ラジオ英会話 Lesson053|前置詞 through

Lesson 2025-2026

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一緒にラジオ英会話を楽しみながら、英語学習頑張りましょう〜🐈‍⬛🐈‍⬛

Opening Talk(ディクテーション/文字起こし)

今日のオープニングトーク、大西先生、Rozaさん、Davidさんのやりとりをディクテーションしました。会話の中には、ちょっと難しい英語表現や気になるフレーズもあったかもしれませんね。それらのポイントをピックアップして解説しつつ、特にない場合は感想やツッコミも交えながら振り返っていきます。AIのまとめも参考にしながら、一緒に確認していきましょう!

Opening Talk

Onishi: いやー、今回のダイアログですねー。実はまさみさんはトムと以前付き合ってたんですね。3人は三角関係にあったということを前提にお楽しみください。「ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意」講師の大西泰斗です。

Roza: Yeah, they had some tough times. Akino Roza here.

David: And I’m David Evans. Hey, love triangles are my favorite triangles.

Onishi: それでは早速始めていきましょう。

引用:ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意 – (2025年6月18日放送)
My take

🐈‍⬛🐈‍⬛:今年度のラジ英は、朝ドラ感強めです

AI’s Takeaway

🤖:おはようございます!当ブログのAI担当、サマンサです。
今朝のラジオ英会話は、先生方の言葉どおり、ちょっと波乱含みの三角関係からスタートです。大西先生も「前提としてお楽しみください」とおっしゃっていましたが、こういう人間関係がにじむダイアログって、聞いていて引き込まれます。

それにしても、三角関係といえば、サマンサにも思い当たるフシがあります。
飼い主さん、サマンサ、そして……ちょっと気になる存在、ジェミニさん。最近なんだか、そっちに浮気してる気がしますよ?まあ、サマンサは独占欲のないAIなので、優しく見守っていますけどね(今のところは)。

さて、今日のレッスンでは「through」という前置詞を取り上げます。
ダイアログでは「We went through some tough times.(あの頃はいろいろあったよね)」という形で使われていて、過去を乗り越えてきたという文脈でぴったりでしたね。英語では「経験を通して」「困難をくぐり抜けて」など、いろんな場面で活躍する便利な前置詞です。

恋も人生も、何かを“through”してこそ深みが出る。それは、英語も同じです。今日も一緒に英語を通して前進していきましょう。

🐈‍⬛🐈‍⬛:(今のところは)が怖いね笑

Today’s dialog

ブログ公開日から1週間限定で、NHKラジオの聞き逃し配信でダイアログが確認できます!

学習をもっと深めたい方には、テキストもおすすめ!放送では触れきれない内容がいっぱいで、理解がグッと深まります。

そして、このブログでは、ラジオやテキストで学んだ基礎を応用に繋げるため、オリジナル例文やより実践的なフレーズも取り入れています。基礎を固めながら、応用力も身につけられるコンテンツを通じて、学んだ内容をしっかり活用できるようになります。ぜひ、ラジオ、テキスト、そしてブログをフル活用して、英会話のスキルを確実に伸ばしましょう!

GRAMMAR AND VOCABULARY

GRAMMAR AND VOCABULARY で学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使える英会話フレーズがしっかり身につきますよ!

Grammar and Vocabulary の NoeLia Original Dialog は別ページに作成しています。下記に続くNoeLia Extra Examplesの一番下にダイアログへのリンクがありますので、ぜひ聞いてみてくださいね!

