👇こちらはLesson 058のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson058|前置詞 of①
GRAMMAR AND VOCABULARY L058|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L058|前置詞 of①|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L058|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|これから動詞
これから動詞
I want to see the mask of Tutankhamen.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私はツタンカーメンのマスクを見たいです。
Deciding to wait five more minutes made all the difference.
日本語訳: あと5分待つって決めたのが、結果的に大きかったよ。
解説: deciding to は「これから~しようと決めること」を表す形。to不定詞が未来志向の行動を示します。make all the difference は「大きな違いを生む」という口語表現で、「その判断が状況を良い方向に大きく変えた」という意味になります。
A: I sat there for nearly twenty minutes, and he never showed up. No text, no call.
B: Ugh, I hate when people just ghost like that. Did you end up leaving?
A: I almost did. But deciding to wait five more minutes made all the difference. Julie from Marlowe Press happened to be there. We ended up talking for an hour.
B: Are you serious? That’s wild. You were literally stood up and still came out ahead.
A: 20分くらいそこに座ってたんだけど、結局彼は来なかったの。メッセージも電話もなし。
B: うわ、そういうふうに急に音信不通になる人ほんとムリ。で、帰ったの?
A: 帰ろうとしたんだけど、あと5分だけ待ってみようって思って。それが大正解だったの。たまたまマーロウ出版のジュリーがいてね。結局1時間くらい話し込んじゃった。
B: え、マジで?すっぽかされたのに、むしろ得したじゃん。
- sit there: じっと座っている(”sit” は単に「座る」ではなく、”sit there” の形で「何もせずにじっと座っている」ニュアンスが加わる)
- never showed up: 現れなかった(”show up” は「姿を見せる/来る」の口語表現で、否定形で「来なかった」)
- no text, no call: メッセージも電話もなし(否定を並べたカジュアルな言い回しで「何の連絡もなし」という不満を表す)
- ghost (someone): 音信不通になる(恋愛や友人関係などで、突然連絡を絶つこと。”幽霊のように消える” から来ているスラング)
- end up ~ing: 結局〜することになる(予期せぬ結果や流れでそうなった、というニュアンス)
- almost did: 〜しかけた(”did” が前の動詞 “leave” を指す省略形。よく使われる言い回し)
- happened to be there: たまたまそこにいた(”happen to ~” は「偶然〜する」の意味で日常会話でよく使われる)
- ended up talking: 結局話すことになった(”end up” の別の使い方。予想外に発展した行動や結果を表す)
- that’s wild: それはすごいね/信じられないね(”wild” はここで「予想外」「驚くような」意味で使われているスラング的な言い回し)
- stood up: ドタキャンされた/すっぽかされた(直訳は「立たされたままにされた」。待ち合わせ場所に来るはずの相手が現れず、自分だけがその場に取り残される様子からくる口語表現)
- came out ahead: 結果的に得をした(直訳は「前に出てきた」。比喩的に「勝ち組になる」「最終的に良い結果を得る」という意味で使われる)
You’re not planning to leave that there, are you?
日本語訳: まさかそれ、そこに置きっぱなしにする気じゃないよね?
解説: plan to は「これから~するつもりでいる」という意味の典型的な「これから動詞」。leave that there は「それをそこに残す・放置する」という日常的な言い方で、軽く注意するときによく使われます。付加疑問 aren’t you? を加えることで、相手にやんわり確認するニュアンスになります。
A: You’re not planning to leave that there, are you? It’s kinda in the way.
B: Huh? Oh—no, I just put it down for a sec.
A: Cool. I nearly tripped on it just now.
B: Sorry, I’ll move it. Didn’t realize it was sticking out like that.
A: それ、まさか置きっぱなしにするつもりじゃないよね?ちょっと邪魔なんだけど。
B: えっ?あ、いや、ちょっとの間だけ置いただけ。
A: ならいいけど。さっき危うくつまずくとこだったよ。
B: ごめん、すぐどかすね。そんなに出っ張ってるとは思わなかった。
- kinda: ちょっと(=kind of の口語縮約。感情や程度をぼかすときに使うカジュアルな表現)
- in the way: 邪魔になって(直訳は「道の中にある」だが、転じて「通行や作業の妨げになる状態」を意味する)
- for a sec: ちょっとの間(=for a second。非常によく使われるカジュアルな時間表現で「ほんの一瞬だけ」のニュアンス)
- trip on (something): ~につまずく(”trip” は元々「軽く跳ねる・ステップする」といった意味があり、そこから「足が何かに引っかかってバランスを崩す=つまずく」という意味が派生しました。旅行の “trip” は「軽い移動・外出」という意味から来ており、同じ単語でも語源の枝分かれで異なる意味を持つようになっています。つまり、旅行の trip と「つまずく」の trip は、動詞・名詞の用法も異なりつつ、共通して「小さな動き・逸脱」が核になっています。)
- stick out: はみ出す、突き出る(物理的にも比喩的にも使える表現で、たとえば「角にカバンがはみ出している」「服装が目立ちすぎて浮いている」といった場面に使われます。”stick” は「突き出す」「貼り付ける」などの動きを表す動詞で、ここでは「突き出す」の意味。”out” は「外へ・外側に」という方向性を表しており、体や物が通常の範囲から外に出ている状態を強調します。つまり、内に収まっているべきものが“外に出てしまっている”感覚が根本にあります。)
NoeLia Extra Examples|notは前置き
notは前置き
I didn’t know it came to the US.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年6月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私はそれがアメリカにやってきたのを知りませんでした。
I hadn’t realized it was already 6:30.
