👇こちらはLesson 062のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson062|静的な意味を含む動詞② – stay, remain
GRAMMAR AND VOCABULARY L062|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L062|静的な意味を含む動詞② – stay, remain|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L062|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT|NoeLia Original Dialog
下記では、本日の「GRASP THE CONCEPT」の学習テーマに基づいた例題と、そのフレーズを自然に取り入れた会話例を掲載しています。
学習した内容が実際の会話でどう使われるのかを深く理解できるよう工夫されており、繰り返し練習することで、日常生活でも無理なく使える英語表現が身につきます。リスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適な素材ですので、学習の定着にぜひお役立てください!
remain
Key SentenceI just want to remain here for a while.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
私はしばらくの間ここにとどまりたいだけです。
I could tell he didn’t want to remain there any longer.
日本語訳: あそこにもういたくないって感じ、彼の表情見れば分かったよ。
解説: remain there は「そこにとどまる」の意味。否定形+“any longer” を使うことで、「もうこれ以上は居たくない」という強めのニュアンスを自然に出せます。“I could tell” は「見て分かった」などの直感を表すフレーズで、口語で非常によく使われます。
A: Did you get a weird vibe from Marcus at the party last night?
B: Yeah. I could tell he didn’t want to remain there any longer.
A: Right? He looked tense, like he was bracing for something.
B: I bet it was because his ex showed up unexpectedly. That must’ve been awkward.
A: 昨夜のパーティーでマーカス、なんか変じゃなかった?
B: うん。あそこにもういたくないって感じ、表情見ればすぐ分かったよ。
A: だよね?なんかピリピリしてて、何か構えてる感じだったし。
B: 多分、元カノが急に来たからじゃない?あれは気まずかっただろうね。
- get a weird vibe: 変な雰囲気を感じる(”vibe” は「雰囲気」「空気感」の意味。”get a vibe” は直感的な印象を受け取るという口語表現。”weird” をつけることで「なんか変な感じ」というニュアンスになる)
- tense: 緊張した/張りつめた(人の表情や雰囲気を描写するときに使う形容詞。ストレス状態や気まずさを表現する語)
- like he was bracing for something: 何かに備えて身構えてるみたいだった(”brace for” は「(衝撃などに)備える」。比喩的に「精神的に準備している/身構えている」状態を表す)
- I bet: 多分〜だと思う(「きっと〜だよ」「〜なんじゃない?」という口語的推測。カジュアル会話で非常に多用される)
- show up: 現れる/来る(計画された形ではなく「ふらっと来る」ニュアンスを含むことが多い。会話で非常に頻出)
- unexpectedly: 思いがけず/突然に(”unexpected” の副詞形。予期しない出来事を表す基本語)
- awkward: 気まずい/バツの悪い(場の雰囲気や人間関係がぎこちないときによく使う形容詞。口語でも文章でも使いやすい)
stay, remain|stayの「宿泊する」
stayの「宿泊する」
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
Why don’t we stay at the Hotel New Onishi?
ホテル・ニューオーニシに泊まりませんか?
You packed a full suitcase—aren’t you staying just one night this time?
日本語訳: スーツケースまるごと詰めてるけど…今回って一泊だけじゃなかった?
解説: この文では「stay」が「宿泊する」という意味で使われています。一泊だけのはずなのに大荷物、という予定とのズレを指摘する自然な言い方。”aren’t you staying” は「泊まる予定でしょ?」という軽い確認。”just one night”(たった一泊)は、短期間を強調しています。
A: You all set? Car’s waiting downstairs.
B: Yep, I’m ready—just grabbing my charger.
A: Whoa, wait a second… You packed a full suitcase—aren’t you staying just one night this time?
B: Well, what if it rains and I need different shoes? And if we end up going somewhere nice, I’ll need a dress. Oh, and I can’t sleep without my own pillow anymore.
A: 準備できた?車、もう下で待ってるよ。
B: うん、もう行けるよー。あとは充電器持つだけ。
A: ってちょっと待って…スーツケースまるごと詰めてるけど…今回って一泊だけじゃなかった?
B: いやだってさ、雨降ったら靴も変えたいし、どっかいいとこ行くかもしれないじゃん?それに最近、自分の枕じゃないと寝れないんだよね。
- all set: 準備ができている(カジュアルで非常によく使われる表現。“Are you all set?” で「準備できた?」の意味になる)
- waiting downstairs: 下で待っている(”downstairs” は副詞で「下の階に」、ここでは玄関前などを指すことが多い)
- Yep: うん(”Yes” のカジュアルで口語的な言い方)
- just grabbing my charger: ちょっと充電器を取ってくるだけ(”grab” は「素早く取る・つかむ」の意味で、カジュアルでよく使われる動作動詞)
- what if it rains: もし雨が降ったらどうするの?(”What if~?” は「~だったらどうするの?」という仮定を含んだカジュアルな構文)
- I need different shoes: 別の靴が必要になる(”need” は単純な要求・必要性を示す動詞で、日常頻出)
- if we end up going somewhere nice: 結局どこかいいところに行くことになったら(”end up -ing” は「結果的に~することになる」、ネイティブが非常に頻繁に使う構文)
- I’ll need a dress: ワンピース(ドレス)が要るかも(ここでも “need” の予測的用法)
- I can’t sleep without my own pillow: 自分の枕じゃないと寝られない(”sleep without ~” で「~なしでは眠れない」。“my own” は「自分専用の」として強調)
stay, remain|stayとremainは説明型オーバーラッピングが得意
stayとremainは説明型オーバーラッピングが得意
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
We will stay quiet.