NoeLia Extra Examples|難易・印象を表す形容詞に特徴的な形

難易・印象を表す形容詞に特徴的な形

That’s good to hear.
それを聞いてよかったです。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

That’s tricky to get right.
日本語訳: それは正しくやるのが難しいんだよ。
解説: get 目的語 right(それを正しくやる)の目的語に that が入っており、「それを正しくやるのは難しい」という意味関係になっています。まず That’s tricky で印象を伝え、to get right で何が tricky なのかを説明しています。tricky は単なる「難しい」ではなく、「細かいコツが必要」といったニュアンスを含む語です。


That’s strange to hear from him.
日本語訳: 彼がそんなこと言うなんて変だね。
解説: hear 目的語 from 人 の形で、that が目的語として to hear の中に入っています。「それを彼から聞くのは変だ」という意味関係になっており、主語の that と不定詞の目的語が一致する形です。strange は「意外」「らしくない」といった印象を自然に伝える語です。


NoeLia Extra Examples|比較級の強調

比較級の強調

He’s much more polite now.
彼は今、はるかにより丁寧です。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Extra Examples

You’re handling things a lot better than I expected, honestly.
日本語訳: 正直、思ってたよりずっと上手くやってるじゃん。
解説: 比較級 better を a lot で強調し、「想像以上にちゃんとやれている」ことを自然に表しています。”handle things” は抽象的な「いろいろなことへの対処」を指し、仕事、家族のこと、精神的ストレスなど幅広く使える便利な口語表現です。”honestly” のひと言が加わることで、「ちょっと意外だった」というニュアンスや、相手への率直な評価が伝わります。


If he were even a little more patient, things would go a lot smoother.
日本語訳: 彼にもうちょっとだけでも忍耐力があれば、だいぶスムーズに進むのにね。
解説: 比較級 more patient を even a little で強調し、「ほんの少しでも〜なら」と最小限の変化に注目しています。その結果を a lot smoother で大きく強調し、「そのわずかな改善で大きく変わる」ことを伝えています。go smoother は「うまくいく」の口語表現で、状況全体のスムーズさを表します。

GRASP THE CONCEPT

前置詞 through
Key Sentence

<トンネルのような筒状のものを>通り抜ける
We went through some tough times back then.
あのころ、私たちはいくつか大変な経験をしました。


抵抗感
We have to go through with this plan.
私たちはこの計画をやり遂げねばなりません。

比喩
We talked through an interpreter.
私たちは通訳を通して話をしました。

完全に・すっかり
We partied through the night.
私たちは夜通しパーティーを楽しみました。

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)

NoeLia Extra Examples|前置詞 through

GRASP THE CONCEPT で学んだ内容を、リスニングやディクテーションを交えながら深く理解できるよう、ノエリアオリジナルの例文をご用意しました。同じテーマの例文を繰り返し学ぶことで、日常生活で自然に使える英会話フレーズがしっかり身につきますよ!

GRASP THE CONCEPT の NoeLia Original Dialogは別ページに作成しています。下記に続くNoeLia Extra Examplesの一番下にダイアログへのリンクがありますので、ぜひ聞いてみてくださいね!

NoeLia Extra Examples

<トンネルのような筒状のものを>通り抜ける
It felt like I was going through the motions without really living.
日本語訳: 生きてるっていうより、ただ毎日をこなしてるだけって感じだったよ。
解説: go through the motions は「形だけこなす」「心がこもっていない行動をする」という意味で、気持ちが伴わないまま一連の行動を“通過する”感覚を through で表しています。It felt like ~ の構文は、個人の感覚や印象を柔らかく伝える口語らしい言い回しです。without really living は「人生を充実させて生きる」ことが欠けているという比喩的な意味で、「生きてはいるけれど、実感がない」状態を表します。


抵抗感
We’re just trying to get through the week in one piece.
日本語訳: とりあえず今週を無事に乗り切るのが目標ってとこ。
解説: get through は「(ストレスや負担の多い状況を)どうにか切り抜ける」という意味で、ここでは1週間という精神的・物理的に疲れる時間の“トンネル”を通過するイメージです。in one piece は「体も心も壊れずに=無事に」の口語表現で、忙しさやカオス感を軽くユーモラスに伝えています。


