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ラジオ英会話 Lesson061|静的な意味を含む動詞① ー be動詞
GRAMMAR AND VOCABULARY L061|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L061|静的な意味を含む動詞① ー be動詞|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L061|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
be動詞
Key SentenceI’m fine.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私は大丈夫です。
I’m okay with both—it’s up to you.
日本語訳: どっちでもいいよ。君に任せるよ。
解説: be動詞 “I’m” は、主語(自分)が「どちらにも問題なく対応できる」状態を示しています。”okay with” は「〜で問題ない」、”It’s up to you” は「君次第」という意味の定番の言い回しです。
A: Hmm, I can’t really decide—Thai sounds great, but so does that new Korean place. I’m okay with both—it’s up to you.
B: Hmm… tough call. I’ve been craving something spicy, so maybe Korean?
A: Good call. I kind of wanted to try it too but didn’t want to push you.
B: Great, then I’ll make a reservation while we walk.
A: うーん、決めきれないなあ。タイもいいし、新しくできた韓国料理も気になるし。私はどっちでもいいよ、君に任せる。
B: うーん、悩むね。でもちょっと辛いの食べたい気分だったから、韓国がいいかな。
A: いいね。私もちょっとそっちが気になってたけど、押しつけたくなくて。
B: じゃあ、歩きながら予約入れちゃうね。
- can’t really decide: 本当に決められない(”decide” は基本語だが、”can’t really decide” で「なかなか決められない」という迷いのニュアンスを柔らかく表現)
- so does 〜: 〜も同じ(「新しくできた韓国料理もそうだよね」といった「前の内容を受けて、同様に」という言い回し)
- tough call: 難しい判断(直訳は「厳しい判断」だが、日常会話では「どっちにするか迷うわ〜」というニュアンスで使われる)
- craving something: 何かを無性に食べたい(”crave” は「切望する・どうしても欲しい」といった強い欲求を表す動詞。コアイメージは「体の内側から沸き起こる、抑えきれない欲求」。特に食べ物・甘いもの・スパイシーなものなどへの欲求に使われる。名詞形の “craving” も日常会話でよく使われ、「甘いものが無性に食べたい」は “I have a craving for something sweet.” のように言える)
- Good call: いい選択(”call” は「判断」「決断」の意味で、”Good call.” で「ナイス判断だね!」というカジュアルな賞賛表現)
- kind of: ちょっと/なんとなく(”kind of” は「完全ではないがある程度そう」という曖昧さを含む言い回しで、控えめな表現として会話でよく使われる)
- didn’t want to push you: 君に押しつけたくなかった(”push someone” は物理的な意味だけでなく「強引に〜させる」という圧力のニュアンスも持つ)
- while we walk: 歩きながら(”while” を使った時間的同時性の表現。日常の行動をナチュラルにつなぐ表現)
be動詞|短縮形
短縮形
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
You’re / He’s / We’re / They’re / Tom’s great.
あなた / 彼 / 私たち / 彼ら / トムはすばらしい。
Honestly, you’re way off with that guess.
日本語訳: 正直言って、その予想は全然見当違いだよ。
解説: “You’re way off” は be動詞で「君の予想がズレている状態」を伝えています。”way off” は「かなり外れている」の意味で、カジュアルに使われます。”with that guess” は「その予想について」という意味です。
A: Okay, they have to bunt here. No way they try swinging away in this situation.
B: Honestly, you’re way off with that guess. Have you seen how hot Murakami’s been this week? You don’t bench that kind of power.
A: Yeah, but it’s not about power right now—it’s about playing smart. Get the runner to second, then a base hit wins it.
B: And risk wasting an out? Come on. One swing and it’s game over. Gotta go for it.
