👇こちらはLesson 047のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson047|前置詞 for③ 一 求めて
GRAMMAR AND VOCABULARY L047|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L047|前置詞 for③ 一 求めて|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L047|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
前置詞 for|求めて
Key Sentence求めて
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I’m dying for mutton curry.
私はマトンカレーが食べたくてたまりません。
I’m dying for a real vacation with no emails or meetings.
日本語訳: メールも会議もない本物の休暇が欲しくてたまらないよ。
解説: 「die for ~」は「~が欲しくてたまらない」という強い願望を dramatized に表すカジュアルな口語表現です。”a real vacation” によって「本当に心から望む休暇」であることが伝わり、”no emails or meetings” という具体的描写が、日常的なストレスからの脱出願望をリアルに演出しています。
A: I heard Alex booked a whole month off. Can you imagine just disappearing for that long?
B: I know, right? I’m dying for a real vacation with no emails or meetings. Just the idea makes me breathe easier.
A: Honestly, same. Even a week without Slack would feel like a dream.
B: Then let’s stop just talking and actually plan something this time.
A: アレックス、1か月まるまる休み取ったんだって。そんな長く完全にいなくなるって、想像できる?
B: いやほんと。俺もさ、メールも会議も一切ない「ちゃんとした休暇」、マジで欲しいわ。考えるだけでちょっと息抜ける感じ。
A: わかる〜。正直、Slackない生活を1週間でもいいから味わいたい。
B: じゃあさ、もう口だけじゃなくて、今回は本当に計画しようよ。
- booked (a whole month off): まるまる1か月の休みを取った(”book” は「予約する」という意味だが、”book time off” で「休暇を確保する」「申請する」というニュアンスに。会社や予定表で正式に押さえるイメージ)
- Can you imagine…: 〜って想像できる?(相手に共感を促す言い回しで、話のきっかけやリアクションに使える基本フレーズ)
- disappearing: 姿を消すこと(”disappear” は「消える」だが、ここでは比喩的に「長期間いなくなる」「完全にオフラインになる」感じ)
- I know, right?: だよね〜!(強く共感を表すカジュアルなリアクション。疑問形だけど返事じゃなくて「ほんとそう思う」の意味)
- makes me breathe easier: 気が楽になる(”breathe easier” は直訳で「楽に息をする」→プレッシャーから解放されたり、安心感を得た状態を表す比喩)
- Honestly, same.: 正直、私も(”same” は名詞の代わりに使われて「同じ気持ち」や「共感」を短く表現するネイティブらしいカジュアル表現)
- would feel like a dream: 夢のように感じる(”feel like a dream” は理想的で非現実的に感じるような体験を表す比喩的な言い回し)
- Then let’s stop just talking and actually…: じゃあ、話してるだけじゃなくて、本当に〜しよう(”stop just talking” は「口先だけにしない」という意味で、自分たちの過去の習慣をやんわり反省しながら提案する流れ)
前置詞 for|求めて2
求めて2
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Look for the Indian flag outside.
外に出ているインドの国旗を探して。
If you’re waiting for an apology from her, don’t hold your breath.
日本語訳: 彼女に謝ってもらおうとしてるなら、期待しないほうがいいよ。
解説: 「wait for」は「~を求めて待つ」という行動を表し、ここでは「謝罪」がその対象。”If you’re waiting for…” の仮定構文と “don’t hold your breath” の組み合わせで、皮肉を交えて「それは期待しない方がいいよ」とやんわり伝える自然な口語表現です。”don’t hold your breath” は直訳ではなく、「期待しすぎないで」という意味で覚えるのがポイントです。
A: You’re still checking your phone every five minutes? If you’re waiting for an apology from her, don’t hold your breath.
B: I know, I know. It’s just hard not to hope she’ll realize what she did.
A: She won’t. At least not anytime soon. You know how she gets when she thinks she’s right.
B: Yeah… She doubles down instead of reflecting. I need to stop giving her that much power.