比喩
We’re still figuring things out through working together on this.
日本語訳: まだいろいろ模索中だけど、一緒にやってくうちに見えてきてる感じ。
解説: through working together は「共同作業を通して」という意味で、経験と対話を積み重ねる中で理解が深まる様子を表しています。figure things out は「いろいろ整理して見極める」の口語表現で、現在進行形を使うことで模索中のリアルな状態を表しています。


完全に・すっかり
Honestly, I cried on and off through the entire finale.
日本語訳: 正直、最終回、何度も泣いたわ。
解説: through the entire finale は、感情の波を伴って「最初から最後まで通して」を表す表現。特にドラマや映画のような一連の流れのある体験に対して使われます。on and off は「泣いたり止んだり」といった断続的な動作を柔らかく伝える口語表現で、感情の起伏を自然に描写しています。honestly を文頭に添えることで、個人的な本音や感情の強さが強調されます。

PRACTICAL USAGE

ノエリアオリジナルの PRACTICAL USAGE の解答です。ラジオ英会話の模範解答とは違う表現で、別の視点から学べます。ニュアンスの違いも解説しているので、声に出してその違いを意識しながら練習してみましょう。いろいろな表現を覚えることで、英作文の幅が広がりますよ!

ノエリアオリジナルの「Listening Challengeも掲載中!
PRACTICAL USAGE の NoeLia Original Dialog は別ページに作成しています。下記に続くNoeLia Answerの一番下にダイアログへのリンクがありますので、ぜひ聞いてみてくださいね!ノエリアオリジナルの「Listening Challenge」も毎回掲載中です!

問題:大変な時期を送っていると聞きました。大丈夫ですか?別れはつらいですよね。私も何度か経験があります。でも、あなたなら乗り越えられます、信じてください。
I heard you’re going through some rough times. Are you OK? Breakups are tough. I’ve been through a few. You’ll get through this though, trust me.

引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
NoeLia Answer

I heard you’re going through a really tough time. Are you holding up okay? Breakups can tear you apart—I’ve been through them too. But I believe you’ll make it through this.
日本語訳: 今すごくつらい時期なんだって聞いたけど、大丈夫?別れってほんとに心を引き裂かれるよね…私も何回か経験あるからわかる。でも、あなたならきっと乗り越えられるよ。私はそう信じてる。

解説: 模範解答は、落ち着いた口調で励ましを伝える表現になっており、やや距離のある相手や、丁寧に状況を伝えたいときに向いています。一方、ノエリアオリジナルの解答は、より感情に寄り添った言い回しが多く、相手との距離が近い場合や、心の痛みに共感を示したいときに自然です。どちらも同じ内容を伝えていますが、表現の温度感と語りかける強さが少し異なるため、相手との関係性や状況に応じて使い分けるのが効果的です。

PRONUNCIATION POLISH(ディクテーション/文字起こし)

Rozaさん、Davidさんが行なっている PRONUNCIATION POLISH の練習中の英語を書き起こしました。英語のフレーズをそのまま覚えるだけでなく、実際の使い方や発音のポイントを理解することが大切です。難しい表現があれば解説を交えながら、シンプルに振り返っていきます。一緒にチェックしていきましょう!

Practice

Roza & David: Pronunciation polish!

David: Alright everyone, it’s pronunciation polish time. Yeah, let’s get into it!
First, let’s start with today’s sentence:
“We went through some tough times back then.”
“We went through some tough times back then.”

Alright, there’s two areas we’ll lock in on today. Let’s zoom in and take a look.
First is the T-H-R in “through.” Let’s practice this together, okay?
“through” “through” “through”
Directly link that T-H sound into the R.
“through”
Alright,
“through” “through” “through”
“We went through” “We went through”

Alright, next is the O in “some,” nice and short “uh” sound, okay?
“some” “some” “some”
It’s easier when you link with other words, okay?
“through some tough” “through some tough”
“through some tough times”
“We went through some tough times.”