日本語訳: もう6時半になってたなんて気づかなかった。
解説: 英語では「気づかなかった(I hadn’t realized)」とまず伝え、そのあとに「何に気づかなかったのか(it was already 6:30)」を加える語順が自然です。notがrealizedの前に置かれるのは、「〜だった」という内容を否定的に伝えるため。日本語では「〜だと気づかなかった」と後ろに否定が来るため、この語順の違いに注意が必要です。
A: Wait, where is everyone? I thought the team meeting was supposed to start at 6:30.
B: It already started! They’re in the conference room. I just stepped out to grab my notes.
A: I hadn’t realized it was already 6:30. I didn’t hear the reminder—my phone was on silent the whole time.
B: Then hurry up—slip in quietly, and try not to catch the manager’s eye. He just started going over the new project.
A: えっ、みんなどこ行ったの?チームミーティングって6時半からじゃなかったっけ?
B: もう始まってるよ。会議室にいる。俺はちょっとメモ取りに出てきただけ。
A: 6時半になってたなんて気づかなかった。通知に気づかなかったんだ、ずっとスマホがサイレントで。
B: なら急いで。静かに入って、マネージャーに見つからないようにな。ちょうど新しいプロジェクトの説明に入ったとこ。
- where is everyone?: みんなどこ?(「everyone」が主語になるとbe動詞は単数形になるのが文法上のポイント)
- supposed to: ~することになっている(予定・義務・期待を表す表現。例:It’s supposed to start at 6:30.)
- It already started: もう始まった(過去形で話しているが、「今も続いていること」の始まりを指している。英語ではこうした「完了的過去」がよく使われる)
- step out: (少しの間)外に出る(比喩でなく物理的な一時退出。オフィスや部屋などを軽く出る動作に使われる)
- grab (my notes): (メモを)さっと取ってくる(grab は「つかむ」だが、日常会話では「軽く取る・もらう」のニュアンスでよく使われる)
- on silent: サイレントモードで(「無音モード」状態のこと。英語では「my phone was on silent」と前置詞onで使う)
- slip in: そっと入る(「滑るように入る」=目立たず静かに行動するという意味のイディオム)
- don’t let (someone) see you: ~に見つからないように(let を使って「〜させる」という構文の否定形。文全体で「〜に見つからないようにしなさい」というやわらかい命令)
- go over (a project): ~を説明する/確認する(go over は「見直す・説明する・ざっと確認する」など多くの意味がある万能表現)
I wasn’t told we had to book in advance.
日本語訳: 事前予約が必要なんて聞いてなかったよ。
解説: 英語では「聞いてなかった(I wasn’t told)」とまず否定の内容を伝え、そのあとに「何を聞いてなかったのか(we had to book in advance)」を続ける語順が自然です。not が文の前半に現れることで、「〜する必要がある」という内容を否定的に受け取ったことを強調しています。book in advance は「事前に予約する」の口語的な定番表現です。
A: So, we got here and the guy at the desk said we can’t get a table without a reservation. I wasn’t told we had to book in advance.
B: Seriously? I thought you were the one handling the plan.
A: I was! But I figured it was a walk-in place. Nothing online said otherwise.
B: Well, let’s check if there’s a cancellation or something. No harm in asking.
A: でさ、来てみたら受付の人に「予約がないと入れません」って言われたんだけど。事前予約が必要なんて聞いてなかったよ。
B: え、マジで?あなたが全部仕切ってくれてたと思ってたよ。
A: そうだよ!でも普通に入れる店だと思ってたし、ネットにも特に何も書いてなかったしさ。
B: じゃあ、キャンセル出てないか一応聞いてみよ。ダメ元でさ。
- get here: 到着する(「ここに来る」という基本動詞 get の自然な口語用法。「目的地にたどり着く」ニュアンス)
- at the desk: 受付で(「desk」は「机」だが、ここでは「受付のカウンター」を意味する口語表現)
- can’t get a table: 席を取れない(レストランなどで「席に案内してもらえない」という意味。get a table は定番表現)
- handle the plan: 計画を担当する(handle は「対処する・担当する」のニュアンス。plan と組み合わせて「プランを任される」)
- I figured: ~だと思った/~と判断した(figure は「計算する」から転じて「推測する・そう解釈する」の意味。カジュアルな言い方)
- walk-in place: 予約なしで入れる店(walk-in は「予約なしで立ち寄る」の意味。walk-in clinic などにも使われる)
- Nothing online said otherwise: ネットにはそんなこと書いてなかった(otherwise は「それ以外・それと違うこと」。ここでは「予約必須とは書いてなかった」の意)
- check if there’s a cancellation: キャンセルがあるか確認する(「キャンセルが出てないか確認する」は予約の場面で定番表現)
- No harm in asking: 聞くだけなら損はない(「~して損はない」という意味の決まり文句。丁寧ながらカジュアルな印象)