私たちは黙っています。
The lid won’t stay shut—it keeps popping open.
日本語訳: フタが閉まったままでいてくれない、すぐパカッと開いちゃうんだよ。
解説: stay shut(閉じたままでいる)は物理的な状態表現。”keeps popping open”(何度もパカッと開く)で日常のイライラもリアルに表現。
A: Ugh, can you take a look at this? The lid won’t stay shut—it keeps popping open.
B: Let me see. Hmm… maybe the container’s warped from the dishwasher?
A: Possibly. I’ve had it for years. Guess it’s finally time to toss it.
B: Or maybe upgrade to those glass ones you keep talking about?
A: ちょっとこれ見てくれない? フタが閉まったままでいてくれないの。すぐパカッて開いちゃうんだよ。
B: どれどれ。うーん……食洗機で歪んだんじゃない?
A: かもね。何年も使ってるし。そろそろ捨て時かな。
B: それか、前から言ってたガラス容器に買い替える?
- Ugh: うわっ、うーん(不満・苛立ち・驚きなど感情を表すリアクション音。カジュアルな会話で非常に多用される)
- take a look at: 〜をちょっと見て(「look at」より柔らかく、「ざっと確認する」「ざっと見て判断する」のニュアンスを含む)
- Let me see.: ちょっと見せて(カジュアルな確認フレーズ。相手のものを見たり状況を把握したいときに使う)
- warped: 歪んだ(元々は「warp = 曲げる・ねじる」という意味の動詞。物理的に形が反ったり、ねじれたりした状態を表す。熱や湿気、長期間の使用などによって、物の形が変わってしまったときに使う)
- dishwasher: 食器洗い機(家電の代表的な単語として基本)
- possibly: たぶん/あり得る(丁寧で控えめな可能性の示し方。”maybe” よりややフォーマルで客観的)
- I’ve had it for years.: もう何年もこれ使ってる(”have + 物 + for + 期間” で「〜の間ずっと持っている」現在完了)
- toss it: それ捨てよう(”toss” は「投げる」の意味から転じて、カジュアルに「捨てる」ニュアンス)
- upgrade to: 〜にアップグレードする(「より良いものに切り替える」口語でもビジネスでも使える動詞句)
- keep talking about: 何度も話題にしている(”keep + -ing” で継続的な動作、”talk about” は「〜について言及する」)
stay, remain|stay up など
stay up など
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
I stayed up late waiting for him.
彼を待って夜遅くまで起きていました。
I didn’t mean to stay out that late—it just kind of happened.
日本語訳: そんな遅くまで外にいるつもりじゃなかったんだけど…なんか流れで。
解説: 「stay out」は「外出したままでいる」の意味で、特に夜遅くまで家に帰らないことを指します。「I didn’t mean to ~」は「〜するつもりじゃなかった」のカジュアルな言い訳フレーズ。「it just kind of happened」は「なんとなくそうなった」というニュアンスで、予想外にそうなってしまった流れを柔らかく説明する口語表現です。
A: Hey, what time did you get home last night?
B: Around one, I think. I didn’t mean to stay out that late—it just kind of happened. We were just going to grab a quick dinner, but then we bumped into some friends.
A: I see. I was a little worried since you didn’t text after 11.
B: Yeah, sorry about that. I should’ve sent something, but it all got a bit chaotic.
A: ねえ、昨日の夜って何時に帰ってきたの?
B: 1時くらいかな。そんな遅くまでいるつもりじゃなかったんだけど…なんか流れでさ。ちょっとご飯食べるだけだったのに、偶然友達に会っちゃって。
A: そうなんだ。11時過ぎても連絡なかったから、ちょっと心配になったよ。
B: うん、ごめん。一言でも送ればよかったんだけど、なんかバタバタしちゃってさ。
- around one: 1時くらい(”around” は「〜ごろ」の意味で、時間を曖昧に伝えるときによく使われる)
- grab a quick dinner: さっと夕食を食べる(”grab” は「つかむ」が本義だが、カジュアルな場面では「軽く食べる」の意味でよく使われる)
- bump into (someone): (誰かに)ばったり会う(偶然の出会いをカジュアルに表現するイディオム。かなりよく使われる)
- I should’ve sent something: 何か送っておくべきだった(”should’ve” は “should have” の縮約形で、過去の後悔・反省に使う)
- got a bit chaotic: ちょっとバタバタした(”chaotic” は「混乱した」状態。”get” を使って「そうなってしまった」という流れのある自然表現)