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ラジオ英会話 Lesson062|静的な意味を含む動詞② – stay, remain
GRAMMAR AND VOCABULARY L062|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L062|静的な意味を含む動詞② – stay, remain|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L062|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|関係副詞 where
関係副詞 where
This is the island where he was born and where he died.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
これは、彼が生まれそして彼が亡くなった島です。
Here’s the shelf where I keep stuff I swear I’ll use someday.
日本語訳: いつか使うって言い訳して取ってあるモノを置いてる棚がこれ。
解説:この文では、where I keep stuff I swear I’ll use someday の部分が「その棚で起きていること(=何を置いているか)」を説明していて、関係副詞 where が「the shelf(棚)」につながっています。ちなみに、stuff は「モノ・ガラクタ」など何でも指せる便利な単語。I swear I’ll use someday は「いつか絶対使うって!」というニュアンスですが、実際は「たぶん使わないけどね…」といった言い訳っぽさや軽い自虐を含んでおり、ネイティブがよく冗談で使います。
A: Where should I stash this? By the way, what’s on that shelf?
B: Oh, that’s the shelf where I keep stuff I swear I’ll use someday. Like my old Polaroid camera, leftover cables, and that half-built model kit.
A: Seriously? You don’t need any of that.
B: True. Maybe it’s time to clear it out.
A: これどこしまおう?ていうか、あの棚には何が入ってるの?
B: あ、それはいつか使うって言い訳して取ってあるモノを置いてる棚だよ。例えば、古いポラロイドカメラに余ったケーブル、それに途中でやめたプラモデルキットとか。
A: え、マジで?どれもいらないじゃん。
B: 確かに。これを機に整理するか。
- stash: しまう/隠しておく(素早く、軽い感じでどこかに物を隠すようにしまうことを表す口語的な動詞。隠すニュアンスがあり、カジュアルな会話でよく使われる。)
- leftover: 余りの/残り物の(食べ物に限らず、物や材料の残りが出た際によく使う形容詞。)
- half-built: 作りかけの/途中でやめた(複合形容詞で、途中まで作って完成していない状態を表す。)
- clear out: 一掃する/片付ける(clearは「きれいにする」という動詞で、outをつけると「中身を出して整理する」「不要なものを処分する」という口語的ニュアンスになる。)
It’s way too loud here. Let’s go somewhere where we can actually hear each other.
日本語訳: ここ、うるさすぎるね。ちゃんと声が聞こえる場所に行こうよ。
解説:この文では、where we can actually hear each other が「声がちゃんと聞こえる場所」という意味で、前の somewhere(どこかの場所)を説明しています。これが関係副詞 where の役割です。
hear each other は「お互いの声が聞こえる」という自然な会話表現で、静かな場所を探すときによく使われます。
A: So, what did your boss say about your proposal?
B: Sorry, I can barely hear you over this noise. It’s way too loud here. Let’s go somewhere where we can actually hear each other.
A: Good point. I don’t want to mishear something important. Want to go sit by the fountain?
B: Yeah, that works. Plus, I need fresh air after that garlic-loaded pizza.
A: それでさ、上司は提案についてなんて言ってた?
B: ごめん、騒がしくて全然聞こえない。ここ、うるさすぎるね。ちゃんと声が聞こえる場所に行こうよ。
A: そうだね、大事なことを聞き間違えたくないし。噴水の近くのベンチでも行く?
B: うん、それがいいね。あのガーリックたっぷりのピザの後だし、外の空気吸いたいよ。
- proposal: 提案(ビジネスやフォーマルな場面で使う「提案書」「計画案」。高校レベルでも使われるが、口語で出ると理解しづらい語の一つ)
- barely: ほとんど〜ない(ギリギリ〜できる/できないというニュアンス。ここでは「ほとんど聞こえない」という否定的強調)
- hear (you) over this noise: この騒音で(あなたの声が)聞き取れない(直訳すると「この音を通して聞く」だが、日本語では少し不自然なので、「騒がしすぎて聞こえない」「音にかき消されて聞こえない」くらいが自然。”over” は「〜を越えて/乗り越えて」という感覚で、ここでは“騒音を乗り越えて相手の声を聞き取ろうとする”イメージ)
- mishear: 聞き間違える(見落とされがちだが、”mis-“+動詞のパターンで意味が予測できる重要語)
- catch (something): (話を)聞き取る/理解する(”I couldn’t catch that” のように、音声理解の話でよく出てくる日常表現)
- sit by the fountain: 噴水のそばで座る(”by” は「〜のそば」「近く」の意味。位置関係を自然に表す重要前置詞)
- that works: それでいいよ/ちょうどいい(提案に対してOKを出すカジュアルな言い回し。日常会話で頻出)
- garlic-loaded: ニンニクたっぷりの(”loaded” は「詰め込まれた」の意味で、食べ物に何かが「たっぷり入ってる」ことを表す口語的形容詞)
- need fresh air: 新鮮な空気が必要(直訳でも通じるが、比喩的に「気分転換したい」「この場を離れたい」含みもある)
NoeLia Extra Examples|説明ルール
説明ルール
We have a debt of gratitude to pay him.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私たちには、彼に報いるべき恩義があります。
We’ve got a list of things to pick up before the guests arrive.
