👇こちらはLesson 063のコーナー別リンクです
ラジオ英会話 Lesson063|静的な意味を含む動詞③ — keep
GRAMMAR AND VOCABULARY L063|NoeLia Original Dialog
GRASP THE CONCEPT L063|静的な意味を含む動詞③ — keep|NoeLia Original Dialog
PRACTICAL USAGE L063|NoeLia Original Dialog
GRAMMAR AND VOCABULARY(ノエリア オリジナル スクリプト)
下記では、本日の「Grammar and Vocabulary」の学習テーマに基づいた例題とその会話例を掲載しています。
学習内容が実際の会話でどのように活用できるかを具体的にイメージできるよう工夫されており、繰り返し練習することで日常生活でも無理なく使える英語表現を身につけることができます。
また、この素材はリスニングやディクテーション、スピーキングのトレーニングにも最適です。ぜひ学習の定着に役立ててください!
NoeLia Extra Examples|否定疑問文
否定疑問文
Don’t you like her friend from Japan?
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
あなたは日本からの彼女の友達を好きではないのですか?
Don’t we need to grab milk on the way back?
日本語訳: 帰りに牛乳買わなくてよかったっけ?
解説: 何かを「買い忘れそうなとき」にふと思い出して確認する自然な一言。”grab milk” はネイティブらしいカジュアルな買い物表現。
A: That was a nice walk. I’m glad the rain held off. Oh—don’t we need to grab milk on the way back?
B: Hmm… I think we’ve only got half a carton left, if that.
A: Then let’s grab one before we run out. Want to stop by the corner store?
B: Sounds good. I think we’re also out of eggs, so let’s pick those up too.
A: 気持ちいい散歩だったね。雨、降らなくてよかった。あ、そうだ、帰りに牛乳買わなくてよかったっけ?
B: んー、たぶんあと半分も残ってないと思う。
A: じゃあ、切れる前に買っとこうよ。角の店に寄ってく?
B: いいね。卵も切れてた気がするから、それも一緒に買ってこう。
- hold off: 持ちこたえる/降り出さない(ここでは「雨が降らずにいてくれた」という意味で使われています。”hold off” は悪天候や攻撃などを「まだ始まらない」「先延ばしにする」意味でもよく使われます)
- grab (milk): 牛乳を(さっと)買う(”grab” は本来「つかむ」ですが、会話では「手早く買う」「サッと取る」の意味でとてもよく使われます)
- on the way back: 帰り道に(”on the way” に方向性が加わった形で、「戻る途中で」という自然な流れを表す定番フレーズです)
- if that: それすら(怪しい)(「せいぜい〜」「それもないかも」と控えめに数量を見積もる時に使うネイティブ表現。ここでは「半分あるかどうかも怪しい」という意味)
- run out (of something): (〜を)切らす(生活感のある日常表現で、「なくなる」ではなく「使い果たす/使い切る」イメージ。”We’re out of milk.” とも言える)
- stop by: 立ち寄る(どこかに短時間だけ行くこと。”drop by” や “swing by” と同じく、カジュアルな口語表現)
- corner store: 近所の店/コンビニ的な店(アメリカなどでよく使われる言い方で、特定のブランドではなく地域にある小規模な雑貨屋やミニスーパーを指します)
- pick (something) up: (〜を)買う/取ってくる(”grab” に近いが、こちらは「頼まれた物を取ってくる」「必要なものを買ってくる」といった実用的なニュアンスが強い)
Isn’t your phone still charging upstairs?
日本語訳: 君のスマホ、まだ上で充電してるんじゃない?
解説: 外出直前などに忘れ物を指摘する時のフレーズ。”still charging”(まだ充電中)と”upstairs”の組み合わせが、場面をリアルに想像させる。
A: Do you have everything? Keys, wallet…?
B: Hmm, actually—isn’t your phone still charging upstairs?
A: Oh no—good catch. I’ll go grab it now.
B: I figured. You always leave it behind when we’re in a hurry.
A: 忘れ物ない?カギとか、財布とか…
B: んー、ていうかさ、あなたのスマホってまだ上で充電中じゃない?
A: あ、やばい—よく気づいたね。今すぐ取ってくる。
B: だと思った。急いでる時、いつも置きっぱなしにするもんね。
- Do you have everything?: 忘れ物ない?(日常的な持ち物確認の定番表現。旅先や外出前の決まり文句)
- everything: すべてのもの(ここでは「必要な持ち物すべて」の意味で使われている)
- good catch: よく気づいたね(”catch” は本来「つかまえる」だが、比喩的に「うまく気づく/発見する」の意味でもよく使われる)
- grab: 取る、つかむ(”go grab it” は「急いで取ってくる」のような軽いニュアンス)
- leave ~ behind: ~を置き忘れる(”leave” は「去る」以外に「置いていく」という意味もある)
NoeLia Extra Examples|as ~ as …
as ~ as …
As long as she keeps receiving high marks.