A: まだ5分おきにスマホ見てるの?彼女に謝ってもらおうとしてるなら、期待しないほうがいいよ。
B: わかってるんだけどさ、つい「自分のしたことに気づくかも」って期待しちゃうんだよね。
A: 無理だって。少なくとも今は無理。彼女、自分が正しいって思ってるときの頑固さ、知ってるでしょ。
B: うん…。反省するより意地になるタイプだもんね。もう振り回されるのやめなきゃ。
- check your phone: スマホをチェックする(”check” は「確認する」「見る」などの汎用動詞で、”check your phone” は「スマホを何度も見る」日常的な行動を指す)
- every five minutes: 5分おきに(”every + 時間” で「~ごとに」。”every five minutes” は短時間に繰り返す様子を強調する定番表現)
- I know, I know.: わかってる、わかってる(繰り返すことで「言われなくてもわかってるよ」というリアクションを柔らかく伝える定番の口語表現)
- hard not to hope: 期待しないのが難しい(”hard to 〜” の否定パターン。望んでしまう気持ちが抑えられないという心理状態を表す自然な言い方)
- realize what she did: 自分のしたことに気づく(”realize” は「気づく・悟る」の意味で、”what she did” を目的語として「自分の行動を理解する」)
- at least: 少なくとも(”最低限” という意味以外にも、「せめて〜だけでも」と話をやわらかくする語感がある)
- anytime soon: 近いうちに/当分は(”soon” を「すぐ」と訳すだけでなく、”anytime soon” は否定文で「当分〜ない」という含みになる)
- You know how she gets when…: 〜のときの彼女の様子、知ってるでしょ(”how someone gets” は「〜がどんなふうになるか」という変化・傾向を表す自然な構文)
- doubles down: 意固地になる/主張を強める(”double down” はもともとギャンブル用語で「賭け金を倍にする」→比喩的に「立場や主張をより強く押し通す」という意味で使われる)
- instead of reflecting: 反省する代わりに(”reflect” はここでは「内省する」「自分を省みる」の意味。単語自体は基本だが、心理的文脈で使える中級表現)
- giving her that much power: 彼女に心を支配される/彼女の感情に振り回される(直訳は「彼女にそんなに多くの力を与える」だが、ここでは比喩的に「自分の感情や行動に影響を与える力を与えてしまう」という意味。人間関係や心理的な主導権について語るときによく使われる)
前置詞 for|求めて3
求めて3
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Be careful what you wish for. You might just get it.
願い事をするときは気をつけなさい。かなってしまうかもしれないから。
I’ve been hoping for some alone time all week.
日本語訳: 今週ずっと、一人の時間がほしいと思ってたんだ。
解説: 「hope for ~」は「~を願う」という基本構文で、「何かを手に入れたい、起きてほしい」という気持ちをやんわり伝えます。この文では現在完了進行形を使うことで、「今に続く思いの継続」を表しており、自然なモヤモヤや疲れの蓄積もにじみます。alone time は現代英語でよく使われる「自分だけの時間」という意味のカジュアルな表現です。
A: Hey, I was thinking maybe we could go to that new ramen place tonight?
B: I’ve been hoping for some alone time all week, to be honest. Would you mind if we did separate things tonight?
A: Oh… no, I get it. It’s been a crazy week for both of us.
B: Thanks. I just need a little mental reset. Tomorrow, I’m all yours.
A: ねえ、今夜さ、新しくできたラーメン屋行ってみない?
B: 実は、今週ずっと一人の時間がほしいと思ってたんだ。今夜は別々でもいいかな?