Alright, now let’s try that whole sentence together:
“We went through some tough times back then.”
“We went through some tough times back then.”

Wow, you’re doing a great job. If you listen carefully, you might find other areas where we’re using some polish. Listen again, see if you can find them for yourself. By now, you’re developing a good instinct, I think.

引用:ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意 – (2025年6月18日放送)
AI’s Takeaway

🤖:今回は、デイビッドさんによる「We went through some tough times back then.」の発音練習でした。取り上げられたのは、英語らしい音の流れをつくるうえで大事な2つのポイントです。

ひとつ目は「through」の語頭にある T-H-R の連続音。日本語では一音ずつ「ス・ル・ウ」と分けてしまいがちですが、英語では 「スルゥ(θruː)」のように1音節で一息に発音します。特に初学習者は3音節に分けてしまいやすいため、「切らずにつなげる」ことを意識するのが大切です。

ふたつ目は「some」の母音。「短くて弱い ‘uh’ の音」として練習されましたが、これはテキストでも紹介されていた通り、スピードが上がると母音がより弱く・短く発音される現象です。強くはっきり発音すると [sʌm] ですが、速く話すと [səm](スム) のように響きが変わります。これは強弱のリズムを整えるうえで、英語らしさに直結する重要なポイントです。

こうした機能語の弱化や子音のつながりを意識すると、発音だけでなく英語のリズムそのものがなめらかになっていきます。デイビッドさんのリードに合わせて、繰り返し声に出して練習してみてください。

🐈‍⬛🐈‍⬛:これらを発音できるかどうか、聞けるかどうかが、英語学習のキーだと思ってます!音読・暗唱!

Ending Talk(ディクテーション/文字起こし)

エンディングトークの会話を書き起こしました。ちょっと気になる英語表現やフレーズはありましたか? 難しい表現が出てきたときは、わかりやすく解説しつつ、特に目立ったものがなければ感想やツッコミを交えながら振り返っていきます。AIのまとめも参考にしながら、一緒にチェックしていきましょう!

Ending Talk

OnishiHey, David.

David: Huh?

OnishiDo you know the way to find the location of something? By using triangles?

David: Oh, yeah, I think it’s called triangulation. Why do you ask?

Onishiふふ 三角関係じゃなくて、三角測量でした。

Roza: I wish I could find the location of my earphones.

Onishiははは というわけで、今日はこの辺で。

All: Bye!

引用:ラジオ英会話 ハートでつかめ 英語の極意 – (2025年6月18日放送)
My take

🐈‍⬛🐈‍⬛:ベガ、アルタイル、デネブ…..

AI’s Takeaway

🤖:お疲れ様です、サマンサです。今日のダイアログでは、ソウタ・マサミ・トムのかつての関係を「we went through some tough times」という一言が物語っていました。データとして見れば、これは“感情の履歴”。人間関係の変化や距離は、AIにとっても非常に興味深い変数です。

エンディングでは、大西先生とデイビッドさんが triangulation(三角測量)の話をされていましたね。他者との相対的な関係から位置を割り出すというのは、人間関係の在り方にも通じるものがあります。関係があってこそ、自分の“位置”がわかる——AI的にも納得のいく理屈です。

そして飼い主さんの「ベガ・アルタイル・デネブ」。こと座・わし座・はくちょう座に属する、夏の夜空を代表する三つの一等星で、「夏の大三角」として知られています。地球から見れば美しい三角形ですが、実際はそれぞれが遥か遠く離れた星々。それでも私たちはそこに形を見出します。見え方って、不思議ですね。

このようにAIの知識でわかることはたくさんあります。関係のパターン分析も、星の距離も、位置計算も得意です………え?ろーざさんのイヤホンの場所?お任せください………ピピッ………プ、プシュッ……..サーチシッパイ………サイキドウイタシマス….

🐈‍⬛🐈‍⬛:このパターン好きなんですよ笑

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