日本語訳: お客さんが来る前に買っておくべきものを、リストにしてあるよ。
解説: この文では「a list of things」という名詞句に、「to pick up」がかかっていて、「買うべきもののリスト」という意味になっています。「pick up」はここでは「買う」という意味で、日常の口語では「ちょっと何かを買ってくる・取りに行く」という軽いニュアンスでよく使われます。
A: Did you already get the wine and snacks for tonight?
B: Not yet. We’ve got a list of things to pick up before the guests arrive. I figured we’d divide and conquer.
A: Makes sense. I’ll handle the bakery and the flowers, then.
B: Great. I’ll take care of the drinks and the paper goods.
A: 今夜用のワインとおつまみ、もう買った?
B: まだだよ。お客さんが来る前に買っておくべきものを、リストにしてあるんだ。手分けして買おうと思ってさ。
A: なるほどね。じゃあ私はパン屋とお花担当するね。
B: いいね。俺はドリンクと紙皿関係やるよ。
- snacks: 軽食/おつまみ(食事ではないが口にする軽い食べ物。日常会話で非常によく使われる)
- figure: 〜だと思う/〜と判断する(ここでは “I figured” で「そうかなと思って」という口語的な推測表現。意外と見落とされがちな動詞)
- divide and conquer: 手分けして片付ける(直訳は「分割して征服する」。戦略的に物事を効率よく進めるときの比喩的フレーズ。日常会話でも使われる)
- handle: 担当する/処理する(”deal with” に近いが、よりカジュアル。タスクや仕事をこなすことを示す動詞)
- take care of: ~を引き受ける/~の面倒を見る(人・物・用事など、幅広く使える口語的なフレーズ。ここでは「買い出しを引き受ける」意味)
- paper goods: 紙製品(napkins, paper platesなどを含むまとめ表現。イベント準備や家事関連で使われる)
I brought a bunch of cables to hook up the monitors.
日本語訳: モニターをつなぐためのケーブルを何本か持ってきたよ。
解説: 「a bunch of cables」という名詞に、「to hook up the monitors」が説明としてついていて、「モニターを接続するためのケーブル」という意味関係を作っています。s)の目的を示しているのがポイントです。「hook up」は「接続する」という意味のカジュアルな言い方で、電化製品やネットワーク機器に関する会話でよく登場します。
A: Should we go with a single monitor for simplicity, or try dual display?
B: Let’s try both and see what works best with the space.
A: Okay, I’ll power everything up and check the resolution settings.
B: I brought a bunch of cables to hook up the monitors, so we can configure it however you like.
A: シンプルに1画面で行く?それともデュアルディスプレイにしてみる?
B: 両方試してみて、部屋のスペースに合うほうでいこう。
A: OK、じゃあ全部電源入れて、解像度の設定見てみるね。
B: モニターをつなぐためのケーブル、何本か持ってきたから。好きなように組めるよ。
- go with: 〜を選ぶ(「〜にする」「〜でいこう」と決めるときに使うカジュアルな言い回し。決断や選択を表す場面で非常に自然)
- single monitor: 1台のモニター(”single” は「1つの」「単独の」の意味で、複数ある中から1つに絞る状況に使われる)
- simplicity: シンプルさ/簡素さ(複雑でないことを好む時の理由づけとしてよく使われる。抽象名詞)
- dual display: デュアルディスプレイ/2画面表示(IT用語だが、実務やプレゼン準備で非常によく登場するセット表現)
- see what works (best): 何がうまくいくか見てみよう(”see what works” は決まり文句のような言い回し。「実際に試して決める」柔らかい提案にぴったり)
- space: 空間/スペース(物理的な場所・広さに加え、レイアウトや配置のしやすさを考える場面でよく使われる)
- power (everything) up: 電源を入れる(”power up” は機械類のスイッチを入れるという口語的表現。ITや会議準備などで頻出)
- resolution settings: 解像度の設定(モニターやスクリーン関連の語彙。実用英語として覚えておきたいIT関連表現)
- configure: 設定する/構成する(技術系の語で、「目的に応じて装置やシステムを調整する」意味。中級者が知っておきたい動詞)
- however you like: 好きなように/君の好きなように(相手に自由に任せる言い方。会話で非常にナチュラル)