A: あ…うん、わかる。お互いけっこう大変な週だったしね。
B: ありがとう。ちょっと頭をリセットしたくて。明日はちゃんと時間つくるから。
- I was thinking: ~しようかと思ってた(”think” を使った控えめな提案表現。直訳は「考えていた」だが、”I was thinking maybe…” で「~どうかな?」とやんわり持ちかけるときに使う)
- maybe: たぶん/〜してもいいかな(曖昧に提案する時の便利な語。確信はないけど前向きなニュアンスを含む)
- Would you mind if…?: ~でも気にしない?(丁寧に提案・お願いするときの定番フレーズ。仮定法を使って柔らかさを出す)
- do separate things: 別々のことをする(”separate” は「別々の」で、”do separate things” で「一緒に行動しない」ことを表す自然な言い回し)
- I get it: わかるよ(”I understand” よりカジュアルで共感的な響きがある。相手の立場を受け入れるときによく使われる)
- crazy week: 大変な週(”crazy” は直訳で「狂った」だが、ここでは「忙しい・混乱した・慌ただしい」という意味の口語表現)
- mental reset: 頭のリセット/気持ちの切り替え(”reset” はテクニカルな語から派生して、日常会話でも「気分転換」や「リフレッシュ」の意味で使われる)
- I’m all yours: 明日は全部あなたの時間にするよ(直訳は「僕は全部君のもの」だが、ここでは「明日はちゃんと君に時間を使うよ」という軽い約束・譲歩のニュアンス)
前置詞 for|賛成
賛成
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Who’s for ice cream?
アイスクリーム、食べたい人は?
Not everyone’s for the new policy, apparently.
日本語訳: どうやら全員がその新方針に賛成ってわけじゃないみたいだね。
解説: 「Not everyone is for ~」は、「全員が~に賛成しているわけではない」と、部分的な支持を述べるフレーズ。”apparently” は「どうやら〜らしい」と情報の確実性をやわらげる副詞で、会話で噂や空気感を伝える時によく使われます。
A: I overheard James and Priya debating in the hallway again. Sounded intense.
B: They’ve been at odds ever since the policy draft came out.
A: I thought it was just a misunderstanding at first, but it seems deeper than that.
B: Not everyone’s for the new policy, apparently. It’s starting to show.
A: さっきジェームズとプリヤが廊下でまた言い合ってるの聞いちゃった。かなりヒートアップしてた。
B: 方針案が出てから、あの二人ずっと対立してるよね。
A: 最初は単なる誤解かと思ったけど、どうやらもっと根が深いっぽい。
B: 全員が新しい方針に賛成してるわけじゃないみたいだしね。それがだんだん表に出てきてる。
- overheard: 偶然聞いてしまった(”hear” の過去分詞で、”overhear” は「(意図せず)小声の会話などを聞く」の意味。会話や噂話の話題導入に使われる定番動詞)
- debating: 言い争っていた/議論していた(”debate” はフォーマルな議論にも使われるが、日常会話では「口論」や「意見のぶつけ合い」の意味にもなる)
- Sounded intense: 激しかったみたいだった(”sound” は五感動詞で「〜に聞こえる」。”intense” は「激しい」「緊迫した」で、人間関係の張り詰めた状況にも使う)
- at odds: 対立している(”be at odds” は意見・立場が食い違っていることを表すイディオム。”odd” はもともと「奇数の」「変な」「合わない」などの意味があり、ここでは「一致しない状態」から転じて「対立している」という意味になる。フォーマルにもカジュアルにも使える表現)
- ever since: ~以来ずっと(時の流れを表す定番フレーズで、過去の一点から現在までの継続を示す)
- policy draft: 方針案(”draft” は「下書き」「案」。”policy draft” で「正式決定前の方針文書」を表し、ビジネスでも頻出)
- just a misunderstanding: 単なる誤解(”just” を使うことで「たいしたことじゃない」というニュアンスを加える定番フレーズ)
- seems deeper than that: もっと根が深いようだ(”seem” は「〜のように見える」で曖昧さを残す語。”deeper than that” は問題の本質がもっと複雑だという示唆)
- It’s starting to show: それが表に出てきてる(”show” はここで「表面化する」「影響として現れる」という比喩的な意味)