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ラジオ英会話 Lesson046|前置詞 for② 一 目的
GRAMMAR AND VOCABULARY L046|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L046|前置詞 for② 一 目的|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L046|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
前置詞 for|向かって
Key Sentence向かって
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
This is for making fresh pasta.
これは生パスタを作るためのものです。
Those bags over there are for sorting the trash, so don’t mix things up.
日本語訳: 向こうの袋はゴミを分別する用だから、ちゃんと分けてね。
解説: 「for sorting the trash」で袋の用途(=分別用)を明確に説明し、その後に続く “so don’t mix things up” が実際の行動(=混ぜない)を促す自然な流れになっています。”sorting” は家庭内のゴミルールなどで頻出の語彙で、「分類・分別」の意味。”don’t mix things up” は「物を混同する」「ごちゃまぜにする」の口語表現で、注意・指示の場面でよく使われます。口調は強すぎず、フレンドリーに誤解を避けるような言い方です。
A: Hey, before you start cleaning up—those bags over there are for sorting the trash, so don’t mix things up.
B: Got it. Paper in the blue one, cans in the red, right?
A: Exactly. And plastic goes in the clear bag. We’re trying to avoid another “garbage warning” from the landlord.
B: Say no more. I don’t want to get another note stuck to our door either.
A: あ、片付け始める前に言っとくね。あそこの袋、ゴミ分別用だから、混ぜないようにね。
B: 了解。青が紙で、赤が缶で合ってるよね?
A: そうそう。プラスチックは透明の袋。もう大家さんから「ゴミ注意」もらいたくないからさ。
B: もう十分わかったよ。ドアにまた貼り紙されるのはごめんだし。
- start cleaning up: 掃除を始める(”clean up” は「片付ける」「掃除する」を意味する句動詞。動作の始まりを “start” で強調している)
- Got it.: わかった(カジュアルな了解の返答。ビジネス・日常問わず非常によく使われる)
- Paper in the blue one, cans in the red: 紙は青、缶は赤(”in the blue/red one” という構文で、「~の中に」という具体的な置き場所を明示している)
- plastic goes in the clear bag: プラスチックは透明な袋(”goes in” は「~に入る/入れておく」という意味の口語的な動詞句)
- We’re trying to avoid ~: ~を避けようとしている(”try to” は努力を表す動詞。否定的な事態を避けようとする意図が含まれる)
- garbage warning: ゴミに関する注意(”warning” は警告・注意。”garbage” と組み合わせて日常的な文脈を作っている)
- from the landlord: 大家さんから(”from” で情報・行為の出所を表す基本構文)
- Say no more.: それ以上言わなくていいよ(了解・共感を表す口語表現。相手の気持ちを察して同調する時によく使われる)
- note stuck to our door: ドアに貼られたメモ(”stuck to” は「~に貼りつけられた」。”note” は「注意書き」「メモ」の意。集合住宅などの場面でよくある表現)
前置詞 for|目的1
目的1
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I set aside ¥500 a day for emergencies.
まさかのときのために1日500円とっておいています(ためています)。
I always keep a spare charger in my bag for situations like this.
日本語訳: こういう時のために、いつも予備の充電器をカバンに入れてあるんだ。
解説: “for situations like this” は「こういう状況のために」という具体的な目的を示す表現で、予測できない事態への備えを自然に伝える口語的な言い回しです。keep は「取っておく」「維持する」というコアイメージから、「(普段から)常備する」「持ち歩く」の意味にもなり、日常会話で非常によく使われます。spare は「余分な」「代わりの」という意味で、ここでは “spare charger(予備の充電器)” として、あらかじめ用意してある物を指します。”spare key”, “spare battery” など、日常の備えを語る場面で頻出の語彙です。
A: Ugh, my phone just died and I really need to call the restaurant to confirm our table.
B: I always keep a spare charger in my bag for situations like this. Here.
A: You’re kidding. That’s amazing—thank you!
B: No problem. Learned my lesson after missing one too many important calls.
A: うわ、スマホ切れた…レストランに予約確認の電話しないといけないのに。
B: こういう時のために、いつも予備の充電器をカバンに入れてあるんだ。はい。
A: え、ウソでしょ?助かる…ありがとう!
B: どういたしまして。前に大事な電話何回も逃してね、学んだの。
- just died: ちょうど電池切れした(”die” は「死ぬ」だけでなく、電子機器が「電源が切れる」「使えなくなる」時にも使われる)
- confirm: 確認する(予定・情報などを再度確認する際の基本動詞。”confirm a table” は「予約を確認する」)
- table: 予約席(レストランでは “table” が「予約した席」の意味を持つ)
- Here.: はい、どうぞ(短くても意味が通じるナチュラルな差し出し表現。文脈があるときによく使われる)
- You’re kidding.: ウソでしょ?(驚きや感謝をこめた口語表現。疑問形にしなくても会話ではそのまま感嘆として使える)
- That’s amazing.: すごいね/ありがたい(”amazing” は驚きや賞賛をカジュアルに表すポジティブな形容詞)
- No problem.: 気にしないで/どういたしまして(”You’re welcome” よりもフレンドリーかつ軽い言い回し)
- Learned my lesson.: いい勉強になったよ(”learn one’s lesson” は「痛い経験をして教訓を得た」という意味の定番表現)
- after missing one too many important calls: 大事な電話を何回も逃したあとで(”one too many” は「少し多すぎる」の意味で、ネガティブな経験の強調に使われる)
前置詞 for|目的2
目的2
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Let’s eat out tonight, for a change.