A: ここは絶対バントだろ。さすがにこの場面で強攻はないって。
B: 正直、それは全然見当違いだよ。今週の村上の調子見てないの?あのパワーは活かさないと損。
A: いやいや、今はパワーじゃなくて堅実な戦略でしょ。ランナー送って、タイムリー狙いが王道。
B: でもさ、アウト1個無駄にすることになるかもだよ?一発で試合終わらせられるなら、そっち狙うでしょ、普通。
- bunt: バントする(野球でバットを振らずにそっと当ててボールを転がすプレー)
- swing away: 思い切りバットを振る(”swing” は「振る」、”away” を加えることで強調され「強打する」意味になる。野球用語)
- hot: 絶好調(ここでは「暑い」ではなく「調子がいい/波に乗っている」というスラング的な意味)
- bench: ベンチに置く(野球などのスポーツで「控えにする」という意味。”don’t bench” で「ベンチに置くな=起用すべき」)
- that kind of ~: ああいう種類の〜(”kind of” で種類を表し、「あのタイプのパワー」などを指す表現)
- it’s not about ~: 〜の問題じゃない(”It’s not about power” は「パワーの話じゃなくて」という対比を導く会話の切り出しによく使われる)
- play smart: 賢く戦う(”play” はスポーツ・勝負の場での立ち回りを意味し、”smart” で「頭脳的な戦略」を示す)
- get ~ to ~: 〜を〜の位置に動かす(”get the runner to second” で「ランナーを二塁に送る」。「get+人+to+場所」で目的地に到達させる意味)
- base hit: ヒット(野球で打者が一塁に到達するヒット)
- win it: 勝ちにする(”it” は試合を指すカジュアルな言い方。hit wins it = 一打で勝ちが決まる)
- risk ~: 〜のリスクを冒す(”risk wasting an out”=「アウトを1個無駄にするリスクを取る」)
- waste: 無駄にする(時間・チャンス・エネルギーなどを無駄に消費する)
- One swing and it’s game over: 一振りで試合終了(”one swing”=一撃、”game over”=決着の決まり文句)
- go for it: やってみる/賭けてみる(思い切って何かに挑戦する・狙うときのカジュアルな言い回し)
be動詞|文全体の強調
文全体の強調
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I want to see the manager! — I AM the manager!
マネジャーをお願いします!一私が(実際に)マネジャーです!
You are the one who said it, not me. Don’t blame me now.
日本語訳: 言ったのは君でしょ。今さら責めないでよ。
解説: 「言ったのは君だ」と be動詞を強く読むことで、「自分じゃなくて相手だ」という事実をはっきり強調しています。”Don’t blame me now” は、責任転嫁に対して軽く抗議する口語的な表現。”blame” は「〜を責める・責任を負わせる」の意味。
A: I cannot believe we missed the opening act. Why would you suggest walking instead of taking the train—on a day like this?
B: You are the one who said it, not me. Don’t blame me now. You were all, “Let’s enjoy the weather and walk.”
A: No, no. That was after you said the trains might be packed because of the concert crowd. I only agreed because you made it sound like walking would be quicker.
B: Okay, maybe I did say that. But it was more like a maybe, not a plan. How was I supposed to know they’d block off two streets for setup?
A: ちょっと、オープニングアクト逃すとかあり得ないんだけど!なんで今日に限って歩こうなんて言い出すのよ?
B: いや、言ったのはそっちでしょ。俺じゃないって。今さら責めないでよ。「天気いいし歩いてもいいかも」って言ったの君じゃん。
A: それは、あんたが「コンサートの人混みで電車ギュウギュウかも」とか言ったからでしょ?それ聞いたから、歩いた方が早いかなって思っただけ!
B: うーん、まあ…そう言ったかもだけど、それって「かもね」くらいで、本気の計画ってわけじゃなかったし。まさか通り2本も通行止めにしてるなんて思わなかったよ!
