
  • I swear: マジで/ほんとに(”swear” は「誓う」という意味だが、会話では「ほんとにそう思った」「間違いないって」という感情的な強調に使われる)
  • was supposed to: ~のはずだった(予定・期待されていたが実現しなかったことを表す定番の文型)
  • peak: ピークになる/最高潮になる(ここでは「流星群の見頃」を指しており、「山の頂点」から派生した意味。自然現象や需要の動きに使われる)
  • apparently: 見たところ/どうやら(話し手が自分の判断ではなく、状況や外からの情報に基づいていると示す言い回し。推測表現のひとつ)
  • get the memo: メモをもらう→(比喩的に)情報を把握している(ここでは冗談めかして「空が予定を知らなかったみたい」と言っている表現。ネイティブらしい皮肉っぽさのあるイディオム)

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