今晩は気分転換に外食しよう。
Why don’t you take the wheel for a change?
日本語訳: たまにはあなたがハンドル握ってみたら?
解説: 「for a change」は“目的”の意味で「気分を変えるために」「普段と違うことをしてみるために」を表します。この文では、いつも運転している相手に交代を提案する場面。”take the wheel” は「ハンドルを握る=運転する」を意味する口語的な言い回しで、比喩的に「主導権を握る」の意味でも使われます。driveよりイメージが豊かで、口語らしいリアリティがあります。
A: Honestly, I don’t understand how people can drive so recklessly and not care. That guy just cut me off with no signal.
B: I saw that. Pretty rude.
A: Why don’t you take the wheel for a change? I’m getting way too worked up.
B: Sure, we can pull over at the next rest stop. Take a breather, okay?
A: ほんと、どうしてあんなに無神経な運転できるんだろうね。あの車、ウインカーも出さずに割り込んできたし。
B: 見てたよ。ひどかったね。
A: たまには運転代わってくれない?ちょっとイライラしすぎてる。
B: いいよ、次の休憩所で交代しよう。少し落ち着いてね。
- recklessly: 無謀に/乱暴に(”reckless” は「後先を考えない」、特に運転や行動の危険性を表す際によく使われる)
- cut ~ off: 割り込む(車などが前に無理に入ることを意味する口語表現。cut off だけでも使われるが “cut me off” で「私の前に割り込んだ」)
- with no signal: ウィンカーなしで(signal はここでは turn signal=方向指示器のこと)
- rude: 失礼な/ひどい(人の態度やマナーに対して使われる頻出形容詞)
- worked up: イライラする/興奮している(感情的になっている状態を指す口語表現。be/get worked up で「取り乱している」ニュアンス)
- pull over: 車を脇に寄せる(運転中に「道の端に停める」ことを意味するドライバー向けの必須動詞句)
- rest stop: 休憩所(高速道路や長距離運転時のパーキングエリアなどを指す実用語彙)
- take a breather: ひと息つく/一休みする(”breather” は「息抜き」、軽くリセットするような意味合いで使われる)
前置詞 for|目的3
目的3
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
That’s what these eggs are for.
それがこれらの卵の目的です。
That’s not what this meeting is for.
日本語訳: それはこの会議の趣旨じゃないよ。
解説: “what this meeting is for” は「この会議が何のためにあるのか」という“目的”を問うwh節。そこに “That’s not…” をつけることで、「この会議の目的じゃない」という意味になります。方向性がズレていることをやんわりと指摘する言い回しで、会議や打ち合わせの場面でよく使われる表現です。柔らかく話題を修正したいときに便利です。
A: We’ve covered most of the agenda already. Anything else you want to bring up?
B: Actually, I was wondering if we could talk about switching the team to a four-day workweek.
A: Huh… that’s a pretty big topic.
B: I know, but that’s not what this meeting is for. I just wanted to flag it—I’ll propose it formally next week.
A: 議題はだいたい終わったけど、他に話しておきたいことある?
B: 実は、チームを週4勤務にできないかって話を少ししたくて。
A: それは結構大きなテーマだね。
B: わかってる。でもこの会議の趣旨じゃないし、今日は軽く話しただけ。正式な提案は来週するよ。
- cover the agenda: 議題をこなす(”cover” はここで「扱う・終える」の意味。会議で「議題をすべて確認・処理した」際によく使うビジネス表現)
- bring up: 話題に出す/持ち出す(会話や会議などで新しい話題を提示するときに使う自然な句動詞)
- actually: 実は(話の流れを少し変えたり、意外な情報を前置きするときによく使う語。口語で頻出)
- I was wondering if…: ~かどうかちょっと気になってたんだけど(丁寧に提案・依頼・確認を始める定番の構文。would likeよりやわらかく自然)
- switch to: ~に切り替える(「変更する」という意味で日常でもビジネスでも頻出)
- four-day workweek: 週4日勤務(働き方改革や制度の話題で近年よく登場する具体的な表現)
- pretty: 結構(”big topic” の前に置いて「思ったより大きな話題」というやわらかい強調)
- topic: 話題(学校では「テーマ」「題材」と習うことが多いが、実際の英会話では「話したいこと」「取り上げる内容」という意味で日常的によく使われる)
- I know: わかってる(共感や理解を示すときによく使う。口語では冒頭によく置かれる)
- flag it: 軽く提起する/注意を促す(“flag” は本来「旗を立てる」という意味で、何かを目立たせたり、目印として示す行為。そこから転じて、ここでは「正式な提案ではないけれど、話題として印をつけておく」「あとできちんと取り上げるために注意を促す」といった比喩的なニュアンスで使われています。ビジネスやプロジェクトの文脈でよく使われる表現です。)
- formally: 正式に(提案や発表を「きちんとした形で」行うという文脈でよく使われる副詞)