- Why would you ~?: なんで~するわけ?(”would” を使って相手の判断に疑問や非難のニュアンスを込める聞き方。口語でよく用いられる)
- on a day like this: こんな日に限って(「今日みたいな日に」と文句や皮肉を込める表現。天気やイベントの日などに応じて使える)
- You were all, “〜.”: 君が「〜」って言ってたじゃん(”you were all” は口語で「〜って感じだったよね」と相手の発言やノリを再現する時によく使うカジュアルな言い回し)
- Let’s enjoy the weather and walk.: 天気いいし歩こうよ(”enjoy the weather” は「天気を満喫する」。ネイティブが天気のいい日に自然と使う気軽なフレーズ)
- That was after you said ~.: それは君が~って言った後の話でしょ(”That was after…” で時間関係を説明して相手の主張を否定・反論する構文)
- might be packed: 混んでるかもしれない(”packed” は「ぎゅうぎゅうに詰まった」の意味。イベント・電車・レストランなどで「満員」を強く表現する口語的な形容詞)
- because of the concert crowd: コンサートの人混みのせいで(”because of” は原因を説明するときに定番の前置詞句。”concert crowd” で「コンサートによる混雑した人の流れ」)
- I only agreed because ~.: ~だから同意しただけだよ(”only” を入れることで、相手の言葉や前提に乗っただけというニュアンスを出す反論パターン)
- you made it sound like ~.: ~みたいに聞こえたよ(”make it sound like…” で「そういう印象を与えた/そう聞こえるように言った」と責任をやんわり相手に向ける構文)
- Okay, maybe I did say that.: うん、まあ言ったかも(”maybe I did” でややしぶしぶ認めるときの自然な返し方。口論や議論のときのトーンを和らげる)
- it was more like a maybe, not a plan.: どっちかっていうと「かもね」って感じで、ちゃんとした計画じゃなかった(”more like a ~” は「どちらかというと〜」という主張をぼかしつつ軌道修正する口語表現)
- How was I supposed to know ~?: そんなの分かるわけないじゃん(”How was I supposed to ~?” は、事前に分かってる前提に対して抗議・反論するときの定番のフレーズ)
- block off two streets: 通りを2本封鎖する(”block off” は通行やアクセスを「遮断する」こと。イベントや工事などで道を塞ぐ際によく使われる句動詞)
be動詞|be動詞の省略
be動詞の省略
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
(Are) You ready?
準備できた?
(Is) Everything all right?
問題ない?
Do we need to wait a bit longer? Anyone else coming?
日本語訳: もうちょっと待つべきかな?他に来る人いる?
解説: “Anyone else coming?” は “Is” を省いた形。人数がまだ増えるかを自然に尋ねるときによく使う。”else” は「他に」、”a bit longer” は控えめなニュアンスで「もう少しの間」の意味。
A: I just checked the group chat—Tom said he’s stuck in traffic, and Yui hasn’t even read the message.
B: Figures. Yui’s always late, and Tom’s car trouble is kind of a tradition at this point.
A: Should we just grab a table? It’s getting a bit cold out here.
B: That’s probably fine. But do we need to wait a bit longer? Anyone else coming? Was Kana supposed to come today?
A: グループチャット見たけど、トムは渋滞で遅れるって。ユイはまだ既読にもなってない。
B: だよね。ユイはいつも遅刻だし、トムの車はトラブル起きるのもはや恒例だし。
A: とりあえず、もう席取っちゃわない?外ちょっと寒くなってきたし。
B: それでもいいかもね。でも、もうちょっと待った方がいいかな?他に来る人いたっけ?カナって今日来る予定?
- be stuck in traffic: 渋滞にはまって動けない(”stuck” は「動けなくなった」状態。”in traffic” と組み合わせることで「渋滞中」というよく使われる表現)
- hasn’t even read the message: まだメッセージすら読んでない(”even” は「〜すら」の意味で、驚きやイライラのニュアンスを加える)
- figures: やっぱりね(”That figures.” の省略形で、予想通りで驚きがないことを表すカジュアルな相槌)
- kind of a tradition: ある意味恒例みたいなもん(”tradition” は「伝統」だが、ここでは皮肉的に「よくあること=もはやいつもの流れ」として使っている)
- grab a table: 席を取る(”grab” は「つかむ」だが、口語では「サッと確保する/取る」の意味で非常によく使われる)
- it’s getting a bit cold: ちょっと寒くなってきた(”it’s getting” は「〜になってきた」の進行形で、天気・気温・気分などによく使う)
- that’s probably fine: たぶんそれでいいと思うよ(”probably” で柔らかく賛同する定番の口語表現)
- Was Kana supposed to come today?: カナって今日来る予定だったっけ?(”be supposed to” は「〜するはず/予定だった」の定番表現。記憶確認にも使える)