引用:「NHKラジオ英会話 2025年7月号」 – 講師:大西泰斗(東洋学園大学教授) – (NHK出版:2025年)
彼女がいい成績を取り続けるかぎりは。
They said we could hang around as late as we like, as long as we clean up after.
日本語訳: 終わったあと片づけるなら、好きなだけ居ていいってさ。
解説: 「as late as we like」は「自分たちの好きなだけ遅くまで」という意味で、「as〜as…」の構文が自由な範囲を表しています。「as long as」は「〜するかぎり」という条件を加える接続表現です。「hang around」は「ぶらぶら過ごす」の口語表現です。
A: Seems like we’re the only ones left from the meeting. Everyone else cleared out in no time.
B: Yeah, I noticed that too. They said we could hang around as late as we like, as long as we clean up after.
A: That actually works out—there are still a few things in my notes I want to go over.
B: No rush. I’ll start tidying up the refreshment table while you’re doing that.
A: 会議で残ってるの、私たちだけみたいだね。みんな一瞬で帰っちゃったし。
B: うん、ほんとに。それでね、ちゃんと片づけるなら、好きなだけここにいていいって言ってたよ。
A: それならちょうどいいな。ノートをちょっと見直しておきたかったから。
B: 急がなくていいよ。じゃあ、その間に軽食のテーブル片づけておくね。
- clear out: 立ち去る/さっといなくなる(「片づける」という意味もあるが、ここでは「素早く出ていく」「人がいなくなる」という意味で使用)
- in no time: あっという間に(直訳は「時間がかからずに」。会話でよく使われるカジュアルな表現で、”They cleared out in no time.” のように動作の速さを強調)
- notice: 気づく(基本単語だが、今回のように “I noticed that too.” の形では、「その場で見ていた・感じていたことを、あとで相手の発言に乗せて言及する」ニュアンスがある。つまり「私もそう思ってた」「私も見てたよ」という共感や確認の意味合いを含む)
- clean up after: (自分たちの使った場所を)片づける(”after” は自分たちの行為や使用の後を意味しており、誰の後始末かを明確にする口語的表現)
- work out: うまくいく/ちょうどいい(予定や状況がうまく噛み合うときに使う便利な動詞句。”That actually works out.” など)
- go over: 見直す/確認する(”go over notes” など、内容を細かくチェック・復習することを表す学習系の定番表現)
- no rush: 急がなくていいよ(相手を落ち着かせる口調で使われる、優しい促し表現)
- tidy up: 片づける(”clean up” よりやや整頓的なニュアンスがある動詞句。軽食や書類整理などに使われやすい)
- refreshment table: 軽食テーブル/ドリンク類などの用意されたテーブル(イベントや会議などで出てくる表現。必須語彙ではないが、実用的)
As much as I’d love to stay, I really should head out.
日本語訳: 本当はもっといたいんだけど、そろそろ行かないと。
解説: 「as much as」はここでは「〜だけど」と逆の気持ちをやわらかく伝える表現です。「〜したい気持ちはあるけど、それでも…」という形で、感情を前置きして本音につなげています。「as〜as…」の基本形が、こうした前置きの形にも発展しています。「head out」は「出かける」のカジュアルな言い方です。
A: It’s gotten really quiet… You can almost hear the clock ticking.
B: Yeah… It’s that kind of silence that makes you wish the night would last a little longer.
A: As much as I’d love to stay, I really should head out. If I don’t leave now, I might not leave at all.
B: Yeah… you’re right. You’ll miss your last train. I didn’t realize it had gotten so late.
A: すごく静かになったね…時計の音が聞こえそうなくらい。
B: うん…こういう静けさって、もうちょっと夜が続けばいいのにって思う。
A: 本当はもっといたいんだけど、そろそろ行かないと。今出ないと、たぶんずっと帰れなくなる。
B: うん、そうだね。終電逃しちゃうし…いつの間にか、こんな時間になってたんだね。
- you can almost hear ~: ~が聞こえてきそう(”almost” は「ほとんど」「もう少しで」の意味で、ここでは「実際には聞こえてないが、聞こえるような気がする」という比喩的な表現)
- that kind of silence: そういう静けさ(”that kind of ~” は「そういうタイプの~」という感情・雰囲気の指し方。会話のトーンを作る言い回し)
- makes you wish ~: ~だったらいいのに、と思わせる(”make”+人+動詞原形(wish)で「~したくなる」気持ちを作る構文)
- the night would last: 夜が続く(”last” は「続く」の意味。物理的な時間にも使える動詞で、ここでは願望の仮定法)
- If I don’t leave now, I might not leave at all: 今出なかったら、もう出られないかも(仮定法+強調。特に “at all” は「まったく~ない」を強める役割)
- I didn’t realize ~: ~とは思わなかった(”realize” は「気づく/理解する」で、会話で「今になってわかった」というニュアンスを出す)
- it had gotten so late: こんなに遅くなってた(”get late”=時間が遅くなる+過去完了。時間の経過への気づき)